日々好日

さて今日のニュースは

長崎新幹線FGT開発諦めフル規格変更か?

2016-12-17 06:47:05 | Weblog

長崎新幹線は在来線とフル規格新幹線両方走れる軌間可変電車FGTで運用すると
言う斬新な方法を取る予定でした。

処が何しろ世界でも初めての試みで台車に問題が出て時速200キロ以上の走行に
耐えられなくなり開発は挫折して居ます。

JRはまずは長崎新幹線で成果を見て北陸新幹線の延長部分で走行させ、将来的
には全国的運行を目指して居ました。

処が現実はそう巧く行って呉れそうもない。

其処でJR九州は弱腰になり2017年5月の検証走行試験で実用化が困難と判断
されたらフル規格が最終選択肢との見解を表明した。

其処までして長崎新幹線を開通させねばならない理由は、これまで国と長崎県との
約束がある事に由来して居ます。

古くは佐世保港米軍原潜入港反対闘争等から長崎県は国に新幹線開通を約束させた。
しかし経済問題なので後回しされたが、やっとFGT利用の新幹線が決まった。

このFGTの新幹線はフル規格の新幹線とは似ても似つかない名前だけの新幹線です。

長崎県としては今回のJR九州のフル規格の判断は願ってもない事ですね。

ただ私は長崎新幹線より長崎本線の完全複線化を願いたい。

此方の方がどれだけ県民のためになるか判らない。


前のめりの阿倍首相プーチン氏の思いの儘・経済協力3千億円出させられ領土問題全くなし

2016-12-17 06:02:46 | Weblog

日ロ首脳会談は初めから予測されて居たので何ら期待はしてなかったが、これほどまで
プーチン氏の一方的要求を飲まされるとは意外でした。

これにはプーチン氏のご機嫌を取ろうとする阿倍首相の思惑が見え隠れする。

プーチン氏は会談に先立ち、北方領土はロシアが正当に取得したもので全く返す理由は
ない事、今更日ロ平和条約結んでも意義がないと釘を刺して居ます。

其処まで言われて敢えて日ロ首脳会談を強行した意図は何なのか?

日本に取り何らメリットのない会談、急ぐ必要性があったのか?

狡賢いプーチン氏相手に日本の外交で勝てると思ったのでしょうか?

会談はプーチン氏の思惑通り北方領土で共同経済活動を取り付けた。

内容は先に阿倍首相が提案した8項目の経済協力プランに関連し民間企業68件の事業に
合意し投資額は総額3千億円規模となる模様。

阿倍首相は国の面目より経済優先を取ったとも言えますね。

大手商社丸紅が北極海のガス田開発・三井と三菱がサハリンの天然ガス生産基地増設に
協力し三井住友・みずほ銀行等が融資するそうです。

大手企業のためなら、北方領土問題等二の次、三の次なのですね。