遣り方一つで紛争に巻き込まれる懸念がある駆けつけ警護と宿営地の共同防衛
これは派遣されたPKOでは当然の事ですが日本は憲法上これが認められて
居ませんでした。
駆けつけ警護とは国連職員等が武器を持った集団に襲われて居る時要請によって
武器を持って救助に向かう事ですが、今まで日本はこれが出来ず傍観者でした。
宿営地の共同防衛も日本は他国軍に守って貰い此方もお客さん扱いでした。
処が段々傍観者として居られなくなり憲法解釈で集団的自衛権行使の容認する
法律が成立し、いよいよ明日から遂行可能となった。
日本も世界の一員で特別扱いは出来なくなりました。
日本国一国では遣って行けません。
お互い助けあって世界平和を保って行こうと言う趣旨です。
しかし原則的にはアブナイ所には近づかない、武器使用は出来るだけ控える事
としています。
現在日本政府は南スーダンの状況を治安は悪いと認識して居るが紛争当事者間の
停戦合意等PKO参加5原則は守られて居るとしてPKO派遣して居ます。
しかし南スーダンの一部では民族対立の紛争が激化し大変危険な状態にあると言う
噂も流されて居ます。
今回南スーダンPKO派遣の陸自部隊は10次派遣から11次派遣に交代します。
任務はインフラ整備ですが、今回から350人の隊員の内、60名が警備部隊と
なり新任務に就く事となります。
政府は状況が悪化し長時間銃撃戦が続けば撤収のあり得るとしています。
ただ南スーダンでは国連職員が暴徒の襲われ国連から要請があったにも関わらず
他国軍は動かず救えなく、一斉に非難の声があがったケースがあります。
PKOの信用を失墜させる事は避けたいが、同時に紛争に巻き込まれる事も避けたい
ですね。