日ロ首脳会談は初めから予測されて居たので何ら期待はしてなかったが、これほどまで
プーチン氏の一方的要求を飲まされるとは意外でした。
これにはプーチン氏のご機嫌を取ろうとする阿倍首相の思惑が見え隠れする。
プーチン氏は会談に先立ち、北方領土はロシアが正当に取得したもので全く返す理由は
ない事、今更日ロ平和条約結んでも意義がないと釘を刺して居ます。
其処まで言われて敢えて日ロ首脳会談を強行した意図は何なのか?
日本に取り何らメリットのない会談、急ぐ必要性があったのか?
狡賢いプーチン氏相手に日本の外交で勝てると思ったのでしょうか?
会談はプーチン氏の思惑通り北方領土で共同経済活動を取り付けた。
内容は先に阿倍首相が提案した8項目の経済協力プランに関連し民間企業68件の事業に
合意し投資額は総額3千億円規模となる模様。
阿倍首相は国の面目より経済優先を取ったとも言えますね。
大手商社丸紅が北極海のガス田開発・三井と三菱がサハリンの天然ガス生産基地増設に
協力し三井住友・みずほ銀行等が融資するそうです。
大手企業のためなら、北方領土問題等二の次、三の次なのですね。