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日本カレーの利点

2020-07-12 16:17:07 | グルメ
最近カレーと言えばインドカレーばっかり記事をアップしてきたけど、日本カレーにもインドカレーにないいいところがある。

短粒種の米とルーを使うのでもったりしがちでメシとカレーのなじみはインドカレーの長粒種&さらっとしたカレーに劣るがしっかり分離できる日本カレーならではの良さがある。代表的なのはダムカレーですね。
最近足を運んでないけどスプリングスひよしに行くと日吉ダムカレーが食べられるのだが、バイキング形式の時があって自分で作るダムカレーってのがある。
まぁ、日吉ダムですからご飯の盛り付けは重力式ですね。ちなみにご飯の盛り付けは
アーチ式・・・・・小盛り
重力式・・・・・・・並盛
ロックフィル式・・・・大盛
と思ってもらって間違いないです。
アーチ式ってのはコンクリの量を少なく抑えることができる代わりに谷間が広いとダメで、両側の尾根に提体に受ける水圧がかかってきますので両岸の岩盤が丈夫なことが大前提です。
重力式はコンクリの提体の自重で下向きに抑えることで水圧を受け止めるのでアーチ式より必然的にコンクリの量が増えます。
で、ロックフィル式は水を通さない提体を砂利・岩石などで緩やかな角度になるよう支えるので体積は一番大きくなります。
その原理がそのままご飯の盛り付けに反映されます。
日吉ダムカレーはルーの反対側に古代米を盛り付けてパターゴルフ場などのスペースを表していますが、古代米独特の黒い粒がちりばめられているのはきっとシカのフンですねw夜な夜なシカが草を食べに降りてきて所構わずフンこきますから芝生を歩くのは要注意です。座ろうものなら吉永小百合さんの歌じゃないけどそれこそ🎵腰を下ろせばシカのフン~ですねw
温泉側のフードコートでは世木ダムカレーってのがある。天若湖は上段の世木ダムと下段の日吉ダムの2段構造で発電用に残された自然越流の世木ダムは日吉側がたっぷんたっぷんになると水没する。何と自然越流がカツで発電用取水口に山賊揚げさらに殿田の壬生菜も付いてるじゃあ~りませんか♪
日吉ダムから峡谷を下流に降りて開けたところに出てくると発電所があり、自動車ではかなり移動するイメージがあるので標高差もあるかと思いきや発電所はフランシス水車を使ってますのでそれほどでもないようです。
かなりマニアックな話になりますが、水力発電の水車には衝動水車と反動水車があって、フランシス水車は反動水車に属します。反動水車は他にフランシス水車よりさらに低い落差を有効に回転に変換できる斜流水車、さらに低い落差を有効に回転に変換できるプロペラ水車があります。じゃあ高い落差を反動水車で受けてやればさらに水圧を受け止めて回転にごっそり持っていけるかと言えばそうではないんですね。
落差が大きいと水車の羽(これをランナベーンと言います)の間を流れるときの水圧で押されてランナベーンが後ずさりさせて水車を回した後、ポテンシャルが動力に持っていかれることで水圧を下げて水車の中心に流れ込んで排水されます。で、調子に乗って圧力を回転に変える能力(これを比速度と言います)が大きくしすぎると圧力差からランナベーンに真空の泡が立って水車の表面をめりめり引っ剥がします(これまたマニアックな話ですがこの現象をキャビテーションといいます)、でランナベーンをボッロボロにされるわけですね。
ですから落差と流量に応じて比速度が想定され、それにあった水車を選ぶわけですね。
なんだかかな~りマニアックな話になりますが、ダムの背景ってのも調べていけばダム探検がより楽しくなってきます。
ちなみに写真は日吉ダムのコンジットゲート=常用洪水吐放流をHPの放水量でかぎつけて野次馬しに行った時のものです。
さらにクレストゲート=非常用洪水吐放流の大迫力の動画を上げてる人がいますが、私はビビリなのでクレストゲート放流時の野次馬はしたことがありません。


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