ジェニファー・ユー監督、2011年の作品。2007年に大ヒットした「カンフー・パンダ」の続編。
このパート2の公開に先立ち、
遅ればせながら先日、DVDにて第一作を鑑賞したわけですが、
公開したらすぐ行くつもりが、もう2週間もずるずると観るチャンスを逃していました。
はてさて、今回はといいますと、
中国全土を火薬兵器で征服し、カンフーを根絶やしにしようとする
新たな敵、孔雀のシェンが登場します . . . 本文を読む
スティーブン・アンダーソンとドン・ホールの共同監督、2011年の作品。ディズニー・クラシックスの第51作目、6年ぶりのくまのプーさんシリーズ。また短編「The Ballad of Nessie」が本編上映前に併映されている。
イギリスのA・A・ミルンの童話が原作なのですが、
原題は「Winnie the Pooh」。
そして、仏題は「Winnie l'ourson」。
あれ? なんでフランス語で . . . 本文を読む
マーク・オズボーン、ジョン・スティーヴンソン共同監督、2007年の作品。ドリームワークスのおくるアニマルカンフーアニメ―ション。メイン声優はジャック・ブラック。
ずっと見たかったのだけれど、見るタイミングを逃していました。
このたび、第2弾がもうすぐ公開とのことで、
これは早く見とかないとと、DVDを購入してみることに。
カンフーに憧れるうどん屋の息子、パンダのポーが主人公。
カンフーの長老 . . . 本文を読む
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のゴア・ヴァービンスキー監督、2011年の作品。ジョニー・デップが声を担当したカメレオン、お調子者ランゴが活躍する、西部劇風アニメ。
主人公がカメレオン?? ってことで
面白いのかなぁといささか不安もありましたが、
観賞後の感想としましては、かなりハイクオリティな作品であると言えます。
まず、アニメのクオリティがスゴい。
あまりリアルな爬虫類というのは見たくない . . . 本文を読む
ウェス・アンダーソン監督、2009年の作品。
今回は『チャーリーと秘密のチョコレート工場』で有名なロアルド・ダールの児童文学を原作に、パペットを使ったストップモーションアニメにチャレンジした。
もともと、映画美術にはこだわりを持ち、
素晴らしいセンスを発揮してきた彼だけに、
作業は今まで以上に大変だったろうけれど、
ずいぶん楽しみながら作ったのだろうなーというのが想像できる。
キャラクターもち . . . 本文を読む
スタジオジブリ、2010年の作品。監督は本作で初メガホンを渡された米林宏昌。
ジブリ作品というと、どうしても宮崎駿作品と比較してしまうのけど、
最近のポニョにしてもハウルにしても、
ちょいと詰め込みすぎで、最終的なまとまり感のない作品が続いている一方で、
本作の場合、
ストーリーはとてもシンプル、テーマもシンプルで、
小粒ながら、うまくまとまった作品だなと感じました。
毒はあるにはあるんですけ . . . 本文を読む
イスラエル人のアリ・フォルマン監督、2008年のドキュメンタリー・アニメーション作品。
記憶から欠落した80年代レバノンでの自らの戦場での姿を捜し求め、かつての戦友たちに当時のエピソードを訪ね歩く。
実際に撮影したドキュメンタリーをアニメ化して作っており(すべてではないのだろうが)、虚構と現実の境目が揺れ動くような映像になっている。
おそらく記憶がない主人公の不安感を象徴させる演出なのだろう。
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「時をかける少女」の細田守監督が、再度、脚本に奥寺佐渡子、キャラクターデザインに貞本義行のチームでおくるSF冒険アニメ、2009年の作品。
「時をかける少女」のときもそうだったけれど、
ちょっとくさい感じがあって、
この作品でも、それが鼻につかないわけではなかったが、
それでも丁寧に作っている誠実さは感じられ、好感は持てた。
舞台となるインターネットの
OZショッピングモールの世界観が卓越して . . . 本文を読む
「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズの神山健治監督、2009年の作品。
公開されて比較的早い段階で見てきました。
早くあのモヤモヤ感を解消したかったので!
しかもこの作品の聖地である豊洲で見て参りました。
しかし、映画館検索したら、
ずいぶん公開映画館少ないのですね。
まぁ、前作のクオリティでは納得ですが。
で、劇場版第二弾ですが、
そうですね、テレビ版のワクワク感が復活していてまずは安心し . . . 本文を読む
「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズの神山健治監督、2009年の作品。
コンビニで偶然この作品のポスターを見て、
その監督が神山健治氏であることを知り、
まずはDVDで全5巻のテレビシリーズを見てみました。
テーマに9・11以降の世界全体が抱える将来的不安みたいなところがあって、さすが神山監督と感心させられました。
「攻殻機動隊S.A.C.」で見られた圧倒的な情報量や、スピード感あふれるハラハラ . . . 本文を読む
「キリクと魔女」のミッシェル・オスロ監督、2006年の作品。
昔のおとぎ話のようなファンタジーアニメ。もとの寓話でもあるのかな思ったけれど、原作もオスロ監督が担当している。
たぶんフランスの植民地になっているイスラム文化圏のアフリカ大陸のどこかの国からやってきたのだと思う。アラビア人のジェナヌはフランスの領主の家でその息子アズールの乳母することになった。彼女にはアスマールという同じくらいの子 . . . 本文を読む
総監督、庵野秀明、監督、摩砂雪&鶴巻和哉でおくる新劇場版として生まれ変わったエヴァンゲリオン全4部作の第1弾。2007年の作品。
「破」のストーリーがかなり変わっていたので、まったく状況もしらず、おんなじ調子かしらと思ってDVDを買ってしまったけれど、
こちらは前の焼き直しでした。
ちょっとガッカリ。
次作の「Q」が楽しみ。
海外版 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 予告
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総監督、庵野秀明、監督、摩砂雪&鶴巻和哉でおくる新劇場版として生まれ変わったエヴァンゲリオン全4部作の第2弾。2009年の作品。
なんとなく映画をみたくなって、時間に合うというので、前情報も何もなくフラフラと劇場に足を運びました。
で、びっくりしたのですが、コイツは、もうストーリー自体、完全にいじくり倒しているのですね。
エヴァが産み落とされ、長い時間が経ちましたが、以来、いろんなところで題 . . . 本文を読む
フランスのクリスチャン・ヴォルクマン監督、2006年の作品。スタイリッシュなモノクローム映像で表現する近未来SFアクションアニメ。
ストーリーとしては、医薬品開発途中で、老化防止どころか、永遠の命の仕組みを発見してしまった研究者をめぐって、医薬品組織とアウトローな警察官が対峙するという、ありがちといえばありがちな内容。
とはいえ、なかなか面白い映像でそれなりに楽しめた。
…とはいえホンネと . . . 本文を読む
「ファインディング・ニモ」のアンドリュー・スタントン監督、2008年の作品。ゴミの山となった地球に一人残され、黙々とゴミ処理を700年も続けてきたロボット、ウォーリーのお話。
さすがピクサースタジオ、はずれはないといったところでしょうか。
予告編観るだけで泣ける、良質な映画であるいう予想はまったく裏切られませんでした。
宇宙船でやってきた光合成生物探査ロボット、イヴに、人間にあこがれたウォーリ . . . 本文を読む