「時をかける少女」「サマーウォーズ」の細田守監督、2012年の作品。オオカミオトコと恋をして、二人の子供「雪」と「雨」を授かった花、人間とオオカミ、どちらとして育てるのか、一人残された母親の子育ての記録。
「時をかける少女」と「サマーウォーズ」はきっとフランスでも評価が高かったのでしょう。
(こちらの本屋などで時折ポスターを見かけることがあったし)
日本での公開から間もないにもかかわらず、パ . . . 本文を読む
ピクサーのマーク・アンドリュース監督、2012年の作品。10世紀頃のスコットランドを舞台に、おてんば王女メリダが自分の犯した罪を自らがつぐなう冒険のストーリー。原題は「Brave」。
ピクサー作品と冠されたアニメは一応すべてチェックしているつもりだったのですが、
実は結構見逃している作品が多く、
この作品の前作は「WALL・E」だと思っていたら、
それはもう4年も前のお話。
確認してみると、ちゃ . . . 本文を読む
「人狼 JIN-ROH」の沖浦啓之監督、2012年の作品。海洋学者だった父を亡くし、母と二人で瀬戸内海の島へ移り住むことになった内気な小学6年生の少女ももの、妖怪と過ごす一夏の体験。
アニメ作品における動画CGの取り入れ方ってかなりセンスがいると思うけれど、
この作品でも、やっぱ連絡船の入港シーンとか違和感あったかな~。
CGを使うと計算してリアルな動きに作れるのだけれど、
それをラインをそぎ落 . . . 本文を読む
「風の谷のナウシカ」の宮崎駿監督、1986年の作品。ラピュタの末裔シータと見習い機械工パズーの冒険活劇。
「魔女の宅急便」とセットになったDVDでして、、、
その流れにのってフランス語音声、フランス語字幕で楽しみました。
ムスカの「目がぁー、目がぁー」のセリフが、
「mes yeux! mes yeux!(メジュー! メジュー!)」と近い響きだったのが非常に嬉しかったです。
僕は駿の作品で何 . . . 本文を読む
「風の谷のナウシカ」の宮崎駿監督、1987年の作品。角野栄子の同名小説をアニメ化した。
風邪を引いてしまったので家でおとなしくしていようと、
フランス語の勉強になると思って買ってたこのDVDを観ることに。
このDVDは音声が日・英・仏あって、サブタイトルが英・仏あるので、
音声・字幕を仏・仏にしたら、いいあんばいになるのではないと。。。
ま、
実際には音声と字幕は表現がけっこう違ったりします . . . 本文を読む
シンガポールのエリック・クー監督、2010年の作品。劇画マンガ家・辰巳ヨシヒロの自叙伝『劇画漂流』を原作とし、同氏の短編作品5話をおりまぜ、その半生をつづるアニメーション。
第64回カンヌ国際映画祭では
オフィシャル・セレクション(ある視点部門)に選出された作品なのですが、
日本では未公開なんですねぇー。
編集がドキュメンタリータッチで固いのが駄目なんですかねぇ。
ともかく、たしかに辰巳の . . . 本文を読む
「シャーク・テイル」のビボ・バージェロン監督、2011年の作品。とある実験により巨大化してしまったノミと、歌手ルシールの不思議な友情を描くCGアニメ。
ルシールの声を演じているのはヴァネッサ・パラディ。
もちろんたくさん使われてる劇中歌も彼女が歌っています。
パリを幻想的にCGアニメ化してるのが面白かったなー。
あと歌もかわいいです。
A Monster In Paris Trail . . . 本文を読む
「シュレック3」のクリス・ミラー監督、2011年の作品。「シュレック」で登場した長靴をはいたネコを主人公にしたスピンオフアニメ。声を演じるのはもちろん、アントニオ・バンデラス。
面白かったです。
おそらくトレーラー見て、作品の雰囲気は分かると思うけれど、
まさにあんな感じ。
ずっとあのテンションが最後まで続き、
終劇後はスッキリした感じで、映画館を後にできると思います。
(会場では終わった後、拍 . . . 本文を読む
「河童のクゥと夏休み」の原恵一監督、2010年の作品。森絵都の同名児童小説をアニメ化。
死んだはずだった主人公は、
神らしきものの使いから、特別なチャンスを与えると、
無理矢理に下界に引き戻される事になった。
少年の姿をしたその使いの話によると、
自殺した14歳の少年「マコト」の体に入り、下界で修行し、
その成果が認められれば、輪廻のサイクルに戻れるという。
そして、目が覚めるとそこは病院、
見 . . . 本文を読む
いわずと知れたスティーヴン・スピルバーグ監督、2011年の作品。ベルギーの漫画家エルジェの同名漫画シリーズの「なぞのユニコーン号」「レッド・ラッカムの宝」「金のはさみのカニ」を原作とし、モーションキャプチャ技術を使ってアニメーション映画化している。
ヨーロッパのヒーロー、タンタンということで、
パリでもずいぶん前からこのリアルタンタンの映像は流出しており、
否が応でも気にならされておりました(笑 . . . 本文を読む
「ゲンスブールと女たち」のジョアン・スファール監督、2011年の作品。フランス漫画家である自身の同名人気作品を自ら映画化したもの。
1920年代のアルジェリア。
ユダヤ教のラビの家に飼われている猫が、
ある日、ペットのオウムを飲み込み、人間の言葉を喋るようになる。
ラビは彼とさまざまな宗教的な問いを交わし、
ともに旅をして他宗教者とも出会い、
宗教のさまざま考え方や矛盾などに触れていくことにな . . . 本文を読む
「トムとジェリー」のジーン・ダイチ監督、1996年の作品。ニューヨークに住む「不思議の国のアリス」のアリスちゃんが、ルドウィッヒ・ベーメルマンスの絵本「げんきなマドレーヌ」のマドレーヌちゃんに憧れ、パリに会いに行くお話。
犯罪的に素敵なコラボレーションですね。
絵がとてもかわいらしく、
「クルテク」や「チェブラーシカ」級に
語り継がれるべきアニメでありましょう。
ストーリーは
ニューヨークの . . . 本文を読む
「青の6号」の千明孝一監督、2006年の作品。宮部みゆきの同名ファンタジー小説のアニメ映画化。メインキャストには、松たか子、大泉洋、常盤貴子、ウエンツ瑛士ほか。
これももう2006年なんですねー。
ずっと見ようと思っていてほったらかしでした。
ストーリーは主人公ワタルの両親が離婚し、
母親が倒れてしまうところから始まる。
そんななか出会った不思議な転校生ミツル。
彼は不思議な魔法を使い、
とあ . . . 本文を読む
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「ベルヴィル・ランデブー(LES TRIPLETTES DE BELLEVILLE)」のシルヴァン・ショメ監督、2010年の作品。フランスのコメディアン、ジャック・タチの脚本をもとに、売れない老手品師と貧しい少女アリスとの交流を描く。
「 . . . 本文を読む
「ベルヴィル・ランデブー(LES TRIPLETTES DE BELLEVILLE)」のシルヴァン・ショメ監督、1998年の作品、初の短編映画。
とても強烈な印象が残る作品です。
一人の貧乏な警備員が
公園で鳩に大量の餌をあげている老婦人に出会う。
三度の食事もままならない彼は、ゴテゴテに太った鳩達がうらやましくてたまらない。
ある日彼は、鳩のマスクを作り、鳩になりすまして、老婦人の家を訪れる . . . 本文を読む