夏休み明けの授業は、高科正信先生の二回目の授業です。
本日は三時間授業です。
8月の出来事を少しお話されました。
8月2日に『かさ』『だいちゃんとうみ』の作者、太田大八さんが97歳で他界されました。
「ご高齢になる作家が多いので心配です」と、高科先生はおっしゃっていました。
楽しかったことでは、子どもが主人公の台湾映画『冬冬の夏休み』を観られたそうです。
子どもが主人公の映画は、絵本を描くのなら沢山観た方がいいです。
他にオススメの映画も紹介していただきました。
『ニューシネマパラダイス』
『冬の小鳥』
オススメの漫画も少し
『ランド』山下和美
『AIの遺電子』山田胡瓜
近未来だったり空想の世界であったりするのですが、人とは何か?と伝えているところがあり、面白いそうです。
高科先生は映画など絵本以外の話をされるので、皆さん毎回楽しみにしています。
では、本日のテーマは「ファンタジーとしての手法」です。
物語にはファンタジーとリアリズムの二種類があります。
本日はファンタジーの絵本についてのお話です。
ファンタジーの物語で代表作は『ナルニア国ものがたり』C・S ルイス 1950年(岩波少年文庫)があります。
ファンタジーのお話は、ここではないところ(非日常)のお話です。
ファンタジーの世界へ行くには、扉が必要です。
『ナルニア国ものがたり』では、洋服ダンスが扉になります。
絵本にはファンタジーでしか書けないことがらがありますが、
魔法が使えるや妖精が出てくるというような夢の世界は、ファンタジーだからOKと考えない方がいいです。
あまんきみこ・安房直子・神沢利子の書くファンタジーのお話を読むといいですよ。
他にもオススメの絵本を紹介していただきました。
『トムは真夜中の庭で』フィリパ・ピアス 1975年(岩波少年文庫)
『想い出のマーニー』 ジョーン・G・ロビンソン 1967年(岩波書店)
『まぼろしの小さい犬』フィリパ・ピアス 1962年(岩波少年文庫)
『銀のほのおの国』 神沢利子 1997年(福音館文庫)
『わたしいややねん』 文 吉村敬子 絵 佐々木麻こ 1980年(偕成社)
『ゆめのおはなしきいてェな』文 吉村敬子 絵 佐々木麻こ 1980年(偕成社)
『だあれもいない?』 文 あまんきみこ 絵 渡辺洋二 1990年(講談社)
【課題】
書きだしが、
くる日もくる日も北風の吹く寒い山の中に、熊の家がありました。
で始まるお話を書いて下さい。
枚数は自由・題名自由です。
10月26日(水)提出です。
課題についての大切なことを、高科先生からお聞きしました。
1・書き上げる(締切が過ぎたとしても書き上げて提出する)
2・書き直す
3・声に出して読んでみる
、は、一呼吸 。は、二呼吸
、。で文体が表れる。リズムを左右する。時間の流れを感じる。
文章の中で句読点の打ち方が、とても重要なことを説明していただきました。
次回11月2日(水)は「リアリズムの手法」がテーマです。
本日は三時間授業です。
8月の出来事を少しお話されました。
8月2日に『かさ』『だいちゃんとうみ』の作者、太田大八さんが97歳で他界されました。
「ご高齢になる作家が多いので心配です」と、高科先生はおっしゃっていました。
楽しかったことでは、子どもが主人公の台湾映画『冬冬の夏休み』を観られたそうです。
子どもが主人公の映画は、絵本を描くのなら沢山観た方がいいです。
他にオススメの映画も紹介していただきました。
『ニューシネマパラダイス』
『冬の小鳥』
オススメの漫画も少し
『ランド』山下和美
『AIの遺電子』山田胡瓜
近未来だったり空想の世界であったりするのですが、人とは何か?と伝えているところがあり、面白いそうです。
高科先生は映画など絵本以外の話をされるので、皆さん毎回楽しみにしています。
では、本日のテーマは「ファンタジーとしての手法」です。
物語にはファンタジーとリアリズムの二種類があります。
本日はファンタジーの絵本についてのお話です。
ファンタジーの物語で代表作は『ナルニア国ものがたり』C・S ルイス 1950年(岩波少年文庫)があります。
ファンタジーのお話は、ここではないところ(非日常)のお話です。
ファンタジーの世界へ行くには、扉が必要です。
『ナルニア国ものがたり』では、洋服ダンスが扉になります。
絵本にはファンタジーでしか書けないことがらがありますが、
魔法が使えるや妖精が出てくるというような夢の世界は、ファンタジーだからOKと考えない方がいいです。
あまんきみこ・安房直子・神沢利子の書くファンタジーのお話を読むといいですよ。
他にもオススメの絵本を紹介していただきました。
『トムは真夜中の庭で』フィリパ・ピアス 1975年(岩波少年文庫)
『想い出のマーニー』 ジョーン・G・ロビンソン 1967年(岩波書店)
『まぼろしの小さい犬』フィリパ・ピアス 1962年(岩波少年文庫)
『銀のほのおの国』 神沢利子 1997年(福音館文庫)
『わたしいややねん』 文 吉村敬子 絵 佐々木麻こ 1980年(偕成社)
『ゆめのおはなしきいてェな』文 吉村敬子 絵 佐々木麻こ 1980年(偕成社)
『だあれもいない?』 文 あまんきみこ 絵 渡辺洋二 1990年(講談社)
【課題】
書きだしが、
くる日もくる日も北風の吹く寒い山の中に、熊の家がありました。
で始まるお話を書いて下さい。
枚数は自由・題名自由です。
10月26日(水)提出です。
課題についての大切なことを、高科先生からお聞きしました。
1・書き上げる(締切が過ぎたとしても書き上げて提出する)
2・書き直す
3・声に出して読んでみる
、は、一呼吸 。は、二呼吸
、。で文体が表れる。リズムを左右する。時間の流れを感じる。
文章の中で句読点の打ち方が、とても重要なことを説明していただきました。
次回11月2日(水)は「リアリズムの手法」がテーマです。