絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2019年12月28日(土)イラストレベルアップコース・山内庸資先生

2019-12-28 20:38:18 | イラストレベルアップコース

今年最後の授業は、イラストレベルアップコースで山内庸資先生の授業でした。

「イラストの強度を上げる」
書店に並んでいても飽きがこなくて、なおかつ印象的なイラストが描けることが大事です。
書籍のカバーを描くとそこから仕事が繋がり、またカバーイラストが気に入ってもらえるとカットイラストの仕事も入ってきます。



カバーイラストは人物のイラストが多いので、人物が描けるようになると強みになりますね。

そうゆうことで今日の授業では、人物の全身(正面)を描きました。
まず好きに描いてみて、次に山内先生のアドバイスを元にもう一度描いてみます。



山内先生がどう描いているのか、実際に描いて見せていただきました。
一本の線を描くのも丁寧さが必要です。



短い時間でどんどん上達していますね。



山内先生のアドバイスをお聞きしながらも、皆さんのこれからの方向性を聞いていきました。



次回の授業まで一ヶ月近くの休みがあるので、イラストを描いてどんどんSNSにアップし実践してくださいね。 

 

 

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2019年12月21日(土)イラストじっくりコース・たかいよしかず先生の授業内容

2019-12-21 19:56:12 | イラストじっくり塾
たかいよしかず先生の3回目の授業は、
課題「オリジナルキャラクター」の講評を行いました。



 

 

 

  

恐竜を擬人化している方、海の動物と陸の動物でキャラクターを作ってた方、北海道のキャラクター、もみじまんじゅう などなど
楽しいキャラクターが揃いました。

たかい先生からは、
・設定を細かく作り込むことにより、キャラクターが勝手に動くようになる
・正反対のキャラクターを登場させると話が広げやすくなる
・沢山の種類でキャラクターを作ると、グッズ化や絵本・アニメにもなりやすいです
など。

後半は次回の課題でもある四コマ漫画を考えました。



たかい先生作の『くろくまくん』シリーズを例にしてお話。
『くろくまくん』は四コマを3つつなげて作られています。
同じパターンを3回繰り返すと面白くなるとのこと。

『ごちそうくろくま』は10月の出版だったので、ハロウィンを意識してオレンジの色にし、
オレンジ色で何が描けるかを考えられたそうです。





アイデア出しでは一つのテーマを決めて、まず頭の中に出て来たものを書き出します。
そこからキャラクターの世界観を設定すると話が出来やすいです。

次回(3月28日)の課題では、
・四コマ漫画を描いてくる
・人が思いつかない素材で何か作品を作ってくる、または今までに使ったことのない画材で描いて来てください。
作る物は自由です。見たことのない作品を作ってきてくださいね。

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2019年12月20日(金)文章たっぷりコース第4回目の授業内容(高科正信先生)

2019-12-20 23:17:08 | 文章たっぷりコース
文章たっぷりコース、今年最後の授業は、
どんな一年でしたか?という話題から始まりました。
いつもは穏やかな日常を過ごしている高科先生ですが
最近あったアクシデントについてお話ししてくださいました。

皆の脳みそが動き出してきたところで、
いつものテキスト『間違いだらけの文章教室』(高橋源一郎・著)から
前回に学んだ「絶対に書けない文章」の続きです。



今日は『池袋・母子餓死日記』について。
音読するのが辛いような内容で、実際に息子とともに餓死した母親が
亡くなる前、几帳面にノートに記したものを紹介していました。

高科先生は一貫して、
「文章は読む人を想い描きながら書きなさい」とおっしゃっています。
ではこの母親は一体誰に読んでもらおうとしてこの文章を書いたのか?
きっと彼女には書くことしか残っていなかったのではないでしょうか。

このことを踏まえて、自分たちはどうやって文章を書いていけば良いのか
書くことについての考え方や、書く内容についての考え方を
見直す重要さを学びました。



その後、先生が吉野弘や茨木のり子の詩をいくつか朗読してくださいました。
文章を書いていくうえで、詩人たちの言葉の選び方や使い方を知り
彼らの言い回しや表現の仕方を、自分の引き出しの中に持っていて欲しいとのことでした。



続いて、先生が古書店でまとめて買ったという
まど みちお さんの詩集の紹介をしてくださいました。
装画はなんと、長新太さんです!



童謡でよく知っている「ぞうさん」の詩も
文章にすれば違ってくることを知り、皆驚いていました。

最後の10分間で「わたしはわたし」の書きだしで始まる文章を書くワークショップをし
前回の課題「わたしは●●」のタイトルの文章を提出して(先生が添削をしてくださいます)
新たに「もし命があと3日しかなかったら(どうやって過ごすか)」というテーマで
自由に書いてくる、という課題をもらって終了しました。

次の授業は1月17日です。
年末年始に「余命3日をどう過ごすか」という重いテーマが頭の中をぐるぐる回っているかもしれませんが
皆さん楽しいクリスマスとお正月をお過ごしくださいね!


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2019年11月17日(日)絵本レベルアップコース・高畠純先生の授業内容

2019-12-19 18:10:14 | 絵本研究科
10月の1回目の授業は、台風の影響で休講になりました。本日が絵本レベルアップの第1回目の授業になります。



●絵本作家になるには、どんなコンペに出せばいいのか。
絵本作家になるには、色々な方法がありますが、そのなかのひとつとしてコンペがあります。
多数の絵本コンペがありますが出版に一番近いのは、「ピンポイント絵本コンペ」と「講談社絵本新人賞」のふたつです。
ここからデビューしました絵本作家は多数います。 詳しくはネットなどを見て情報をチェックしてください。



本日の授業は、回文を作って絵を描いていきます。
文自体があまり意味をなさなくても絵をつければ、面白くなるような文を考えます。
例えば「ナスおスナ」この文は文字だけを読めば、あまり面白くありませんが、
ナスがたくさんいて、押し合いをしている。満員電車の乗客が全て「ナス」でナスが押すなと言っている。
などの絵をつけるとシュールで絵本らしい絵になりますね。



『どっちからよんでも』
文・本村亜美 絵・高畠純
出版社・絵本館

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2019年12月14日(土)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業内容

2019-12-19 17:26:56 | デッサンクラス
今日は、須磨水族園でスケッチです。
前回の王子動物園のように、小春日和で暖かいスケッチ日和になりました。
11時から館内でスケッチをして12時に、入口から入った波の大水槽の前で描いたスケッチを講評します。



  

次は1時30分に同じところに集合をして、講評をしました。
魚類は例外もありますが手足がないので、横から見た魚は割と描きやすいのですが、正面や上・下からのアングルは、あまり見たことがないので描きにくいですね。
まずは、魚をよく観察して目やヒレの位置などを確認しましょう。

外でのスケッチは、恥ずかしと思う方もいますが、仲間がいれば安心してスケッチができますよ!

生徒さんが描いたスケッチ
  

タケウマ先生が描いたスケッチ

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