goo blog サービス終了のお知らせ 

絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

ゴールデンウィーク・絵話塾の説明会(ガイダンス)日程

2025-04-29 20:04:16 | 絵話塾からのお知らせ

【絵本とイラストの塾、絵話塾の説明会(ガイダンス)ゴールデンウィーク日程】

2025年度 秋から始まる講座です。ぜひご参加、お待ちしています。

ご希望があれば、授業の見学や体験受講もしていただけます。

 

 

・5月 3日(土) 14:00~  16:00~

・    4日(日) 14:00~  16:00~

・    5日(月祝)14:00~  16:00~

・    6日(火祝)14:00~  16:00~

 

入塾を考えている方は絵話塾までご連絡ください。

興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

こちらの日程以外でも、できるだけご希望に添えるよう個々に対応させていただきます。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

  ……………………………………………………………………………………………………
〒650-0022
神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F
ギャラリーVie 絵話塾 担当・村上政行
mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
URL:https://www.galleryvie.jp/
tel.078-332-5808
fax.078-332-5807


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025年4月16日(水)絵本わくわくコース 20日(日)絵本ゆっくりコース・太田朋先生の授業内容

2025-04-24 17:35:34 | 絵本ゆっくり塾

4月16日(水)絵本わくわくコース 20日(日)絵本ゆっくりコースは、太田朋先生の今期最後の授業でした。

授業の内容は同じですので、まとめてアップさせていただきます。

 

「エピソード絵本」ということで、悩まれた方が多かったようでした。

どんなエピソード絵本にされてきたか楽しみです。では、発表していきましょう。

 

 

・子どもの頃の遊び

・愛犬との思い出

・幼稚園に行くまでのワクワクした気持ち

・近所のパン屋さんとのご縁

・骨折したときのこと

・海外で過ごした思い出

・子どもとお父さんの遊び

・自分との対話

・子どもの頃の怖い経験

・子どもの頃の妄想

など、子どもの頃から現在のことなど、テーマはさまざまでした。

ユーモアのある絵本や、形が脚のギブスの形になっているアイデア絵本もありました。

 

発表後は、それぞれの作品を手に取って読んでみて、どの絵本が良かったかなどの感想もお聞きしました。

太田朋先生の授業は最後でしたので、少し時間を延長して、簡単なワークショップをしました。

 

ポストカードサイズの紙に何か簡単な形を描いて、別の人がその形に描き足してイラストを完成させます。

初めに描いた形がどんなイラストになるか楽しみですね。

楽しいイラストが完成しました。

太田朋先生、今期も楽しい授業をありがとうございました。

 

授業後、絵本ゆっくりコースの生徒さんで、イタリアのボローニャで開催されていたブックフェアに行ってこられた方が報告会をしてくださりました。

四角い籐のかごを空けると、ご自身の名刺やポストカードが飾られています。

もちろん絵本も用意して、海外の出版社の方ともお話されたそうです。

お土産のお菓子やみんなで持ち寄ったお菓子をつまみながら、ボローニャブックフェアでの写真を見せていただきました。

ブックフェアでは、海外のブースがとても楽しくて可愛かったそうです。

この時期は、ボローニャブックフェア目当ての観光客が多いので、cafeなどで「どこから来たの?」と、声を掛け合いお友たちになるケースも多いそう。

とても刺激的です。いつか行ってみたい街ですね。

報告会、ありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【絵本とイラストの塾、絵話塾の説明会(ガイダンス)日程】

2025年度 秋から始まる講座です。ぜひご参加、お待ちしています。

ご希望があれば、授業の見学や体験受講もしていただけます。

 

 

・4月26日(土)12:00~   17:00~

・   27日(日)15:00~ 

・   29日(火・祝)12:00~ 14:00~

 

入塾を考えている方は絵話塾までご連絡ください。

興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

こちらの日程以外でも、できるだけご希望に添えるよう個々に対応させていただきます。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

  ……………………………………………………………………………………………………
〒650-0022
神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F
ギャラリーVie 絵話塾 担当・村上政行
mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
URL:https://www.galleryvie.jp/
tel.078-332-5808
fax.078-332-5807


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025年4月12日(土)文章たっぷりコース第6期・第10回目の授業内容/高科正信先生

2025-04-22 20:09:05 | 文章たっぷりコース

この日は須磨海岸の潮干狩りの話から始まりました。
前回の授業は桜がどうこう…という話題だったと思うので、季節の移り変わりは早いですね。

先日高科先生のところに、韓国で翻訳出版された絵本の印税(出版社の「国際部」から)と、電子書籍の印税が振り込まれたそうです。印税と言っても、最近はいろいろあるのですね。
その他、いろんな出版社の対応のこと等、作家になってからの貴重な「あるある」を教えてくださる、高科先生なのでした。

さて、授業の最初は、前回少し出てきた他の方の愛読書(お薦め書籍)についてから。
先生が大切に保存しておられた、1978年春に発行された「子どもの本の店 “夕鶴”の『わたしのすすめる50冊』〜今江祥智・上野瞭・灰谷健次郎さんによる」を見ていきました。( “夕鶴” は当時大阪の放出にあった店で、作家の講演会なども行っていたそうです)
さまざまな種類(古典・翻訳・新作・評論・教育…等々)の子どもの本の中から、3人のセレクトが被っている本もあり、その人独自セレクトの本や、もちろんご自身の本もあり、その時代の流行も投影されていて、興味深いリストでした。
読んだことのある本を読み返したり、読んだことのない本に挑戦するのもよし。
せっかく貴重なリストを見せていただいたのですから、どうぞ皆さんの役に立ててください。
さまざまなジャンルの本を読んで、文章を書くための栄養補給をいたしましょう!

このリストを作った3人の方は、高科先生が “ 師匠 ” と仰いでいる児童文学の作家だそうですが、若い頃の先生は「この人に自分の作品を読んでもらいたい」という気持ちから、彼らが選者になっているコンテストを調べて応募したそうです。
それぞれのコンテストには、選者ももちろんですが、どのようなタイプの作品が選ばれやすいかというものが存在しているので、応募する前にそのあたりを調べて対策を立ててから提出するとよいでしょう。

ということで、テキスト『「書く力」私たちはこうして文章を磨いた』(池上彰・竹内政明 著/朝日新書) は
第二章 本当に伝わる「表現」とは の続きで
・戯作者の手法
・季節感の出し方
のところを皆で読んでいきました。

そして、その中に出てくる毒舌家代表として、斉藤美奈子さんの『文章読本さん江』(ちくま書房) の「本多勝一の民主化運動」のところを見ていきました。

世の中に「文章読本」の類は多く存在しており、古くは川端康成や三島由紀夫から、井上ひさし、江國滋、国学者の大野晋など、いずれもさまざまな観点から文章を書くことについて論じているのですが、
斉藤さんは本多勝一の『日本語の作文技術』の一部を抜粋して、容赦なくこき下ろしています。
テキストの中では池上さんも「斉藤さんは怖い人」だと言っておられますが、きちんと本を読み込まないとここまでは書けないと、高科先生も褒めておられました。
毒舌に見えても、相手に対するリスペクトが必要なのでしょうね。

季節感について、テキストの中では新聞のコラムなどを例に挙げていますが、日本列島は長いため南北で季節が異なるということを忘れがちなので、そこを気をつけて書きましょうということでした。

   

休憩を挟んで、前々回の課題(これ、ホントのこと?と読む人に思わせるようなウソ話・ホラ話=つくり話 を書く)を返却するにあたり、一人の生徒さんの作品を読んでくださいました。

そこで、どうやってこの発想が出てきたか?の話になり、外国人の主人公はご自分の名前をもじった人物だということが明かされました。皆一斉に「わぁ〜」と感嘆の声。
小説はほとんどが作り話のため、このような発想で書くのはとても良いそうです。

先生が最近読み直している 千葉ともこの『震雷の人』(文藝春秋) は、中国の唐の時代に起こった「安史の乱」の史実を元にした歴史小説で、登場人物にも実在の人がたくさん出てくる、とても面白い作品だそうです。

高科先生の師匠である上野瞭氏が言うには、
「小説というのは、(ちょっとしたものではなく)真っ赤なウソを書くものであり、その中に一服の毒を盛らなければならない。
またその毒は即効性があるものではなく、時間をかけてじわじわ効くような毒である必要がある。
作家の仕事というのは、そういう毒を盛ることだ。そして、その毒の中身は
『人生は差し替えがきかない一回きりのものだから、人生では苦しんだり悩んだりすることが必要なんだ』ということである」
子どもの本を多く書いてきた上野氏には、子どもの本にはそのような毒が必要であるというポリシーがあるのだそうです。

  

彼の初期の作品『ちょんまげ手まり歌』 (井上洋介 絵・理論社)や、『目こぼし歌こぼし』( 童話館出版)は時代ものですが、その中で本当に描きたかったことは現代社会のことであり、もちろん遅効性の毒が含まれているとか。

「つくり話」ということで、以前に高科先生が書かれた『ぽいぽいぽーい』と、村山早紀氏が書いた『桜の木の下で』という二つの短編を読んでくださいました。
どちらの作品にも “仕掛け” があり、読み進んでいくうちにその世界に入り込めるような作りになっていました。

作り話は、どんなふうに作っていっても良いけれど、読み手がその話を本当にあったことのように感じて、思わず引き込まれて読めるような作品が優れていると言えるでしょう。
そのような作り方は分かっていても、きっかけを思いつかない、そんなやり方に馴染んでいないとなかなか難しいかもしれません。
そんなきっかけの延長線上に、前回の課題「もしも私が○○だったら…」があります。(※この日提出するもの)

そして、この日の課題は「わたしの主張」でした。

そのヒントになるように、新聞記事の切り抜きを3つ紹介していただきました。
①朝日新聞2025年3月15日の「くらし」から、益田ミリのエッセイ「オトナになった女子たちへ」の一作『 “お母さん”になった日』
② 〃 2025年4月1日の「天声人語」から“日本ウソツキクラブ” についての話
③ 〃 2025年3月22日の東海林さだおの「まだまだ!あれも食いたいこれも食いたい」の『 モーモー税』
この3つのように、どんな主張でもよいので、自分の言ってみたいことやどうしても言いたいこと〜小さな主張から大きな主張まで、どんなことに関しても構わないので、言いたいことがあったらこの際言ってみましょう、というのが今回の課題のテーマです。
いろんなことを書くというのも勉強になるので、挑戦してみましょう!

最後に、生徒さんから漢字の使い方について質問がありました。
先生はおおよその読者の対象年齢や、登場人物に合わせて使う漢字を決めて書いておられるそうです。
大人が対象の場合、漢字は好きなように使えばよいのですが、漢字だらけになると紙面が真っ黒になったりするので
自分の中で目安を決めて書くとよいそうです。

本来は、事・物・様・風・方など抽象的なものを表す場合はひらがなで書き、具体的なものについて言及するときは漢字で書くという約束事があるのですが、気にせず使っている人が多いです。
でも、本来はひらがなで書くということは知っておいてくださいね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025年4月13日(日)絵本ゆっくりコース・絵本編集者 木村真先生の授業内容

2025-04-17 16:13:04 | 絵本ゆっくり塾

本日は、絵本編集者の木村真先生の授業です。

木村先生は先日、イタリアのボローニャで開催されていたブックフェアに、海外絵本のバイヤーとして、行っておられました。

ブックフェアのパンフレットや、絵本を見せていただきました。

 

文字無し絵本(サイレントブック)です。絵だけで説明するので難易度が高く、まだ日本では少ないジャンルの絵本です。

ボローニャの話をしてくださった後に、ミニ絵本のワークショップをしました。

 

本日のテーマは、「食べ物」 展開のルールとして、繰り返しのある絵本を考えてください。

約1時間で出来るところまで制作します。あとで発表しますよ。

ミニ絵本ですが、32ページありますので、ただ繰り返すだけでなく、最後に「おっ、なるほど!」とオチがあると更にいいので、絵本の展開を考えて制作してみましょう。

時間がある人は、簡単に着色もしてください。

 

そろそろ時間がきました。

一人ずつ発表していきましょう。

 

・好きな食べ物なぁに? ・・・ シンプルで分かりやすい内容

・質問形式の絵本・・・めくる前のページに、ヒントとなるイラストが描かれているといいですね

・食べ物が変化する・・・アイデアが面白くページをめくる楽しみがある

・包む食べ物・・・ページをめくる楽しみがある。 子どもが好きな食べ物だと更に良い

・食べたものが、髪型や洋服に変身する・・・食べたものが栄養になるイメージ

・お弁当をテーマにした絵本・・・和食、洋食で食材が変わるところを面白く表現している

・お料理の工程・・・子どもが作りたくなるようなレシピ絵本

・これ食べたのだぁれ?・・・子どもが分かりやすい食べ物がいい。だんだん難易度を上げると良い

など、どれ一つ同じテーマで考えた方がいませんでした。

発表を聞くのも楽しかったです!

 

繰り返し絵本を紹介していただきました。

・『じゅんびはいいかい』   荒井良二  (Gakken) 2015年

・『やさいさん』     tupetra tupera  (Gakken) 2010年

・『ケーキになあれ!』 ふじもとのりこ    (BL出版)   2014年   

繰り返し絵本は、絵本のリズムを感じて読むといいです。

積み重ねていっても壊れることがあると面白くなります。

 

生徒さんの作品

   

初めは、トマトパンのように実際にあるパンを作りますが、途中うどんがパンになったり(器ごと)、最終はパンを作っていたおじさんがパンになります。

次は何がくる?とページをめくる楽しみがあって、最後のオチもまさかの想像しなかったオチで終わります。

アイデアが面白い絵本でした。

 

今日は、短い時間で制作しましたが、とても面白い絵本ばかりでした。

皆さん、お疲れさまでした。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2025年4月12日(土)イラストじっくりコース・弓削ナオミ先生の授業内容

2025-04-12 19:16:00 | イラストじっくり塾

弓削ナオミ先生の2回目の授業は、人物イラストを描く練習をしました。

弓削先生がテキストを用意してくださったので、そのテキストを見ながら教わりました。

まず注意点を

・それぞれの描き方を見つけよう

・忠実なものが魅力的ではない

・苦手になってしまう人もいるので、応用でOK

・正解はないので、一例として参考にしてください

・堅苦しく考えないでくださいね

人物イラストの描き方は、頭→大きな○ 関節→小さな• 骨→棒線 として、骨と関節をイメージして描きます。
まずは線で描いてから肉付けしていきましょう。

描いたイラストが不自然と思ったら、自らポーズをとって確認しましょう。

ファッション雑誌を見て観察するのもいいですよ。

 

大人と子ども・男女の違いなどで、線の描き方や肉付けの仕方が変わります。


大人と子どもでは、等身や顔のパーツの位置が違います。
顔のパーツを中心に寄せると、子どもっぽくなります。

キャラクターよりなのか、ファッションよりなのか、何を求めているかで描き分けるといいですね。

 

では、実際に描いてみましょう。

配布されたテキストの中に女性の写真があります。

この2つのポーズから1ポーズを選んで、自分なりにキャラクターを設定して描いてみましょう。

このポーズを見て、この人はどんな気持ちなのかを考えると、そこから性格やストーリーが浮かんできますよ。

 

弓削先生は、一人ずつにアドバイスをして回ってくださります。

 

手元で見ていると気付かないことも、放して見てみると客観的に見ることができて、こうしたら良くなるかもとアイデアが浮かぶこともあります。

さて、放して見てどこが物足りないと思いますか?

 

完成したら発表していただきます。

どんなキャラクターで何歳? 名前や好きなものなど、皆さんがどう設定したのかも気になります。

同じポーズでもキャラクターの設定で、全然違っていて面白いです。

・怒っている ・張り切っている 

・かっこつけている  ・ウキウキな気持ち など、皆さんの設定はさまざまでした。

 

 

普段から雑誌などの人物を、自分なりに描いてみる練習をしてみてください。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【絵本とイラストの塾、絵話塾の説明会(ガイダンス)日程】

2025年度 秋から始まる講座です。ぜひご参加、お待ちしています。

ご希望があれば、授業の見学や体験受講もしていただけます。

 

 

・4月19日(土)12:00~ 15:00~

・   20日(日)12:00~   17:00~

・   26日(土)12:00~   17:00~

・   27日(日)15:00~ 

・   29日(火・祝)12:00~ 14:00~

 

入塾を考えている方は絵話塾までご連絡ください。

興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

こちらの日程以外でも、できるだけご希望に添えるよう個々に対応させていただきます。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

  ……………………………………………………………………………………………………
〒650-0022
神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F
ギャラリーVie 絵話塾 担当・村上政行
mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
URL:https://www.galleryvie.jp/
tel.078-332-5808
fax.078-332-5807

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする