絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2019年11月17日(日)絵本レベルアップコース・高畠純先生の授業内容

2019-12-19 18:10:14 | 絵本研究科
10月の1回目の授業は、台風の影響で休講になりました。本日が絵本レベルアップの第1回目の授業になります。



●絵本作家になるには、どんなコンペに出せばいいのか。
絵本作家になるには、色々な方法がありますが、そのなかのひとつとしてコンペがあります。
多数の絵本コンペがありますが出版に一番近いのは、「ピンポイント絵本コンペ」と「講談社絵本新人賞」のふたつです。
ここからデビューしました絵本作家は多数います。 詳しくはネットなどを見て情報をチェックしてください。



本日の授業は、回文を作って絵を描いていきます。
文自体があまり意味をなさなくても絵をつければ、面白くなるような文を考えます。
例えば「ナスおスナ」この文は文字だけを読めば、あまり面白くありませんが、
ナスがたくさんいて、押し合いをしている。満員電車の乗客が全て「ナス」でナスが押すなと言っている。
などの絵をつけるとシュールで絵本らしい絵になりますね。



『どっちからよんでも』
文・本村亜美 絵・高畠純
出版社・絵本館

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年9月29日(日)絵本レベルアップコース・松田素子さんの授業内容

2019-11-07 17:28:09 | 絵本研究科
本日は絵本レベルアップの最終の授業です。
生徒さんが持ってきましたダミー(絵本)の講評を中心に、授業をすすめていきました。




先ずは神戸の北野にある「ギャラリー島田」が主宰する出版プロジェクト「チーム・アネモネ」のお話。
詳しくはホームページを見てください。



絵本レベルアップの授業は今日で最終回です。
1年間を通じて皆さんどうでしたか。
自分で力がついたと思う方、まだまだこれからだという方、それぞれの思いがありますが、
絵本の力をつけるには、絵を描くことはもちろんですが、絵本を深読みすることも大事なことです。
1冊の絵本を何回も声にだして読むことで、新たな発見を見つけることがあります。
1冊の絵本を作るには、子どもの心と大人のデッサン力で完成に近づけてください。
またお会いしましょう。

この秋から始まる「絵本レベルアップコース」は始まりましたが、
また来期の募集も随時しています。
入塾を悩まれている方には、授業の見学も可能です。
リピーターの生徒さんも多いですので、お申し込みをご希望の方は、
お早めにお申し込みいただくことをお薦めいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年9月8日(日)絵本レベルアップコース・高畠純先生の授業内容

2019-09-19 19:42:49 | 絵本研究科
本日の授業は、束見本の説明と、それぞれ描きたい絵本の1シーンを考えて、授業時間内(三時間)に描きました。

束見本(つかみほん)とは、冊子や絵本を制作するときに、実際に使用する紙を使って、
表紙・見返し・本文などを制作したサンプル。表紙や中味は印刷していません。

三時間の時間内で、絵本の1シーンを描いていきます。



  

高畠純先生は、一人ずつに声を掛けながらアドバイスしています。



画材もそれぞれ違って、またコラージュしている方もいて、個性が出ていますね。

完成した作品
 

 

今期では、高畠純先生の授業は今日が最後でした。
いつも丁寧なアドバイスをいただき、楽しい授業をありがとうございました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年8月18日(日)絵本レベルアップコース・松田素子さんの授業内容

2019-09-19 17:14:48 | 絵本研究科
本日の授業は、休憩をはさんで四時間授業です。
まずは生徒さんが作ってきました、絵本のダミー本を講評しました。
その後で簡単な「絵封筒」と「紙芝居絵本」を作ります。



絵本には読者がいるので、読者が疑似体験が出来るかが重要なポイントです。
また絵本は子どもの予想を裏切る。でも期待は裏切らない。
これは皆さんが絵本を作るうえで、非常に大事なことです。
常に心がけましょう。

講評の後は、絵手紙を作りました。
 

・切手に色、線を描かない
・クレヨンは使わない(他の郵便を汚すので)
・住所、氏名はひとかたまりにする
・先に絵を描いて後で切手を貼れば、切手が汚れない
以上のことに注意しながら制作しましょう。

ギャラリーvie宛に、生徒さんが制作をした絵封筒
 
 

最後に紙芝居を作りました。
テーマ「何か流れている」
横21センチ×縦13センチの紙を五枚位使って紙芝居を作りました。



完成度や良い悪いなどは関係ありません。
とにかく最後まで作って完成することが大事。
絵本を作るためのストレッチだと思ってください。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年7月21日(日)絵本レベルアップコース・高畠純先生の授業内容

2019-08-01 15:07:24 | 絵本研究科
本日の高畠純先生の授業は、色紙を使って「色の構成」の勉強とミニ絵本を制作しました。



スケッチブックまたは少し厚めの紙に12センチ×18センチの長方形を四つ描きます。
次にその長方形の中に交わらない5本の線(曲線・直線など自由な線)を引きます。
4種類の中で気に入った分割を使用します。
選んだ分割が何のイメージかを考えて、色紙(いろがみ)を貼っていきます。



波のような線なら海をイメージしたり、四角や三角は家をイメージするかもしれませんね。

 

次に和風を感じる「日本の色」を貼ってみました。





桜や抹茶の色など、また日の丸の赤と白などをイメージする方が多いと思います。

後半の授業では、色紙を使ってミニ絵本を制作しました。

前半の授業で使った色紙の余りをハサミや手でちぎって貼っていきました。
いろんなカタチの色紙がどう見えるか、組み合わせたらどんなカタチになるか、想像するのも楽しい作業です。

 

  

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする