絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2024年9月28日(土)イラストじっくりコース・弓削ナオミ先生の授業内容

2024-10-02 18:17:40 | イラストじっくり塾

本日は弓削ナオミ先生の初回授業です。

初めに皆さんの自己紹介を簡単にお聞きしました。

昨年、絵本コースやドローイングクラスを受講されていた方や、香川県から参加されていたり、いろんな方がおられて一年間楽しみです。

 次に弓削先生の自己紹介です。

弓削ナオミ先生は、女性誌向けのイラストをよく描かれています。

初めはコピック・筆ペンを使われていましたが、今ではデジタルやアクリル・パステルなど、いろんな画材を試して描かれています。

「長く活動していますが、今でも悩むことはありますので、皆さんと同じですが、画材については、いろいろ試してきた分たくさん知っていますよ。今日は、そんな画材を紹介しますね」

「画材の使い方に不正解はなくて、独自の使い方でもいいと思っています。また、好きな画材ではなく、苦手な画材で描いてみると、他の人からいいねと思われることもあります。この場(絵話塾)は、そんな気づきの場所になればいいと思っています。なので、いろんな画材にチャレンジしてみてくださいね」と 弓削先生からのお話がありました。

画材の説明では、水彩絵の具とアクリル絵の具の違いを教えていただき、最近見つけた画材の紹介もありました。皆さん、興味津々でした。

 

次にカッターで鉛筆を削ってみて、その鉛筆を使っていろんな線を描いてみました。

 

鉛筆の準備ができたら、ワークショップをしていきましょう。

① 肘を浮かして真っ直ぐ、ジグザグ、グルグル、点線を、楽しい気持ちでグルグルと描きます。

② 肘を机につけて、真っ直ぐ、ジグザグ、グルグル、点線嫌なことを思い出して描きます。

③ ◯を5つ、自由に描きます。◯の中を、全部違う塗り方で塗ります。

描き方や気持ちで、いろんな線が描けます。

周りの方と見比べてください。

それぞれ個性があっていいですね。

 

次は、

① プチトマトを見ないで、イメージして2分間で描いてみます。

② 実物のプチトマトを見てデッサンします。3分間かけて描きます。

③ 利き手ではない手で、30秒間で描きます。

④ 一筆描きで、一筆描きで描きます。

⑤ 最後にトマトに物語性を付けて(擬人化させてり)描きます。タイトルも考えてください。

プチトマトでキャラクターを作っていたり、絵本の1ページのように想像を膨らむイラストを描かれている方もいました。

授業後には、実際に画材を使わせていただき、これから何を使って描いてみたいか、ワクワクしてきました。 

いろんなチャレンジをしていってくださいね!


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2024年9月25日(水)絵本わくわくコース 9月29日(日)絵本ゆっくりコース・WAKKUN先生の授業内容

2024-10-02 16:03:38 | 絵本ゆっくり塾

絵本わくわくコース・絵本ゆっくりコースの初回の授業は、WAKKUN先生です。

授業内容は同じですので、まとめてアップさせていただきます。

 

まずは、WAKKUN先生の自己紹介から。

本名「涌嶋克己」ですが、幼い頃から「ワックン」と呼ばれていたので、ペンネームを「WAKKUN」としたそうです。

20代に大学を中退し絵を描き始め、30代にスズキコージさんなど大切な友人に出会います。

その出会いから、心が動いたことを表現したい、伝えていきたいと思い、上手い絵ではなく良い絵を描いていこうと思ったそうです。

WAKKUN先生は、その時の空気や温度を大切にして絵を描かれています。

「作家はそれぞれ個性がありタイプが違います。

人生はいろいろです。

自分は何かな?と探すのではなく、楽しいこと心が躍ることをしていて出会ったものでプロになる。

自分が楽しいと思うことを深めていったら、ええ世界が生まれると思う。

ここで学ぶこの一年は、次へ歩むきっかけにしていってほしい」

WAKKUN先生は、熱く語っておられました。

 

皆さんもこの一年で自分らしい世界を探してくださいね。

 

後半は四人一組になって「起・承・転・結」の四コマで完結する、短いお話を考えました。

最初に四人全員が「起」を描きます。

その紙を隣りの方にまわして、もらった方はその続き「承」を考えます。

「転」「結」も考え、四コマ最後まで描けたら、最初の「起」を描いた人へ戻し、

その人は全体の流れを見てそのお話のタイトルを考えます。

 

最後の「結」で、悩まれている方が多いです。

さて、どんな四コマが完成したのか発表していきましょう。

 

 

「起・承・転・結」のワークショップは、頭を柔軟にしてくれます。

いろんな人との組み合わせで、ストーリーが違ってくるので面白いですよね。

4人が集まったら、是非やってみてください。

 

最後に、WAKKUN先生からお知らせです。

2024年12月3日〜2025年2月2日 BBプラザ美術館で、WAKKUN先生の展示が開催されます!

ぜひ、観に行ってくださいね。

よろしくお願いいたします。

 

 


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