絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2018年9月22日(土)イラストじっくりコース・弓削ナオミ先生の授業内容

2018-09-22 17:59:35 | イラストじっくり塾
弓削ナオミ先生の二回目の授業では「帆布ミニトートバッグにステンシルで絵付け」のワークショップでした。




弓削先生の見本です。
グラデーションがきれいに表現出来ていますね。
一枚のステンシルシートをカットしますので、切ってバラバラにならないように、ラインのつなぎ目を考えてカットします。
複雑なイラストだと難しいですよ。


皆さんには、あらかじめシンプルなラインの下絵を用意していただいています。



輪郭をカッターで切り取って、その中をステンシルで色を付けていきます。



スポンジの面を平らにして、まだらにならないようにアクリル絵の具を乗せて、トントンとたたいて色付けしていきます。
シートを外すといい感じに色が塗れていますね。



ほんのりと色を乗せたい場合は、ステンシル用の筆で上から色を乗せてなじませていきます。立体感がでますね。



細かいラインは細い筆を使って、手描きで描き加えて仕上がりです。



筆ペンのおしりを使って色付けしている方も。
わぁ、水玉模様になっています。 いいアイデアですね。



小さな丸をカットして、大仏を描いている方も。面白いですね。





まだ途中の方もいらっしゃいますが、それぞれの個性が光るトートバッグが完成しました!
楽しかったですね。

 





同じ型をたくさん描く場合は、ステンシルが適しています。
型があれば量産出来ますので、いろんな素材に試してみて、オリジナルグッズを作ってみてくださいね。


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2018年10月3日(水)絵本わくわくコース・tupera tupera 亀山達矢さんの授業

2018-09-20 13:38:27 | 絵本わくわく塾
10月3日(水)は、tupera tupera 亀山達矢さんの授業は、お仕事や出版された絵本のお話です。
最近では、映画『未来のミライ』でもお仕事されていましたので、そんなお話も聞けるかも!
ぜひ、スポット受講で参加してくださいね。

よろしくお願いいたします。

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。



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Gallery Vie 絵話塾(かいわじゅく)
E-mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
〒 650-0022神戸市中央区元町通3-2-15
セントラルビル元町5F
TEL:078-332-5808  FAX:078-332-5807
URL:http://galleryvie.jp/kaiwajuku/k-info.html 
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2018年9月19日(水)絵本わくわくコース・高科正信先生の授業内容

2018-09-20 12:33:09 | 絵本わくわく塾
本日は高科正信先生の二回目の授業です。
いつものように最近の出来事などお話されます。

もうすぐ、楽しみにしていた映画『悲しみに、こんにちは』が上映されます。
スペイン・カタルーニャに住む少女の物語です。
絵本を書くには、子どもが主人公の映画を、沢山観たほうがいいですよ。
実際経験していないことなども、映画を観て感情などに気付かされる場合があります。
ぜひ、皆さん観てくださいね。

では、本日のテーマ「ブタの絵本」のお話です。
『三匹のこぶた』は有名ですが、他にも沢山紹介していただきました。



高科先生が上野瞭さんに薦められた本『シャーロットのおくりもの』E・B・ホワイト 1952年
映画やアニメーションにもなった有名な物語です。
この物語は、こぶたとクモとの友情のお話で、生きる喜びと幸せ、勇気が書かれています。





『どろんこ こぶた』アーノルド・ノーベル 1971年
こぶたは、どろんこ遊びが大好きです。
こぶたは、子どもそのもので、子どもの特性がこぶたで表されています。

絵本にはこぶたがよく出てきますが、こぶたは子ども自身なのですね。



他に紹介いただいた絵本
・『こぶたのまーち』 村山桂子 作  堀内誠一 絵  (福音館書店) 2009年
・『ブータン』    太田大八   (こぐま社)  1995年
・『ブタヤマさんたらブタヤマさん』  長新太  (文化出版) 1986年

本日は三時間授業ですので、少し手を動かしてみましょう。
『ムーミン』の挿絵を見て、挿絵から読み取れる情報を元に、文章を考えます。
なかなか難しいですね。
あとで、実際の文章を読んでみて「あ〜、なるほど」「もう少しこう書けたら」と考え、文章を考えるためのヒントになりますね。
これからも挿絵から文章を考える練習をするといいですよ。

最後に課題をするうえで大事なことを二つ
・最後まで書く。
 締切に間に合わなくても書く。
・書いたものを声に出して読む。
 ,で一呼吸、 。で二呼吸 ,。のないところでは息継ぎしない。
 流れるように書かれているかどうかが分かります。

【課題】
テーマ「わたしの好きな絵本」について論じてください。
できたら人が選ばない絵本がいいです。
枚数は自由です。
*締切 10月24日(水)

次回11月7日(水)は「鬼の絵本」がテーマです。
楽しみですね。



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2018年9月30日(日)絵本ゆっくりコース・スズキコージ先生の授業持ち物

2018-09-16 19:17:32 | 絵本ゆっくり塾
9月30日(日)スズキコージさんの授業は、3時間授業です。

「君の今までの人生で起こった喜怒哀楽事件?」を描こう!です。
 立体でも平面でも作る物は自由です。

◇持ち物
 平面の方は画用紙や絵の具などをお持ちください。
 立体の方は段ボールや空き箱、はさみやボンドなど制作に使う物をお持ちください。


※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。



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2018年9月16日(日)絵本ゆっくりコース・土井章史さんの授業内容

2018-09-16 17:26:44 | 絵本ゆっくり塾
今日は編集者の土井章史さんの授業です。
土井さんは、バムとケロのシリーズ(故・井上洋介さん)や、酒井駒子さんなど、300冊以上もの絵本の編集を手がけてこられました。
年に2回だけの授業です。貴重な機会ですね。

まずは、みなさんの作品を土井さん自ら集めていきます。


絵本についてのお話を交えながら。


ターゲットとなる4〜6才の幼児絵本について。
◇絵本は、読んでもらうもの。(読み聞かせ)
◇こどもは、頭で理解しない→体で感じる・動く!


順番にラフ(作品)を見て頂きます。








◇今のこどものリアリティで! ◇ワクワク・ドキドキする余地を与える。
◇絵本としてのエンターテイメントを大事に!
◇言葉で感じさせない。説明しすぎない。文章過多になると頭で読んでしまう。絵本と児童文学の違い。
◇テーマのとり方も大事。







◇同じ流れやリズム、絵本のアングルも考えながら。


みなさんの力作を、編集者の視点で1シーン1シーン丁寧に分析してくださいました。
絵本の役目。ひとつのお話で伝えたいことを全て言葉にしない!こどもが感情移入する、その瞬間を大切にしながら32ページを通して伝えていく。

とにかく、絵本をたくさん読みましょう!(できれば声を出して)
ラフ作りも、「完成させる」が目標になると急いでしまうので、急がず楽しむ!ラフは何度でも描き直すことができます。
楽しんで絵を描くとオリジナリティに繋がりやすく、作家性もあがります。

まずは、おもしろいラフ!カラダに訴えるものをつくっていきましょう。
まだまだ他にも・・・。
続きは来年、2019年1月27日(日)に!

土井さんの編集者としての心意気を感じた貴重な時間でした。





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