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絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2025年4月23日(水)絵本わくわくコース・はやしますみ先生の授業内容

2025-05-05 15:25:51 | 絵本わくわく塾

本日は、2回目のダミー本発表です。

前回の授業で皆さんからの感想や、はやし先生からのアドバイスを参考に、ブラッシュアップしてきていると思います。

では、一人ずつ発表していきましょう。

今回も紙に感想を書いて、最後に本人へ渡します。

・作品の良いところを見つけよう

・作者が気づかない良いところを見つけよう

・ネガティブなことは書かない

・ネガティブなことを書くときは、できるだけピンポイントで具体的に

・ネガティブなことを書いたら、ポジティブをもっと!

・前回とどう変わったか工夫を感じ取る

ダミーを発表したら、一人感想を言いますが、その時に自分との視点の違いを見つけましょう。

人の作品の感想を書くことも、感想を聞くことも勉強になります。

タイトルと内容が合っていますか?ネタバレになるタイトルも避けましょう。

文章が長いのは、説明をしていることが多いです。

絵を見て状況が分かるところなど、削れるところは削りましょう。など、はやし先生からのアドバイスがありました。

 

次回は最後のダミー本の発表です。

完成したダミー本をお持ちください。

自分が作りたいものをしっかりもって、他の意見に揺れ動かないようにして制作してくださいね。

 

最終のダミー発表後、製本教室があります。

製本に向けての絵の描き方を、はやし先生がテキストを用意してくださり、分かりやすく説明してくださりました。

製本だと本文を揃えるのにカットしますので、実際のサイズより大きく塗り足しします。

絵本のサイズが大きい場合は、コピーしたものを貼り合わせたりしないといけません。

皆さん、理解できましたか?

 

製本教室までは、まだ時間がありますので、分からない場合は質問してくださいね。

では次回、最後のダミー本発表です。

楽しみにしています!

 

本日の授業に中国から旅行中の方が、見学で授業に参加されました。

中国で出版された『たんぼレストラン』を持って来ていたので、日本版と比較して読み聞かせいただきました。

 

短いテキストですので、分かりやすく面白いですね。

はやしますみ先生から記念にサインを書いていただいて、とても喜んでいました。

最後にはみんなで記念撮影 「はい、チーズ!」

絵話塾では、今まで台湾や中国からの生徒さんもいらっしゃいます。

日本語が分かる方でしたら、勇気を出して入塾も考えてみてくださいね。

お待ちしています!

 

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【絵本とイラストの塾、絵話塾の説明会(ガイダンス)ゴールデンウィーク日程】

2025年度 秋から始まる講座です。ぜひご参加、お待ちしています。

ご希望があれば、授業の見学や体験受講もしていただけます。

 

 

・5月6日(火祝)14:00~  16:00~

ゴールデンウィーク以降も予定していますので、

入塾を考えている方、悩まれている方は、絵話塾までご連絡ください。

興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

こちらの日程以外でも、できるだけご希望に添えるよう個々に対応させていただきます。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

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〒650-0022
神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F
ギャラリーVie 絵話塾 担当・村上政行
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2025年4月2日(水)絵本わくわくコース・高科正信先生の授業内容

2025-04-03 14:45:02 | 絵本わくわく塾

4月ですね。そろそろツバメも飛んでくる季節です。

授業の初めに鴬の話をされました。

ホーホケキョと鳴くのは雄だけです。

それも縄張りがあるので、鳴いているのは一羽の雄の鴬です。他の雄は鳴かないそうです。

児童文学作家の皿海達哉(さらがいたつや)さんは、「自分は鳴かない鴬のような、全く目立たないどこにもいそうな子どもの話を書きたい」と あとがきに書かれていたそうです。

高科先生も「これだ!」自分もこうゆう物語を書く、こんな作家になりたいと思ったそうです。

 

福音館書店の月刊誌「母の友」が、72年の歴史を終え3月号で休刊しました。

「母の友」創刊編集長の松居直さんが、なぜ「生きる」ということをテーマにこの雑誌を作ったのか。紹介文を読み聞かせてくださいました。

 

本日のテーマは「伝える絵本 生きること・死ぬこと」

人は必ず生と死に直面し、つねに出会いと別れがあります。

絵本はそんな辛い出来事があっても、生きるというのは捨てたものではないと伝える文学です。

今回はそんなメッセージ(伝える)絵本を紹介していただきました。

 

・『じいじのさくら山』  松成真理子  (白泉社)  2005年

 おじいさんと孫との交流を描いた感動の絵本。さくらの季節に読みたくなる一冊です。

 

・『ぼんさいじいさま』  木葉井悦子  (ビリケン出版) 2004年

ぼんさいじいさまが、庭に居る沢山の生き物たちに見守られながら、ひいらぎ少年に手を引かれて旅立ちます。

人が亡くなることを穏やかな情景で描かれています。

木葉井悦子さんの『カボチャありがとう』は、死と再生を表した絵本。

カボチャはいろんな生き物に食べられながら最後は種になります。その種はやがて芽が出てカボチャに成長します。

 

・『ぼくのイヌ』 ナネット・ニューマン  訳/掛川恭子 絵/長新太 (国土社) 1985年

愛犬が亡くなって、また新しくペットが来るお話。生まれてやがて亡くなることをきちんと描いています。

ほとんどのページに長新太さんのイラストは描かれています。

この絵本のテーマは「命のくさり」

命のくさりは、いつもつねに愛情をそそぐ対象がいて、その対象がいなくなっても、また新たに愛情をそそぐ対象を見つけて救われる。

命のくさりは、はるか未来に向かって繋がっている。と伝えています。

 

・『こいぬがうまれるよ』 文/ジョアンナ・コール  写真/ジェロム・ウェクスラー 訳/つぼいいくみ  (福音館書店) 1982年

アメリカの写真絵本です。 仔犬が生まれて成長し亡くなるまでを、飼い主がペットにそそぐ愛情を表した、写真仕立ての絵本です。

 

紹介された絵本

 

後半は課題についてお話されました。

昔話の再話を書いてくる課題が出ていました。

再話の絵本を紹介されました。

『つるにょうぼう』 再話/矢川澄子 絵/赤羽末吉  (福音館書店) 1979年

 

昔話は、おじいさん・おばあさん・貧しい人 が登場することが多いです。そして、繰り返しのお話が多いです。

日本の昔話だと、初めに欲のないおじいさんが出てきて、その後に欲深いおじいさんが出る。

海外だと、『三びきのこぶた』のように、3回の繰り返しが多いです。

なぜなんでしょうね? ぜひ、考えてみてください。

今回の課題でも、繰り返しのお話で、同じセリフ(決まり文句)があると良かったですね。と高科先生は、おっしゃっていました。

 

次回の課題は、「いっしゅうかんえほん(のテキスト)をつくる」

6月4日(水)提出  15見開きで考えてください。

7日間の間に何かが起こる。何曜日から始まってもいいです。

最後は良かったねで、終わる話がいいですね。

 

次回の授業は「物語が生きる力を育てる・なぜ物語が必要なのか」がテーマです。

 

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【絵本とイラストの塾、絵話塾の説明会(ガイダンス)日程】

2025年度 秋から始まる講座です。ぜひご参加、お待ちしています。

ご希望があれば、授業の見学や体験受講もしていただけます。

 

 

・4月 6日(日)12:00~ 

・   12日(土)12:00~

・   19日(土)12:00~ 15:00~

・   20日(日)12:00~   17:00~

・   26日(土)12:00~   17:00~

・   27日(日)15:00~ 

・   29日(火・祝)12:00~ 14:00~

 

入塾を考えている方は絵話塾までご連絡ください。

興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

こちらの日程以外でも、できるだけご希望に添えるよう個々に対応させていただきます。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

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2025年3月26日(水)絵本わくわくコース・絵本編集者 土井章史さんの授業内容

2025-03-27 14:34:13 | 絵本わくわく塾

本日は絵本編集者の土井章史さんの授業です。

土井さんの授業は年に2回あります。

 

土井さんは、絵本の編集者になって30年以上、絵本の編集は300冊以上になります。

 

絵本は「子どものエンターテインメント」

「本日は、子どものエンターテインメントに集中して、皆さんのダミーを見る授業です。皆さんのダミーを一生懸命に読みますよ」

 

大人になるとファンタジーの世界と思うことも、5、6歳までの子どもにとったら現実世界。

5、6歳までは土の世界(現実の世界)で、7歳以上は空の世界(ファンタジー)に入っていく。

大きくなったら何になりたい?と訊くと、「ぼくは消防車になる!」と答えたりするように、幼い子どもは、あり得ないことでも現実になると思っています。

現実世界で面白いと思わせること、そういう子どもに対して絵本を作ってほしい。

 

では、皆さんのダミーを読んでいきましょう。

・絵本のリズムを分かるには、たくさんの絵本を読んでください

・子どもに喋らせてみて、何でこんな言葉知ってるの?と違和感がある言葉は使わない。例えば「事情」という二字熟語は、「これまでのことを話しました」と、分かりやすく書く。何度も読んで考えたみてください。知識は、絵本では邪魔になります

・ひらがなだけの場合は、分かち書きをする

・文章が多いと頭を使ってしまう。理解する努力は絵本には良くない

・予想できる話ではなく「あっ、こうきたか!」と裏切る内容だといい

・良いアイデアでも、どう面白くするか、あたためることをしてほしい

・文章を削る勇気がほしい

・文章での説明はいらない。絵やエピソードで分かるようにしてほしい

・声を出して感情を込めて読むと、身体で理解することが分かってくる

たくさんのアドバイスをいただきました。

子どもの自分が読んで面白いか?何度も読みたいと思うのか?身体が喜んでワクワクするのか?という感覚が大事です。まずは、絵本を楽しんでほしいです。

絵本作家になりたいのか、絵本にを書きたいのか。皆さんは、どちらでしょうか?

絵本作家になることを急がない、絵本を書くことが楽しい嬉しいと思うことが、絵本作家になる近道です。

 

次回は6月、3ヶ月後です。

ブラッシュアップして、面白いダミー本を発表してくださいね。

 

 

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【絵本とイラストの塾、絵話塾の説明会(ガイダンス)日程】

2025年度 秋から始まる講座です。ぜひご参加、お待ちしています。

 

・3月29日(土)11:00~

・  30日(日)11:00~ 14:00~

 

入塾を考えている方は絵話塾までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

ガイダンスの参加者は、各回5名まで。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

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2025年3月13日(水)絵本わくわくコース・WAKKUN先生の授業内容

2025-03-20 16:18:47 | 絵本わくわく塾

WAKKUN先生は、今月の初めまでBBプラザで展示をされていましたので、授業は少し期間が空きました。

「お久しぶりです。WAKKUNです」

 

WAKKUN先生の二回目の授業は、90×90センチの和紙に墨で絵を描くワークショップです。

WAKKUN先生の絵には、言葉を添えて描かれています。

綺麗に文字を書かれたいた時期もあったそうですが、ある人からいただいた手紙の字が自由に書かれていて、自分の字が「しょーもなっ!」って思い、字も自由に書こうと今のスタイルのされたそうです。

まずはWAKKUN先生がお手本で描いて見せてくださいました。

力強く一気に描き上げました。

「家来の一人もいない王様」

人それぞれが主人公というテーマの絵です。

「凛」とした気持ちで描いているそうです。

WAKKUN先生が描いた絵は、ジャンケンで勝った人にプレゼントします。

 

では、皆さんも描きましょう。

「上手く描こうとは思わず、愛おしいと思う気持ちを表現してください。今日の授業は、心の中にあるものを外に出す練習です」とWAKKUN先生。

人それぞれ思う(表現したいこと・表現の仕方)ことは違いますが、いい作品と思えるものは、人間の心が動いて描いているもの。

それは、音楽・文学・絵 全て同じです。

自分に正直になって表現すれば、良い方向へ導いてくれるはずです。

 

完成したら発表しました。

 

 

・自然動物との共生

・亡くなった叔母さまのことを思って

・自分の軸を探して

・自分のコンプレックス

・子どもと山を歩く

・自然に感謝

など、それぞれの今思うことを絵にしました。

 

大きな紙に絵を描くのは、きっかけ作りです。

大きな紙だとバランスが取りにくいです。今日の授業では、バランス良く上手に描くのではなく、自分の中から出てくる気持ちを探りながら外に出す。

心が動く大切な部分を、絵にして具体化するという授業です。

 

次回の授業では、細長い紙に墨で絵を描きます。

お楽しみに!

 

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【絵本とイラストの塾、絵話塾の説明会(ガイダンス)日程】

2025年度 秋から始まる講座です。ぜひご参加、お待ちしています。

 

・3月22日(土)11:00~ 14:00~

・  23日(日)11:00~

・  29日(土)11:00~

・  30日(日)11:00~ 14:00~

 

入塾を考えている方は絵話塾までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

ガイダンスの参加者は、各回5名まで。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

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2025年2月26日(水)絵本わくわくコース・tupera tupera 亀山達矢さんの授業内容

2025-03-01 18:11:31 | 絵本わくわく塾

tupera tupera 亀山達矢さんの2回目の授業は、亀山さんが影響を受けた絵本などを紹介していただきました。

厳選してスーツケースいっぱいの書籍を用意してくださいました。

たくさんの書籍だったので、全てをブログでは紹介しきれないですが、一部を抜粋して紹介させていただきます。

 

絵本は日本だけで年間3000冊ほど出版されています。

昨年は1300冊で紹介されていたので増えていますね!

絵本業界は右肩上がりだそうですよ。

その中でもベストセラーとして残っていくのは、ほんの僅かです。

 

今日の授業は、絵本といっぱい語りましょう!

 

 

初めにフランスで購入された絵本を紹介してくださりました。

色が綺麗で作りが丁寧です。

 

亀山さんは、小さい頃にたくさんの絵本を読んだ記憶がなく、こちらの2冊が大好きで何度も読まれていたそうです。

『海』 加古里子  文・絵  福音館 1969年

科学絵本で深海までの海の全てが描かれた絵本

 

『しょうぼうじどうしゃ じぷた』 渡辺茂男 作  山本忠敬 絵  福音館 1966年

パーツまで細かく描かれた自動車や構図や配色のデザインが素晴らしい

 

 

亀山さんが、アートの世界に入るきっかけの本が

『アトリエの巨匠100人』  南川三治郎  新潮社 1994年

100人のアトリエを紹介している写真集、分厚い写真集の中に心を動かせる写真がたくさんあって、亀山さんがアートの世界で活躍したいと思わせた一冊です。

 

亀山さんが絵本に興味を持ったのは、自分が絵本を作り出してからだそうです。

絵本を作るきっかけになった五味太郎さんとの出会いは、以前の授業でもお聞きしていましたが、今回は五味太郎さんの絵本の素晴らしさを紹介していただきました。

『とおさんまいご』 五味太郎  偕成社 1983年

切り抜きのしかけが、ページをめくる楽しさを増している絵本で、デザイン性が素晴らしい。

五味太郎さんはデザインもされるので、絵本のサイズや背表紙の配色にまでセンスが抜群!

 

チェコの作家 クヴィエタ・パツォウスカーの作品集にも衝撃を受けられ、大好きな絵本作家の一人だそうです。  

鮮やかな色使いと自由な発想で、たくさんの絵本などを出版されています。

2023年に94歳で亡くなられています。

他にも影響を受けた絵本作家の方々

『きりのなかのサーカス』 ブルーノ・ムナーリ  フレーベル館  2009年(初版1968年)

レーシングペーパーを使い、霧の中を歩く雰囲気を表現しています。

 

『はまべには いしがいっぱい』 レオ・レオニ 訳:谷川俊太郎  好学社  2012年(初版1961年)

レオ・レオ二は、切り絵で作られる絵本が多いが、『はまべには いしがいっぱい』は、鉛筆で描かれた絵本

『夜の木』 シャーム/バーイー/ウルヴェーティ 青木恵都   (タムラ堂

2008年のボローニャ・ブックフェアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)に輝いたインドの絵本『The Night Life of Trees』が、タムラ堂より出版されました。

シルクスクリーンで丁寧にで制作された絵本で、色がとっても綺麗です。

ポール・コックスとブレックスボレックスは、色使いやデザインがカッコいい。

 ブレックスボレックスのサインが入った貴重な本も見せていただきました。

 

日本の絵本作家ですと、田島征三・長新太・荒井良二・片山健・元永定正・かがくいひろし など

たくさんの素晴らしい絵本作家を紹介してくださいました。

 

知らなかった絵本や絵本作家のことを知ることが出来て、たくさんの刺激になりました。

亀山さん、ありがとうございました。

 

今回は生徒の皆さんにも、お薦めの絵本を紹介していただきました。 

・『きょだいな きょだいな』 長谷川摂子 作 降矢なな 絵 (福音館書店) 1994年

・『あなたが うまれた ひ』 デフラ・フレイジャー 作 井上荒野 訳 (福音館書店) 1999年

・『ひよことあひるのこ』  ミラ・ギンズバーグ 文  ホセ・アルエーゴ エーリアン・アルエーゴ 絵  さとうとしお 訳 (アリス館) 1983年

・『ぼく』CHIVES’COLLECTION1  髙野紀子  (講談社) 1993年

・『おはよう』 さかいようすけ 作  きむ 案  (いろは出版) 2004年

・『Butterfly Child』 MARC MAJEWSKI  2022年

・『14ひきのぴくにっく』 いわむらかずお (童心社) 1986年 

・『きょうはマラカスのひ』 樋勝朋巳 (福音館書店) 2013年

・『ドクルジン』 ミロコマチコ  (亜紀書房) 2019年

・『だるまさん』 かがくいひろし (ブロンズ新社) 2008年

・『つくえくっつけ』 こばやしみつはる 

・『剪紙的故事』 趙希崗著 (北京市 : 人民美術出版社) 2011

 

知らない絵本も多く、内容やデザインにもビックリさせられる絵本ばかりでした。

絵本は奥が深いですね。

 

次回最後の授業では、毎年恒例の楽しいワークショップをします。

お楽しみに!


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