絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2019年3月3日(日)絵本ゆっくりコース・はやしますみ先生の授業持ち物

2019-02-27 15:06:58 | 絵本ゆっくり塾
3月3日(日)はやしますみ先生の授業は、課題の発表と講評です。

前回の授業で発表した絵本を、修正して完成させてきてください。
持ち物は課題の絵本のみです。

よろしくお願いいたします。

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。


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Gallery Vie 絵話塾(かいわじゅく)
E-mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
〒 650-0022神戸市中央区元町通3-2-15
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TEL:078-332-5808  FAX:078-332-5807
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2019年2月24日(日)絵本ゆっくりコース・WAKKUN先生の授業内容

2019-02-27 14:45:39 | 絵本ゆっくり塾
この日はWAKKUN先生の最後の授業でした。
前回は、長い和紙に墨で絵を描きましたが、今回はもっと長くじゃばらにした絵本を作って発表しました。
集印帳を使って制作された方や、一から好きな大きさ形でじゃばら絵本を作っている方も多かったです。

 


・宇宙と深海を両面で表現されていた方
・可愛いお家の形にされていた方
・ニットの編み図を絵で表現されていた方

表現方法は自由で楽しかったです。



WAKKUN先生の授業が最後でしたので、WAKKUN先生からも沢山のお話を伺いました。
普段持ち歩いている小さなスケッチブックには、いろんな落書きが。
「これは太田朋さんが描いた落書きやで」と楽しそうにお話されていました。
みなさんもノートやスケッチブックを持ち歩いて、気になったものはメモしスケッチしていきましょうね。



最後にWAKKUN先生から
「自分が心に思っていることを表現するということを、大切にしていってください」

WAKKUN先生、一年間ありがとうございました。

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2019年2月23日(土)イラストじっくりコース・安齋肇先生の授業内容

2019-02-23 21:17:14 | イラストじっくり塾
安齋先生、今日は3月3日まで教室の隣のギャラリーで行っているご自身の個展の話題からです。
明日のトークショーにも触れて、
「村上さんに●●について聞こうかなぁ」「でも聞くかも知れないし、聞かないかも知れないし」
まるで予告編のようで、明日も来たくなるような気持ちにさせてくれました。



今日の授業は、前回出ていた課題の発表と講評でした。
課題は「私はこれです!と言える作品を制作してくること。平面でも立体でもなんでもOK。テーマも自由」
ということでしたから、皆さん真剣に制作したものを持って来られていたようです。


さまざまな手法を使って絵本を完成させてきた人。


さまざまなタッチで一つのテーマのイラストを描いてきた人。


小学生の時以来○十年ぶりに木版画を作ってみた人。


星座がテーマだけれどちょっとひねった人物を描いた人。


ほっこりタッチのイラストで旅をテーマに描いた人。


ドラマティックなイラストでレコードジャケットを描いた人。


好きな映画のポスターを描いた人。

それぞれに的確なアドバイスをして、次回(4月6日)には仕上げて持って来るという課題が出ました。

今日の講評時の質問で「描きたくなくなる時はどうしたらいいですか?」というのがありました。
先生は、「ボクは絵を描くのが仕事だから、描きたくなくなるのはしょっちゅうですよ。そんな時は気持ちをどう持っていくかですね。自分のテーマに縛られてしまうのはイヤでしょう?例えば星座の絵だとして、12種類全部描くのはしんどいけど、1枚しか描けなくても良い絵が描ければモチベーションが上がってきて、自然と描けるようになったりもします。たくさん人に見てもらえる機会を作って、作品展にもどんどん出品するといいですよ」とおっしゃっていました。

また今日の授業では「ドラマティックに描く」というキーワードがたくさん出ました。
「ドラマティックさがちょっと足りない」「この絵はドラマティックだね」等々。

他にも
「絵をなめてかかるといけない。1点に集中して、その1点に愛情を注ぐように描こう。デートの前におめかしするように丁寧に」
「絵は、描いた自分も、それを見た人も楽しくなることが大事」
「目的は1枚の絵で話しかけること。それまでに目的がはっきりさせられるような方法を自分なりに模索して習得しよう」
など、名言が飛び出しました。



授業の始めは先生に作品を見ていただくということで皆さん緊張されていましたが、終わる頃には笑顔もたくさん。
皆さん次回はどんな仕上がりの作品を持って来られるでしょうか?
「はっちゃけた感じでね!」と、先生は「ししし〜」という例の笑い方でニコニコされていました。
本当にフレンドリーで楽しい安齋先生!!!次回(4月)にはもう今期最後になるなんて寂しいですね。


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2019年2月20日(水)絵本わくわくコース・高科正信先生の授業内容

2019-02-22 15:38:33 | 絵本わくわく塾
「いつもより早くに家を出て歩いていたら、メジロの群れを見ました」と高科先生のお話から始まります。
もう春ですね。こんなささやかな時間が、幸福の時間だなと感じるそうです。

高科正信先生の4回目授業は「死と再生の絵本」がテーマでした。

死と再生がテーマの絵本で、とても有名な佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』がありますが、他にも高科先生がお薦めの絵本や映画を紹介していただきました。

子どもの文学ではタブーとされていることがあります。
・老いや死について書くこと
・性について
・家庭内の暴力や離婚

ほとんどの絵本は「めでたし、めでたし」で終わるお話ですが、
死について書かれた絵本もあります。
死を書くことは、生をあぶり出すこと。
死について書くには、根っこの部分がしっかりしていないと書けないのです。

『死神さんとアヒルさん』 ヴォルフ・エアルブルック  訳 三浦美紀子  (草土文化) 2008年
 アヒルが死んでいくことについて淡々と書かれている



『じいじのさくら山』  松成真理子  (白泉社)  2005年

『鳥の島』    川端誠   (BL出版)  2005年
小さな生き物は、何のために生きているのか。生命を繋げるために生きている。
陶板の絵で描かれていて、最後の鳥が飛び立つページは圧巻です。

『ねこのき』   作 長田弘   絵 大橋歩   (クレヨンハウス)   1996年

『詩ふたつ』   詩 長田弘   絵 グスタフ・クリムト  (クレヨンハウス)  2010年




『おなかのすくさんぽ』  片山健   (福音館書店) 1992年 
赤ん坊が産まれてくる様子を、土・動物の声などで表現されたいます。

高科先生の読み聞かせで、みんなの心にじーんと残りました。

絵本以外でも、高科先生が大好きな映画『ミツバチのささやき』では、
子どもが成長するための、通過儀礼としての死と再生を描かれています。

本日は三時間授業でしたので、分かち書きやページ割りの説明など、生徒さんから質問も伺いました。
来期から文章の講座も始まる予定なので、そちらの講座ではもっと文章について詳しく説明します。
ご興味のある方は、6月から始まる「文章たっぷりコース」をお楽しみに。



【課題】「春を見つける」がテーマです。
・書き方が自由です。
 (絵本のテキスト・エッセイ・コラム)
提出は 3月27日(水)です。
春はすぐそこまで来ています。
春を感じるお話、楽しみにしています。

次回4月3日(水)のテーマは今回の続きで「命の絵本」です。

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2019年2月16日(土)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業内容

2019-02-22 15:10:03 | デッサンクラス
今日の授業は「花」を描きます。
その前に「彩度」と「明度」のお話をします。

●彩度…色の鮮やかさのことで、同じ赤色でも信号の赤は鮮やかで、
   煉瓦のようなくすんだ赤では、彩度が違います。
   また新緑の鮮やかな緑は彩度が高く、
   うぐいす色などは同じ緑系でも彩度は低いです。

●明度…色の明るさの度合い。
   明度を上げていくと白っぽくなり、反対に明度を下げていくと
   黒っぽい色になります。

さあ持ってきました「花」を描きましょう。
花を描くときは、見たままを描くのではなく、色々な角度から花・葉を見て、実際には見えていない箇所を描いてもOKです。





先ずは1本の花、次に花瓶に入れた複数の花を描きましょう!

●先ずはじっくりと観察

●構図・色を決める

●描く





次回2月23日(土)は「神戸動物王国」でスケッチします。
10時45分にチケット売り場前に集合です。

※宿題
 花と植物を描いてくる。
 2枚くらい。それ以上でも良いです。

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