絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2017年12月6日(水)イラストベーシックコース・授業持ち物

2017-11-30 18:56:29 | イラストベーシックコース
12月6日(水)のイラストベーシックコースは、
前回授業で描いたパネルの絵を、完成させてきていただき、発表と講評をします。
その後、一度パネルから絵を剥がして、新しく水張りに挑戦します。
その水張りをしたパネルに、黒と白のアクリル絵の具で、モノクロの絵を描いていきます。

持ち物
・前回描いた絵(パネル)
・水張りが出来る用意(水張りテープや刷毛など)
・水張り用の画用紙
・スケッチブック
・アクリル絵の具(最低、黒と白)

※17時半始まりです。ご注意ください。

よろしくお願いします。





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●2017年12月2日(土)イラスト・日程変更のお知らせ●

2017-11-29 21:48:42 | イラストじっくり塾
●授業の日程変更●のお知らせです。

2017年12月2日(土)イラスト・おさないまこと先生の授業は、この日はありません。
代わりの日程を現在調整中です。
お間違いのないよう、よろしくお願いいたします。

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2017年11月26日(日)絵本ゆっくりコース・高畠那生先生の初回授業内容

2017-11-29 16:13:49 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりコースの本日は、絵本作家の高畠那生(たかばたけなお)先生です。
まずは作品のお知らせです。
『たまたまタヌキ』(作・内田麟太郎/絵・高畠那生/佼成出版社)が日本絵本賞読者賞の候補作品となったそうです!
下記サイトから、お一人で何票でもご投票できるとのことです。
締切は2018年2月28日23:59まで投票可能です。皆さん、ぜひ投票しましょう!
https://www.mainichi-ks.jp/form/ehontouhyou2017/

高畠先生は、こういう思いがあって…と絵本を作っていないそうです。
それは読む人の想像力に任せる!

大切にされているのは、
・内容はきちんと伝わるか
・面白いか、面白くないか
・一枚の見開きを一枚絵として見た時にその絵は面白いか、です。

また、アイデアの差にプロもアマもないと言います。
アイデアをどうわかりやすく面白く伝わるように絵本に出来るかどうか、そこで差が出るのかもしれない、と。

高畠先生の絵本の作り方は実にユニークです。
まず描きたい絵を先に15見開きの中にランダムに描いていきます。
そして、その絵と絵の間にある空白部分を、絵のつながりを考えながら無理矢理つなげてみます!
一見、関連がなさそうに思える絵を、何とかくっつけようと考えることで、
思ってもみなかった意外な展開が見えてきます!
そこが気に入れば、それを更にふくらませて別のお話に考えても良いです。
なるほど、この作り方で作ると15見開きに仕上がります。

慣れで作らないように、この方法で作っているそうです。



今までに出版された絵本についても
一冊一冊どうやって作っていかれたかお話くださいました。




例えば、
●『まってる まってる』(作絵・高畠那生/絵本館)
背景を白抜きにした絵を描きたくて作られたそうです。

●『みて!』(作絵・高畠那生/絵本館)
絵本は文字数が多いと、そちらに目を奪われて絵をあまり見てもらえない。
だったら文字数を減らして絵をじっくり見てもらおう!と生まれたのがこの作品。
もとは8ページ絵本として依頼されたものを引き延ばして出来ました。
絵本は絵と文章併せてひとつなので、絵をもっと見てほしい。
描き手も文章だけに頼らず絵にもしっかりと情報を持たせる。



後半の30分ほどで、皆の前で一枚の絵を描いてくださいました!
どこから描き始めるのか、絵の具の出し方、筆に水をとる量、塗る時の運び方、紙をくるくる回して描きやすいように
工夫されている様子など、大変勉強になりました!!

こんな素敵な作品を目の前で仕上げてくださいました!
左のダチョウは、背景から描き、右のレトリバーとチーターは背景は最後に描かれていました。
それにもきちんとした理由がありました。細やかな計算と見せ方、とても貴重な時間でした!!



高畠先生、ありがとうございました。
次回は来年1月21日(日)です。
課題が出ています。
「15見開きのダミー本」を新たに制作してきてください。
・他の授業の課題以外の新作でお願いします。
・テキストと絵の位置をはっきりさせる。
・作りたい原寸サイズで作る。
・本当はこうしたかったけど出来なかった、というのは無しで、本当にしたい形のダミーにしてくる。
・着色してもモノクロでも良い。
以上です。

なるべく具体的に描き進めてきてもらう方が、先生からもより具体的なアドバイスを頂けます。
ぜひチャレンジして仕上げてみてください!!フレーフレーファイト!!

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2017年11月25日(土)イラストじっくりコース・寺門孝之先生の授業内容

2017-11-29 12:54:28 | イラストじっくり塾
イラストじっくりコースは寺門孝之先生です。
2回目の本日は課題「Over the Rainbow」を画材を変えて二点用意したものを
一人ずつ発表しました。

発表の前にまずはお話です。
寺門さんは子どもの時から「活字+絵」が両方合わさった印刷物に対して強烈な憧れがあったそうです。
なぜか辿っていくと、3歳頃に家に来てくれていたお手伝いの方のお家が町の印刷所で、絵を描くのが好きだった寺門さんのために
使わなくなった試し刷りの紙をいっぱいくださってよく目にしていたとのこと。
今でも色校正の紙の、はしっこに印刷されている色見本が好きなのだそうです。
三つ子の魂は百までとはよく言ったもので、なるほどそういったことがあったのですね!

また、イラストレーターという職業は小学生の頃にすでに知っておられたとのこと。
1960年代、横尾忠則さん、宇野亜喜良さん、伊坂芳太良さん(いさかよしたろうさん・1928〜1970)に憧れていたそうです。

生徒さん達にも「なぜイラストレーター、絵本作家になりたいのですか?」と質問されていました。
なぜなりたいか一人ずつ聞いてみると、皆さんにもそれぞれ理由があり、中には啓示があって来られた方も!
「それはいちばん確かな理由ですね」と寺門さんもにっこり。

イラストレーターになる素質として、「文字」と「絵」に対して感覚があるかどうかは大事では。

そして「額縁」のお話へ。
街中で見かける壁に直接描かれた絵や、例えば教会でどこまでも続いて描かれている絵は
主張はわかるがあまりお好きではないとのこと。
寺門さんは「額縁」が好きで、それは封じ込められている中に収まるからこそ力を発揮する、
この世の中にこの世の外を作っているように感じるそうです。
絵の中にホールがあって「額縁」はその境界を背負っているのでは、とも。

さぁ、課題の発表です。


皆さんの作品は、
・和歌山の那智の滝で「虹」を実際に見て、そこにいるであろう「竜」を描いた
・自分側が「虹」でそこから世界を見ている絵
・「虹」を身体にまといたい
・横浜に行った時の夜の観覧車が「虹」色だった
・ハワイそのものを「虹」のイメージとして描いた
・「虹」が通り過ぎた後の街
・虹色のオーラをまとったぬいぐるみ
・ユニコーン
などでした。
「虹」を明るい未来、良いメッセージとして捉えて描く方が多かったです。



一人ずつになぜこうなったのか丁寧に聞いてくださいます。





寺門さんの絵にも実は、よく「虹」が登場しています。
その「虹」は短かったり長かったり。
「虹」が出ると水や竜が出て、活発なイメージなのだそうです。
神話や伝説を読んでみるとただ「虹」が登場するというだけではないそうです。
アジアや西洋による「虹」の捉え方も様々でそういった違いを考えながら描かれるのも好んでされていることのようです。

講評では、
・描いた絵に深い意味はなくても良く、見た人が事件を感じられると良い。その絵を見た後ではもう見なかった前には戻れないような…。
・「虹」は実際に目に見えるもので、現実的要素であり、人の文化でもある。
・使う紙は総当たりで合うものを描いていくしかない。
・新しい画材を使う時、色々調べずとも好きなように自由に描いて良い。何をどうやっても良いもの。お醤油を混ぜたり砂を入れてみたり。先入観に縛られずやった人にしか出来ない発見もある。
・時間はいっぱいある。課題の期限がたまたま今日なだけで、続きを描いていって良い。
・言い訳がもしあるなら、どんどんそれを描いていく。人に説明しなくても見て感じてもらえる絵を目指そう。
などなど!

次回は来年2月17日です。
課題は「◎◎と私の間」です。
◎◎は自由に思うこと、ものを入れてください。
「間」は、「ま」でも「あいだ」でもどちらの読み方でも良いです。
どうぞよろしくお願いします。



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2017年12月3日(日)絵本ゆっくりコース・WAKKUN先生の授業持ち物

2017-11-27 19:34:51 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりコース
●12/3(日)WAKKUN先生AB
細長い和紙に墨で絵を描きます。
*持ち物
・大小の筆(習字用の筆・100均で良い)
・ぞうきん、新聞紙
・文鎮(ぶんちん、又は何か重しになるようなもの)
・墨を入れるカップ(ペットボトルの上を切った物で良い)
・紙と墨代…1枚200円(紙と墨はこちらで用意します)
※念のため、汚れても大丈夫な服装かエプロン持参でご参加下さい。
※靴を脱いでブルーシートの上で描くので脱ぎ履きしやすい靴がおすすめです。
以上です。

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。

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Gallery Vie 絵話塾(かいわじゅく)
E-mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
〒 650-0022神戸市中央区元町通3-2-15
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TEL:078-332-5808  FAX:078-332-5807
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