絵話塾だより

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2018年2月25日(日)絵本ゆっくりコース・高畠那生先生の授業内容

2018-02-26 16:52:22 | 絵本ゆっくり塾
絵本作家・高畠那生先生の3回目の授業では、
『ジャックとまめのき』という昔話の絵を描きました。

予め、生徒さん達にどの場面でも良いので一場面を描いてきてもらいました。



自分のオリジナルで作る創作絵本とは違い、昔話には様々な制約がありますが、その中でどう面白くできるか。
まず、読んでみて自分ならどこを見てみたいか、読者ならどこを見たいか考えること、と高畠先生。



その頃の時代のこと、服装、髪型など調べることも大切ですが、それに引っぱられ過ぎないように、とも。
あくまで事実は事実として、これは絵本ですので人に伝わるように描くことが先決です。
実際のことと、人が見てそう見えるか見えないかだったら、そう見える方を選ぶ。

ジャックと大男の大きさの差や、横の見開きでまめのきをどう見せるか、など
生徒さん達もいざ描いてみて疑問点が出てきたようで、先生にも質問されていました。

大きさの差は、周りの描き方で違いを見せられること、走って逃げる場面ではそう見えるために
どう描けば見えるようになるのか、など、絵本の静止画をどう工夫して表せられるのか話し合いました。

出来上がった作品を見て意見を言うのと違い
自分で描いてみて初めて気が付いたことも多かったようで、とても実践的な内容でした。



後半は高畠先生が、ボクならこう描く…と実際に描いてみせてくださいました。
とっても参考になりましたね。
ありがとうございました。

次回は4月8日です。内容や持ち物は後日お知らせします。
よろしくお願いいたします。
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