今回は後は搭乗口に行くだけなので時間的にゆとりができたと思ったが残り20分も無かった
前回とは打って変わって歩きながらC8ゲートを目指していく
皮肉な事にまた1番奥だ、行く途中に色々珍しいものを見れたので撮ってみた
これ、どっかで見た事がある
そうだ、某MMORPGをしていたときに出てきた敵キャラにそっくりだ
そのマップは確かタイのマップだったし、名前は何だったっけタムラン?とかそういう名前だったはず
調べて見らた某MMORPGの情報しかでてこない、あれ?
じゃあ正式名称何なんだろうw
色々調べてみたけど結局分からなかった、でも空港にあるぐらいだし、かなり代表的な何かではあるんだろうな
俺の想像では何かの化身・・・な気がする
2体あったんですけど、そのうちの1体は修理(というか色塗りなおし?)してました
こういうのってなんかよくないですか!?
俺は伝統というものにかなり惹かれます

なんか黄金の三叉頭の蛇で綱引きしている小人(?)が居たので撮ってみました
こういうのは説明がないと本当にわけわからんですね
途中に色々免税店が並んでいる
前回は周りを気にする余裕すらなかったので少しは新鮮だ
まあ日本の空港に目新しいものがそんなにあるとは思えないが
鞄、化粧品、特に興味が無いものが並ぶ中、お菓子売り場がある
外国のお菓子は基本的に日本では見ないものが多いのでなかなか興味深い(つまり逆も然り)
良く見ると試食コーナーまであるではないか、お菓子の試食とはまた珍しい(と思う)
適当につまんで食べてみると風変わりな味がしたが、どこか違う外国で食べた事があるような気が確かにした
サクサクしたクッキーの様な生地を少し崩して、それに綿菓子の糸を太く硬くしたような糸で絡ませている
味は口で表現できない独特な甘さ、おいしいといえるギリギリの味だった
勘違いしないで欲しいが、おいしいのだ、ギリギリで
それを一口頬張り、通り過ぎたすぐ後に
「やっぱさっきの買おう」
と、母が言い出して引き返す
結局他に似たようなお菓子を二つ追加して3箱購入
時間がちょうど搭乗時間になったので、今度は寄り道せずに向かう
途中で被写体になるのに申し分の無い建物があったので撮ってみた
依然として何か分からないが有名なのだろう、きっと
C8ゲートに行くと既に第一段階はゲートが開放されている
空港のゲートは大体2段階あり、1段階目でロビーに入れ、2段階目で飛行機に乗れることが多い
2段階目はまだ開放されておらず、人がひしめき合っていた
母と二人でたわいもない話をしていたら
「先生ですか?」
と男性に声を掛けられた
現皇太子に良く似た彼は一緒に行く事になっている人で、この空港で会う事になっている女性の夫だ
俺と母は結構外国に行くわけだがその時に母の知り合いと一緒になる事も珍しくない
これで俺にとっては3度目だ
しかも、一緒に行く人は毎回俺に妙な「あだ名」をつけられる運命となっている
1度目は小学生6年生の時、イタリアに行った
その時に一緒だったおじさんは「はせがわんちゃん」というあだ名をつけられた
顔が犬っぽい+長谷川という苗字だった為だ
2度目は19歳の時、ジンバブエに行った時だった
その人は50台の男性だったのだが、それはそれは豊かなエゴイズムをお持ちで
「エゴ夫」というあだ名がつけられた
しかもこいつのいびきがマジデうるさい、俺は毎度一緒の部屋で寝かされたわけだが...
父と同じレベルだと言っても良い、この2強は俺の人生の中でまず間違いなく崩れないだろう
自分のいびきの音で何故起きないのか不思議で仕方が無い
そして3度目が今回、今回は初めて二人組みなのだがあだ名を決めるのは一瞬だった
それは勿論「皇太子」と「皇太子妃」、それ以外に当てはまるものは無かったのだから
しかしこの二人が居たせいで今回の旅行がぶち壊しになりかけた事を、あの瞬間まで誰も気づけなかった