N003の実事求是な日々

基本はゲームの事、後は気になったニュースとか人生観とか
自分の病気の事とか実事求是な記事を書きたいと思っております

山口県10人で3泊4日半の大旅行 3日目 祖母の子供時代の家近編

2010-07-23 09:46:47 | 旅行
とまあかなり遠い距離からとった写真だったので縮尺すればなんとか
顔がばれないぐらいの大きさになったので載せました
あまりばれる様なら目の部分に黒い線とも思ったが、あんな犯罪者みたいになるぐらいなら
載せない方がましだ
ちなみに左上が俺、右が母、左下が祖母

写真を撮っているうちに(ここで2,3枚撮っていたので)完全に前グループと後ろグループに分断され
もう前のグループは視界外へ消滅していた
恐らく曲がり角を曲がったのだろう
分断されたとしても誰も待とうとも追いつこうともせずみなマイペースだった
俺はというと祖母の車椅子を押して周りと孤立していた位置にいた
「海王(俺の事、分かってると思うけど偽名、本名を知っている人から見ると偽名になってないかも)くん
とこんなに喋るのは久しぶりやね」
「そうやっけ」
「一緒に住んでないし、海王くんが仕事初めてからからっきし来なくなったし」
「・・・」

どこかで言った事がある気がしなくもないが俺は準おばあちゃん子だ(完全ではない)
小学生の時の記憶を思い出してみるとそこにはいつもおばあちゃんが居てくれた気がする
一番印象に残っているのは小学4年生のとある朝の出来事
俺は昔、確か小学4年生の時はまだお母さんと一緒のベットで寝ていたと思う
宿題、特に漢字ドリル系のものは前日にこなした記憶が無い
余裕で夏休みの宿題を残り1週間で開始するタイプの人間だ
それでいつも朝に宿題を済ませていた
目覚まし時計が無いので俺を起こす役目はおばあちゃんだった
階段の下から俺の名前を何度も、本当に俺が起きるまで何度も呼んで
その声がうるさいとお父さんとおばあちゃんが喧嘩に何度もなった
その仲裁をお母さんがいつもしていたが、それにうんざりしている様子だった
今日も起こされ(というか起こしてと頼んでいた)朝の4時30分から漢字ドリルを始める
まだ他に誰も起きておらず、おばあちゃんが台所で朝ごはんの準備やらをしている
その後ろで、掘りごたつにだらーっとへばり付きながら面倒くさい漢字ドリルを進める
たまに分からないところがあるとおばあちゃんに聞いてみるんだけど、大体同じ答えが返ってくる
「自分で考えて分からないなら調べてみなさい、それでも分からないなら答えてあげるから」
その記憶は今でも薄れることは無い、俺の中で一番鮮明で一番古いおばあちゃんとの2人だけの記憶

おばあちゃんは耳が遠い、そりゃあもう91歳なのだから当たり前といえば当たり前なのだ
ただ、どうしてか俺の言葉は聞き取りづらいらしく、たまに何度言い直しても
「わからん、さっぱりわからん」
と言われる時がある、なので2人だけでいると会話がちゃんとできないときもある
母や姉の声は言い直すと聞こえているらしいのにな、ちょっと寂しい
俺の声「だけ」が、届かない
この後5分程度だが暫く2人で他愛もない話をした
俺が今していることとか、周りの景色の事(祖母の故郷なのでネタは腐るほどある)とか
そういえばこの時だけは1度も聞き返されなかった気がする、気のせいか
暫く直進していると石でできた看板のようなものが道路の角に設置されていた
「木戸考允(きどこういん、本当はたかよしと読む)誕生地はこちら」というようなものだ
今みんなが向かっているのはこの木戸考允の家なのである
木戸考允って誰?と思う人もいるかもしれないので、もう少し名前の通った方で言うと
「桂小五郎」の事である

桂小五郎って誰?とかいうやつはもうしらん
ぐぐれぐみんども!!!!!!!!!