NMB48の18枚目シングル「欲望者」が今日からCD発売されます。
現在までに出ている楽曲指標、さらに今後出てくるCDセールスなど、様々な数字をどう捉えるべきなのか、判断材料にするため、過去のデータを紹介しておきます。
まずは、iTunes トップソングの順位推移。
(表1) iTunes Store トップソングにおけるNMB48直近4表題曲の配信全期間に渡る順位帯分布
凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (50位以内/200位以内日数; 確認できた最高順位) 配信開始日 [シングル番号] 曲名
# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 配信元が複数の場合は、もっとも成績の良いもの載せているが、結果として、すべてTypeA収録版になっている
# 配信開始から2018/04/03(火)までのデータ
# NMB48で現在200位圏内にランクインしている表題曲は「欲望者」のみ
34位 @ 配信開始後21時間 2018/04/04 [18] 欲望者
00-00-01-01-02 / 02-11-04 (04/21日; 26位) 2017/12/13 [17] ワロタピーポー (Type-A)
00-00-00-00-00 / 03-03-02 (00/08日; 56位) 2016/12/21 [16] 僕以外の誰か (Type-A)
00-00-00-01-02 / 05-08-03 (03/19日; 36位) 2016/07/27 [15] 僕はいない (Type-A)
00-00-00-00-00 / 07-05-06 (00/18日; 58位) 2016/04/20 [14] 甘噛み姫 (Type-A)
00-00-00-00-01 / 01-01-02 (01/05日; 45位) 2018/01/10 SKE_無意識の色 (Type-A)
00-00-00-00-00 / 02-01-01 (00/04日; 64位) 2017/08/02 HKT_キスは待つしかないのでしょうか? (TypeA)
00-00-00-00-00 / 03-02-02 (00/07日; 53位) 2017/12/05 NGT_世界はどこまで青空なのか?(Special Edition)
00-00-00-00-01 / 01-01-03 (01/06日; 48位) 2018/01/31 STU_暗闇 (TypeA)
00-00-00-01-01 / 04-04-03 (02/013日; 34位) 2018/03/14 AKB_ジャーバージャ (TypeA)
14-11-02-06-02 / 28-34-30 (35/127日; 03位) 2017/09/22 乃木坂_いつかできるから今日できる
10-14-04-00-00 / 00-00-00 (28/028日; 02位) 2018/03/07 欅坂_ガラスを割れ!← 04/03(火)現在18位
17-27-26-15-11 / 35-22-06 (96/159日; 01位) 2017/10/25 欅坂_風に吹かれても
「欲望者」は、今日の午前零時頃からiTunes Storeでのダウンロード販売が始まったようですが、21時間経った午後9時において、トップソングの34位まで上昇しています。
17枚目表題曲「ワロタピーポー」は、最高26位、200位圏内入りは21日と、AKB48「ジャーバージャ」を越える良好な数字を出しており、どこまで今作が前作に迫るかが、一つの焦点です。
NMB48の配信人気は、48姉妹グループの中で最も高いレベルにあり、それを維持、発展できるかどうかは、48G全体に影響する、重要なポイントだと思います。
欅坂46「ガラスを割れ!」は配信28日目の18位で、まだまだ数字を伸ばしている途中です。
3月31日(土)、横浜アリーナで開催された『東京ガールズコレクション2018 SPRING/SUMMER』において、欅坂がステージライブを行い、「ガラスを割れ!」」「避雷針」「風に吹かれても」の3曲を披露して以降、トップソング順位の反転上昇が起こっています。
それでも、前作「風に吹かれても」と比べると、やや底堅さに乏しいスタートとの印象がある。
ところで、iTunesトップソングの順位推移を調べているのは、ダウンロード数の動向を把握するためですが、前回記事で紹介したように、最近、オリコンが複数配信サイトのデータをまとめたDLランキングを発表していて、具体的なDL数まで載せています。
こういった数値が手に入らなかったため、トップソング順位を調べ、そこから推測していたわけで、今やダウンロード数を直接知ることができる。
しかし、残念ながら、オリコンが公表しているのは、上位30曲までで、そこに入らなければ30位のダウンロード数未満という情報しか得られません。
現在のところ、46&48Gで、配信第1週からのデータが得られているのは、以下のように、欅坂46「ガラスを割れ!」と坂道AKB「国境のない時代」のみです。
(表2) iTunes Storeトップソングとオリコンデジタル単曲ランキングの比較
凡例
アーティスト名「曲名」
対象週iTunesトップソングの順位帯分布 : 対象週オリコンデジタルのダウンロード数 (そこまでの累計) 順位 @ 配信後経過週数 集計週の日付期間
#「ダウンロード数」「累計」は「万DL」単位
# 赤色の数字は、それ未満の値であることを示す
#「配信後経過週数」は、配信開始日から最初の日曜までを「1W」、翌月曜から日曜までの7日間を「2W」、次の月曜から日曜までの7日間を「3W」と順に数えたもの
# オリコンデジタルは最新チャートである2018/04/09付(03/26〜04/01)までのデータ
欅坂46「ガラスを割れ!」配信開始 03/07(水)
5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 3.49万DL (3.49) 02位 @ 01W 03/05(月)11(日)
5-2-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 1.65万DL (5.15) 07位 @ 02W 03/12(月)18(日)
0-7-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 0.88万DL (6.02) 08位 @ 03W 03/19(月)25(日)
0-3-4-0-0 / 0-0-0 [0] : 0.57万DL (6.59) 20位 @ 04W 03/26(月)01(日)
AKB48「ジャーバージャ」配信開始 03/14(水)
0-0-0-1-1 / 3-0-0 [0] : 0.43万DL (0.43) 30外 @ 01W 03/12(月)18(日)
0-0-0-0-0 / 1-4-2 [0] : 0.44万DL (0.86) 30外 @ 02W 03/19(月)25(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-1 [6] : 0.41万DL (1.27) 30外 @ 03W 03/26(月)01(日)
坂道AKB「国境のない時代」配信開始 03/28(水)
2-1-1-1-0 / 0-0-0 [0] : 0.50万DL (0.50) 26位 @ 01W 03/26(月)01(日)
オリコンDLランキングのTOP30に入るためには、当然ながら、iTunesトップソングで30位以上に食い込む必要がある。
NMB48「欲望者」は、配信開始後21時間が経った時点で、34位付近まで来ていますが、さらに上昇して、しばらく上位に留まらないと、AKB48「ジャーバージャ」と同じく、オリコンのリストに曲名が載らず、具体的なダウンロード数は分からないでしょう。
NMB48は、48Gの中で、配信が強いグループなので、新しいDL指標が登場した今、18枚目表題曲にはぜひTOP30入りして欲しいですね。
次に、YouTubeのMV再生数推移を。
(表3) NMB48直近5表題曲及びアルバムリード曲MVのYouTube再生回数推移
凡例
公開1w速度(累計)→2w速度(累計)→3w速度(累計) MV公開日 [シングル番号] 曲名 [MV形態]
#「1w」は、公開開始から1週間後の同じ曜日、同じ時刻まで、そこから1週間後同曜日同時刻までを「2w」と順に数える
#「速度」は、対象週における再生回数の平均増加速度で「万回/日」単位
#「累計」は、対象週の終わり時点における再生回数で「万回」単位
#「欲望者」フルバージョンMVは、2018/04/04_12:00時点で、公開4w途中の26日目(d)
04.9(034)→1.9(047)→1.3(056) 2018/03/09 [18] 欲望者 [full ver.]
08.4(059)→2.7(078)→6.0(119) 2017/11/30 [17] ワロタピーポー [full ver.]
14.9(104)→2.9(125)→3.7(151) 2017/07/06 [03Ab] まさかシンガポール [full ver.]
03.9(027)→1.2(036)→0.7(041) 2016/12/04 [16] 僕以外の誰か [short ver.]
03.3(023)→1.2(031)→1.1(039) 2016/07/06 [15] 僕はいない [short ver.]
07.3(051)→2.9(072)→1.8(084) 2016/04/02 [14] 甘噛み姫 [full ver.]
4.6(032)→2.1(047)→1.5(057) 2017/12/20 SKE_無意識の色 [full ver.]
4.6(032)→3.5(057)→1.7(069) 2017/07/17 HKT_キスは待つしかないのでしょうか? [full ver.]
3.3(023)→0.8(029)→0.0(000) 2018/03/20 NGT_春はどこから来るのか? [full ver.]
1.9(013)→0.9(019)→0.6(023) 2017/12/27 STU_暗闇 [ful ver.]
#「春はどこから来るのか?」は、現在、公開2wが終わったところ
16.0(112)→05.2(148)→05.1(184) 2018/02/28 AKB48_ジャーバージャ [full ver.]
30.4(213)→12.4(299)→11.6(381) 2017/09/21 乃木坂_いつかできるから今日できる [full ver.]
68.0(476)→26.9(664)→30.6(878) 2018/02/14 欅坂_ガラスを割れ! [full ver.]
50.0(350)→22.0(503)→17.6(627) 2017/10/03 欅坂_風に吹かれても [full ver.]
「甘噛み姫」「まさかシンガポール」「ワロタピーポー」「欲望者」といった、NMB48による近年のフルバージョンMVを比べると、少なくとも公開3週目(w)まで再生数は、最新作が一番遅いスピードで進んでいます。
ただ、「ワロタピーポー」が、複数のYouTuberが取り上げたことで、一気に再生数を伸ばしたように、今後の仕掛けによって、大きく加速する可能性もあるので、今しばらく見守らないと、今作の動画人気を判断できないと思います。
M再生数に関して、最近、姉妹グループの中で勢いを感じるのは、HKT48ですね。
AKB48「ジャーバージャ」のカップリング曲である「ぶっ倒れるまで」MVは、NGT48「友達でいましょう」MVと並んで、再生数増加速度が他曲MVより明確に大きかった。
(表4) AKB48・51枚目「ジャーバージャ」に収録された各グループのYouTube再生回数推移
凡例
公開1w速度(累計)→2w速度(累計)→3w速度(累計) MV公開日 グループ名_曲名 [MV形態]
# 表記法は(表3)と同じ
14.8(103.3)→4.1(131.9)→2.4(149.0) 坂道AKB_国境のない時代 [short ver.]
2.4(16.5)→0.7(21.4)→0.4(24.2) NGT_友達でいましょう [short ver.]
2.5(17.3)→0.5(20.9)→0.3(22.9) HKT_ぶっ倒れるまで [short ver.]
1.8(12.6)→0.4(15.2)→0.1(16.0) NMB_下手を打つ [short ver.]
1.6(11.1)→0.2(12.7)→0.1(13.6) AKB48若手_Position [short ver.]
1.2(08.3)→0.3(10.6)→0.2(11.7) STU_ペダルと車輪と来た道と [short ver.]
1.1(07.5)→0.1(08.4)→0.1(08.9) SKE_愛の喪明け [short ver.]
NGT48は、デビュー曲「青春時計」のMV再生数は、伸びに勢いを感じさせたものの、2作目、3作目と進むにつれて、増加速度が落ちている。
欅坂のように、デビュー曲の人気が凄いと、2作目で方向性を少し変えただけで、楽曲指標が顕著に下降することはあるけど、3作目で一定の存在感を示せば、多様な音楽的好みを持つファンを、幅広く惹きつける道が拓けていく。
しかし、NGTの場合は、3作目において、反転上昇の気配が乏しく、その辺にやや不安があります。
次は、オリコン調べのCDセールス。
(表5) NMB48直近5シングルのオリコンCD週間ランキング
凡例
初動 (累計) 発売第1週順位 50位以内/200位以内ランクイン回数 @ 発売後経過週数 CD発売日 [シングル番号] タイトル
#「発売後経過週数」は、CD発売日から最初の日曜までを「1W」、翌月曜から日曜までの7日間を「2W」、次の月曜から日曜までの7日間を「3W」と順に数えたもの
#「初動」は、発売週におけるオリコン週間ランキングの売り上げ枚数で「万枚」単位
#「累計」は、2018/04/02付チャートまでの週間売り上げ枚数の累計で「万枚」単位
00.0万枚 (00.0) 0位 00/00回 @ 00W 2018/04/04 [18] 欲望者
27.3万枚 (32.9) 1位 11/13回 @ 13W 2017/12/27 [17] ワロタピーポー
26.7万枚 (32.0) 1位 13/16回 @ 65W 2016/12/28 [16] 僕以外の誰か
30.4万枚 (36.4) 1位 11/17回 @ 86W 2016/08/03 [15] 僕はいない
23.0万枚 (29.7) 1位 08/20回 @ 100W 2016/04/27 [14] 甘噛み姫
27.9万枚 (35.2) 1位 11/11回 @ 11W 2018/01/10 SKE_無意識の色
20.0万枚 (25.9) 1位 08/14回 @ 34W 2017/08/02 HKT_キスは待つしかないのでしょうか?
14.8万枚 (19.9) 2位 13/16回 @ 16W 2017/12/06 NGT_世界はどこまで青空なのか?
13.6万枚 (17.6) 1位 07/08回 @ 08W 2018/01/31 STU_暗闇
111.6万枚 (114.5) 1位 02/02回 @ 02W 2018/03/14 AKB48_ジャーバージャ
085.1万枚 (108.0) 1位 24/24回 @ 24W 2017/10/11 乃木坂_いつかできるから今日できる
083.3万枚 (092.2) 1位 03/03回 @ 03W 2018/03/07 欅坂_ガラスを割れ!
064.3万枚 (081.8) 1位 18/22回 @ 22W 2017/10/25 欅坂_風に吹かれても
46&48Gの初期CDセールスは、収録楽曲の人気とほとんど関係なく、握手会人気の高さでほぼ決まります。
ただ、握手会に来てくれるファンは、単独ライブなど、様々なイベントを中心で支える、まさに「コア」ファンなので、大規模な握手会を仕掛けながら、初動などの数字が低いと、グループの動員力が弱くなっている危険があり、今後の活動に響いてくる。
最近、NGTやSTUのように、相当な部数の握手会を用意しながら、初動が20万枚を大きく割り込むケースがあり、AKB48Gにおいて、ファン離れが加速している可能性を疑いたくなります。
NMB48は、15枚目「僕はいない」以降、25万枚を越える初動を維持していますが、「欲望者」個別握手会は、完売状況があまり芳しくないそうで、初動や初期累計の数字に注目しています。
握手会の盛況ぶりを推測する一つの方法は、それによって生み出されるCDセールスの「効率」を考えることです。
個別握手会の総部数が多ければ、初動や累計は大きくなりますが、開催1日あたり、設定100部あたり、参加メンバー1人あたりに換算すると、人気の「質」が見えてくる。
(表6) NMB48直近5シングル個別握手会のオリコン累計効率
凡例
累計 : 1日あたり効率 100部あたり効率 参加メンバー1人あたり効率 [シングル番号] タイトル
#「1日あたり効率 」= 累計売り上げ枚数 / 個別握手会日数
#「100部あたり効率 」= 累計売り上げ枚数 / (個別握手会総部数/100)
#「参加メンバー1人あたり効率」= 累計売り上げ枚数 / 参加メンバー人数
#「累計売り上げ枚数」は2018/04/02付チャートまでの週間売り上げ枚数の累計
累計 : 0.0万枚/日 0.0万枚/百部 0.00万枚/人 [18] 欲望者
累計 : 4.7万枚/日 4.4万枚/百部 0.69万枚/人 [17] ワロタピーポー
累計 : 4.6万枚/日 4.2万枚/百部 0.55万枚/人 [16] 僕以外の誰か
累計 : 4.5万枚/日 6.2万枚/百部 0.58万枚/人 [15] 僕はいない
累計 : 4.9万枚/日 5.1万枚/百部 0.54万枚/人 [14] 甘噛み姫
累計 : 4.4万枚/日 3.9万枚/百部 0.56万枚/人 SKE_無意識の色
累計 : 4.3万枚/日 3.1万枚/百部 0.54万枚/人 HKT_キスは待つしかないのでしょうか?
累計 : 3.3万枚/日 4.8万枚/百部 0.83万枚/人 NGT_世界はどこまで青空なのか?
累計 : 2.5万枚/日 2.1万枚/百部 0.57万枚/人 STU_暗闇
累計 : 16.4万枚/日 2.6万枚/百部 0.37万枚/人 AKB48_ジャーバージャ
累計 : 18.0万枚/日 11.7万枚/百部 2.77万枚/人 乃木坂_いつかできるから今日できる (乃木坂46)
累計 : 15.4万枚/日 11.1万枚/百部 2.31万枚/人 欅坂_ガラスを割れ!
累計 : 13.6万枚/日 11.9万枚/百部 2.56万枚/人 欅坂_風に吹かれても
NMB48の百部あたり累計「効率」は、14、15枚目シングルで5万枚/百部を越えていたものの、16、17枚目では4.5万枚/百部を切る水準に落ちていて、若干気になります。
17枚目「ワロタピーポー」のメンバー1人あたり効率は0.69万枚/人と高く、参加人数を絞ったことが分かります。
にも関わらず、百部あたり効率が上がっておらず、一握りの超人気メンバーと、大多数を占める知名度の低いメンバーという構図は、変わっていないように見えます。
他の姉妹グループを眺めると、NGT48の百部あたり効率と、1人あたり効率が突出して高く、その一方で、1日あたり効率は低め。
メンバー間の人気格差が少なく、比較的少人数で、無駄を抑えながら、売り上げを支えているのが分かります。
しかし、「世界はどこまで青空なのか?」の累計は、まだ20万枚に届かず、配信・動画の楽曲指標がシングルを出すごとに下がっている印象がある。
やはり、乃木坂の生駒里奈、欅坂の平手友梨奈といった、グループを象徴する人気メンバーが出てこないと、人気を軌道に乗せるのは難しいのかもしれない。
最後に、発売週におけるビルボード。
(表7) Billboard JAPAN Hot100 におけるNMB48直近5表題曲のCD発売週成績
凡例
(総合)Hot100順位 各項順位 : CD発売日 [シングル番号] 曲名
#「各項目」の意味は
S : ストリーミング数
R : ラジオ放送回数
L : PCによる読み取り数 (ルックアップ)
T : ツイート数
M : 国内動画再生回数
F : ランクイン回数(CD発売週における)
#「00位」は、「欲望者」では未定、他曲では100位圏外
(総合)0位 S00/R00/L00/T00/M00F/00 : 2018/04/04 [18] 欲望者
(総合)1位 S01/R00/L04/T10/M00/F02 : 2017/12/27 [17] ワロタピーポー
(総合)2位 S01/R83/L06/T11/M00/F03 : 2016/12/28 [16] 僕以外の誰か
(総合)1位 S01/R30/L16/T03/M00/F04 : 2016/08/03 [15] 僕はいない
(総合)1位 S01/R00/L03/T01/M00/F03 : 2016/04/27 [14] 甘噛み姫
(総合)1位 S01/R26/L02/T03/M00/F02 : 2018/01/10 SKE_無意識の色
(総合)1位 S01/R00/L07/T10/M00/F02 : 2017/08/02 HKT_キスは待つしかないのでしょうか?
(総合)2位 S02/R19/L06/T09/M00/F01 : 2017/12/06 NGT_世界はどこまで青空なのか?
(総合)1位 S01/R19/L06/T10/M00/F01 : 2018/01/31 STU_暗闇
(総合)1位 S01/R30/L04/T05/M90/F02 : 2018/03/14 AKB48_ジャーバージャ
(総合)1位 S01/R07/L01/T06/M28/F06 : 2017/10/11 乃木坂_いつかできるから今日できる
(総合)1位 S01/R17/L01/T01/M03/F05 : 2018/03/07 欅坂_ガラスを割れ!
(総合)1位 S01/R07/L01/T01/M09/F05 : 2017/10/25 欅坂_風に吹かれても
最近、48各グループの「ルックアップ」順位は、改善傾向にありますが、他のアイドルやアーティストが、CDセールスをアップしたいという意欲を、以前ほど強く持たなくなったことが追い風になっていると思います。
音楽人気の主戦場は、今や、シングルCDの売り上げランキングではなく、明らかに、iTunesトップソングなどの配信ランキングに移っており、特典イベントを仕掛けて、CDセールスを上げても「うまみ」が乏しい。
J-POP界において、CDからダウンロードへの移行が加速する中、46&48Gの売り上げ枚数が、相対的に高順位を獲得し、「ルックアップ」の順位も押し上げている気がします。
配信が便利だと分かっていても、CDで音楽を聴くことを続けている人が、坂道やAKB48のファンには多いんじゃないでしょうか。
NMB48の各項目で気になるのは、「T ツイート数」の順位が16枚目11位、17枚目10位に留まっていることとで、リリース間隔の長さを考えると、久しぶりのシングルなのに、ネットの盛り上がりにやや物足りなさがある。
また、「R ラジオ放送回数」が「僕以外の誰か」は83位、「ワロタピーポー」は100位圏外で、エアプレイによる新曲キャンペーンが脆弱な印象を受けます。
近年、ネットとラジオは親和性の高いメディアで、「T」と「R」が連動している可能性もあって、テレビ以上に力を入れた方がいいかもしれない。
「M 国内動画再生回数」が100位圏内にランクインしないのは、他の姉妹グループも同じです。
上表で取り上げた曲だけでなく、そもそも48姉妹グループの曲が、この項目で、100位以内に入ったのは、少なくとも私は見たことがなく、一つの大きな目標だと思います。
欅坂の表題曲は、何度もTOP10に入り、1位を獲得したこともあり、そのことからも、間違いなく、相当なヒットを連発しているグループと言えるでしょう。
先ほど、04/03付オリコンデイリーが発表され、18枚目「欲望者」初日は17.6万枚の1位でした。
NMB48の初日・初動差はよく分かりませんが、個別握手会の総部数は17枚目「ワロタピーポー」とほぼ同じようなので、初動や累計が前作を大きく割り込むと、さらに「効率」が低くなってしまう危険がある。
コアファンをどこまで維持できているのか、明日からのデイリー売り上げ枚数は、重要な意味を持つと思います。
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乃木坂46、20枚目シングル「シンクロニシティ」の表題曲MVが、14枚目以降のケースから推測して、今週水曜から金曜の間に公開される可能性濃厚。最初の注目点は公開初日の最高記録「インフルエンサー」93万回を越えるかどうか。「裸足でSummer」MVが4月20日頃にグループ2作目の2千万再生を達成の見込み
17:36 - 2018年4月2日
乃木坂の巨人阪神開幕戦における国歌斉唱、声の美しさがポイントの「君が代」を、衛藤美彩に歌わせなかったのは残念。しかも6人だと合わせるのが難しい。みさみさのソロ、又は生田絵梨花とのデュエットを聴きたかった。純粋に歌唱力が要求される場面には、最適なメンバーを最適な形で起用した方が良い
18:22 - 2018年4月2日
乃木坂運営は「いつかできるから今日できる」の音楽番組生歌ですら、歌唱力ではなく「序列」重視の歌割りを適用してきた。しかし、一般視聴者に理解不能なこの姿勢が、最近楽曲人気の脆弱化を招いている懸念がある。J-POP界の人気勢力図が激変する中、生き残るために、音楽重視に舵を切るべきだと思う
19:28 - 2018年4月2日