乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)
02月07日(水) [舞台] 舞台『続・時をかける少女』東京公演(東京グローブ座)。初日第1公演(17:00)。上白石萌歌の主演舞台に、新内眞衣が出演
02月08日(木) [舞台] 舞台『続・時をかける少女』東京公演(東京グローブ座)。2日目第2公演(17:00)
02月09日(金) [舞台] 舞台『続・時をかける少女』東京公演(東京グローブ座)。3日目第3公演(17:00)
02月10日(土) [舞台] 舞台『続・時をかける少女』東京公演(東京グローブ座)。4日目第4公演(13:00)&第5公演(18:00)
02月11日(日) [舞台] 舞台『続・時をかける少女』東京公演(東京グローブ座)。5日目第6公演(13:00)&第7公演(18:00)
02月12日(月) [舞台] 舞台『続・時をかける少女』東京公演(東京グローブ座)。6日目第8公演(13:00)
02月13日(火) [舞台] 舞台『続・時をかける少女』東京公演(東京グローブ座)。7日目第9公演(14:00)&第10公演(19:00)
02月14日(水) [舞台] 舞台『続・時をかける少女』東京公演(東京グローブ座)。8日目千秋楽第11公演(14:00)
02月11日(日) 『C3AFA HONG KONG 2018 presents I LOVE ANISONG HONG KONG 2018』in AsiaWorld-Expo, Runway 11 (開演19:00)に、乃木坂が参加。出演メンバーは、現時点で未発表も、ブログから生田絵梨花は参加する模様
02月17日(土) [特典] アンダーアルバム 「僕だけの君~Under Super Best~」第2回個別握手会 in 愛知・ポートメッセなごや
02月17日(土) [舞台] 舞台『続・時をかける少女』大阪公演(森ノ宮ピロティホール)。第1公演(14:00)&第2最終公演(18:30)。新内眞衣が出演
02月25日(日) [特典] 19枚目シングル「いつかできるから今日できる」第4回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜
乃木坂と欅坂の春シングルに関して、色々と情報が出てきましたが、詳細がすべて発表されたわけじゃないので、いつくか疑問が囁かれていますね。
とくに乃木坂20枚目は、「シンクロニシティ」という「はるやま / P.S.FA」フレッシャーズキャンペーンの新CMソングが表題曲かどうかが、今ひとつ、スッキリしない(笑)。
例えば、ナタリーの記事には、
さらにCMソングとして4月リリース予定の新曲(タイトル未定)が使用されている。
「音楽ナタリー」のネット掲載記事 [2018年2月7日 20:04]
と書かれていて、表題であるかどうかはおろか、「シンクロニシティ」という曲名すら出てこない。
しかし、今日の「日刊スポーツ」は、
4月発売予定の20枚目となるシングル「シンクロニシティ」が、CM曲に決まった。
「日刊スポーツ」のネット掲載記事 [2018年2月8日7時45分]
と記している。
さらに、日刊スポーツの芸能記者が、自身のアカウントにおいて、
「シンクロニシティ」は、4月リリース予定のシングル表題曲とのことです~。疾走感のある爽やかな曲でした!
#乃木坂46 #はるやま
14:30 - 2018年2月7日
横山慧 日刊スポーツ @big_yokoyama
とツイートしています。
日刊スポーツは、生駒里奈の「卒業」を、公式発表より早く発信したように、46&48Gとの距離が近いメディアという印象がある。
そこが出している情報なので、20枚目シングルのタイトルは「シンクロニシティ」で、メンバーが男装して踊るCMソングが、表題曲なのだと思います。
メディア間で、情報の出し方に温度差があって、それが混乱を招いた面があります。
生田絵梨花センターの10枚目「何度目の青空か?」も、プレスカンファレンスで最初に表題曲が発表されたシングルで、今回も、取材したメディアによって、踏み込み方が異なり、受け手であるファンの中に、戸惑う人が少なからずいたのでしょう。
ただ、特定のマスコミが情報を優先的に流しているのは、外から見ていると、あまり気持ちの良いものではなく、やはり重要な情報は、誰もが閲覧できる公式サイトで、きちんと発表して欲しいですね。
もう一つ、男装姿でCMに登場する以下の11人の中に、なぜ生駒里奈がいないのかも、あれこれ議論を呼んでいる点です。
秋元真夏、生田絵梨花、井上小百合、齋藤飛鳥、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、堀未央奈、松村沙友理、若月佑美
20枚目を最後に「卒業」するのだから、当然、生駒がセンターだと予想、あるいは希望するファンが多いのは当然で、にも関わらず、表題曲タイアップのテレビCMに彼女が登場しないのはなぜ?との声が挙がっている。
確かに、CMに出演する11人は、顔ぶれからも20th選抜の福神メンバーが中心である可能性が高く、センターかどうかはともかく、生駒ちゃんが入っていないことには違和感がある。
「乃木坂の顔」とも呼ばれるメンバーが、「卒業」シングルで3列目というのは、さすがに考えにくい。
実は、11人の名前を眺めていると、生駒里奈以外に、13枚目「今、話したい誰かがいる」以降、一度も福神から外れたことのない衛藤美彩がいないのも、「?」と感じるものがある。
まあ、みさ先輩は、1月17(水)から2月4日(日)まで、舞台『三人姉妹』に出演し、稽古期間もあるので、日程的にCM参加が無理だった気がします。
生駒里奈は、1月12日(金)深夜からテレビ東京で始まった、連続ドラマ『オー・マイ・ジャンプ』に、レギュラー出演しており、こちらも撮影が忙しく、参加出来なかった可能性がある。
また、彼女の場合は、CM契約の期間の問題もあるかもしれない。
今回は、フレッシャーズの新スーツを宣伝するCMなので、テレビ放映される時期は春先に限定されていると思いますが、乃木坂と「はるやま」との契約が年単位であれば、20枚目の「卒業」によって、2018年のCMから外れるのはあり得ることです。
CMに出演したメンバーの話によると、「シンクロニシティ」のダンスは、CM用の振り付けとは別のものが用意されているそうです。
昨春の「はるやまフレッシャーズ応援フェア」CMでは、乃木坂がヘビーローテーションを披露して、17枚目表題はAKB48大ヒット曲のカバーなのか?と、ファンが色めき立ったことがあります(笑)。
結局、17枚目シングルは「インフルエンサー」で、CMとは全然違う楽曲とパフォーマンスだった。
はるやまのCMは、シングルとは違う、独立した世界観の作品に仕上げている節がある。
今年は、曲は同じ「シンクロニシティ」のようですが、振り付けは異なるようで、男装などのファッション面でも、CMとは別のイメージで、ステージやMVを演出するのかもしれない。
そうであれば、その中で、生駒里奈がセンターを務める可能性は十分あると思います。
ちなみに、「可愛いの一人エル・グラシコ」こと星野みなみは(笑)、1月12日(金)に生放送された『MUSIC STATION 2時間SP』の「いつかできるから今日できる」のステージに、「仕事の都合」で不参加だった。
Mステを欠席するほどの「仕事」となると、もうソロ写真集の撮影でポルトガルに行っていたとしか考えられない。
もし、みなみも20th福神なのだけど、海外ロケでCM不参加だったとすれば、「生生星」のフロントという可能性も微かに残っているわけで、夢は広がるばかりです(笑)。
ただ、もっと現実的に予想すると、生駒センターで、2列目と3列目の中央に生田、星野が入り、パフォーマンス中、一瞬「生生星」の並びが出現するという、「何度目の青空か?」MV方式あたりかなと思っています。
まあ、生駒里奈の「卒業」センター自体、現時点では、まだ未知数ですから、今後、新しい情報が出るのを待つしかありません。
と言っても、20枚目シングルの日程については、4月リリースということしか分からず、選抜発表やMV公開がいつになるのか、時期が全然掴めない。
個別握手会セールスのオリコン初動への算入次数は一定の範囲に絞れるので、ざっくりとではあるけど、日程予想をしておきます。
まずは、過去のデータから。
(表1) 乃木坂歴代シングルの個別握手会セールスの初動算入次数
凡例
シングル番号 初動算入次数 CD発売日 タイトル
#「初動算入次数」は、発売前週に受付られる個別握手会応募の次数。そこまでの累積セールスは、ほぼ確実にオリコン第1週の売り上げ枚数にカウントされると考えられる
08枚目 08次算入 2014/04/02(水) 気づいたら片想い
09枚目 09次算入 2014/07/09(水) 夏のFree&Easy
10枚目 09次算入 2014/10/08(水) 何度目の青空か?
11枚目 08次算入 2015/03/18(水) 命は美しい
12枚目 11次算入 2015/07/22(水) 太陽ノック
13枚目 11次算入 2015/10/28(水) 今、話したい誰かがいる
14枚目 10次算入 2016/03/23(水) ハルジオンが咲く頃
15枚目 08次算入 2016/07/27(水) 裸足でSummer
16枚目 06次算入 2016/11/09(水) サヨナラの意味
17枚目 06次算入 2017/03/22(水) インフルエンサー
18枚目 06次算入 2017/08/09(水) 逃げ水
19枚目 05次算入 2017/10/11(水) いつかできるから今日できる
16枚目「サヨナラの意味」で、初動算入が6次に抑えられてから、18枚目「逃げ水」まで3作連続で6次となり、19枚目「いつかできるから今日できる」では、ついに5次になる。
応募開始からCD発売までの期間を短くする傾向は、今後も変わらないと思いますが、5次に下げた19枚目は、オリコン初動の前作割れを喫したので、欅坂並みの4次には、さすがに踏み込みづらいんじゃないかと思います。
一番可能性が高い気がするのは、19枚目と同じ5次ですが、一応、4〜6次の幅を持たせて、日程を考えてみました。
(表2) 乃木坂20枚目シングルの個別握手会日程シミュレーション
凡例
個別握手会応募開始日→初動算入次数→CD発売日
応募[02/22(木)23(金)]→6次算入→発売[04/04(水)]
応募[03/01(木)02(金)]→5次算入→発売[04/04(水)] 有力
応募[03/08(木)09(金)]→4次算入→発売[04/04(水)]
応募[03/08(木)09(金)]→6次算入→発売[04/18(水)]
応募[03/15(木)16(金)]→5次算入→発売[04/18(水)]
応募[03/22(木)23(金)]→4次算入→発売[04/18(水)]
応募[03/15(木)16(金)]→6次算入→発売[04/25(水)]
応募[03/22(木)23(金)]→5次算入→発売[04/25(水)]
応募[03/29(木)30(金)]→4次算入→発売[04/25(水)]
NGT48の3枚目「春はどこから来るのか?」が、4月11日(水)にリリースされると、発表されたようで、上表の発売候補日から、その日を外しています。
乃木坂のスケジュールが例年通りなら、春シングルの後に、4thアルバム、夏シングル、全国ツアー、秋シングルと、重要な音楽イベントが目白押しですから、リリース時期が4月にあまり深く入り込むと、年間を通した日程が非常にタイトになってくる。
やはり、乃木坂運営としても、4月4日(水)に収めたい筈で、3月1日(木)2日(金)の応募開始を、「有力日程」に挙げておきました。
4月18日(水)になると、フレッシャーズもなにも、すぐに初夏の雰囲気が漂い始めますから(笑)。
しかし、西野七瀬、生駒里奈、与田祐希と、連続ドラマに出演しているメンバーの撮影終了を待っているのだとすれば、乃木坂側はどうすることも出来ないわけで、この期に及んで、20枚目の発売日が「4月」としか言えない理由も、その辺にあるのかなと思いたくなります。
ちなみに、NGT48の3rd新センター本間日陽さんは、「世界はどこまで青空なのか?」MVの中で、観ているこちらが一番追い込まれない演技をしていた人で、実力派という印象が残っていて、頑張って欲しいですね。
乃木坂20枚目は、五里霧中という感じですが、一方、欅坂6枚目は、日程面の情報は、ほとんど出揃っています。
選抜発表の予告は当日のお昼、個別握手会応募開始は前日告知と、直前発表の嵐が吹き荒れ(笑)、何かとてつもなくエキセントリックな進み方をしている錯覚に陥りますが、シングルの日程としては、前作「風に吹かれても」と同じです。
(表3) 欅坂シングルの選抜発表、個別握手会応募開始、CD発売の時間関係
凡例
シングル番号:選抜発表日=発表・応募の間隔_発表前の応募回数=>個別握手会応募開始日→初動算入次数→CD発売日 タイトル
1枚目:選抜[2016/02/28(日)]=20日前_3次=>応募[02/08(月)12(金)]→8次→発売[04/06(水)] サイレントマジョリティー
2枚目:選抜[2016/06/26(日)]=17日前_3次=>応募[06/09(木)10(金)]→9次→発売[08/10(水)] 世界には愛しかない
3枚目:選抜[2016/10/16(日)]=10日前_2次=>応募[10/06(木)07(金)]→8次→発売[11/30(水)] 二人セゾン
4枚目:選抜[2017/02/26(日)]=10日前_2次=>応募[02/16(木)17(金)]→7次→発売[04/05(水)] 不協和音
5枚目:選抜[2017/09/24(日)]=04日後_0次=>応募[09/28(木)29(金)]→4次→発売[10/25(水)] 風に吹かれても
6枚目:選抜[2018/02/04(日)]=04日後_0次=>応募[02/08(木)09(金)]→4次→発売[03/07(水)] タイトル未定
選抜発表の4日後に、個別握手会の応募が始まり、初動算入は4次。
また、故に、選抜発表からCD発売までは4週プラス3日で、すべて前作と同じです。
(表4) 欅坂シングルの選抜発表とCD発売の時間関係
凡例
シングル番号:選抜発表日=発表・発売の間隔=>CD発売日 タイトル
1枚目 : 選抜[2016/02/28(日)]=05週+3日=>発売[04/06(水)] サイレントマジョリティー
2枚目 : 選抜[2016/06/26(日)]=06週+3日=>発売[08/10(水)] 世界には愛しかない
3枚目 : 選抜[2016/10/16(日)]=06週+3日=>発売[11/30(水)] 二人セゾン
4枚目 : 選抜[2017/02/26(日)]=05週+3日=>発売[04/05(水)] 不協和音
5枚目 : 選抜[2017/09/24(日)]=04週+3日=>発売[10/25(水)] 風に吹かれても
6枚目 : 選抜[2018/02/04(日)]=04週+3日=>発売[03/07(水)] タイトル未定
1年のスタートである春シングルとしては、やや発売前プロモーションが短い印象はあるけど、平手友梨奈センター、漢字全員選抜、平仮名参加なしと、従来通りの体制なので、日程面ではとくに問題を感じません。
6枚目について、齋藤冬優花が「どんなことがあっても どんな作品だとしても」と公式ブログに書いているので、パフォーマンス面で、何か新しい試みがあるのかもしれない。
個別握手会では、平手友梨奈の全日不参加を最初から告知するなど、てちの負担軽減にやっと、やっとようやく乗り出した欅坂運営ですから、振り付けにおいても、1人に視線が集中しないよう、マルチセンター的な仕上がりになっているとも考えられます。
個人的には、一度、平手友梨奈以外のメンバーをセンターに起用すべきだと思っています。
本人への負荷を減らすのは勿論、新しいセンターによって、欅坂の別イメージを引き出し、音楽的な幅を広げることが出来る。
センターを変えると、楽曲セールスが一時的に下降する可能性は大きいけど、何度か繰り返せば、新しいトップメンバーが誕生する可能性がある。
今の欅坂は、それに耐える十分な人気を持っているので、そういったチャレンジが可能で、むしろ絶好のチャンスと言える。
逆に言えば、本当に人気が落ち始めると、新センターは立てづらくなって、結局、時期を逸することになる。
確実に楽曲セールスを稼いでくれる、平手友梨奈センターにこだわる気持ちが強いのだと思うけど、彼女は冠番組『欅って、書けない?』にも、ほとんど出演していない状況で、心身の調子を取り戻すには、まだまだ時間が必要でしょう。
それをピンチではなく、チャンスに転化するためにも、欅坂に何人もいる、素晴らしいメンバーの魅力を、もっと前面に出して良いんじゃないでしょうか。
「風に吹かれても」の音楽番組におけるパフォーマンスで、小林由依のダンスが冴え渡っていて、強い感銘を受けたので、個人的には、ぽんのセンターを見てみたいですね。
実力は十分の筈で、てちセンターとは、また違った魅力に溢れた欅坂が出現するんじゃないかと。
漢字武道館ライブ中止を受けて書いたブログを読んでも、彼女は考え方が非常にしっかりしているので、メンタル的にもセンターに向いている気がします。
欅坂6枚目の日程については、表題曲MVの公開が、まだ未知数なので、過去の例と比べて、ざっと予想しておきます。
(表5) 欅坂シングルの表題曲MV公開とCD発売の時間関係
凡例
シングル番号:表題曲MV公開日=公開・発売の間隔=>CD発売日 タイトル
1枚目:MV[2016/03/16(水)12:00]=20.5日=>発売[04/06(水)]サイレントマジョリティー
2枚目:MV[2016/07/12(火)12:00]=28.5日=>発売[08/10(水)] 世界には愛しかない
3枚目:MV[2016/11/17(木)12:00]=12.5日=>発売[11/30(水)] 二人セゾン
4枚目:MV[2017/03/23(木)12:00]=12.5日=>発売[04/05(水)] 不協和音
5枚目:MV[2017/10/03(火)12:00]=21.5日=>発売[10/25(水)] 風に吹かれても
(予想)
6枚目:MV[2018/02/06(火)12:00]=28.5日=>発売[03/07(水)]
6枚目:MV[2018/02/14(水)12:00]=20.5日=>発売[03/07(水)]
6枚目:MV[2018/02/22(木)12:00]=12.5日=>発売[03/07(水)]
欅坂の表題曲MVは、もっとも早くてCD発売の28.5日前、もっとも遅くて12.5日前。
乃木坂は、発売3週前の水曜から金曜に公開されることが、ほとんどなので、それに比べると、かなり幅があって絞り込むのは難しい。
ただ、武道館3daysの直前にMV撮影が行われたようで、編集作業の時間を考えると、今回は乃木坂と同じく、発売3週前の2月14日(水)頃くらいまでは掛かるかなと。
それが正しければ、MV公開も、前作とほぼ同じという形になります(笑)。
2018年は、日本の女性アイドルシーンに、激変をもたらす分岐点になるというのは、以前から、予感していました。
その根拠は、AKB48『総選挙』を生中継する開票特番の視聴率推移です。
(表6) AKB48『総選挙』開票イベントを生中継した特別番組の時間帯を合わせての平均視聴率
ほぼ同じ時間帯で比べた推定平均視聴率
2014年 : 16.2% [第2部; 19:00 - 21:22 (2時間22分)]
2015年 : 13.2% [第2+3部; 19:00 - 21:54 (2時間54分)]
2016年 : 10.7% [第2+3部; 19:00 - 21:24 (2時間24分)]
2017年 : 07.8% [第2+3部; 19:00 - 21:24 (2時間24分)]
このブログでは、2015年から、その数字に注目してきましたが、上表のように、時間帯を揃えた視聴率が年々下降しており、2017年はついに10%を割り込んでしまった。
2016年の時点で、翌年の17年は何とか地上波の生中継特番を維持できるだろうけど、視聴率の低下が止まらなければ、18年以降はどうなるか分からない、と予測せざるを得ない状況だった。
そして、数字の下降は止まらなかった。
(参考記事)
AKB48が孕むリスクと矛盾、乃木坂18th発売は7月ほぼ消滅で、8月16、23日の可能性が浮上 [22Jun17]
出て来ない乃木坂15枚目の情報、『総選挙』特番視聴率が示すAKB48の危機 [22Jun16]
AKB48総選挙の視聴率を読む、止まらない人気の退潮傾向と危惧される「祭りの後」効果 [09Jun15]
2018年の視聴率も、今のところ厳しい見通しになってしまうのは、次の瞬間最高視聴率の推移からです。
(表7) AKB48『総選挙』開票イベントを生中継した特別番組の瞬間最高視聴率
瞬間最高視聴率
2013年:32.7%
2014年:28.7% @ 21:04 (渡辺麻友1位判明)
2015年:23.4% @ 21:43 (指原莉乃1位判明)
2016年 : 19.9% @ 21:10 (指原莉乃連覇確定)
2017年 : 16.2% @ 20:57 (指原莉乃3連覇達成)
瞬間最高を叩き出した時刻と、そのとき起こっていた出来事を載せています。
ご覧のように、ここ何年もの間、徐々に下がりながらも『総選挙』のテレビ人気を支えてきたのは、渡辺麻友と指原莉乃の「対決」だった。
しかし、今年、渡辺麻友は「卒業」、指原莉乃は参加しない旨を表明している。
もちろん、さっしーが本当に参加しないかどうかは、まだ分かりません(笑)。
ただ、今まで「目玉」だった、まゆゆとの1位争いがないのは確かで、山本彩を始め、人気メンバーが『総選挙』から距離を置く中、視聴率をV字回復させる切り札は、なかなか見当たらない。
そして、『総選挙』の視聴率下降は、アイドル界を牽引してきたAKB48Gの人気低落を決定づけるものになる。
さらに、業界最大手であるAKB48が長期の業績不振に喘ぐとき、他のグループが順風満帆の筈がない。
『総選挙』の視聴率がレッドゾーンに突入する2018年、アイドルシーンで、大きな変化が起こるとの予測は、こういった流れで出てきたものです。
年が明けた途端、ももいろクローバーZの有安杏果さんが「卒業・引退」を発表、さらにソニー系のアイドルルネッサンスが「解散」、エイベックス系GEMの「解散」と同系グループの「再編」など、矢継ぎ早に大きなニュースが飛び交いました。
やはり、今年は大変な年になりそうだと思っていたら、今度は、生駒里奈と川村真洋が「卒業」を発表。
乃木坂のパフォーマンスを支えてきた伊藤万理華を含む、95年組の3人が、一斉にグループを去るという、衝撃的な展開になってしまった。
白石麻衣は、生駒「卒業」に対して、「まだ早いんじゃないかな」と述べたそうです。
確かに、小嶋陽菜は29歳の誕生日まで、AKB48のメンバーとして活躍しており、そういった例と比べると、22歳でのアイドル「卒業」は、まいやんの言うように「早い」かもしれない。
しかし、アイドル界全体が、急速に変化し始めていることを考えると、AKB48の人気が高止まりしていた時期に、グループで過ごした「こじはる」とは、生駒里奈が直面している問題の質が違う。
グループ内での相対的なポジションではなく、アイドルというジャンルに留まること自体が、プラスなのか、マイナスなのか、もっと大きな「立ち位置」を見極める必要がある。
乃木坂と欅坂は、メジャーアイドルの中でも、例外的に、今、高い人気を享受していますが、絶頂期に外へ飛び出した方が、より強い追い風を受けられるという考え方もある。
乃木坂は西野白石体制を一切変えず、欅坂が平手センターにこだわり、ほとんど「冒険」をしないのは、運営自身が、それほど長く人気が続くとは思っておらず、稼げるときに、確実に稼げるやり方で、出来るだけ稼いでおきたいと、保守的になっているからじゃないかと思います。
多額の投資を必要とするメジャーアイドルは、常に大きなリターンを求められ、方針転換が難しいのかもしれない。
年末から年始にかけて、個人的にショックを受けたことが、もう一つあります。
AKB48の姉妹&関連グループの楽曲指標が、想像以上に伸び悩んだことです。
(表8) iTunes Store トップソングにおける、48G及び関連G楽曲の配信全期間に渡る順位帯分布
凡例
A-B-C-D-E / F-G-H (50位以内/200位以内日数; 確認できた最高順位) CD発売日 曲名
# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)
# 配信開始から2018/02/07(水)時点までのデータを示している
0-0-0-0-0 / 3-2-2 (0/07日; 53位) 12/06 世界はどこまで青空なのか?_NGT48
0-0-0-0-0 / 3-2-0 (0/05日; 51位) 12/06 僕らの制服クリスマス_=LOVE
0-1-0-1-0 / 3-4-2 (2/11日; 19位) 12/20 バンドワゴン_ラストアイドル
0-0-1-1-2 / 2-11-4 (4/21日; 26位) 12/27 ワロタピーポー(Type-A)_NMB48
0-0-0-0-1 / 1-1-2 (1/05日; 45位) 01/10 無意識の色(Type-A)_SKE48
0-0-0-0-1 / 1-1-1 (1/04日; 48位) 01/31 暗闇(TypeA)_STU48
ラストアイドルのデビュー曲「バンドワゴン」とNMB48の「ワロタピーポー」は、一定の数字を残しています。
前者はテレビのオーディション番組という強力な露出が功を奏し、後者は、楽曲のインパクトに加え、山本彩という音楽面での期待感が高い、超人気メンバーを擁する点が効いているのかもしれない。
ただ、それ以外の曲は、200位以内ランクインが10日に届かない、かなり厳しい順位推移に終わっています。
また、「世界はどこまで青空なのか?」と「僕らの制服クリスマス」は、NGT48と=LOVEの2曲目ですが、いずれも前作を下回る成績で、デビュー時のキャンペーンが、楽曲人気の上昇に十分つながっていない感がある。
上表に載せた曲は、フルバージョンMVを全部視聴しましたが、好き嫌いは別にして(笑)、映像作品として作り込んでいるものが多く、楽曲人気が伸び悩んでいる理由は、曲そのものの出来不出来ではないと思います。
AKB48がまだ高い人気を保持していた2015年頃に、同じラインアップで出せば、もっと上位へ食い込み、長いランクイン日数を稼いだ可能性がある。
『総選挙』特番の視聴率と同じく、アイドルに対する関心度や注目度が、年々下がっていて、人々を惹きつけるために必要な「魅力」の域値が、随分と上がってしまった印象がある。
何か、余程、期待を持たせてくれる因子がなければ、アイドルというだけでは、デビュー曲であっても、振り向いてもらえない。
その余程の因子が、欅坂では平手友梨奈のパフォーマンスであり、乃木坂は、コアファン人気の非常に高い複数メンバーの存在と、さらに「制服のマネキン」「君の名は希望」といった表題曲を筆頭に、「まりっか'17」「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」などの個人PVやアンダー曲が呼び起こす、「楽曲の乃木坂」の「記憶」じゃないかと思います。
2018年は、メジャーアイドルが生き残るハードルが、さらに高く上がり、大手資本がアイドル事業を見直す、本格的な分岐点になる気がします。
関連記事
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// 最近のツイート抜粋
アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント
川村真洋は優れた歌唱力とダンス力を持ち、特にライブを引っ張ってきたメンバーで、伊藤万理華、生駒里奈に続く「卒業」は、乃木坂を支えてきた大きな柱が一本ずつ抜けるようで辛い。95年組は個性の方向が明確なので、独り立ちの決断が早いのかもしれない。ただ、ろってぃの今後の活躍は非常に楽しみ
23:54 - 2018年2月2日
乃木坂20th選抜発表が例年より遅く、CD発売も欅坂と順番が初逆転したのは、生駒里奈の『オー・マイ・ジャンプ』撮影が関係しているのかも。センターかどうかは別に、間違いなく20thの主役である生駒ちゃんが、シングルに専念できる時期を待っているなら、日程はドラマ制作次第で、予想外に遅い可能性も
14:53 - 2018年2月3日
平手友梨奈以外のセンターを立てると、欅坂の楽曲人気が低下し、ファンを失う心配がある。てちの負担軽減は考えていても、運営がセンター交代に踏み込むかどうかは不透明。センターのままダンスを緩める可能性もある。握手会の参加有無を含め、6枚目において、決断を迫られているのは間違いないと思う
13:29 - 2018年2月4日
『欅って、書けない』公式が、今夜放送回で「番組の最後には3月7日発売6thシングルポジション発表」とツイート。文章から判断して、ナレーションのみによる選抜発表の可能性。CD発売までは、前作と同じ4週+3日。個別握手会応募も、次の木曜金曜開始が濃厚。ん〜、欅は、当日告知がデフォなんですか?笑
14:01 - 2018年2月4日
欅坂6th選抜発表の番組予告が放送当日の昼に出されたのは、平手友梨奈も参加する筈だった昨日の個別握手会で、質問、激励、「お祝い」の殺到でメンバーを動揺させない配慮かも。初期の乃木坂も、予告編から1週間後本編までの握手会を避ける傾向があった。ただ、故にセンター交代が濃厚とは言えない笑
17:51 - 2018年2月4日
乃木坂は初期の頃、欅坂ほど忙しくなく、メンバーは徐々に経験を積んでいった。負担分散と早過ぎない成長が安定した人気につながった面がある。平手友梨奈を中心にデビューから爆進する欅坂は、問題の出方も矢継ぎ早で、解決する余裕がない。どこかで一度減速した方が、却って人気が長続きすると思う
19:39 - 2018年2月5日
ドラマ「モブサイコ 100」が面白い。物語のテンポが良く、登場人物のキャラが立っている。さらに与田祐希の魅力爆発エンディングで流れるThinking Dogsが甘く切なくグッとくる。「翔んだカップル」のH2Oを思い出した。映画「君の名は。」のRADWIMPSじゃないけど、ドラマの印象は音楽に左右されますね笑
20:29 - 2018年2月5日
「乃木坂工事中」のバレンタイン企画、1期のトークが上手くて、3期の魅力をよく引き出していた。生田衛藤の絡みや真夏さんの横入りはもう芸人レベル笑。そして、愛のばら撒き美少女、久保史緒里は最高に美味しいキャラ持ってますね。「お前やるなあ!」と感動した。収録後の舞台が心配になったけど笑
0:09 - 2018年2月6日
STU48「暗闇」オリコン初動は13.6万枚の1位。しかし、個別握手会が7日844部で、デビュー曲としては、NGTの5日388部、欅坂5日336部、乃木坂3日300部と比べ、非常に規模が大きく、100部当たり効率が1.6万枚/百部と低い。かなりの特典依存型セールスで、負担緩和のため、効率化による部数削減が必要と思う
15:54 - 2018年2月6日
STU48のデビューは、芸能経験が浅くとも、若い女性を多数集めて大規模な握手会を開けば、数十万枚のCDセールスが出せる時代の終焉を意味している。時間とお金を掛け、音楽を磨き、キャラを立て、分厚く宣伝するしか道はなく、それに適さない大所帯アイドルの新規設立は、今後、さらに難しくなるだろう
18:44 - 2018年2月6日
アイドルシーンでソロ活動への傾斜が進む中、伊藤万理華、生駒里奈、川村真洋という、自分の個性に敏感なメンバーが、一斉に乃木坂を離れるのは象徴的。グループである意義が改めて問われるとき、スキルの高い人が独立を目指すのは自然な流れ。3人の「卒業」は、時代の転換点を意味する出来事に思える
19:29 - 2018年2月6日
星野みなみの可愛さは、明るい笑いを連れてやって来る。その魅力に惹かれて、長く応援してきた気がする。中学生の頃、乃木坂で最もバッシングされていたみなみが、ここまで成長したのは本当に嬉しい。桁違いのオーラと図抜けた演技センスは、まだ全然活用されておらず、今後一番伸びるメンバーだと思う
23:32 - 2018年2月6日
平手友梨奈の6th個握不参加にはホッとした。最初から表明していれば、バッシングも少なくなり、本人の気持ちも相当楽になると思う。24hコスメのイベントでは、元気そうな様子を見せていて、怪我によるペースダウンも良かったのかもしれない。まだ16歳なので、無理せず、ゆっくり成長していけばいい
22:59 - 2018年2月7日
乃木坂20thは、はるやま新CM公開と同時に、発売日を告知するのが良い流れだけど、4月としか出てこない。やはり、主要メンバーのドラマ撮影など、日程の読めない仕事があって、リリース時期を詰め切れない気がする。春スーツなら3月CD発売の方が自然だし笑。あまり遅いと後がキツく、見極め中なのかも
0:22 - 2018年2月8日
乃木坂20thにおける生駒里奈のポジションは、まだ分からないですよ。CMとは違う振付があるそうで、また白石麻衣によるとMV撮影もこれからのようです。男装ではない、全然別のイメージで行く可能性もある。ただ、どういう形であれ、生駒ちゃんには最後のシングルを十分楽しんで、笑顔で巣立って欲しい
2:32 - 2018年2月8日
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