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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

日本シリーズ第5戦、巨人が大勝して王手 11月1日(木)

2012-11-01 22:34:49 | 野球
第5戦先発は、日本ハム・吉川、巨人・内海の両エース。ともに第1戦からの中4日。

巨人は2回表、ボウカーがツーランを放ち先制。一方、日本ハムはその裏、金子誠のタイムリーで1点差に詰め寄る。

しかし、巨人は3回表、坂本のタイムリー、矢野の犠牲フライ、エドガーのタイムリーで3点を挙げ、吉川をノッックアウト。吉川は2回2/3を投げて、6被安打5失点。第1戦に続いて、今日もゲームを作れなかった。

日本ハムは3回裏に糸井のタイムリーで1点をかえすが、一度傾いた流れを戻すのは難しく、巨人は4回と5回にも追加点を挙げて、勝負あり。内海は8回まで投げて7被安打2失点。9回裏は西村がゼロに抑えて勝利。巨人がシリーズ3勝目を挙げ、日本一に王手をかけた。

ボウカーは打てるポイントの少ないバッターで、そのポイントにさえ投げなければ打ち取るのは難しくない。だが、苦手なコースのボールを、無理して打つことをしないので、配球で揺さぶりをかけても、フォームを崩すことがほとんどない。

常に同じフォームを維持して、同じように三振や凡打を繰り返すが、逆に、打てるポイントにボールが来れば、いつでもヒットが出てくる。そして、吉川は、魅入られたように、その数少ないポイントに投げ込んでしまった。

立ち上がりから制球が定まらず、苦しいピッチングだったのは確かだが、第1戦でのスリーランといい、ボウカーとの相性としか言いようがない。今日のボウカーはヒットがこの一本だけだったので、吉川にとって悔やまれる1球だった。

しかし、吉川が第1戦、第5戦ともに序盤で崩れてしまったのは、技術的な問題というよりは、精神的な側面が大きいと思う。大舞台のプレッシャーの中で、普段の実力を発揮出来るメンタルな技術を身につけるのが、これからの課題だろう。

ところで、5回表、日本ハム2番手の多田野が打者加藤の頭部へ死球を与えたとして、危険球退場処分を受けたが、これは球審柳田の明らかな誤審。日本シリーズでこういう大きな誤審が出るのであれば、ビデオ判定導入を検討すべき。

<試合結果>

勝ち数は今日の試合結果を含む

3 勝 日本S 第5戦 2 勝
巨人 10 - 2 日本ハム
札幌ドーム


<2012年ペナントレースの最終結果>

セリーグ

(1) 巨人
勝率 貯金
0.667 43 86 43 15

(2) 中日
0.586 22 75 53 16

(3) ヤクルト
0.511 3 68 65 11

(4) 広島
0.462 -10 61 71 12

(5) 阪神
0.423 -20 55 75 14

(6) 横浜
0.351 -39 46 85 13


パリーグ

(1) 日本ハム
勝率 貯金
0.556 15 74 59 11

(2) 西武
0.533 9 72 63 9

(3) ソフトバンク
0.508 2 67 65 12

(4) 楽天
0.5 0 67 67 10

(5) ロッテ
0.481 -5 62 67 15

(6) オリックス
0.425 -20 57 77 10

コメント (1)
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