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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

デニーズランチの栄光と挫折

2008-04-01 11:09:23 | Weblog
ときどき、無性に食べたくなる。

デニーズの日替わりランチ。

このランチセットは、スゴイぞ。

何がスゴイって、まず、日替わりランチなのに、何曜日に食べても、中味が全く同じだ(笑)。

イカフライ二枚に、カレー・マヨネーズ風味のパスタサラダがどっさり。さらに、味噌ソースで、豚肉真っ黒、キャベツしなしなの、濃厚味ホイコーロー。

もちろん、カロリーは、軽く1000越えで、塩分なんかも、容赦なし。

ヘルシー、メタボ、ダイエット。そんな薄っぺらい横文字なんか、裸足で逃げ出す、盤石の存在感。

「おお、食え食え。腹減ってんだろ。ごちゃごちゃ言わんと、がっつり行ったれや!」

メニューから、そんな声が聞こえてくる。

その煽りに乗せられて、ご飯なんかも、ついつい大盛りに。

晩ご飯でも、大盛りライスなんか、頼まないのに(^_^;)。

でも大丈夫。味が濃ゆいので、ご飯が進む進む君だ。有り難いっす。しかも、食べてる内に、気持ちが高ぶって、イカフライに、トンカツソースなどをどばどば。おかげで、さらに、ご飯が爆進君。

ここで、ワンポイントアドバイス。ホイコーローを、マヨネーズ味のパスタサラダと絡めて食うと、さらに美味だぞ。

日替わりランチ、栄光の一瞬だ。

ふうー、食後のコーヒーが旨い!

でも、食べ終わると、だんだん、心配になってくる。

俺、ちょっと高血圧気味で、塩分控えめの方がいいんだよね。カロリーも、もちろん、抑えなきゃいけないのに、どんだけ脂っこいもの、食べてんだ。しかも、お昼だぞ。今日の晩飯は、そうめんにするか?

何だか、ひどい挫折感に襲われる。

栄光と挫折を、数十分で味わえる、ジェットコースターランチ。

恐るべし、デニーズ日替わりランチ。

皆さんも、食べてない方は、是非一度、お試しあれ。

でも、食後の苦情は、一切、受け付けませんので、あしからず(笑)。

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小さなファンで行こう

2008-03-31 17:19:52 | Weblog
ひとへの愛情というのは、一種の、債権みたいなものだ。

愛すれば愛するほど、そのひとに、大きな額のお金を、貸してる気分になる。

その金は、出来れば、今すぐ、それがダメなら、将来、利子付きで、返して貰いたい。

そんな気分である。

しかし、ほとんどの場合、相手は、自分が、借金したなどとは、微塵も考えない。

いや、むしろ、かえって迷惑に感じてる方が、多いかも知れない。

かくして、愛情の債権は、ほとんどが、不良債権に陥ってしまう。

こうなると、回収不能の額だけ、愛情が、憎しみや絶望に変わっていく。

人生で、一二を争う悲劇である。

だからこそ、小さな愛情というのは、貴重なのものだ。

100円を貸して、仮に、それが戻ってこなくとも、さほど腹も立たない。しかし、そのとき相手が喜んでくれたら、100円という金額以上に、こっちも嬉しくなる。

そう、小さなファンで行こう。

幸せに、ひとを愛する秘訣は、案外、そんなところにあるのかも知れない。

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アレチでございます。チュン、チュン

2008-01-01 13:47:54 | Weblog
明けまして、おめでとうございます。

金色アレチネズミの「ジャン・アレチボルト」でございます。

当ブログの、チュン、主宰でございます。

昨年は、多くの方に、ブログを読んでいただき、誠にありがとうございました。

突然ですが、チュン、わたくしアレチの、昨年の三大ニュースを発表させて頂きます。

一位  下痢で死にかけたこと
二位  電気コードをかじって、感電したこと
三位  タクシーに乗って、車酔いしたこと

正確には、二位も三位も、死にかけでございます。

ちなみに、今年の目標は、

家の中を、いつでも自由に走り回れるようにすること

すなわち「フリーアレチ」でございます。チュン。

現在、段ボールハウスの側面に、かじって、穴を開ける工事を敢行中でございます。ほどなく、外との自由な行き来が可能になるはずでございます。

楽しみ、チュン、で、ございます。チュン、チュン。

ちなみに、当ブログの文章は、わたしくアレチの忠実なるしもべ、自称「飼い主」が、執筆しております。

努力家のわたくしアレチと違って、チュン、しもべは、飽きっぽい性格でございます。ブログ更新がままならない場合もあるかと存じます。

どうかみなさま、温かい目で、見てやって頂ければ、わたくしアレチとしても幸いでございます。

みなさまのご活躍を祈りつつ、わたくしアレチの挨拶とさせて頂きます。

では、わたくしは、工事がございますので。これにて失礼致します。

チュン、チュン。


<飼い主より>

新年、おめでとうございます。

金色アレチネズミは、好奇心の強いネズミで、何とかして、巣箱の外に出ようとします。

しかし、その情熱に負けて、うっかり部屋に放すと、電気コードをかじるわ、家の柱をかじるわ、家中のホコリを集めて寝床を作るわ、テーブルの脚と無駄に闘うわ。

飼い主への恩義など、どこ吹く風、狼藉の限りをつくします。

さらに、スパイダーマンよろしく、後先考えず、カーテンをよじ登り始めて、しかし、途中で高さが怖くなって、にっちもさっちもいかなくなり、ついには、なす術なく転落していきます。

ところが、そういう酷い目に遭っても、都合の悪いことは、すぐに忘れるので、また喜々として登り始めます。

学習能力ゼロです。

おまけに、体長の三倍くらいの高さまで、ジャンプします。助走なしで、いきなり飛ぶので、びっくりします。しかも、TPOを無視した、ノープラン跳躍なので、たいてい着地に失敗します。

このネズミは、自然の中で、どうやって生き延びているのか、不思議です。ひょっとして、ナムビア砂漠には、アレチのような、間の抜けた愉快な仲間たちが、信じられないくらい、たくさんいて、日夜、数で勝負ってことでしょうか?

というわけで、「フリーアレチ」は、非常に危険です。家が壊れるか、ネズミが死ぬか。どっちにしても、めんどくさいことが起こります。絶対に阻止しましょう。

ちなみに、滅多に鳴きませんが、ごくたまに、「チュン、チュン」と、小さな、か細い声を出します。スズメの鳴き声に、ちょっと似ています。ただ、どういうつもりで、鳴いているのか、未だに分かりません。

では、今年も、よろしくお願いします。


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言葉ショック ~ 再び、逆「秘密のケンミンSHOW」

2007-12-08 17:36:56 | Weblog
大学二年生の頃、化学の実験で、何人かで班を作って、作業を進めていたとき。使い終わった器具が、邪魔だったので、

「それ、なおしといて」

と、手の空いている友人に言った。すると、彼は、しげしげ、その器具を見て、

「どこも、壊れてないよ」

何を言っているのか、意味が分からなかった。で、はっと気がついた。「なおす」という言葉が、「片づける」という意味を持っているのは、関西特有なんだと。その友人は、東京出身だった。

上京して何年かは、こういった言葉のすれ違いを、よく経験した。当初は、語尾に、「~やねん」とか、「~やろ」さえ付けなければ、大阪弁は、即、標準語になると思い込んでいた。しかし、東京生活が長くなるにつれ、どうも、そうではないことに、気づかされた。

同じ言葉でも、発音自体が、全然、違う場合が多かった。加えて、「なおす」のように、発音が同じでも、意味が違うケースも、結構、あった。しかし、これは、大阪人だけではなかった。

再び、化学の実験でのこと。北海道出身の友人が、濃硫酸の入った試験管を、こちらに見せながら、一言、

「これ、なげていいか?」

慌てて、答えた、

「投げていいけど、僕の方には、投げるなよ」

後で聞いたのだが、北海道では、「捨てる」ことを、「なげる」と言うそうである。その場合、「なげる」には、「投げる」のニュアンスは、一切入ってないそうな。そんなこと、大阪人が、知るわけない(笑)。

方言による言葉の行き違いにも、随分慣れた頃のこと。風邪を引いた私を見て、東京出身の友人が尋ねた。

「風邪?」
「ああ、昨日、布団を踏み抜いて、寝てたみたいで。朝方、かなり冷えこんだから」
「布団を踏み抜くって、どういうこと?」
「寝てる間に、布団をはだける、とか、布団から足がはみ出す、とか、そういう感じかな」
「それは、大阪弁なの?」
「子供の頃から、使ってるから、間違いない。関西弁や」

その言葉は、かなりインパクトがあったのか、何日か経って、その友人が、再び、聞いてきた。

「あの、布団を踏み抜く、という言葉だけど」
「うん、どうした?」
「他の、大阪とか、関西出身のやつに、聞いてみたけど、みんな、そんなこと言わないってよ」
「えっ ・・・・」
「大阪弁とは、違うのでは?」

すぐに、関西出身の友人何人かに聞いてみた。全員に、そんな言葉、知らないと言われた。

ショックだった。自分は、関西弁をしゃべる人間だと思っていたのに、違う部品が、紛れ込んでいる。オレは、自分で思っているほど、大阪人じゃない可能性がある。

そもそも、この言葉は、何なんだろう?我が家だけで使っていた、家庭内方言みたいなものだろうか?それとも、やはり、祖父祖母が九州出身というのが、関係しているのか?

実は、未だに、よく分からない。

大阪出身なのに、大阪人が知らない言葉を使っている。まさに、逆「秘密のケンミンSHOW」である。

ところで、私は、「食べ物が甘すぎる」ことを「あまちくい」、「歯の間に食べ物が挟まる」ことを「はさかる」、と言うのですが、関西の方、如何でしょう?そういう言葉、使いますか?

これらも関西弁でなかったら、いよいよ、自分が何人なのか、見えなくなっていきますね。たぶん、日本人であるのは、間違いないと思いますが(笑)。

コメント (1)
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「埋蔵金10兆円」の、ああ勘違い

2007-12-07 11:56:50 | Weblog
ネットニュースを見ていると

「埋蔵金」10兆円を、国債返済用へ

の見出し。とっさに、思った。

糸井重里、ついに、発見したのか。徳川埋蔵金。しかも、価値が10兆円。さらに、さらに、国債返済用に、それを全額寄付。糸井、お前は、グレートだ。すごい、凄すぎる。人間がデカ過ぎるぞ、糸井(笑)。

記事を読むと、国の特別会計枠から、10兆円を、国債返済のために、一般会計に繰り入れるという話だった。ただ、そのやり方に反対するひとたちも多いらしい。特別会計は、すべて、使途が決まっているので、そんな(自由に出来る)お金はないよ、という意味を込めて、反対派が「埋蔵金」と呼び始めたらしい。

糸井重里は、全く関係なかった(笑)。恥ずかしい、勘違いである。しかし、見出しの付け方も、かなり問題があるぞ。「埋蔵金」って言われたら、普通、徳川とか、旧日本軍の山下とか、だろう(笑)。

こういう勘違いって、結構、ありますよね。子供の頃、大阪の街を歩いていると、「モータープール」という看板のあるビルを、いくつも見かけた。きっと、ビルの各階に、モーターで流れを起こしているプールがあって、春夏秋冬、年中、みんなで泳いでいるんだろうと思ってた(^_^;)。

でも、各フロアー、窓が無くて、吹き抜けになっている。しかも、薄暗い。「あんなところで泳ぐのは、ちょっと嫌だな。冬は寒そうだし」などど、一人で、吟味してましたね(笑)。

「モータープール」というのは、駐車場のことで、大阪独特の言い方らしい。子供とはいえ、大阪の人間ですら勘違いするのだから、「パーキング」とか、「駐車場」って、書いた方がいいと思うぞ。最近、この表現を使っているかどうか、知らないけど。

それから、これも子供の頃、生命保険のコマーシャルを見て、病院のCMだと思ってた。「ケガや病気でも、もう安心」。こう言われて、病院以外、何を想像出来る?きっと、腕のいい医者がいるんだろう、って(笑)。

子供は、保険の仕組みが全く分からないから、病院以外、思いつきもしない。だいたい、生きていくのに、お金が必要だということすら、気付いてない節がある。

もう一つ、こども時代の話。小学校六年のとき、塾の先生から、新聞の社説を読みなさい、国語の勉強になるからと言われた。さっそく、読んでみたが「高度成長が終わって、低成長時代に入った」てなことが書かれていた。

読み終わって、考えた。日本のどこかに、大きな風船のようなものがあって、今までは、それがどんどん膨らんでいたのだけど、最近になって、膨らむスピードがゆっくりになってきた、そういうことらしい。是非一度、その風船を見てみたいなあ。どこにあるんだろう?やっぱり、東京か?

社説は、難しすぎた。読むだけ、無駄だった(笑)。

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お雑煮ショック ~ 逆「秘密のケンミンSHOW」

2007-12-04 21:24:10 | Weblog
小学校まで、兵庫県の西宮市に住んでいたのだが、お正月の雑煮は、丸餅に、カツオでとった澄まし汁だった。具は、大根、人参、鶏肉を、少量入れる程度で、みつばを散らして、食べていた。この地域では、どこの家庭でも、同じような雑煮を食べているのだと、無邪気に思っていた。

ところが、大学生の頃、親戚一同で、有馬温泉の旅館で年末年始を過ごしたとき、元日の朝、出てきた雑煮を見て驚いた。

「なんで、汁が白い?」

不審そうに椀をのぞき込んでいると、白味噌を使っているのだと、叔父が教えてくれた。有馬温泉は、西宮からは、目と鼻の先である。なるほど、本来は澄まし汁なのだが、旅館ということで、特別の演出なんだろうと、勝手に合点して、飲んでみた。

「なんじゃこりゃー!?甘い、甘すぎる」

白味噌が甘いことを、その瞬間まで、知らなかった。当然、みそ味なんだと、思い込んでいた。人間の脳は、こういう味だと思って口にした物が、まったく予想外の味だと、強烈なダメージを受けるようで、吐き出しそうになるのを必死で我慢した。

あまりにも甘いので、絶対に砂糖を後から入れてる、そう言い張ったのだが、年配のひとたちから、元々、こういう味の味噌なのだと言われた。どっちにしろ、人生の中で食べた、一番甘いものである。ブラジルの黄色いお菓子くらい、甘いんじゃないかと思う(笑)。

ところが、後になって、関西地方では、白味噌の雑煮が一般的だと知って、驚愕した。澄まし汁の雑煮を食べていたのは、うちの家だけ。向かいも、両隣も、三軒先も、町内全部、白味噌の雑煮だったかもしれない。そう考えると、長年の親友に裏切られたような、切ない気分になった(笑)。

それにしても、よくあんな甘い物、食べられるなあと、今でも感心する。香川にいたっては、白味噌のうえに、餅にあんこまで、入ってるらしい。どんだけーー、甘い物好きじゃ(笑)。

最近、日本テレビで、「秘密のケンミンSHOW」という番組を、放送している。各県に特徴的な、慣例や、食べ物などを、紹介する情報バラエティである。面白いので、結構見ているが、私の雑煮は、その逆バージョンみたいなものである。どちらかというと、テレビ東京の「お茶の間の真実 - もしかして私だけ!?」に、出した方がいい。

ちなみに、私の祖父と祖母は、九州の出身で、そのことが、澄まし汁の雑煮と、関係しているかもしれない。九州の雑煮について、ちゃんと調べたことがないので、断言は出来ないけど。

みなさんのお家の雑煮は、本当に、お隣の雑煮と同じですか?確かめてみた方が、いいかもしれませんよ(笑)。


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北京五輪野球最終予選、一発勝負の難しさ

2007-12-03 23:19:33 | Weblog
オリンピック出場、おめでとうございます。10対2で、台湾に勝ちました。ダルビッシュがよく耐えて、最後は、上原が抑えました。

昨日は、一点差で、韓国に勝利。今日の台湾戦も、前半は、きわどい接戦。簡単には、勝てません。韓国、台湾が力をつけてきて、日本との実力差がなくなりつつあるのは、間違いないですね。

一方で、一試合で勝負を決めるという方法だと、野球の場合、番狂わせが起こりやすいという面もあると思います。全体としての地力で優っていても、相手側に、良いピッチャーが一人いると、なかなか打てない。さらに、良いバッターが一人いると、うっかりホームランを打たれて、負けることもある。一流のプロといえども、初めて対戦する、メジャー級ピッチャーの球を、わずか三、四打席で、見極めるのは難しい。

例えば、アテネ五輪で、日本は、オーストラリアに負けましたが、やはり相手投手を打ちあぐねてる間に、うっかり点を取られるというパーターンでした。オーストラリアは、確か、国内にプロリーグすらないはずです。

ところが、サッカーを見ていると、下位チームが、上位チームを、打ち負かすことが、ほとんどない。番狂わせがおこると、「奇跡」と言われる。これは、一流のサッカー選手にとって、90分のプレータイムが、相手を見極めて、戦略を立て直すのに、十分な時間であるためだと思います。

日本が初めて、ワールドカップに出た、フランス大会の初戦でのこと。対戦相手のアルゼンチンは、最初、セットプレーで、攻撃してきた。しかし、日本のディフェンスが、非常に堅くて、得点できない。

すると、二十分過ぎくらいから、ドリブルで、攻め込み始めた。作戦会議をしたわけでもないのに、みんなが、ドリブルで攻めてくる。結局、この個人プレーで、点を取られて負けた。

セットプレーがだめなら、ドリブル。それがだめなら、また別の手。相手の弱点を見つけるまで、二十分おきくらいに、誰が言うでもなく、パターンを変えて攻めてくる。地力で負けていると、どんなに緻密な作戦を立てて、試合に臨んでも、90分、守りきるのは、非常に難しい。

一方、野球は、9イニングあるけど、相手を見極めて、作戦を立て直すには、少し短すぎる。相手チームに、メジャーの選手が何人かいると、特にピッチャーに良いのがいると、全体的な地力では勝っていても、負ける可能性は小さくない。過去、日本チームが、日本の野球ファンが思ってるほど、国際試合で勝てないのは、この一発勝負制によるところが大きいと思う。

ただ、WBCのように、何とか勝ち上がって、三回以上、同一チームと対戦できれば、話は違ってくる。韓国には、最初の二戦は負けたけど、三戦目は、日本のバッターが、韓国の投手に慣れてきて、打てるようになった。

韓国は、第一戦から、惜しみなくピッチャーを投入したので、これが、日本にとっては、却って助かった。大方のピッチャーの、球筋を見ることが出来た。もし、韓国が、最初の試合を、もう第二ラウンドに行けるのだからと、捨てていたら、日本は、準決勝で負けたかも知れない。決勝で日本に敗れた、キューバの監督が言ったように、「良いピッチャーを打つのは、本当に大変」なのだと思う。

ちなみに、韓国では、野球部のある高校は、珍しいそうです。それを考えると、WBCでの、韓国チームの強さは、驚異的と言えるでしょう。

五輪本戦でも、相手をよく研究して、地力に見合う活躍をして欲しい。犠牲バントや盗塁で、こまめに得点圏に走者を進めて、「敢えてのミートバッティング」(笑)で一点づつ加点する。そういったスモールベースボールが、一発勝負に、非常に有効なのは、WBCと、今回の予選で、証明されたと思う。

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のびたラーメンは美味いのか?

2007-11-27 19:40:07 | Weblog
勝俣州和は、出前のラーメンを、一時間ほど、わざと放置してから、食べるらしい。のびた麺が、スープを吸い込んで、絶品なんだとか。昨日放送のテレビ東京「お茶の間の真実 -- もしかして私だけ?」でのこと。

意外にも、東原亜希とギャル曽根が、勝俣流に賛同。のびたラーメンを、スタジオで食べてみた長嶋一茂も、「結構、おいしい」。スープだけじゃなく、もやしやネギの風味まで、麺にしみ込んでる(笑)。麺のコシが、限りなくゼロになっている気がするぞ。

他人が、何をどう食べようが、自由だけど、たまに「お前、それでいいのか?」と聞きたくなることがある。

中国に出店した、日本のラーメン店の奮闘記を、以前、テレビで見たことがある。ある店では、ラーメンと一緒に、豚カツを出すのだけど、中国のひとは、それをラーメンに載せて、スープを吸って、ヘロヘロになった衣を、食べるのが好きらしい。

料理人は、日本人で、サクッと揚がったカツを、ラーメンに載せるのは、忍びなくて、あくまで別皿で出してるそうな。曰く、「オレの見てないところで、載せてくれ」(笑)。

納豆をかき混ぜる仕草も、初めてのひとが見ると、びっくりする。私は、大阪の出身で、大学に入って、東京に出てくるまで、納豆は、かき混ぜてから、食べることを、知らなかった。

サークルの合宿で、食堂で朝ご飯を食べようとしたとき。私の向かいに座った、三人の男が、席に着くなり、一斉に納豆をかき混ぜ始めた。しかも、親の敵みたいなスピードで。

納豆をかき混ぜてるひとを、初めて見た。三人一緒に。しかも、誰も笑ってない。なんかの宗教行為かと思った。呆然として見てると、彼らは、ほぼ同時に、かき混ぜるのを終了して、一斉に、ご飯の上に、納豆を載せて食べ始めた。そういう食べ方も、初めて見た。

大阪に居た頃は、納豆に、生卵を入れて、かるく混ぜて、食べてましたね。もちろん、ご飯に載せず、そのまま。そうですね、そんなに美味しくはないですよ、はい(笑)。今では、私も、せっせとかき混ぜてるけど、外国人旅行者が見たら、かなり驚くでしょう。多分、写真撮ると思うな(笑)。

再び「お茶の間の真実」でのこと。ギャル曽根家では、姉一人、弟一人らしいが、夕食のとき、ハンバーグは一人七個まで、チキンライスは二合まで、と決められていたので、満腹にならなかったそうだ(笑)。

食べ方は普通だけど、量が異常。でも、相手がギャル曽根だと、「お前、それでいいのか」とは、誰も突っ込まない。「あいつは、しょうがないよ」って(笑)。

では、では。

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ミシュランガイド東京と三ツ星ファミレス

2007-11-27 03:49:09 | Weblog
ミシュランガイド東京、発売されましたね。150軒の店が紹介されていて、三ツ星は、フランス料理三軒、寿司屋二軒、日本料理三軒の八軒。また、星の総数は、パリやニューヨークより多くて、東京は「世界一の美食の街」になったそうです。

ミシュランガイドは、もともと、1900年に行われた、パリ万国博覧会に来る、旅行者のために作られたそうです。そのことは、評価基準にも、色濃く反映されています。覆面調査員による審査は勿論、一見の客お断りの店は載せない、会員制の店も載せない、値段がはっきりしない店もダメ。

今回の東京版も、世界約百カ国で、発売されるそうで、まさに旅行者を意識したガイドブックです。しかし、こういう評価基準は、東京に住むひとにも、役に立つわけで、ミシュランが、100年以上、支持されてきた、理由の一つかもしれません。

私は、外国人が、ランキングを点けることは、良いことだと思います。その評価基準が、賛同できるものだし、外からどう見えているのか、分かるだけでも意味がある。

もちろん、公平な審査が行われているのか、という疑問はあります。確かに、フランス料理が三軒、三ツ星に選ばれているのに、イタリア料理は、二ツ星まで。また、そばやラーメンは、なぜダメなのかなど、不思議な点は、少なくない。

しかし、完全に公平な審査など、現実には存在しません。フランス人が選ぶ以上、自国の料理を、贔屓目で見たとしても、それはやむを得ないでしょう。また、そばやラーメンは、いわば、ファーストフードであり、ミシュランが評価しようとする「レストラン」の範疇に入らないのかもしれない。

ミシュランガイドは、フランスのホテル・レストラン文化を作ってきたと言えるほど、フランスでは、絶大な影響力を持っているそうです。一方、東京は、ガイドブックというよりは、良い店には客が入り、そうでない店は、淘汰されるという、自然の法則で、外食文化が形成されてきた。

数多くのガイドブックに加えて、口コミ評価もあって、東京の店には、暗黙の内に、一定の序列が付いている感があります。したがって、ミシュランガイド東京は、その既存の序列と、競うことになる。

その競合が、意味のある、新しい価値を生み出すのか。それとも、金持ちの、外国人旅行者御用達のガイドブックの域を出ないのか。その辺が、今後、日本で支持されるかどうかの、ポイントになると思います。

でも、載ってる店は、庶民から見ると、かなり値段の張るところが多くて、私などが持ってても、あまり意味がないかもしれません。そこが、悲しいです(笑)。

レストランの話をしてたら、何か、食べに行きたくなってきました。そうだ、明日、ロイヤルホストで、ハンバーグ食べよう。結構、おいしいんですよ。コーヒー、飲み放題だし。ロイヤルホストは、私の中では、「三ツ星ファミレス」ですね(笑)。

この文を書くにあたって、以下のサイトの記事を参考にしました。

http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/drink/wnews/20071119gr09.htm


http://allabout.co.jp/travel/gourmettravel/closeup/CU20070322A/


では、では。

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心に残る関西のローカルCM

2007-11-24 19:47:43 | Weblog
フジテレビ「笑う犬の冒険」の「パタヤビーチへようこそ」というコント。現地のひと役の堀健が、ぴちぴち動く大きな魚を、両腕で抱えたジェスチャーをして、「何のコマーシャル?」。日本人観光客の原田泰造は、苦もなく、「ハトヤ」。

ハトヤのCMは、日本人なら、誰でも知ってるくらい、有名ですね。でも、当然知ってるだろうと思って、話してて、全く通じないCMも、結構、あります。大抵は、子供の頃見た、地域限定のCMですね。

私は、生まれてから、高校までを、兵庫と大阪で過ごしたので、その頃よく見た、ローカルのテレビCMを、つい口ずさむんですが、東京では、「なんだ、それ?」って、顔されます(笑)。例えば、

「有馬ひょうえの、こうようかくへー」

有馬温泉の「こうようかく」という旅館のCMですね。ど真ん中の、直球勝負です(笑)。ただ、「ひょうえ」って、何でしょう?子供の頃から疑問で、未だに分かりません(^_^;)。

さらに、幾つか挙げると、まず、

「十だい万だい、百だい万だい、千だい万だい、万だーーい、ひゃっかてん」

勢いだけです。しかも、意味のないシャレです。初めて聞いたひとは、フレーズの大胆さに呆然とするようですね(笑)。

実は、この歌、「一だい万だい」から始まっていたような、あるいは「百だい万だい」からで「十だい万だい」はなかったような、よく覚えてません。どっちにしても、大勢には影響しないと思います(笑)。

「こうしーん牛乳、今日も、まきばは日本晴れ。こうしーん、こうしーん。よーいぎゅーうにゅーう」

言い回しが、レトロです。「まきばは日本晴れ」、今じゃ、なかなか聞けません(笑)。さらに、良い牛乳って、どんな牛乳でしょう?(笑)。

「ろーそんへ行こうよ、ふれあう何かがあるかーあーら、忘れていた味覚があるーから。ほら、あのお店が、ろーーそん」

この「ろーそん」は、コンビニのローソンじゃないみたいですね。レストランのような。でも、メロディが、もの悲しい感じで、子供の頃、これを聞くたびに、寂しい気持ちになりました。あんまり、食欲はわかないっす(笑)。

「ママ、裸じゃやだー。みんなでのりを巻こうよ、おおっしまやーのり」

「おおしまや」の海苔ですね。家族の食事風景で、確か、お母さんとお姉さんが、おむすびに海苔を巻いて、食べてる。次に、小さな女の子が出てきて、前に、おにぎりが置かれている。でも、海苔が巻かれていない。それで、その子が、「ママ、裸じゃやだー」と叫んで、歌が始まる。そういうCMだったと思います。メロディが明るく、テンポも良くて、割と好きでした。

ところで、小さい頃、広島県に住んでいたひとが、教えてくれた、コマーシャル。

「一つ山越え、二つ山越え、三つ山越え、みつこし・・・」

勿論、銀座の三越デパートのCMじゃないです。三越は、山を三つも越えなくても、行けます(笑)。聞いた当人によると、記憶が曖昧で、「みつこし」のあと、何が続いたか、分からないそうです。「みつこし商事」だったような、違うような。どんな会社にしても、何だか、行くのが大変そうですね(笑)。

以上のCMは、自分の記憶だけを頼りに、書きました。もし、間違いがある場合は、どうぞ、コメントなどで、お知らせ下さい。

では、では。

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