kaeruのつぶやき

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数学的思考回路づくり

2022-10-02 21:06:15 | 算数+数学

正の数、負の数の計算「かっこ」のはずし方、式の整理、移項の性質。完璧です。💮です。数学的思考回路が復活されたようなのでこのまま維持されて下さい。

上はR先生からのkaeru君の成績への評価で「完璧」と💮が目に入ります。昨日の「つぶやき」へのコメント返信に、

昔はテストの採点に、◯とか◎に一喜一憂していたも
のですが、この💮は桜の花びらからとったものでしょ
う、だとすれば今回は「大変よくできました。」だが
直ぐに散りますよ、の暗示か? などと憶測するのは
年寄りの冷や水というもの。
その年寄りが喜ぶのは「完璧」という褒め言葉です。
難しげな漢字が入っていると権威付けられたような気
分になる、頭の中には権威的思考回路という古道が巡
らされているのです。

などと照れ隠しの憎まれ口などを叩いておりましたが、もっと素直にならねば、折角復活したと思われる数学的思考回路もぐちゃぐちゃになってしまうでしょう。多分数学的思考回路とは抽象力養成の道筋です、だとすれば諸雑事を消去し「照れ隠し」だとかにとらわれず受け止めていけば良いのです。要は設問のなかに目を凝らすことなので、他のことは付き纏うものでしょう。

小学生の6年生の時の学芸会を思い出しています。

野口英世の子供の頃を演じたことがありました。幼い頃囲炉裏に落ち手を火傷し「てんぼう」とからかわれたことなど……。セリフでいまでも覚えているのが、算数の解き方です。

「方程式の応用問題を解くには、題意を十分に考えて適当な未知数を選ぶことが肝心だと言われた小林先生のお言葉が……」と言うのです。

題意とは何か、解決しなければならない問題は何かということです、それを解決するにはどういう数学的思考が求められるか。こんな風に考えてくると『百万人の数学』のある行が思い出されました。

「人間が長さを測る仕事で苦労するずっとまえに、角度を測りはじめたということはほぼ確実である。」(上巻 p 39)

角度が問題になるということは、方向が問題になることです。数字の概念には方向性を含んでいると思います。数直線で+1とか−1は直線上のある点を0とし、その左側へ動けば+1、右なら−1というわけです。少し強引かなと思いつつ、数学の概念の持つ方向性に社会性を加味すれば、歴史感覚につながるのです。ここで更に強引に述べれば、『資本論』の経済学とそれまでの経済学との違いには、歴史感覚の有無があるということです。

マルクスは、従来の経済学は資本主義経済を永久的な不変の形態としてみなす、即ち歴史的ではないと指摘しています。『資本論』の解明した資本主義社会への歴史的視点は、この著書を社会変革の根本的理論として位置づけています。

我田引水的に論じ建てしてきましたが、「(kaeruの)数学的思考回路が復活」したようだというR先生の判断を励みにして、『資本論』にも目を向け数学的方向性と社会的方向性の二兎を追い、二兎とも一つの檻に追い込めたらと考えています。

早くもR先生から次の設問の参考だよと、

【中学数学】関数とは何ものなのか??〜意味と定義を5分でふりかえる〜 | Qikeru:学びを楽しくわかりやすく

「学びを楽しくわかりやすく」と書かれています、信じます。

 

コメント
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