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2015-07-18 19:30:48 | せいじの政治カフェ

新国立競技場建設計画白紙撤回―多くのご賛同をありがとうございました。

神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会

2015年7月18日 — 昨日7月17日、安倍首相が会見にて新国立競技場建設計画の白紙撤回を表明しました。
2013年10月以来、計画見直しを求めてきた当会としては、この政府の判断を歓迎しております。

当会が2年近くこの活動を続けてこられましたのも、8万人を超える賛同者の皆様の支えがあったからこそであり、また、私どもに貴重な知見やアドバイスをくださった専門家の皆様、信念を持って行動を共にしてくださった地域の皆様のご協力があったからこそと、多くの方々のご支援に心より感謝申し上げます。

今回の計画白紙撤回に、国民の批判の声が大きな力になったことは明らかです。私どもはこれまでの活動が“ご賛同の皆様の声が届いた市民運動”の成果として、今後さらに市民の声が社会を変えていくための一歩前進となれば幸いと思っております。

(以下略)

 

上の「手渡す会」の挨拶文は、会からの訴えに応えて先日インターネット署名をしたことへの報告と御礼です。新国立競技場の件については今日(18日)の「しんぶん赤旗」と明日(19日)の「しんぶん赤旗日曜版」に大きく出ていました。

写真の左側が今日の「赤旗」、右が明日付け「日曜版」で、日刊紙と週刊紙のニュース性の違いが分かります。両方に有森裕子さんが紹介されています。

まず、日曜版では、

【「五輪が負の要素に思われるようなことは本望ではない」。6日、都内のシンポジウムで五輪メダリストの有森裕子さんは涙ながらに訴え、新国立競技場のあり方に心を痛めていました。】

その有森さんが今日の紙面で、「国民に愛される競技場に」として、

【「やっと思いが届いたかな」と半分ほっとしつつも、「さあ、これから」と身を引き締まる思いでもいます。

    五輪とは、スポーツを通じて感動や勇気、何かすばらしいものを人々に伝え残していくものだと思っています。しかし、今回の計画はとてもお金がかかるもので、国民から多くの批判がありました。これでは、五輪外力負の要素に思われてしまう。それは、競技する選手たちにとっても本望ではありません。

    今回の五輪は「被災地復興」も掲げていました。その意味でも莫大(ばくだい)なお金をつぎこむスタジアムはふさわしくないと思います。

    計画を見直すことでは「国際的な信用を失う」という話もありましたが、それよりも国内の人々が納得し、信頼できるものでなくてはならないはずです。

   これからできる競技場は、だれからも愛され、選手たちのいい汗に彩られるものになってほしいと思っています。】