相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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後大関汐ノ海、序二段Vを逸す

2024-03-26 21:25:21 | 日記
 昭和十四年春場所、東序二段八枚目
岸 本〔後大関 汐ノ海 運右エ門〕の星。

〇相模山(序二段7)

〇晴ノ海(序二段9)

〇大 石(序二段20)

〇清 錦(序二段1)

〇照ノ海(序二段32)

〇福光山(三段目45)
●輝 曻(序二段12)

 大抵「全勝同士」で対戦、後関脇の
輝曻が当場所の序二段優勝となった。
 それにしても、S氏より頂戴した資料
━星取表の複写が不鮮明のため、わざわ
ざ『近世…相撲史』②を引っ張りださな
いと相手力士の地位がわからなかった。
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138年前、幕内力士「皆勤」17名

2024-03-26 13:40:18 | 日記
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 明治九年正月場所は、幕内力士の「皆
勤」16名の新記録を達成していたが、そ
の丁度10年後の明治十九年春場所、24名
の幕内力士中、17名が初日から九日目
までの皆勤を記録している。

東大関〇劔 山 7勝1敗・1引分け
西大関〇大 達 7勝2敗
〃関脇〇西ノ海 4勝2敗・2分1預り
東小結●鞆ノ平 1勝5敗・2分1預り
〃前頭筆頭●上ヶ汐 2勝3敗・3分1預り
西  〃 ●髙見山 3勝4敗・2引分け
東同二枚目●友 綱 4勝5敗
西  〃 〇常陸山 4勝3敗・2引分け
東同三枚目●伊勢ノ濱 1勝8敗
西  〃 ✖千羽ヶ嶽 2勝2敗・1分4預り
東同四枚目●知惠ノ矢 2勝5敗・1分1預り
西同五枚目〇一ノ矢 6勝3敗
〃同六枚目●緋 縅 2勝7敗
東同七枚目✖柏 戸 3勝3敗・3分
西  〃 〇海 山 5勝2敗・2引分け
〃同八枚目〇綾 浪 6勝1敗・2預り
〃同九枚目〇鶴ヶ濱 7勝零敗・2引分け

 当時、「四つ相撲」が主流であり、消極的な
取口ならば引分けになり易い。未だ、「写真
判定」なんて不可能で、「取直し」制はなく
「預り」も多かったわけだ。
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