6日間で打切られた安永九(1780)年
春場所終了時点で、越ノ海128勝で首位、
僅か1勝差で艫綱(一時十万ノ海、友綱)
が追っていた。
安永九年冬場所。
越ノ海は、三日目から出場して白星、
翌四日目、六・八・九日目━計5勝を
あげ通算133勝。
艫綱は、初日・二日目を連勝したが、
その後は六日目に白星を得ただけ。130
勝で終った。
当場所五日目、谷風─小野川の“初顔”
が…。先輩の意地もあって元看板大関の
勝利。
谷風は、千穐楽「5人掛り」も含み8勝。
通算110勝を記録した。
江戸大相撲の爛熟期「谷風・小野川時代」
の夜明け━それが当場所だった。
春場所終了時点で、越ノ海128勝で首位、
僅か1勝差で艫綱(一時十万ノ海、友綱)
が追っていた。
安永九年冬場所。
越ノ海は、三日目から出場して白星、
翌四日目、六・八・九日目━計5勝を
あげ通算133勝。
艫綱は、初日・二日目を連勝したが、
その後は六日目に白星を得ただけ。130
勝で終った。
当場所五日目、谷風─小野川の“初顔”
が…。先輩の意地もあって元看板大関の
勝利。
谷風は、千穐楽「5人掛り」も含み8勝。
通算110勝を記録した。
江戸大相撲の爛熟期「谷風・小野川時代」
の夜明け━それが当場所だった。