相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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幕内最多勝利数の軌跡 その36

2018-10-22 21:24:57 | 日記
 6日間で打切られた安永九(1780)年
春場所終了時点で、越ノ海128勝で首位、
僅か1勝差で艫綱(一時十万ノ海、友綱)
が追っていた。

 安永九年冬場所。

 越ノ海は、三日目から出場して白星、
翌四日目、六・八・九日目━計5勝を
あげ通算133勝。
 艫綱は、初日・二日目を連勝したが、
その後は六日目に白星を得ただけ。130
勝で終った。

 当場所五日目、谷風─小野川の“初顔”
が…。先輩の意地もあって元看板大関の
勝利。
 谷風は、千穐楽「5人掛り」も含み8勝。
通算110勝を記録した。

 江戸大相撲の爛熟期「谷風・小野川時代」
の夜明け━それが当場所だった。
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全敗が消えた星 その316

2018-10-22 13:44:09 | 日記
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 昭和五十一年夏場所、初日からストレート
で中日までの星取表を真っ黒に塗り潰した
のは、地味な力士のひとり大鷲であった。
 翌九日目、白星を得て連敗脱出━幕内全
敗が消えている。

 私見。地味な力士の定義としては…。
①幕内在位が連続して長くなっても、
小結まで届かない。
②殊勲・敢闘・技能の三賞にまったく
縁━候補にもなってない。
③横綱・大関に“善戦”もできない。
④観客からの声援なんかも少ない。

 まぁ…以上のとおり愚考してみました。
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