相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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『相撲史発掘』 第89号 頒布中 !

2018-10-15 21:05:30 | 日記
 拙作&私家版『相撲史発掘』第89号を
御希望の方に洩れなく進呈いたします。

(表紙題簽は元立行司・第40代・式守伊之助氏)

〇しこ名の字音数<補遺篇>
 ●4字音>5字音の場所は皆無
 ●全三役が4字音の明治三一年春
 ●12人の5字音が並んだ三四年夏
 ●3字音は尾上・井筒・甲

〇天保七年春場所
 ●3連勝は黒岩ひとり
 ●打切り理由は不入り?
 ◉幕内略歴・関係勝負・星取表

〇175年前、徳川家慶上覧相撲の一齣?
 ●越の海─高根山の取組絵

〇明治・大正の新聞記事から<新連載>
 ●行司は力士の幇間ではない
 ●大相撲評話
 ●東京大相撲

〇大正時代の長身力士
 ●出羽ヶ嶽~豊國の10人を選抜

〇横綱阿武松の相手地位つき星取表
〇異色の看板、大童子の詳細星取表

〇古今平幕最優秀力士星取表
 ●明治八年春~十四年春

◉相撲絵は採算度外視で世に出た?

 頒布を御希望の方は送料92円切手同封のうえ
〒852-8113 長崎市上野町14-11
       田   中       健
 お問合せは jhisa104@ybb.ne.jp
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相撲は「下手…」で「手数入」も“型”なし

2018-10-15 13:39:30 | 日記
※昨日の閲覧…1,035・訪問…282
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 昭和五十五年刊、読売…「大相撲」臨増
『古今大相撲事典』より抜萃してみたい。

 輪島は「塵手水」のとき、踵をつけっぱなし。
柏手をうったあと“すり手”を全くやらずに
再拍してしまう。これでは塵とはいえない。
 爪先立ちにならない蹲踞も珍しいが、掌を
こすり合せない手数入(でずいり)は大相撲
史上はじめてに違いない。また、スリ足で歩く
心がけがなく、せりあがりのとき、両足の幅が
広すぎる。   〔中 略〕
 二十二代木村庄之助の泉林八さんは
「私も吉田司家の故実門人で手数入の型を伝
授されているが……いまの横綱の型は成って
いない。テレビでみていると、こっちが恥かしく
なって、最近は手数入が始まるとスイッチを
切ることにしている。輪島が柏手のときに両
掌をこすり合さないなど、全くの故実無視だ
し、大事なせりあがりがあんなに屁っぴり腰
じゃぁ、弱弱しくみえるのも当然だ。訊きに
くれば本当の型を教えてあげるんだが……」
と言っている。

 “型なし”手数入が流行しはじめたのは、
大鵬・柏戸あたりからだ。
コメント (1)
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