昭和三十年代、相撲評論家の第一人者をもって
自任した彦山光三は、「止揚」とか「不可不」等々
小・中学生のレヴェルでは理解できない哲学用語な
どを相撲論文に転用したが……。
“永遠の風雲児”天竜三郎だって語彙力は相当
なものだった。
「讀物・大日本相撲協會」の文中に…
…よく使われた文句だが、すでにルビコンの河は
渡りきられた…
…若い勇ましい兄哥連中でぐるりと取り囲まれて…
浅学菲才の身には、「ルビコンの河」云々がぴんと
こない。
「兄哥」とは漠然とわかるけど、辞書に必ずしも
載ってない。「哥兄」が正確なの…?
自任した彦山光三は、「止揚」とか「不可不」等々
小・中学生のレヴェルでは理解できない哲学用語な
どを相撲論文に転用したが……。
“永遠の風雲児”天竜三郎だって語彙力は相当
なものだった。
「讀物・大日本相撲協會」の文中に…
…よく使われた文句だが、すでにルビコンの河は
渡りきられた…
…若い勇ましい兄哥連中でぐるりと取り囲まれて…
浅学菲才の身には、「ルビコンの河」云々がぴんと
こない。
「兄哥」とは漠然とわかるけど、辞書に必ずしも
載ってない。「哥兄」が正確なの…?