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out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

白くなったので浅間山外輪山再び #2

2016-12-26 09:58:06 | 山登り in 長野県エリア

2016年12月19日(月)
黒斑山近くから浅間山、湯ノ平、外輪山を望む

 トーミの頭でゆっくりと写真を撮りましたが、風に吹かれ思った以上に身体が冷えたようです。 ロイズのチョコレートケーキで優雅にティータイム、と思っていたのに座り込むのも寒くて、歩きながらほおばりました。w


せっせと歩いて黒斑山。 


アップで見ると筋だけでなく、ちりめんな感じがまた良い。


あら。 同じような写真。(^o^;


少し歩いて黒斑山を振り返る。 木につく雪が多くなってきた!
もっとモンスターになるんだろうけど、きれい、きれい!


うさピョン!


結構雪が多くて楽しい稜線歩き。(^O^)


天然オーナメント!


気を抜くと右に転げ落ちそうなんで、なるべく左寄りを歩く。


そして、蛇骨岳とーちゃーくっ!!\(^O^)/ 12:10くらい。

 チョコレートケーキを食べたのでお腹はそれ程空いていない。 それより景色を撮りたい~! けどここも割と風が強いのです。 岩の陰に隠れたりしながらササッと写真を撮ります。


浅間山


キャベツ畑の方。 いいなぁ~。 四阿山から草津方面の山々。 草津の方まで行ってみたいなぁ。


谷川~尾瀬~上州武尊。


奥白根~大真名子~女峰山~男体山


横手山~表万座スキー場~本白根~岩菅山


焼山~火打山~妙高山、らしいのですが、そうすると黒姫山は四阿山の陰なんでしょうか。


蛇骨岳で景色を楽しみ、少し黒斑寄りに戻った木々の中はほとんど風が無かったので、
そこでお昼ご飯を食べました。 今回もスープ持参です。 先日よりは温かく保てましたがやっぱりぬるかった。w
でもカップスープよりは食べている最中の温度低下が少ないかな。

その後また来た道を戻りました。


やっぱりお天気の良かったことが何よりでした。


秋と同じように往きは「表コース」、帰りは「中コース」で。
平日でしたがスキーに来ている人達がいましたね。
kazuさんが登っていらした烏帽子岳も良さそうだし。 またこっちの方、来てみよう!


白くなったので浅間山外輪山再び #1

2016-12-24 10:52:42 | 山登り in 長野県エリア

2016年12月19日(月)
槍ヶ鞘よりトーミの頭、浅間山を望む

 10月、カラマツの黄葉が見事な時期にここを訪れました。 冬の下見のつもりでもあったのです。 是非訪れてみたかった冬の浅間山外輪山。 秋に歩いた時には火口壁すれすれを歩くトレイルに「冬ここに雪が積もったら歩けるの!?」と心配だったのですが。。。こういうのは行って、体験しなければわからないもので。 危なそうならトーミの頭で引き返してもいいし。 そんな気持ちで出かけてきました。 なにより18日に色々な方のレポを拝見し、白くなった外輪山と浅間山を見て「よし、よしっ! ムヒヒ。(^O^)」って。w
 けれど天気予報では18~19日ごろから暖かくなると。 18日のレポを拝見する限り山は白いし、19日の明け方は気温が下がっているようだから「だいじょぶ、だいじょぶ。」と思ったのですけど。

 晴れ予報だった空は現地に着くまで結構曇りがちで、遠くから見え始めた浅間山も黒い部分の面積が多い。 あれ?(^o^;


高速を下り街の中から外輪山と浅間山を眺める。 
6時50分ごろ。 もう陽は昇っているはずなのになかなか明るくならない。


チェリーラインを上がって行くとようやく空に紅みが射してきました。
なんとなく雲は多めだけど山は見えている。


空が紅いうちに富士山を。
金峰山、瑞牆山のシルエットもいい。


八ヶ岳も山頂付近は随分白いようです。


美ヶ原、王ヶ頭のアンテナの向こうに御岳山。

8時から登り始められればいいや、と写真を撮っていましたがもう行きましょう。
時間は7時半ごろ。 駐車場について支度をしてトイレに行って、と思ったら。
高峰高原ホテル外のトイレは冬じまいでした。
「ホテルのトイレは使えます」とあったのでホテルに行きましたが玄関が開いていませんでした。
8時になれば開いたのかもしれませんが、そんな保障も無いのでスキー場まで車で行ってトイレをお借りしました。


そんな事をしていたもので、8時半ごろの出発。
雪は登山口からあったので最初からアイゼン装着。


足跡だぁ~! シカさんですか?


登り勾配がきつくなってくるとちょくちょく立ち止まり。
八ヶ岳の右奥の方って木曽駒ヶ岳の方でしょうか?


広いガレ場に出ました。
あれ。 いい天気だ。


登っているとすごく暑くなるほど。
最初に着ていたレインウェアジャケットも、フリースも脱いで結局インナー+長袖アウター一枚。
おかげで黒斑山も黒っぽいなぁ。


まぁ、でもきれいだよねぇ! 満足、満足! 
風もなくて快適!


長い階段斜面も雪に埋もれ登りやすいものの、やっぱりここまでひと苦労!
でもこの景色を見ると「やったぁ~っ!」ってなりますね。


いやぁ~! 爽快だぁ~!!


10:30ごろトーミの頭。
向こう側が黒かった浅間山もこちら側は美しいじゃないですか!


外輪山斜面はこんな感じ。


奥の方には谷川の方の山々と上州武尊。
上州武尊の左側に見えるのは至仏山、燧ヶ岳など、尾瀬の方の山々だそうですね。


御嶽山から乗鞍岳が繋がりました。


その先北アルプスの山々もずらっと。
じゃ、長いレンズを出してどれを撮ろうかな、と見てみると。


あ。 奥白根だ!
そうそう。 前回夏も秋も、こちらの方向は雲がかかって見えなかったのですね。
ここでは浅間山の陰ですが、蛇骨岳まで行けば男体山も見えるかなぁ。。。と。


外輪山越しに見る谷川岳方面の山も美しい。
左の扇状が平標山、右が仙ノ倉山。


そして富士山。


御嶽山。


穂高、大キレット。


大キレット、槍ケ岳。


鹿島槍ヶ岳。 左は爺ヶ岳ですか?


 撮影前にフリースとレインウェアジャケットを着込みましたが、さすがにトーミの頭は風があり、夢中になって写真をとっていたらかなり身体が冷えてしまいました。 まずい、まずい。 黒斑山に向かって一生懸命歩いて暖まろう。 つづく。


カラマツ輝く浅間山外輪山 #2

2016-10-22 13:15:22 | 山登り in 長野県エリア

2016年10月16日(日)
浅間山第一外輪山稜線より浅間山を望む



 草すべりを下り湯ノ平火口原にやってきました。 カラマツの黄葉は期待していたよりずっときれいです! 
林床にはクロマメノキ?が紅葉しており、その色合いの対比がまたステキです。


火口原は環境が厳しいのか、カラマツの背丈がとても低いです。
なので、頭上すれすれの黄金トンネルをくぐって歩いて行けますよ~!


この辺りを賽の河原と呼ぶのでしょうか。


美しい賽の河原です。


第一外輪山Jバンドの方。


こちら黒斑山の方。


ず~っと黄金色のカラマツに囲まれています!


浅間山の迫力と共に、素晴らしい眺めです!!
浅間山山腹までずーっと金色のポツポツが続いて行くのが面白いです。


Jバンドに登る外輪山の麓に近付くと、あちこちに大きな岩が見え始めます。
噴火の際に飛んできたのでしょうか。 奥に見える大岩三つが三つ岩ですかね。


もう少しであの岩壁を登るわけですが、大丈夫なんだろうか。。。(^o^;


 この写真右側の方に向けて外輪山が低く無くなるように見えます。 2万4300年前、浅間山が山体崩壊を起こした際に東側が大きく崩壊し、馬蹄形カルデラを形成し、黒斑山、蛇骨岳、仙人岳などを含む第一外輪山の尾根を形成した、のだそうです。 山体崩壊って噴火ではなかったのかな? 尾根が低くなった北側の先にはあの溶岩でいっぱいの「鬼押し出し園」があります。 

では、Jバンドの岩壁を登る前に、美しい賽の河原の様子を動画でどうぞ。

カラマツ輝く浅間山賽の河原




さて、登り始めました。 そりゃ、真っすぐに登るわけではないので、登ることは登れます。


ざっくり湯ノ平火口原~外輪山稜線の標高差は約300m。
賽の河原三つ岩辺り~Jバンド上の標高差は約130m。
やっぱり私はこっちだな。。。
先に言ってしまいますが、この先黒斑山までの登りもゆるゆるなので、持ちこたえられました。
景色奥は牙山と奥にうっすら八ヶ岳、です。


ま、しかし。 130mとは言ってもね。(^o^;


ようやく着きました~!!
で、Jバンドってなに? 調べたのですが、ヒットしないのですよ。

で、奥に見える浅間山。 正確には前掛山の斜面のシマシマ。
雨が降って水が流れた溝が、更に雨や風で浸食されて出来上がったそうです。
三つ岩みたいな大きな岩が上の方からズリズリ~と押されるように落ちてきて溝を作っているような様子も見られます。
前掛山に続く斜めの登山道。 歩いてみたいなぁ。


さて、外輪山稜線に上がればこの景色!
広大な嬬恋のキャベツ畑! 田代湖! 左のなだらかな山は四阿山! 
前夜私が写真を撮っていたのはどの辺だろう?


四阿山の右の方に見える特徴的な山。 左の方にチョコンとしているのが笠ヶ岳。
中腹に道路が見える真ん中の山が横手山。 と言う事はその右側の方に草津白根山があるのですか?
その右隣奥、右側がドンと切れ落ちているのが烏帽子岳、だそうです。


四阿山左手の方には四阿山側から妙高山、火打山、ちょっと離れて双耳峰のようなのが高妻山だそうです。


西の方には白馬の山々もずらっと。 また行きたいなぁ。

Jバンドを登り、少し仙人岳の方に登った岩峰から撮った動画をどうぞ。
この時間まだ浅間山の右側に小さく富士山も見えます。

Jバンド近くの岩峰から




Jバンド上の岩峰を振り返って。
向こうの岩峰には気力が無く行きませんでした。w


だって、向かう方面仙人岳がすごく高いんだもの~。(;´д`)


「景色がきれいねぇ~。」と気を紛らわせて。


「こんなに登った~!」と自分を励まして。w


この先蛇骨岳、黒斑山とまだまだありますけどねぇ~。


で、仙人岳と~ちゃ~くっ!
時間も12:30になってしまったので、ここで昼食!
良い景色の中、風が強くなくて良かった!(*^o^*)

ここでは私より先着で湯ノ平分岐でお会いしたご夫婦に再開しました。
草すべりを登ってここだから。。。健脚だなぁ。。。(^o^;

何度も同じような絵面ですが、もうひとつ動画をどうぞ。
この時間には富士山は雲の中に隠れてしまいました。

仙人岳からの眺望




その後疲れも出てきて稜線をトボトボと歩き、蛇骨岳に到着。


奥に見えるのが蛇骨岳。
この辺に来ると随分と草や木が見えてくる。 良い色合い。


歩いてきた稜線。


黒斑山近くになり、この眺め。
午後の陽ざしになり、浅間山も湯ノ平火口原も良い色に映りました。


そして黒斑山、14:07 到着。 だいたい予定通りで良かった。(^O^)


下山は中コースを通り車坂峠へ。
途中常緑樹の暗い森の中、コケがきれいだったり、登山道が溝のようになったりもしましたが、
パッと上のように開けた場所に出ました。


そして車坂峠、ビジターセンター駐車場に 15:18 到着。
ビジターセンターでキャベツミックスソフトをいただいて、
高峰高原温泉のお風呂に入り、山を下りました。


朝焼けは夕焼けに変わりました。
また来よう。


カラマツ輝く浅間山外輪山 #1

2016-10-21 22:56:52 | 山登り in 長野県エリア

2016年10月16日(日)
草すべりから浅間山、湯の平、外輪山を望む

 7月に高峰高原車坂峠から水ノ塔山~東篭ノ塔山~池の平湿原を廻ってきました。 同じ車坂峠から登れる浅間山外輪山。 7月に行った時は雲が多く、浅間山も外輪山も見ることができなかったのですが、もちろんとても興味がありました。(そう言えば、四阿山に登った時にも浅間山を見ることができなかったのだな。)

 頭の中にはあったのですが、どうも天気と予定が合わなくて行けず仕舞い。 今回ようやく行ってきました! 満を持してカラマツの黄葉が良さ気になったこの時期。 行く前はまだ早そうな話も聞いていましたが、いえいえどうして。 最高の時期だったのでは、と思っています。 もっともまだ青っぽい地域もありましたので、今週末も良いと思いますよ~。
 予定通り湯ノ平から外輪山の周回もでき、天気にも恵まれ、とても充実、楽しい一日になりました!


 前日の夜前泊、星空撮影はしたものの早く寝ることはできたので、車坂峠の駐車場に6時到着、6時半には出発できるように、と車を走らせます。 途中朝焼けに浮かぶ黒斑山、剣ヶ峰、浅間山。


  チェリーラインの標高も上がり、高峰高原ホテル近くになると開けた場所が。 朝出発してきた時には霧に包まれていた街。 あんなだったのだなぁ、と。 そして今回こちらもようやく見れた八ヶ岳。


少し東側には富士山も。 これは良い景色だったなぁ。。。実際目で見ると手前の斜面のカラマツが黄金色を帯びていた。


再度八ヶ岳方面を。 一番右端は蓼科山。

こんなことをしていたので、6時半出発予定が6時50分ごろに。 


草には霜が降りる。 気温は5度くらい。


思わずニット帽をかぶりました。 上衣もパーカーの上にレインウェアの上着も着て。
風が無いのが幸いです。

登りは「表コース」 最初は展望が無かったものの、40分も登るとこの景色。


いいですねぇ。 富士山の左に見えるのは金峰山。 右に見えるのは瑞牆山だそうです。


振り返ると水ノ塔山~東篭ノ塔山も良い色になっている。


後方の山々も良く見えて良い感じ~!

景色を眺めながら急登と階段登りをやり過ごし。。。


到着しました! 槍ヶ鞘!
浅間山がドォ~ンと見える! 谷はすごく深い! トーミの頭まですごい断崖絶壁じゃない?


などと思いつつ振り返ると、
ここまで来ると北アルプスが水ノ塔山~東篭ノ塔山にさえぎられることなく繋がっていた。
ずっと白馬の方の山々。 この日はトレッキングさんが歩いていましたね。


さて、私もトーミの頭に向かって登りましょう!
それにしてもこの斜面。 火山の山という感じです。


槍ヶ鞘を振り返って。

 今回このレポのカテゴリーを「山登りin長野県エリア」にしましたが、私が車坂峠に長野県側から入ったのでそうしたわけで、実際には車坂峠から先、また黒斑山、蛇骨岳などの外輪山稜線から浅間山山頂を結ぶラインより北側は群馬県と言う事になるのですね。
 この写真でも登山道のある稜線より右側の方が群馬県、左側の崖が長野県、ということで良いみたいですね。(だいたいですよ)


トーミの頭に着くまで、休み休み写真を撮りながら登ります。
街にかかっていた霧もだんだんと晴れてきて、見晴らしが良くなってきました。
富士山と八ヶ岳はこんな感じ。


何度も同じような写真ですが。。。(^o^;


そしてトーミの頭に到着!


ちょっと逆光気味で良い色ではありませんが、目で見ると素晴らしかったんですよ!
大迫力!! 浅間山から流れおちてくるようなカラマツが見事!



こちら外輪山一番手前の高いピークが黒斑山。 その先に蛇骨岳、仙人岳、Jバンドと続きます。

遠くの山も良く見えていたので、ここは動画でどうぞ!

トーミの頭からの眺望 #2



さて、トーミの頭の先の分岐から湯ノ平火口原に下りて行きます。
上の写真でもわかる通り、壁のようにそそり立つ外輪山を下りて行くのですから、
激しい下りですよ。


なんだか歩いても歩いても一番底の部分に到達しないのです。


けど、どんどん黄金色のカラマツに近づいて行く! 光も順光になってきて色もいい感じ。


登る人は大変ですが、さわやか~!!


随分と底の方まで来たので、浅間山の見え方もこのような感じになりました。


でもまだ「湯ノ平口分岐」に到着しません。
振り返ると随分遠くに来ました。 左上の岩峰がトーミの頭です。


とうとう到着しました! 「湯ノ平口分岐」 9:54a.m.
ここから火山館や天狗温泉の方に行けるそうです。
トーミの頭下の分岐からだいたい一時間くらい下ってきました。


 ここで、天狗温泉の方から来たご夫婦にお会いしました。 「良いお天気で良かったわねぇ~。」という会話から、「前掛山に登るときにはこちらからの方がいいのよ。」「Jバンドの方に行くか、草すべりを登るか、どうしようかと思って。」と言う話など。
 結局お二人は草すべりを登ることにされました。 「Jバンドを登りきった後、黒斑山までずっと登りはいやだから。 そして草すべりの下りの方が辛そうだから。」と言うお話。
 私はJバンドに登った後、黒斑山まで大丈夫かな。。。とふと不安になりました。 でも来ちゃったからにはしようが無い。 頑張って行ってみよ~!!\(^O^)/ 

つづく。

高原はもう秋色だった ~四阿山 ・ 根子岳~ #2

2016-09-14 23:44:05 | 山登り in 長野県エリア

2016年9月10日(土)
四阿山~根子岳鞍部から根子岳を望む
 #1では無事四阿山登頂を果たし、次に根子岳に向かう!、という所まで行きました。



 四阿山山頂を下山して再び根子岳との分岐にやってきました。 時間はちょうど12:00 ごろ。 分岐は広場のようになっていて、たくさんの人たちがお昼ご飯を食べていたので、私もお昼にしました。

 お昼ご飯を食べ終え、12:30ごろには出発できるかな、とボ~ッとしていたら、根子岳の方から見たような顔がふたつ。。。二人とも似てるなんてこと無いよな、と思いつつ手を振ってみたら、やっぱり友人のOちゃん夫妻だった。w 奥日光ツアーなど一緒に参加した旧友です。 向こうも相当驚いたようで、「うわぁ~!」と走り寄ってきてハグされた。w
 住んでいる所も割と近くですから、会っても不思議ではないけど、やっぱりこの場所、このタイミングで会うとは本当に驚き!


 とりあえず証拠写真を撮って。w いろいろ話をしてからこの後の急坂のことを聞くと。 Oちゃん夫妻は下りで滑って転ぶことを避け、根子岳からの周回にしたと。 思った通り雨でヌルヌルだったよ、とのこと。 うぅむ。(;´д`)
 ま、しかしここまで来たら仕方ない。w Oちゃん夫妻と別れ、私は根子岳に向かいます。 


行くどぉ~!


って進むとすぐに激下り開始。w
多少ヌルヌルではあるけど、ズブズブではないので気をつけて歩けばOK。
根っこが多いので、それで滑りそうになることも。


下部の方になると木についたコケもきれい。


森の深い感じ。


なのに、一気に開けるっ!w すっごい爽快感っ!!
いやぁ~、うれしいっ!\(^O^)/
激下りで足がガクガクなんですけど、この先少なくとも3つくらいはピークを越えて行くんだね。(^o^;


うわぁ~、と思って歩いているとだんだん斜度がきつくなってきます。w


振り返るとこんな感じ。 いいねぇ~。
けど、上空にも雲が張り出してきて、日影時間が多くなってきた。


さぁ、最初のピークまでもう少し!
雲が来る前に!


と思っていたのに雲が来た。(;´д`)


うわぁ。 向かう先にも雲だよ~。


雲は多くなってきたのだけど、この日私がこちら側の山々を見たのは初めて。 多分草津白根山の方角。


そして一番大きな岩場に来ました!
四阿山に影が落ちてしまいましたが、雲は無くなった!
良い眺めだぁ~!!\(^O^)/


そこへ二人の若者が来たので、お互いに写真の撮り合い。
「いいですねぇ~!」なんて喜びあいながら撮っていたのですが、
「ここ山頂じゃないですよね。」の言葉に、「あ、あぁ。そうだった。」(^o^;


本当の山頂に向け、もうひと頑張り!
登る時に見えていた大きく崩落していた所。


花の百名山なのだけど、もうあまり花は目に入らず。。。


結構ヘロヘロで根子岳山頂と~ちゃ~くっ! 14:25。
もう雲がだいぶ多くなっていたのであまり写真も撮らず、座っておやつタイム。
一番気になっていたのはソフトクリームに間に合うか、ということ。w
多分4時で終了かなぁ。。。と思っていたので。


1時間半は厳しい気がしましたが、最後にもう一度四阿山と写真をとった岩場を眺め、
早々に下山開始!


下りの尾根も長そうだったからなぁ。
がんばるぞぉ~!!

 けれど8月いっぱい高めの山に登っていなかった状況はやっぱり顕著に現れるもので、下りがとても辛い。 根子岳に登る頃から辛さは感じていましたが、特にこの下りで衰えを感じました。
 あまりお花が無いことが幸いでしたが、アキノキリンソウなどまだたくさん咲いてきれいでも、もうあまり写真を撮る気になりませんでした。 ソフトクリームのことも頭にあったので、遅いなりに精一杯歩いていたからねぇ。w


だいぶ下まで降りてきて牧場も近くなった笹っぱら。 桜やツツジ類など、確実に紅葉です。 


最後にもういちどリンドウとマツムシソウを撮って。


16:00 ギリギリセーフ滑り込みで売店へ!
けど、売店終了は 17:00 だった。w 大変おいしく頂きました!!


 ソフトを食べながら少し考えましたが、やっぱり私は四阿山~根子岳周りで良かったな、と。 四阿山分岐下の急坂は一応安全に下りられた。 その後根子岳への登りはきつかったものの、トレイルがしっかりしているので歩きやすかった。 根子岳から駐車場への下りは、下り始めに小さめの岩(石)が多く足が取られる、木が無くて日差しがジリジリ辛かった、など特に疲れた身体にはこたえましたが、下り始めて20分程度で木々が見え始めるので、大した問題ではありませんでした。
 何より先に大きい方をやっつけちゃった方が気が楽かな、とか。w またお花がいっぱいの時期にも行ってみたいと思いました。

   

 ソフトクリームの売店窓口に温泉の割引券が置いてありました。 500円のところ、なんと400円で入れました! 「ふれあいさなだ館」はなんとこの料金でプールにも入れるのですよ! その元気はなかったけど。w
 お風呂は温泉、露天風呂もあってのんびりくつろげました~! 今ホットな真田氏発祥の地や真田氏本城跡などもお近くですよ~!

 ようやく行けた四阿山・根子岳は大満足でしたが、この体力の衰えをどげんかせねば、と思うこの頃です。 地道にトレーニングしかないですね。 がんばります。

高原はもう秋色だった ~四阿山 ・ 根子岳~ #1

2016-09-13 10:09:41 | 山登り in 長野県エリア

2016年9月10日(土)
四阿山(あずまやさん / 2,354m)より望む根子岳 (ねこだけ / 2,207m)

 名前が面白い。 方や深田百名山、方や花の百名山。 いっぺんに二座登れるというのも魅力的。 けど、登れるの?
 いつかきっと登る機会は来るだろう。 そのうち登れるかな。。。と思っているうちに随分経ってしまいました。 今年も高峰高原にヤナギランを見に行ったころはまだ見知らぬ高い山に登る自信は無く、その後ヨーロッパ旅行などで今年の夏は登山らしい登山をしていなく、ますます高い山に登る自信が無くなっていたのですが。。。
 この所の雨続きに10日(土)はどうやら晴れそう。 しかも自分が調べた中では根子岳のお天気が一番良く、ならば行ってしまおうか?、と決めたのが前日金曜日の午後。 ルート等の調べは済んでおり、あとは行くだけになっていた。 けれど肝心のお花はもう終盤らしいというレポも読み。。。けどこれを逃したらまた来年になるなぁ、と思うと下調べくらいの気持ちで行ってもいいじゃないか。 それならどちらか一方の山で疲れて下りてきてもOKだし、ということで行ってきた次第です。

 そんなに葛藤してw決めた山行だったのに、出発してからずっと晴れていた空は八風山トンネルを抜けるとなんと真っ白!( ̄Д ̄;)  前回高峰高原の時は逆だったのに~。 高速を降りて赤城山にでも戻ろうかと思うほど真っ白だったのですが、走っているうちにだんだんと山肌が見えてきて、上田菅平ICに着くころは青空も覗いていたので「ま、雨が降らなきゃいいか」くらいの気持ちで菅平牧場に向かいました。


 けれど牧場Pに着いたころにはこの青空! 天気予報あたって良かったわぁ~。\(^O^)/ けど言ってたよりは雲多め。 展望は無いかな。 お花も無いかも。 と思いつつもウシはいるし、清々しい高原と牧場のこの雰囲気! 心が洗われるぅ~! 行っちゃいましょ~!!


 前日は夜まで仕事でしたから到着は8時頃。 それでも2段目の駐車場に入れられました。 こんなにゆっくり出発で二座廻れるだろうかなぁ?


 ここを四阿山の方から参ります。 かずさんが四阿山~根子岳分岐下の急斜面は下る方が好き、とおっしゃっていたのを小耳にはさんでいたので、私もできる限り急登は避けたいと思い。w
 ただ、この所の雨で急斜面を下る作戦がどう出るか。。。ま、登るより良いだろ。(^o^;


「レッツらゴ~!」だよぉ~!! 気持ち良い~!!


ウシだ、ウシだぁ~!! 奥には左に根子岳、右に四阿山。
なだらかに伸びるすそ野は長距離歩かされそうな感じ~。
そして根子岳~四阿山の鞍部の底辺が見えないのですけど。。。(^o^;


ここから入ります。
奥の緑の看板には冬のクロスカントリースキーコースが描かれてありました。


川を渡り木漏れ日の中を行きます。 橋は無かったよ?


お花が無くても実とか虫こぶとかあるよね。w


結構かき分けるような笹の中を歩く場所もあります。
朝露が付いているので服が濡れましたけど、日中ジリジリ暑くなったので、
問題無く汗びっしょりになりました。


お花は期待していなかったのに、来ました! マツムシソウがこんなに!


あちこちまだたくさん咲いていましたよ。
いやぁ~、良かった!!


するとアサギマダラも飛んできて。


リンドウもあちこちに今が盛りと咲いていました!
ちょっと茶色くなりかけの物もありましたけど。。。


下ばかり見て歩いていましたが、見回すと展望の良い場所に来ていました。
もうすぐで小四阿、という辺りです。
雲は多いのですが、雲海の先に見えるピークスはかなり良い景色ですよ。


穂高連邦~大キレット~槍ケ岳


左の双耳峰は鹿島槍ヶ岳。 その左後ろに見えるのが剣岳らしいです。
右に向かって五竜、唐松岳、鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳、小蓮華。


この「ガンバ」岩wの先が小四阿です。 9:26a.m.


小四阿辺りから見た根子岳と四阿山。 ススキも入ってなんだか秋の色だよねぇ。


ほら、こちらも。


チョウの羽ももう秋っぽい。


はぁ~。 だいぶ登ってきましたが山頂まではまだ遠い。
あちら根子岳への気持ち良さそうな笹っぱら。 天気の良いうちい歩けるかなぁ。。。


と、思っている間に真っ白になった。(;´д`)


今日はこれで太陽ともお別れかしら、と思っていましたが。


数分で雲から抜けました。 今日はこんな天気なんだろうなぁ、などと思いつつ来た道を振り返る。
おぉ、随分登ってきたじゃないか。


久しぶりに見たゴゼンタチバナの赤い実。


シラタマノキの白い実。


青空も回復し、中四阿付近 10:21a.m.
まだ登りそうだねぇ~。


クジャクチョウ。 
周りの人が高山の珍しいチョウだ、と言っていました。 わたし、弓張り峠の先でも見たね。


中四阿、小四阿を振り返る。
こんなに起伏があったかな?、と思うけど各ピークは巻いているのです。


好きな色だなぁ。
疲れてきたのでおやつを食べ、


「分岐はまだかなぁ~。」と思いつつ歩く。


着きました~! 四阿山~根子岳分岐 11:10a.m.
いやいや、思っていたよりちゃんと歩けているので良かった!
CTだと 11:30ごろ到着で良かったので。 でもきっとこのCTゆっくりなのだわ。


で、この先山頂まではCTで10分なのだが。。。あの三角のあたりです。
あ、階段が見えるんだわ。 写真見てわかった。w


で、その階段です。


階段の外側は植生保護のため踏み込み禁止です。


で、と~ちゃ~くっ! 11:36a.m. こちらが長野県側の山頂なのですか?
あれ。 30分かかった。w


左中央辺りに田代湖。 浅間山方面はずっと雲の中。 時折どこかしらの峰が見えたりもしたのですが。
先日登った篭の塔辺りの山や、湯ノ丸など確認したかったけど。


少し歩いて群馬県側の山頂。 四阿山山頂 2,354m。 11:41a.m.





祠の裏側から、根子岳の展望。
随分雲が張り出してしまい、北アルプス方面の山々も見えなくなりました。
こちらに雲がかかってくる前に、あの笹っぱらを歩きたい!

つづく


水ノ塔山~東篭ノ塔山~池の平湿原 ~登山編~

2016-07-28 18:00:19 | 山登り in 長野県エリア

2016年7月23日(土)
東篭ノ塔山(ひがしかごのとやま)に向かう



水ノ塔山(みずのとやま)山頂を経て、東篭ノ塔山に向かいます。(今さらルビをふってみました。w)
いったん下って行きます。
今さらと言えば、歩いているこの稜線進行方向左が長野県、右が群馬県の県境だったのですね。
眼下、写真右上の雲の中から左はじへ抜ける林道が見えますが、これが復路で歩く道です。(^o^;


程なくして遠くからも良く見えた崩落斜面が近づいてきます。 赤ゾレと呼ばれているようです。


雲で隠れていた東篭ノ塔山と西篭ノ塔山が見えました。


そんな中。
足元にはリンネソウ。 お初です。
植物学の父、カール・フォン・リンネがこよなく愛した花、という事らしいです。
す~ごく小さくて可愛いです。 
が、足元がぬかるみ、非常に狭い場所で見つけたため同じような画像を3枚くらいしか撮れなかったのが非常に残念。


ハナニガナでしょうか。
こういう背の低い株が多かったのですが、こういうものでしたっけ?


ウスユキソウとヤマハハコ。 下の方にはイブキジャコウソウ。


ワシャワシャッとした、ペーパーフラワーチックな感じが良い~。


花いっぱいの斜面が続きます。


先を見ると東篭ノ塔山への最後の登りがきつそうだったので、おやつ。w


で、東篭ノ塔山山頂と~ちゃ~くっ!!
「360度の展望」はまったく拝めず。w 青空が覗いているだけ良いよね。


山頂は岩イワながらとても広く、展望が良い時には良いランチスポットですね~。
この山頂へは、これから向かう池ノ平湿原の駐車場から一時間弱で登ってこられるため、
軽装の方たちの姿も多く見かけました。
岩が多いトレイルなので、せめて足元はしっかりしていた方が良いと思います。

西篭ノ塔山まで行こうと思っていたので、昼ごはんはそちらに行って戻って来てからと思っていましたが。。。
時間は11時半ごろだったし、湿原に行けばまた花を見て時間が掛かっちゃうだろうし。。。


なので、さっさと下りました。
さっさと下ったのですが、だんだん下り斜面が緩やかになり、
トレイルの岩が土になって周囲も森っぽくなってくると。。。


あら、かわいい。


ちょっと座り込んで撮りますか。。。ここしかないかもしれないし。。。


と思ったら、たくさん咲いていました。w コバノイチヤクソウ。


マルバブキダケの森を過ぎ、


クルマユリを眺めながら歩いていると、


池の平湿原の駐車場が見えてきました。
手前の森と奥の森の境を走っている林道が高峰高原(車坂峠)から湯の丸高原(地蔵峠)へ抜ける林道です。
私は復路、この道を高峰高原に向かって歩いて行きます。
ちなみにこの林道は午後5時に林道ゲートが閉まります。 朝は何時からかはわかりません。
私が歩いた区間は砂利道でしたが、道幅は広く、大きなデコボコは無いようでした。
駐車場には林間学校で来ている生徒たちが乗ってきただろう大型バスがたくさん見えましたから、
安心して走れる道ではないでしょうか。(バスは地蔵峠から来たかもしれませんが)

正面奥の方に建物が見えますが、そこは湿原の資料館のようなものになっています。
その右側が駐車場でトイレもあります。
駐車場は有料で、普通車は1台500円です。


ちょうど良いベンチがたくさんあるので、ここでお昼ご飯にします。
いつも晴れさんが使っているお弁当箱。
食べ終わったらパタパタとたためるものが羨ましかったので、ついに発見、購入!w

お昼ご飯を食べたら、池の平湿原へ行きますよ~!


の前に。 近くにヤマオダマキがあったので。


この、全体に黄色っぽいヤマオダマキはたぶん初めて。


これも今回見たかったひとつでした~。(^O^)


さぁ、本当に湿原に下りて行きます。
この池の平湿原は三方ヶ峰旧火口にできた湿原です。


ワレモコウもたくさん見られました。


木道を下ってきて、いよいよ湿原です。
奥左に見える高い山が三方ヶ峰というわけではないようです。


湿原の真ん中を通りぬけるこの木道の他に、湿原を取り囲むようにも木道やトレイルが作られているみたいです。
私は三方ヶ峰まで行って、ピストンで帰ってきます。


小学生の皆さんも散策に来ていました。
グリーン一色に見える湿原も、低い所をよく見れば、色々なお花が咲いています。


木道は湿原面よりちょっと高い位置にあり、遠くの植物は撮りにくいので、
人がいない所を見計らって腹這い撮影。w


ノハナショウブ。


大きな池塘。


三方が峰まで登ってくると、先ほどまで歩いていた水ノ塔山~東篭ノ塔山が見えました。


遠くの山々は見えませんが、麓の街は見えました。
そして、足元の砂礫地にはコマクサが!
え? 見えないの?


じゃ、はいどうぞ。 もう終盤でしたが、見られました~!
では、展望もそれほどないですし、帰りの林道歩きが長いので、
そろそろ戻りましょう。


ウツボグサ、ホソバノキソチドリ。





上と下の花びらをよいしょっと開けて顔を突っ込むハチ。


シャジクソウはこんなお花。
シャジク(車軸)とはこの葉っぱの形からだそうです。
長野県では浅間山系と美ヶ原高原でしか見られない、
日本全土でも、北海道、宮城県、群馬県、長野県でしか見られないようです。


ツリガネニンジン


そうそう。 つぼみの答えは上の花。
ホタルブクロ、でした~!
つぼみが段々大きくなって、大きな花が咲くのですねぇ~!


 池の平湿原から、朝出発したビジターセンター駐車場まで林道を歩きましたが、やっぱりこれが長く感じました~。 一時間20分くらい。 林道の脇にもお花がたくさん咲いていますけどね。

 4時を過ぎてしまったので急いで荷物を整理して、高峰高原ホテルのお風呂に行きました。 800円(タオル付き)で受付18:00までです。 露天風呂はありませんが、大きな窓からは佐久方面が見渡せ、夜には夜景も見られるそうですよ。


 夕飯はお蕎麦でもと思っていましたが、久しぶりに横川の釜めしが食べたくなりました。 横川SAに寄って、野菜も食べたかったので、根菜がたっぷり入った豚汁付きのセットで。 美味しかった~!!

 「また、行こう!!」と思っています。


水ノ塔山~東篭ノ塔山~池の平湿原 ~ヤナギラン編~

2016-07-26 17:57:32 | 山登り in 長野県エリア

2016年7月23日(土)
ヤナギラン@高峰高原 アサマ2000パーク

 高峰高原、行ってきました。 娘たちが小さなころお隣の湯の丸スキー場へ何度か通っていました。 その後娘たちが小学校高学年になると家族でスキーに行くこともなくなりましたが、近くには田んぼやコスモスの写真を撮りに行ったりしたこともありました。 嬬恋のキャベツ畑の撮影もしたいな、とか、また田んぼを見に行きたいな、などと思い調べ物をしているうちに、山も良さそうだな、と。。。

 そんな折、アサマ2000パークのスキー場内にヤナギランが咲いていると聞き、行ってみよう!、と考えました。 周辺を見ていると東篭ノ塔山を登り池の平湿原に下りられるらしい。 お花も見たいし、山にも登りたい。 湿原も見られるならなお楽しそう!、と決定!
 時間があれば周囲の田んぼやキャベツ畑も見たかったのですが、いつも通り通常以上の時間がかかり、それはまたの機会に。w

 朝自宅を出て関越自動車道から上信越自動車道に入る。 2~3日前の天気予報では日曜日より土曜日の方が天気が良さげだったのだけど、前日金曜日の予報で逆転した。(^o^;
 どんより曇り空の中「仕方ないなぁ。」と思いつつ走っていると、碓氷軽井沢ICに近づくにつれ濃霧。。。「長野に入った途端晴れる、とかあるかもよ。」と淡い期待を込めて八風山トンネルを抜けると。。。そこは雪国!、いやいや。(^o^;  周囲の山が頂上まで見えるほど晴れてるじゃぁありませんかっ! やたーっ!\(^O^)/


 上信越自動車道を小諸ICで下りるかと思いきや、ナビは中部横断自動車道佐久北ICへ誘導。 へぇぇ、と思い仰せの通りに走りチェリーパークラインへ。
 どこかで、たぶん浅間山から連なる山々の写真を撮りたかったのだけど、タイミングを失い上の写真の場所へ。 あまり山は見えないのだけど、手前はたぶんキャベツ畑だよね。 こんな風にスプリンクラーが威勢よく廻っている場所をいくつか見ました。 みずみずしいキャベツ食べたいなぁ。


 振り返って、小諸の街かな。 天気が良ければこの奥の方に八ヶ岳が見えるのだろうな。
 チェリーパークラインを上がって行くと、道路わきにもヤナギランが見え始める。 天気は青空も見えるほど。 「うれしいなぁ。」と思っているうちに高峰高原ホテル。 そしてその先にビジターセンターと駐車場。 到着は7時半ごろ。 駐車場はまだまだ空きスペースがありましたが、身支度をしているうちにどんどん車が入ってきます。
 高峰高原ホテル隣のトイレに行き、「レッツらゴ~ッ!」と出たのが8時ちょっと前。


で、すぐにつっかえる。














山上は雨だったか、霧だったか。 座り込んで離れられなかった。w
もうこれで「しゅ~りょ~!」くらいの気持ちだったけど、ヤナギラン、ヤナギラン!


高峰温泉に続く林道を歩きます。
ニッコウキスゲ、ハクサンフウロ、シュロソウなどがたくさん。


向こうに見える中央が水ノ塔山、左雲に隠れた山頂が東篭ノ塔山、と思われます。


ヤナギラン、どこかなぁ、まだかなぁ、と歩いていると。。。


ありました~!


ここではたくさん咲いています!!


とてもきれい~!!(*´д`*)


で、同じような写真ばかりですみませんが、


またここで相当つっかえる。w


じゃ「しゅ~りょ~!」って、いやまだまだここからですよ。(^o^;


スキー場内には数カ所たくさんヤナギランが咲いている場所がありましたが、ほとんどの場所が咲き始め。


穂先のもっと上の方まで咲けばさらに桃色度が増すのでしょうね。
池の平湿原の方でも、まだこれからという感じでした。


クガイソウや?ショウマもよく見ました。


黄色のお花があちこちたくさん咲いています。
ハクサンオミナエシらしいのですが、何かに似ている。。。
別名コキンレイカ、だそうだ!


どこでもハチがたくさん!


ここにもハチ!


ここにはチョウ。(^o^;


で、ようやく高峰温泉とうちゃく~! 時間は9時。 一時間かかっちゃった。


さて~、行きますよ~! 12時までに池の平湿原に着けば良いだろ。


ちょっと登って振り返ると、こちらが黒斑山のほう。


ミヤマホツツジ


ネバリノギランと紅いのはお初のシャジクソウ。


マイヅルソウは実になっており。


足元ばかり見ていましたが、ふと遠景を見ると小諸の街は雲の下。
左手前に見えるのは高峰山だったのかな?


と言っているうちに、このような岩ゴロゴロの場所にきました。
向こうの尾根をずっと歩いて行きます。
泥っぽいような崩落斜面が見えますが、でも岩も多いよ~。


そんな岩の間にたくさんのお花が咲いているのです。


マツムシソウ発見!(^O^)


魅力的な造形だぁ~。 マツムシソウもつぼみがいっぱいで、これからたくさん咲きそう!


ナデシコとイブキジャコウソウ。


このつぼみ、何だか知ってる人~? 私はわかっちゃいましたけど。w


矢印がはよ上に行け!、と。(^o^;


行きますよ~。 行きますけど。。。


水ノ塔山の山頂直下、激しく岩イワ~!


で、ようやく来ました。 10時半。(^o^;


先を急ぎましょうか。w



白馬八方尾根・唐松岳 ~北アルプス初登頂!~

2016-07-21 11:41:09 | 山登り in 長野県エリア

2016年7月11日(月)
唐松岳山頂から不帰ノ嶮~天狗の頭~鑓ヶ岳を望む



ヒロハヘビノボラズ
 念願だった八方池越しの北アルプス連峰を望み、いざ、唐松岳山頂を目指し登って行きます!


あれほど天気の良かった空も、さすがに山々の頂には雲がかかり始めました。


下から見上げたあの雪渓がだんだん近づいてきました。 「扇雪渓」と呼ぶそうです。


お花を眺め、


雪渓上部に来ました。


さらにその上にもう一カ所小さな雪渓がありました。
恐らく今年は雪が例年より少ないのでしょうが、それでもまだ雪があるのですから、すごいです。


まだチングルマも咲いています!
と、この辺からどうも調子が上がらず、足が前に進みません。
みんなからはどんどん遅れてしまうのですが、なんとか視界には入る距離を保てれば、と進んで行きました。


歩こうと思ってもまったくスピードが上がらないので、ゆっくりいくしかありません。
ゆっくり行くとお花が目に着きます。


うわぁ。 まだまだあの奥の方まで登るんだ。
でも、まだみんなも見えているし、がんばろう。。。


と、不帰Ⅱ峰を背にホシガラス? 全然逃げない。


ゆるゆるの登りですが、まだまだ続きそう。
でも、だいぶ頂上には近づいていると思う。
時々岩があると座って休んだりしながら登って行きました。


不帰ノ嶮もド~ンッと近くに迫ってきました。


桃色だ。


この辺の斜面に来るとまだチングルマがたくさん。
イワカガミやハクサンイチゲも見られました。
で、右斜面を見るとあまりゆっくり座り込んだりしていてはダメな所。(^o^;


で、そんな左斜面にクロユリ!?
周りを探しましたが、これひとつしか見つからず。
なので、チョートリミングの後姿だけですが。。。でもうれしいなぁ。
ヘロヘロでちょーゆっくり歩いていたおかげだな。。。


で、ようやく唐松岳頂上山荘が見えました! きたーっ! 良かったーっ!(ToT)
最後に急登とかなくて良かった~。


山荘まで来るとようやく見える西側の景色。
そこにあるのは堂々とそびえる劔岳~立山の雄姿。
すごいなぁ~。。。 見られて良かったなぁ。。。


で、右を向けば唐松岳山頂。


左を向けば五龍岳。


photo by トレッキングさん
時間は11時半ごろでしたが、ここでお昼ご飯にしました。
さすがに山頂への稜線は風があり、じっとしていると寒くなるので、みんな風除けを一枚着ました。


昼食後、荷物をデポして唐松岳山頂に向かいます。
少し歩きだすと、唐松岳から谷底に向かうこの急斜面が吸い込まれるようですごいです。


photo by トレッキングさん
後ろが唐松岳頂上山荘。 すごい斜面に引っ掛かるように建っています。 
右下の方へ下りて行くとテン場だそうです。


登る先、右側には大きく不帰が立ちはだかります。 迫力の景色です!


進んで行くと五龍岳も大きく姿を現し始めました。
すごい切れ込みがたくさん入っていますね。
雪や氷が山肌をガシガシと削り取りながら作った模様でしょうか。


さらに進むと五龍山頂右側に槍ケ岳も見えました!


そして唐松岳山頂から、不帰ノ嶮~天狗の大下り~鑓ヶ岳。


雲がかかり、かえって迫力が増した気がしていますが。。。


唐松岳山頂の記念撮影。
空身で来たのに、やっぱり最後の登りは楽ではなかった。 でも、山頂まで来れて良かったなぁ~。
本当は後のことを考えれば私は山頂山荘で休んでいれば良かったのかも、とも思いましたが、
やっぱり山頂に立てたことは嬉しかった。。。特に後になってみれば。
下山はまたみんなより遅れてしまったのですが、下山リフトには間に合ったので、勘弁してください。m(_ _)m


photo by yukoさん


photo by トレッキングさん


白馬のマチュピチュ、って感じ。


では、下山しましょう。


photo by やまとそばさん
わたしも必死で下っています。w
登り程辛くはないのですが、それでも歩き続けられないような虚脱感にさいなまれました。
幸いだったのは特別痛い所などはなかったこと。

八方池が見えた時には安心し、時間も充分にあると考え
一緒にいてくれたやまとそばさんに「10分寝かせて。」と頼み、横になりました。 
それがとても良かったみたいです。


その後順調に下り、


3時半ごろのリフトで無事下山しました。
同行の皆さんにはご心配もお掛けし申し訳ない、反省点の多い山行にもなってしまいましたが。。。
でも、すごく楽しくて、充実して、素晴らしい2日間でした。
本当にありがとうございました!!

生活改善、体力増強など、今後への取り組みもいたしますので、よろしければまたご一緒ください。m(_ _)m


 最後に。。。
 トレッキングさんが教えてくれた温泉割引券つきリフト券。 帰りは「八方の湯」に寄ってお風呂に浸かってから帰りました。 みんなはすぐお風呂に入り、私は車で仮眠してから入ったので、帰りの運転はすっきり、さわやかでした!
 で、そのお風呂、もちろん温泉なのですが、す~っごく良かったです! リンクサイトにも書いてありますが、なにしろお肌が「つるつるたまご肌」になる! そしてお湯に水素が含まれることも発見され、アンチエイジング効果も期待できるらしいです!! 日本で天然の水素水温泉は白馬だけらしいですよ! あ~、毎日入りたい。w

 ということで、当日の歩みのごとく、長々としたブログにお付き合いいただきました皆様、ありがとうございました。 これにて本当に終了です。



白馬八方尾根・唐松岳 ~竜神様の住む池に~

2016-07-18 15:00:23 | 山登り in 長野県エリア

2016年7月11日(月)
八方池を見晴らす

 奥には左から、天狗の頭から鑓ヶ岳に続く尾根、鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳、その先少し低く平らに見えるのが小蓮華山、右に切れかかっている辺りが乗鞍岳、かな?
 前日10日の栂池自然園はこの写真右端辺りの山中にあったのだなぁ、と思う。
 写真にはベンチでザックをおろすやまとそばさん、湖畔を歩くyukoさんが写っています。w

 さて、登山レポ行きましょう。


 朝景撮影、朝ご飯を終え、支度も整い、いざ出発です。 見上げるとワクワク、浮足立ってしまうような空と景色です。


空と景色だけでなく、そこここにお花が咲き誇り、上を見たり下を見たり、それはもう大変です。w


イワシモツケは至る所で満開。


五龍岳が大きな姿を現し始めました。


photo by やまとそばさん
「八方尾根自然研究路」と名付けられたこのルートからは11峰の日本百名山が望め、
ここにしかない固有種の高山植物も見られるというのですから、そりゃ止まって座り込んでしまいます。


オオバギボウシなど


タカネナデシコ、キンコウカなど


どんどん登ります! 写真真ん中の一番高い所に階段が見えます。
「あそこに行くんだ?」って言う感じ。


photo by yukoさん
で、階段。 振り返るとこんな感じだったんだぁ~!
前と下ばかり見ていました。w


右を見れば、ヤマブキショウマと白馬三山


左を見れば、タテヤマウツボグサと鹿島槍ヶ岳。


photo by トレッキングさん
後ろを見れば、うわぁ! こんなに高くなった!


また左を見れば、遠くに鹿島槍ヶ岳、五龍岳。 お花はシモツケソウ、イワシモツケほかたくさん。


そしてまた右を見れば白馬三山と、ヤマブキショウマとか白っぽいのは何だろう?


そして正面に唐松岳山頂は見えている?
不帰ノ嶮がもう見えてきましたね!


どれが山頂?
雪渓が見える。 あの辺を歩いて行くのかな?o(^o^)o


すごい景色になってきました! 手前はコメツツジ。


で、第二ケルンとうちゃ~くっ!


photo by トレッキングさん
これはまだ顔が付いてないやつだよ~。w


クモマミミナグサ。 北アルプスにしかない特産種だそうです。


イブキジャコウソウ


キバナノカワラマツバ


photo by トレッキングさん
ようやく来ました八方ケルン。 顔がついてるやつ。w


そしてとうとう見えました! 八方池!!\(^O^)/
やまとそばさんと yukoさんは湖畔の方へ下りて行きます。
トレッキングさんと私はまず上の方から全体像を撮ってから降りて行きます。


八方池。 標高 2,060m。
全体像はこんな感じ。 一回目にしてこんなに良く見えて良いのでしょうか。
もう今年の運を全部使い果たしちゃったんじゃないかと思うほど。(^o^;
本当に美しくてどうしたらよいかわかりません。 もう、シャッターを押すだけの放心状態。w


湖畔に下りました。
わずかに風が吹いており、水鏡とは言えませんがそれでも充分です。
平日の朝7時50分ごろ。 向こう岸に見えた人はわずか一人。
今回この日に来られたのも本当に幸運でした。

八方池には竜神様が住むと言われ、人々は雨が降らないとここに雨乞いに来るのだそうです。
竜神様も今日はお休みで、ゆっくり寝てるのかな。
本当に良い天気だ。。。

撮影に夢中になっており、ふと見回すとやまとそばさんがいない。
あれ? もう歩きだしちゃった?


photo by yukoさん
いえいえ。 
やまとそばさんもここにすっかり馴染んでいました。w

みんな何を語るでもなく、同じような頬笑みを湛えて同じ方向を見ている。
不思議で温かい共通点。


photo by やまとそばさん
そんなひと時! ちょっとお邪魔してすみませ~んっ!w
15秒で終わりますからぁ~っ!!ヾ(≧∇≦)ノ"

さて、はよ山頂を目指しましょう。w