out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

残雪と新緑の会津駒ケ岳 #2

2018-05-28 22:34:58 | 山登り in 福島県エリア

2018年5月21日(月)
会津駒ケ岳駒の小屋前 夜明け前(4:22)


 朝4時に目が覚めると窓からは強い風がうなる音。 「外に出たくないなぁ。。。」と思ったものの、窓から外を覗くと東の果ては真っ赤に焼けている。 「行くか。」と決め、持ってきた限りの暖かい服装で外に出る。 つば付きの帽子は飛びそうだったので、3ウェイキャップを耳まで被り、ネックウォーマーは頬まで上げて。


三脚を立てるとカメラごと吹き飛ばされそうな風が吹く時も。 けれど常時吹いているわけではなかったので、幸い撮影はできた。


おはようございます。


上空に張った雲のせいか、反対側の山がモルゲンロートになることはなかった。
風は相変わらず強く吹いていたので、とっとと小屋の中に戻ったのが5時前。

三脚や着ていたものをザックに詰め込み、あらかた帰り支度を整え、5時半過ぎに食堂へ。
山頂からの景色は前日に見たし、空は雲が掛かりどんよりしており昨日以上の景色は望めそうにないので、
さっさと朝食を食べ下山し、少し燧裏林道の方にでも行ってみようかと思っていました。

食堂に行くと男性のうちの一人の方が既に朝食の準備を始めていました。
この方、今までに販売されている駒の小屋Tシャツ全色を所有されているという中毒ぶり。w
となると、朝食をしながらのお話も弾みます。
小一時間ほどかけて朝ご飯を食べ、再びザックにバーナーなどしまい、
三橋さん、浅井さんと写真タイムなどしていたら7時過ぎ。
ご挨拶をしてアイゼンを履いていると。。。なんだか青空が出てきた。
予報では9時ごろから晴れる予報でしたが、なんだかよい景色になってきたので、
やっぱりこの日も山頂に行くことに決めました。


前日雲が掛かっていた越後駒ケ岳、中ノ岳がすっきり。 


越後駒ケ岳の手前には重なるように荒沢岳。


更に写真左手の方に平ヶ岳。


写真右から、平ヶ岳、恵鶴山、至仏山、武尊山、燧ケ岳。


山頂少し先から見る大戸沢岳、三岩岳。
大戸沢岳の手前低い所辺りに既に茶色くなった部分が見える。


さて、本当に下山しましょう。

      
小屋の兄さんこと三橋さん、尾瀬ガイドの浅井さん、お世話になりました。
ちなみにこれ、新色Tシャツ~!


9時過ぎに下山し始めると予報通り空はさらに晴れました。


下るにはもったいない程の空でしたが、この時はまだ尾瀬に行こうと思っていたし。。。


根開けだねぇ。


これから登る人。 素敵な天気になって良かったね! がんばれっ!!


陽射しが良くなってきたので、さらに素晴らしい新緑。








水場近くまで続く新緑を何度も見上げ、撮りながらの下山。


アイゼンを外し、しっかりと見えるトレイルを確認するとやっぱりホッとする。


お花を見上げ、


周囲の山々が高く見えるようになったら、この山行も終わりが近いことを感じる。


当たり年と聞いていたタムシバ。 前日は雨でテロンとしていたけれど、
この日は生き生き。 まだ咲いていてくれて良かった。


花の後ろ付け根にペロンと一枚葉がついていない、のがコブシでなくタムシバだそうだ。


「これは何?」と思ったらマンサクの花びらが取れたものっぽい。


ヘリポート跡も緑に染まる。


トレイル上に転がっていたハルゼミ。 そうそうこの日はミョーケンミョーケンよくないていた。
この後飛んで行きましたよ。 そして私の携帯が鳴き始める。 なに?


とうとうここまで来ました。(12:45) 下界への架け橋。w
下りないと翌日から仕事ですから、と現実に引き戻される。
でも、これは清々しい引き戻され方。 


車に戻ると電話の主が待っていてくれました。
モモクリさん、隣の登山口から楽しんできたそうだ。
来春こそ三岩に行きたいね。


モモクリさんと別れた後、楽しみにしていた裁ち蕎麦をいただきに行きました~!
また、「まる家」さん。
はっとうも食べたくて来たのだけど、この日は2枚お持ち帰り。
そして「燧の湯」へ。
そうです。 もう満足してしまったし、もうひと歩きには時間も中途半端だし、で長風呂に決めました。
帰りに井桁豆腐さんにも寄りたいしね。


 最初の計画通りにはいきませんでしたが「やっぱり会津駒いいよなぁ~。」という再確認と来年への目標を胸にこの景色を後にしました。 「桧枝岐村、やっぱり遠いなぁ~。」と以前にも増して思いましたが、この山の懐の深さを感じさせるパワーを感じ、思い出すと、引き込まれるようにまた来てしまうのだろうな、と思っていました。

残雪と新緑の会津駒ケ岳 #1

2018-05-25 11:10:24 | 山登り in 福島県エリア

2018年5月20日(日)
会津駒ケ岳山頂より中門岳を望む

 今季、5月20~21日で会津駒ケ岳より三岩岳への縦走を予定していました。 グリーンシーズンには登山道の無い三岩岳への縦走は雪のある時期でないと歩くことができません。 残雪期で駒の小屋も開いているこの時期であれば、一泊することで体力的には比較的余裕を持って実施できるのではないか、という計画でした。 が、雪解けの速かった今季、すでに三岩岳へのルートは湿原が出てしまい、駒の小屋ブログでも縦走ストップが発表されてしまいました。 計画は翌年へと持ち越しになり、この春は白紙に戻りました。
 一緒に行こうと計画していた皆さんはそれぞれ違う山への計画へと変更しましたが、駒の小屋ブログを拝見していた私は新緑が美しくなってきたという会津駒ケ岳に魅かれ、また天気予報が良くなってきたこともあり、やはり駒の小屋一泊で行くことに決めました。
 直前には出発前日の土曜日に雪マークが付き、登山一日目の日曜日は朝方まで雨マークが付いたり消えたりしており、どうなることかと思っていましたが、20日(日)11時ごろからの快晴マークに後押しされ、決行してきました。
 どうも身体が重たくなってきたこの頃、一泊の荷物、しかも駒の小屋ですから食事類も持って、しかも一人だし天気も良さそうなので三脚まで詰め込んで、登ってゆけるのでしょうか。。。朝からゆっくり歩いて午後4時に着けばいいや、という一人で気楽な登山。 それはそれで良いものです。


5月20日(日)、午前7時過ぎ。 立派な案内所ができた「道の駅 尾瀬桧枝岐」に到着。
空は曇っていますが、雨は降っていません。
朝の支度など済ませ、滝沢登山口に向かい車で登ってゆきます。
既に登山口直下まで車で入れます。


車は登山口一番近い辺りに停められました。
登山口までの林道にはキケマンが咲き誇っていました。


荷物を背負い歩き始めたのが8時過ぎ。


歩き始めたときからずっしりとザックの重たさを感じる。
最初からこれほど「重い」と感じたことは今までなかったかも。
やっぱり体力落ちているのかな。


それでも心配していた雨は降っていない。
トレイルもグチャグチャしておらず歩きやすい。
あたりは一面新緑で美しい! ゆっくり楽しんで行きましょう。


もう遅いのかと思っていましたが、あちらこちらに
濃くて可愛らしいムラサキヤシオも見え始める。


やはり雨が降ったのだなぁ。 瑞々しくて美しい。


オオカメノキの花も今を盛りと豊富な花を見せてくれた。


今年は当たり年、と聞いていたタムシバも終盤とは言え、あちこちで見られた。
気づくと頭上には青空が広がり、陽も射し始めていた。


イワナシ


身体も荷物も重く、非常にゆっくりなペースだけど、特に痛いところなどは感じない。
こんなペースで行けば良い。








非常に長く感じましたが、実際長く、水場到着が10時半過ぎ。
周りを見回し、頭上を見上げ、滴るような新緑を楽しみながらここでおやつを食べゆっくり休む。 まだ先は長い。


水場すぐ先から雪が見え始めます。
駒のブログでもそのように読んでいたのですぐにアイゼン装着。
荷物も重く、滑ったり転んだりしたくはないので10本爪を持ってきた。
それで良かったみたい。


だんだんと新緑の落葉樹が少なくなり、オオシラビソが増えてくる。
そうなると遠景の山々も良く見え始める。


きつい斜面では振り返って「良く登った。」と。w


燧ケ岳も見えてきた。
木々は本当に横倒しに曲がって雪の下にいるんだなぁ。


随分登ったつもりだけど、森林限界はまだずっと先みたい。
ひぃぃぃ。

急ぐ旅ではないので、木々が少なくなってきた12時ごろ、雪の上に座ってお昼ご飯にする。
陽射しが時折暑く感じましたが、さわやかで、日影ではひんやりするほど。
そう言えば前週半ばまでは強風予報もあったけど、時折強く吹く時があるけどほとんどない、という感じ。
良い天気になって良かったなぁ。


会津駒ケ岳山頂から大戸沢岳へ向かう稜線がすっかり見えてきた。
あぁ、良い眺め。 けどここからもまだ長いよねぇ、と。


まだかなぁ。 高いほうが会津駒ケ岳山頂だよね。
小屋はまだかなぁ。。。あれ? 見えた?(;'∀')


振り返り高原山から日光連山。
あちらも良い天気みたいだ。
ちなみに、高原山の右側、斜面に大きな崩れが見えるのが田代山、その隣が帝釈山らしい。


燧ケ岳の隣に至仏山、景鶴山も見えてきた。


そして駒の小屋到着。 13:52
いやぁ~、時間かかっちゃったなぁ~。(^-^;
でも、痛い所も調子悪いこともなかったので、良かったのじゃないかと。

時間も時間なので、小屋に入りご挨拶をすると若い青年が対応してくれました。
チェックインをして、荷物を置かせてもらうのに小さなザックに手持ち品を入れたりしていると、
小屋主の三橋さんご夫妻もいらしてくれました。
たくさんお客さんが来るだろうに、覚えていてくれるのはうれしい。


会津駒ケ岳山頂に向かいます。
前日はやはり雪が降ったそうで、木々には白いものが見える。
こんな景色になっているとはなんともうれしい! もっと早く着いていればもっと白かったろうけど。w


そして山頂。
やっぱりこの Tシャツを着てきました。 会津駒ケ岳の木道他設置基金協力でいただいたものです。
工事が終わる予定は2022年10月31日。 その頃ここまで登ってこられるか、わからないからなぁ。。。
いや、登ってこられるようにがんばろう!、という願いも込めて。w


山頂は雪がなくササやオオシラビソに囲まれていますが、3年前に yukoさん、やまとそばさんと日帰りで登った時にはこんな感じ
(あれ。 この日も山頂まで5時間くらいかかってる。テニスコートからだけど。)
あの時も「山頂標識がすっぽり雪に埋もれている」のを見るはずだったけど、すっかり出てましたね。w
でも、山頂標識脇まで雪はあったのねぇ。 
この日もこのササの向こうは雪で囲まれているのですよ。


山頂周りのササを抜け出るとこんな感じ。


少しだけ中門岳の方に行ってみます。


中門岳右端のすぐ近くに見えるのが丸山岳。 その左遠くに浅草岳、守門岳と続きます。


右手前大きく見えるのが三岩岳。 行きたかったねぇ~。


越後駒ケ岳、中ノ岳は雲がかかり。


燧ケ岳に向かう富士見林道の稜線。
燧ケ岳右には武尊山、至仏山。 左奥には赤城山。

雄大な景色に囲まれて、満足したり、もっと行ってみたい、と思ったところで小屋に戻ります。

この日の宿泊は男性2名と私一人。 一応女性なので大きな部屋を一人で使わせていただきました。
男性二人は常連さんなので、三橋さん、若い青年も加わり、5人で楽しく夕食をいただきました。

若い青年は浅井理人さん。 なんと今月号(6月号)のワンダーフォーゲル、「行こ!尾瀬ブック」で執筆をされている。
しかもNHK日本百名山で田代山(帝釈山?)のガイド出演をされたそうだ。 うわぁ~、見なかった。
普段は尾瀬でガイドをされているそうですが、たまたまこの日は駒の小屋のお手伝いにいらしていました。
イケメン、親切、言うこと無しのお方です。 ワンダーフォーゲル、買おー、っと。


午後5時半くらいから食べ始め、あっという間に 6時半ごろになってしまいました。
薄雲が張ってきたのでおそらく山への日の入りは見えず。 空もそれ程焼けず。(たぶん。。。(^-^;)


日の入り時刻、6:48 ちょっと前には外に出てみました。
雲間から筋状に焼けた部分もありましたが、時すでに遅し。
景色が良く見えるように少し登ってみます。 お借りした長靴なので適当な所まで。


木々の間から越後駒ケ岳、中ノ岳。 太陽はこの辺に沈んだはず。
山頂にかかる雲はとれたね。


中門岳の斜面。 さて、戻りましょう。


小屋に着くころにはランプが灯っていました。
このあと 8時までもう少し皆さんとお話をして、その後もう一度外に出る。

薄雲が張っていたので星はダメかと思ったけれど。。。





月も出ておりベストではないものの、一応三脚持ってきて良かったな、と。

夜は強い風が吹いていましたが、まるで自宅の部屋のようにぐっすりくつろいで眠ることができました。



イエローフォールSSTはDTDM! #3

2016-02-05 00:38:19 | 山登り in 福島県エリア

2016年1月31日(日)
ハンノキがたくさん見られるフィールドから磐梯山・櫛ヶ峰

 イエローフォール前の広いフィールドから後ろ髪をひかれる思いで磐梯山を見収め、下山して行きます。 この広い一面の雪野原は、夏にはどんな光景なのだろう、と思いをはせる。


 てっきり yosiさんが描いたものだと思っていたら、モモクリさんだったらしい。w 
写真撮ってる人が遅くて待ちくたびれたのだろうなぁ。w


山の上には雲がかかるのだけど、山がない所はこんなに青空!
来た道とは違う森の中へ入って行きます。


すると。 たわわに実ったツルウメモドキ。


昨年戦場ヶ原で探した時は見つからなくて。


日が照れば影も。


ヤドリギは misteltoe。 クリスマスに飾ってみたいけど。
左の方に点々と黒いのはハンノキ。 本当にあちこちたくさんありました。


しばらく歩くと行きにも通ったスキー場トップに出ました。
晴れた空の下、朝より檜原湖が近くに見える。


photo by yukoさん
逆方向には磐梯山。


スキーゲレンデの端を歩き、いったん磐梯山方向にくるっとまわります。


磐梯山。 登ってみたいなぁ。
でも、ここから登るのはとても大変らしい。


ゲレンデ途中から森の中に入ります。


スキーヤーのいない場所なら自由に歩けますよ~!
トレースの着いていないフカフカの斜面をやや滑り気味に降りて行くのは楽しい~!!ヾ(≧∇≦)ノ"


photo by トレッキングさん
バフバフッとね。w


photo by トレッキングさん
滑り降りるのも楽しいよ~!
私はしなかったけど。ww


photo by トレッキングさん
雪にはまった人を見て笑う心ない人。
口では「大丈夫~?」と言っているのだが、気持ちが入ってない。
面目ない。(^o^;


yosiさんも滑ってますよ~!
イエローフォールSST、本当に楽しかったです!!
景色も最高で、また行きたい~!!
下見までしていただき、本当にお世話になり、ありがとうございました!!


遊んで下っているうちにスキー場一番下のゲレンデまで来ました。
この先下の方の駐車場に到着。 そこから車を置いた駐車場まで登るのが結構きますけどw、
楽しかった一日の余韻に浸りながら、トボトボと登って行きました。


 東京から行くと日光の倍はかかる裏磐梯はなかなかお手軽には行けませんが、行けば行ったで良いなぁ~、としみじみ思います。 他のエリアのスノーシューもしてみたいし、ワカサギ釣りもしてみたいよ!?w ほんとに泊まりで行きたいくらいです。
 秋の安達太良山は流れてしまいましたが、ほんとうの空を見てみたいし、是非磐梯山にも登ってみたい。 きっとまたみんなで行きましょう!! 参加の皆さん、一日ありがとうございました!!


イエローフォールSSTはDTDM! #2

2016-02-04 00:48:11 | 山登り in 福島県エリア

2016年1月31日(日)
イエローフォール近くより望む磐梯山・櫛ヶ峰



歩き始めは雲の多い寒空でしたが、イエローフォールに近づくにつれ空が晴れてきました!
山の稜線付近は風が強いのか速いスピードで雲が流れて行きますが、
幸い歩いているこの辺りはそれ程風がありません。


正面すっかり稜線が見えてきました!
写真左側の雲の中に磐梯山・櫛ヶ峰、右側の雲の奥に磐梯山主峰。


程なく、磐梯山・櫛ヶ峰が真っ白な頂を現し始めました!
みんな「おぉっ!」と感動して動くことができません。
しばらくドラマティックに移り変わる景色を眺め、写真を撮りました。
けれどスッキリと雲が取れることはなかったので、
目前のイエローフォールに向かいます。


正面雪の斜面の中、黄色っぽい場所がイエローフォールです。
他にもたくさんのパーティーが来ています。
イエローフォールは例年に比べまだ小さいようですが、
本当に黄色く色づいた氷瀑がそこにはありました!


ということで、記念撮影!(^O^)
みんな怒っているのでしょうか?
いえいえ。 yosiさんポーズだそうです。w


photo by yukoさん
今度はフリースタイルで。w


ここで時間はちょうどお昼ごろでしたから、ごはんです♪


さて、再び景色の確認です。
イエローフォールに向かって左の方に磐梯山・櫛ヶ峰。


右の方に向かってこの稜線。 この右奥の方に磐梯山主峰があります。


さらに右の方に目を移すとこの稜線。


磐梯山の北側。 裏磐梯から眺めたこの辺は
明治時代の爆発でできた荒々しくも雄大な景色です。
まさに the North Face な感じ。


イエローフォールのすぐ隣にも氷瀑がありました。
けれど、こちらは色が付いていません。


いつまで眺めていても見飽きない素晴らしい景色なのですが、
そろそろ帰ります。


でも、やっぱり振り返ってしまいます。w


すると!
なんと櫛ヶ峰山頂がすっきり雲から顔を出しているではないですか!!


あぁぁ~、美しいなぁ~!!(*´д`*)


photo by やまとそばさん
ということで、またまた記念撮影。w


もう一枚。


photo by やまとそばさん
もう一枚。 もう、櫛ヶ峰は見えないけどね。w


最後にこの景色を動画でどうぞ。
裏磐梯イエローフォールスノーシューハイク


今度こそ本当に下山します。

つづく




イエローフォールSSTはDTDM! #1

2016-02-03 00:35:15 | 山登り in 福島県エリア

2016年1月31日(日)
裏磐梯 イエローフォール

 かねてより行ってみたかった裏磐梯のイエローフォール。 裏磐梯といえば大昔家族で行った後、下の娘と夏の時期に湖沼散策とカヌーツアーがしたくて行ってみました。 もう8年以上前かぁ。 懐かしいなぁ。
 その後奥日光でスノーシューや山登りをするようになり、「裏磐梯のスノーシューも良いだろうなぁ。」と思っていた時期、yosiさんがイエローフォールに行かれている記事を拝見し、ますます行きたくなったというわけです。
 昔カヌーツアーをさせてもらったバックスさんでもイエローフォールのツアーはやっているし、いずれは。。。と思っていましたが。 うれしいことに今回 yosiさんの案内で、いつもの皆さんと裏磐梯へ遠征に行って来れました~!\(^O^)/

 で、題名の「イエローフォールSSTはDTDM!」は何だって? はい、考えて~。w 「イエローフォールスノーシューツアーはドラマティックな展開に大満足!」の略語です。 はい。(^o^;


 当日集合は道の駅やいた。 田んぼに降り積もった雪から立ち昇る朝霧の向こうから太陽が昇ってくる、と言う初っ端からのドラマティック。w ここはそれ程朝霧無かったけどね。

 この日の天気予報では日光辺りは完ぺきな晴れらしく、「せっかく日光が晴れているのに、曇りが残っているらしい東北方面へ行くってどうなの?」と思いつつも、「イエローフォールが見られればいいじゃん。 それ程悪い天気ではなさそうだし。」くらいな感じで、まずはやまとそばさんの車でyukoさんと裏磐梯へ向けGO!


 予報通り郡山に近づくにつれ雲が多くなりますが、磐越道に入りトンネルを抜けるとなんとこの青空! しかも周り中の山々はみんな白くてきれい~!o(^o^)o


 ついには磐梯山まで見えた時には「もう、これでOK!」くらいの。w 予報では12時ごろから晴れマークがついていたので、「これ以上悪くなることは無いんじゃない?」とだんだん気持ちがアップしてきました!


 高速を降りて、山道を登り、湖を眺めながら裏磐梯スキー場に到着! そして当日参加の皆さんと合流! この日の参加者はやまとそばさん、モモクリ奥さま、モモクリさん、yosiさん、トレッキングさん、yukoさん、Layla でオールメンバー! 張り切って行こう~!、って曇ってますがな。w 
 ま、山の天気なんてこんなものよね。 下山したら晴れ、かしら? と思いつつもしゅっぱ~つっ! お昼には晴れるさ!、と信じて。


 まずはスキー場トップまでリフト2本乗り継いで行きます。 スキーを履いている時はリフトを降りる時にスゥ~ッと前に滑れば良いけど、歩いて降りる時ってどうするの? 前のめりにつまづいたらどうしよう? という不安を抱えつつ乗車。


案外うまく行った。w
眺めも良かったし、何より歩かず上がれるのはサイコー!w


この先の行程を yosiさんが説明しています。
天気が良ければ yosiさんの指さす方向に真っ白な磐梯山が見えるのですが。。。


けれど、時折陽が射したりもして。
雪はたっぷりフカフカで気持ち良い!!


 程なく平らな場所、銅沼(あかぬま)に到着。 氷結したこの湖(沼?)を横断するのですが、水面が見えますね。 怖いですねぇ~。(^o^;
 けどあまりに広々真っ平らなので「yosiさん、グルグル作って~!」と言ったら作ってくれた。 良い人だぁ~!(ToT)


ほんと、調子に乗っててすみません。m(_ _)m


 少し歩くと前方に煙を上げる斜面が。 磐梯山は明治21年(1888年)に水蒸気爆発を起こし、主峰大磐梯の北側に位置する小磐梯が崩壊、岩なだれを起こし巨大な馬蹄形の爆裂火口を形成したのだそうです。


 このタイプの噴火は数万年に一回程度発生するらしいので、きっとまだ大丈夫だとは思いますが、地球のエネルギーを感じますねぇ。


銅沼を越えると登って行きます。
どのくらい登るのだろう、と不安に思い振り返ると。。。 


このくらい登ってきました。
下の方に見える平らな所が銅沼です。


さぁ、もう少し登りましょう。
行く手にはなんかすごい雪の岩壁の裾が見えます。
「晴れて全体が見えないかなぁ。 無理だろうなぁ。」と思っていました。


が、そんなことを考えながら登っているうちに、
青空と白い稜線が姿を現し始めました!


おぉっ! なんかすごいの出てきたぁ~!!( ̄Д ̄;)


うわぁ~っ! 間近にカッコ良い雪の壁だぁ~っ!!
裏磐梯スキー場サイトで見た真っ白な磐梯山の頂きも見えるだろうか!?
雲はどんどんすごいスピードで流れている。
晴れてくれぇ~!!\(^O^)/

つづく




会津駒ヶ岳 2015夏

2015-08-23 21:43:48 | 山登り in 福島県エリア
会津駒ヶ岳 2015夏


 2015年8月12日(水)~13日(木)、会津駒ヶ岳に登ってきました。

 「そろそろ行きたいなぁ~。」と天気予報とカレンダーを日々見ていたある日、12~13日にお天気マークが付き、しかもそのころペルセウス座流星群は極大日で、だけど世の人々はそろそろお盆休みだろうし、小屋は予約できないだろうなぁ。。。と電話をすると、とれた。 w(°0°)w

 期待満々で出かけたもののお天気は外れ、ひどい雨こそ降らなかったが12日は一日中曇り。 薄日が射したりして期待を持たせておきながら夜半には雨。 13日朝3時には外を見たけれど軽く降っており一面の霧。 下山時には再び薄日が射したりもしましたけどね。

 そんなわけで、一応三脚は持って登りましたが、出番なし。 実際は結構いい夕焼けが出たのですが、その時間は2部制に分けられ後半組だった私は食堂で兄さん、駒中さん達と夕ご飯中。 「あれ。 焼けてますね。」「ま、いいか。w」みたいな。 何をやってるんでしょ。 
 けど、その前にたった2カ所くらいブヨに食われた場所が既に腫れ始めていたので、もう外に出るのがイヤだった、っていうのもあって。 今年は顔用ネットも持っていたんですけどね。
 けど、それ以上に食堂でおしゃべりが始まっちゃうと楽しくてねぇ。。。

 なんてことは言ってないで、せっかくの夕、朝景を山で撮れるチャンス。 次回にはちゃんと活かしたいと思います。(^o^;

 今回はハクサンコザクラは撮りたいものの、キンコウカが咲き誇る斜面も見てみたい。 せっかくのコバイケイソウも見たいわ。 とちょっと難しいタイミングを期待していましたが、既にどの花も終盤で、ポジティブに言えばまだ咲いていてラッキー、くらいの。w
 昨年とは違う景色が見られたのはとても良いことでした! けど、やっぱり曇りの日に写すのはまだまだ苦手で。 「晴れないとガッカリ」な気持ちが写真に出てしまうのでしょうねぇ。 本当は曇りの方がうまくいくことだってあるはずなのに。

 けど、枚数は随分撮ったので。(^o^;  いろいろ考えて撮ったつもりの物もあるのですが、昨年と比べて良くなっているかと言うと。。。なかなか難しいです。
 いろいろ言いましたが、特にネタもストーリーもないのでフォトチャンネルにしました。 お時間あれば見てみてください。 フルスクリーンでどうぞ~!



湯ノ花温泉泊からの~、田代山#2

2015-06-22 23:59:26 | 山登り in 福島県エリア

2015年6月15日(月)
photo by やまとそばさん

田代山山頂直下、「先に行っていいですよ。」と言われ登ると既に大きな雲はかかっていたものの、やっぱりそこは田代山の山頂湿原!
気持ちいいわけだっ!!ヾ(≧∇≦)ノ"



やまとそばさんも登ってきたよ。



日光連山は既にうすく霞んでしまいました。 女峰山にはどんどん雲が増えている。



会津駒方面は、上空には大きな雲がかかっていたものの、この時間にはまだ姿を見せていました。



時間がたつとどんどん薄れ、最後には見えなくなりましたけどね。



それにしてもこの二本木道周辺、チングルマは既に終盤、イワカガミもあまり見られず。
チングルマには遅かったのでしょうが、イワカガミはこれから?

一年前はどうだったろう?、と振り返ると、あら。 同じく6月15日だった。w
やっぱりチングルマはたくさん咲いていたのだな。
ということは、今年はイワカガミも終っていたのかな?



チングルマ、少しはまとまって咲いている所もありましたけどね。



にしても、昨年はこれほどのワタスゲは出ていなかった。
昨年の戦場ヶ原も会津駒もワタスゲは当たり年だったけれど、
今年の田代山もなかなかだよ。



青空だったらなぁ。。。



ベニサラサドウダン。






チングルマの黄色、イワカガミのピンク、タテヤマリンドウの青、葉の緑、これがいっぺんに見られるところが良いよね。



この先の森の中に弘法大師堂がありますよ。

その先へ行けば帝釈山方面。 オサバグサがたくさん見られます。
が、天候も危うくなってきたので、弘法太子堂から少し下った辺りで撮影し、
すぐに下山することに決定。



オサバグサ






タケシマラン



森の中でじっとして撮影しているとたくさんの虫が飛んできて、
頭の上がまるで虫柱のようになる。w

やまとそさんの頭上も虫柱だったので、ハッカのスプレーをシュッシュッとすると、
あっという間に虫がいなくなりました!
もちろん自分の身体と帽子にもシュッシュッ。

虫がいなくなりスッキリッ! オサバグサを撮っている間にスプレーすればよかった。
なんか集中できなかった、という言い訳。w

今年は会津駒もすでにブヨが出ているそうですよ。
早く出て、早く終わるかな?


さて、下山です。
下山中も少し日が射し、登山道、小田代などでお花の撮影ができました。



コバイケイソウのつぼみ。



ヒメシャクナゲ & チングルマ



ヒメシャクナゲ & タテヤマリンドウ



タテヤマリンドウ



ツバメオモト






ギンリョウソウ



マイヅルソウ


 で、この後下山終盤に雨が降り出し、車まであと10分という所で本降りになり、車に乗ってホッと一息していると小さな白い塊がフロントガラスをたたき、雷鳴も聞こえ始めました。
 なんという絶妙なタイミング。 私一人だったらまだ山頂だったろうな、とブルッとしました。 避難小屋でやり過ごすこともできたでしょうが、いつやむともわからない雨や雷は一人では不安だったろうな、と思います。

 「そんなことにも対処できるようにならねば」と思いますが、やまとそばさんいわく、まずはそのような状況にはまらぬよう朝の天気はしっかり確認し、危うい雲が出たら早めの対処を心がける、とのこと。 そりゃ、そうですね。 難しいけど。。。まずはスマホにするか。

 しばらくすると小やみになった雨の中、湯ノ花温泉に向かって車で下山。 林道は斜面をフサフサに覆うほどのヤグルマソウやピンクのかわいらしいタニウツギなどを楽しめました。

 そしてふろ~!(^O^) 湯ノ花温泉は200円の入浴券を買うと、4つある共同浴場に入り放題です。 4つのうち2つは混浴です。 さぁ~、ロシアンルーレット! どこに入りましょうか~。w
 湯ノ花温泉に宿泊すれば、2日で300円というお得な入浴券もありますよ~。 といことで、あと一回湯ノ花温泉情報入るかも。w


 一応コースと時間を。 やまとそばさんのコピペです。 いつもどうもすみません。
 そしてこの日一日、本当にありがとうございました。m(_ _)m

【コース】
猿倉登山口7:30---8:50小田代---9:15田代山湿原入口---9:50弘法太子堂10:03---田代山湿原出口10:43---10:58小田代11:07---11:53猿倉登山口
行動時間:4時間23分


湯ノ花温泉泊からの~、田代山#1

2015-06-20 23:22:58 | 山登り in 福島県エリア

2015年6月15日(月)

 14日(日)に尾瀬沼一周をみんなで過ごし、その晩は湯ノ花温泉に宿泊。 そして今回は猿倉登山口から田代山へ。 
 15日は1週間ほど前から天気予報を確認し、登れそうなら14日の宿を決めようと思っていましたが、15日に登山指数Aが出たのは13日(土)の午前。 「やった~!」と思い前々から調べていた宿に連絡。 この宿の話、湯ノ花温泉についてはまた改めてアップしたいと思っていますが。w

 とりあえず宿は予約したものの、土曜日午後には既に田代山登山指数はCになっていました。。。(^o^;
 が、「もう雨でも一応行ってみるさ」と思っていた折、やまとそばさんが14日の尾瀬沼で「明日は天気が良いので一緒に行く。」の話。 これならもうOKでしょう! なんてったって晴れ男。w


 7:30a.m. 猿倉登山口出発の頃はこの青空! 朝6時ごろは「晴れるのか?」と思うほどもやがかかっていたのですが。 しかしやまとそばさんいわく、「午後にはおそらく雨ですから、早めに行動しましょう。」と。


 しかし~。 登山口から美しい田代山~! 猿倉登山口のこの沢沿いは美しかったですよ~。 ヒロハコンロンソウ、シラネニンジン、ズダヤクシュ、ラショウモンンカズラなどが咲き乱れ~。


ラショウモンカズラ
 そりゃ、止まってしまいます。



(黄)ミゾホオズキ、ズダヤクシュ(実)



しばらく登ってゆくとオオカメノキは既に実になっており、大きな葉が光を受けています。



ザリコミ? 違うか?



ベニサラサドウダンはいっそう小ぶりな気がしました。 
この写真では特にそう見えてしまっているのだけど、実物もなんとなく赤ではなくオレンジっぽかったような。



シウリザクラ。 花びらが散っているものが多いのだけど。w



木のオブジェ。w



スノキの一種?



マイヅルソウ



ゴゼンタチバナはまだ葉だけの物が多かったのですが、
花が開いたばかりで緑がかった物もあり、白くなった物も少しあり、と言う感じでした。



などとお花を楽しみつつ歩いていると、なんか開ける感じ。



出ました~! 小田代~! 奥に雪の見える山が田代山山頂らしい! あと一息~!!
と、ここでコバイケイソウにつぼみを確認! 昨年会津駒ヶ岳に登った時に見られなかったコバイケイソウの花。
「4年に一度くらいしか咲かないんですよ。」と言われましたが、当たり年ほどは咲かなくとも、
今年はここではそこそこ見られそうですよ。 会津駒はどうかなぁ~?



さて、さて、行きましょう!
右に見える森をひと登り!



すると、やまとそばさん、ピ~ス!
なに? 晴れてる?
「先に行っていいですよ。 ウワッとくるよ。」って。\(^O^)/

すると。。。



うわぁ~! もう大きな雲だよぉ~!!(ToT)

つづく。w



はるかな尾瀬に行ってみた #2

2015-06-19 01:19:59 | 山登り in 福島県エリア

2015年6月14日(土)
沼尻近くからのミズバショウと燧ヶ岳


尾瀬沼南岸歩きが始まりしばらくすると。。。



 あちこちに目を見張るほどのムラサキヤシオが。 紫と言うよりは明るく濃いピンクが新緑に映え、それはそれは華やかに沼岸を彩っていました。






白い花はオオカメノキ。






コミヤマカタバミ



タケシマラン



ミツバオウレン



photo by トレッキングさん
南岸の悪路と森を脱出したら明るい木道の湿原。



photo by トレッキングさん
なので、遊ぶ。w



そして沼尻の小屋に到着。
ここから見る燧ヶ岳は本当に近いっ!
思わず登って行きたくなるじゃないかっ!!w



photo by やまとそばさん
で、ここでお昼休憩~。



photo by yukoさん
上着をはおることもなく、快適でした~!



薄日も射してきたので、タテヤマリンドウも開き始めました。



モウセンゴケ



みんな撮ります。w






そして大江湿原に戻ってきました。



タテヤマリンドウが本当にあちこち開き始めています。



photo by やまとそばさん



yukoさんの右横。 水色に見えるのはみんなタテヤマリンドウ。






白花も! 見つけてくれたのはやまとそばさんでしたっけ?

その後大江湿原を抜けて、沼山峠を越え、バス停に戻りました。



バス通りでは再びこの花。 やっぱりノビネチドリかなぁ?
「葉が大きくて長く、やや茎を抱き重なり合うようにつく。
ハクサンチドリやテガタチドリは葉の縁がまっすぐだが、
ノビネチドリでは波打つのが識別のいいポイントになる。」だそうです。



 最後にはお天気を心配していたことも忘れ、美しく楽しかった一日に大満足していました。 またあそこに行きたい、今度は向こうにも行きたい、という希望を持ってその地を後にできるのは嬉しいことです。
 またみんなで行けたらいいなぁ。 お花をじっくり撮るために一人で行くのもいいなぁ。

 そして翌日には「また行きたい!」と思っていた田代山に向かうため、この日は湯ノ花温泉に一泊。 なんと「お天気良さそうだから私も行きます。」とおっしゃるやまとそばさん! 車中泊をなさるというので、「布団に寝た方が良いですよ。」と同じ宿に連れ込みました!w

 前日までの天気予報はめまぐるしく変わっていましたが、さてどうなりますか。。。(って言うか、モブってるけど。w)


はるかな尾瀬に行ってみた #1

2015-06-17 14:55:50 | 山登り in 福島県エリア

2015年6月14日(土)

 ゴールデンウィークの4月26日(日)、初めての尾瀬、残雪の至仏山登山に行ってまいりました。 4月26日と言えば私の誕生日一日前。 ○○歳最後の一日を初めての尾瀬で、しかも雪山登ってあの景色の中過ごせたことは素晴らしいことだったよなぁ、と。

 そしてこの日6月14日はやまとそばさんブログ開設8年最後の日。 こんな特別な日にご一緒していただけるとは何とありがたいこと! そして私にとっては初のグリーンシーズン尾瀬! ミズバショウの咲く尾瀬に私がいるだなんて。 ほんとにちょっと前までは考えられないことでした。

 あんな日、こんな日、最近はトップの3名様とご一緒させていただくことが多くなりました。 やまとそばさんの8周年を記念し、また yukoさん、トレッキングさんにも敬意を表して今回は3人にトップに立っていただきましたよ~!(^O^)

 みなさん、これからもよろしくお願いいたします。 また、今回はご一緒でなかった皆さんも、またどこかに行って楽しみましょうね~!

      

 ということで、初御池。 燧の湯より先に来たことのない私は「7時のバスに乗ります!」と言われて前泊の西那須野塩原を出発。 燧の湯のあたりを越えると山道になってどんどん標高が上がって行く。 そして雨も強くなってくる。 う~ん。 予報では午前6時過ぎたら晴れてくるはずなんだけど。。。とてもそうは見えない。 けれど道脇に満開のシウリザクラがたくさん見える。 初めての道。 とてもきれい。

 途中白のBMWに煽られながらw、無事御池に到着。 6時半に着く予定が5時40分ごろには着いてしまいました。 レインウェアを着こんで支度をして、まだまだ時間があるのでその辺をブラブラ。 グリーンシーズンなんだけどこんなに雪があるよ。w それでももわっと霞みが出ていて春の雰囲気。

      
 駐車場を囲む斜面を見ればすでにこんなにたくさんのショウジョウバカマ。 ちょっとバス通りを行くとエンレイソウ。


      
ムラサキヤシオもミズバショウもあって、今日は雨が強くなったらこの辺だけでも良いよ?、なんて。w


      

 約束の7時のバスにみんなで乗りました。 沼山峠への途中、道が陥没しているため大事をとって乗客はいったん降りて徒歩30分。 右写真が陥没個所らしい。 その後再びバスに乗って沼山峠へ~!

      

 歩いている最中にはシウリザクラが。 御池に来る間に車を降りて撮れば良かったけど、そんな余裕はなくここへ来てみればまだ咲き始め。 つぼみの方が多い。 そして右はテガタチドリ? 尾瀬の植物が羅列してあるサイトなどを見ると、テガタチドリの名前は無くハクサンチドリ、ノビネチドリ、などが出てくるのですが、どうなんだろ? まぁでも、これも道路沿いに良く咲いていました。

      

 さて、沼山峠バス停に到着。 こんなに立派なロータリーやトイレがある場所だとは思ってもみませんでした。 尾瀬の駐車場やシャトルバス、トイレなどのサービスや設備は素晴らしいですね。 確かに料金は高いけれど、せっかく行ったのに停められない、便が悪い、などということはなさそう。 これは利用者には一番のサービスですよ。
 本日は見晴の方まで行ってみる?、という案もあったのですが、雨がひどくなる可能性も考え、尾瀬沼一周としました。


雪の残る道を進みます。 幸い雨は上がっており、だんだん明るくなってくる。



オオカメノキがまだこんなにたくさん咲いていた。 本当に真っ白できれい。





イワナシもたくさん咲いていました。



樹林帯が開ける感じが。 するとそこが大江湿原。
タカネザクラが咲いている。 もやの立った湿原が幻想的。



振り返るとタカネザクラとミズバショウ。 こんな組み合わせ、あり?w


      
広い湿原のあちこちにショウジョウバカマがポツポツと。 そしてヒメシャクナゲはまだ色の濃いつぼみ。



photo by トレッキングさん
素敵だなぁ~、とどこもかしこも撮ってしまう。



木道が低く、植物を間近に見られるのはやっぱりいいね。



そして楽しみにしていたリュウキンカと燧ヶ岳!
燧ヶ岳がこんなに近い!! そして、燧ヶ岳は双耳峰じゃないよぉ~!! w(°0°)w







やがて沼が近くになってきます。



長倉小屋手前のミズバショウ。



そして尾瀬沼ヒュッテに寄って巨大な双眼鏡をのぞきこむ。 
雪の燧ヶ岳に登ったトレッキングさんはこちらに泊まられたそうで、
「見てごらん! 頂上の人たちが見えるよ!」と教えてくれました。 
ほんとに見えるんだよ~!!


      
尾瀬沼ヒュッテの前ではツバメオモト、トガクシショウマなどを見ましたが、画像にはならず。
上はエンレイソウとタケシマラン。



まずは尾瀬沼南岸から歩き始め、ナデッ窪の良く見える逆さ燧ヶ岳。
燧ヶ岳山頂のデコボコは柴安(しばやすぐら、2,356m)、俎(まないたぐら、2,346.0m)、
ミノブチ岳、赤ナグレ岳、御池岳の5つのピークから成り立っているのですね。

まだまだ続きます。