out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

ブルーの森からピンクの原へ

2015-06-30 21:38:55 | 栃木県他エリア

2015年6月20日(土)

 みんなで高原山の水辺を訪ねて歩いた日の続きです。
 尚仁沢湧水の後に訪れたのはやまとそばさんが下見をし、発見しておいてくださったコアジサイの群生地です。


定番スポットは既に花期が終わっていたので、標高の高い場所を案内してくださいました。



コアジサイの良い香りを初めて知りました。



けれど撮るのは難しい。 思った所にピントが行ってない。w
こんな風にポイントになるムシくんでも登場すれば別ですが。



 場所は変わってスッカン沢への道。 やまとそばさんに「何、この葉っぱ?」と聞かれ「カメバヒキオコシ。 葉っぱがカメみたいでしょ。」と答えましたが、あってますよね?(^o^;

 ヒキオコシという言葉が何を意味するのか、と思いましたら、ヒキオコシというシソ科の植物があり「葉が苦くて起死回生の力がある」と言う所から命名されているのだそうです。 「弱って倒れていても引っぱり起こしてしまう」みたいな事でしょうか? そしてそれは弘法大師が見つけたといわれているそうで、「おぉ。 ここでも弘法大師さま!」と後から思ったという話。w

 紫色の花が咲くんですかねぇ。


おいしいモミジイチゴ。(*^o^*)



そして雄飛の滝。
今回私はその場所からは撮りませんでした。
2回撮って飛沫対策がつかめず、もっと離れた所の方が良いのでは、と思ったから。
晴れ夫くんはどうだったかな?



とは言うものの、ここでも相当飛沫がかかり。
終いにはイヤになっていた。w

今回は前日までの雨でスッカン沢ブルーも少し濁っていたのだが、
ブルーの水と流れの白を生かした撮り方をしたいのだけど、
どうしたものかなぁ。
また挑戦したい。



photo by トレッキングさん
で、モデルに転身! 娘のような晴れちゃんと。w



その晴れさんが見つけたこの花。 なんだろう?
かわいいねぇ。



その後向かったのがシモツケの群生地。



そして「池坊 花逍遥100選」、栃木県で唯一選ばれたコアジサイの森にも行ってみました。
見る限り、高原山にはあちこちこれに匹敵するコアジサイの森があると思いますが、
それを代表して、ということでしょうね。



最後に天皇陛下お手植えの記念樹を拝見し、この日の散策を終了いたしました。

やまとそばさん、この日も一日ご案内(そして下見も)ありがとうございました~!



しゅーりょー!

2015-06-28 17:18:56 | 日記
結局、朝は雨も風もどんどん強くなり、阿弥陀池で終了して帰る途中、雨が止んだので引き返した午前10時。

そこからムーミン谷の駒池まではいってみっか、とおりて行ったのですが、手前で断念。
タイムアップ。

しかし、この踏ん切りの良さで命拾いしたかも(^^;

くわしくは本編でっ!(^∇^)

明日は晴れそうなんで、明日こそムーミン谷、そして大焼砂のコマクサ見てくるよ~!\(^o^)/

アルパこまくさ

2015-06-27 13:51:46 | 日記
田沢湖駅でさっそくやった。

「アルザのバスはどちらですか~?」

空が明るくなってきたので、少しでも山に行ってみようかと思ったが、仕事の電話が鳴ったり、すっごい強風!

今日のところはアルパでお勉強にしとこ。

yosiさん、大丈夫かな。

緑したたる尚仁沢湧水

2015-06-26 00:10:54 | 栃木県他エリア

2015年6月20日(土)

 「グリーンシーズンの雄飛の滝も見たいよ~!」という晴れさんの言葉を受け、「なら行きましょう!」と集まりました。w 昨年7月のような滝巡りでも良かったのでしょうが、桜沢からスッカン沢へは通行止めが続いているようですし・・・ってことで、やまとそばさんがこの時期の見どころをギュッとまとめて紹介してくださいました!

 出だしは栃木県塩谷町の尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)。 高原山、釈迦ヶ岳を水源とするこの湧水地からは日量 6,000t もの水が湧き出しています。 平成9年には全国37都道府県から集められたおいしい水の中で全国第一位の認定を受けたそうですよっ!\(^O^)/


湧水地下流の駐車場から約一時間、美しい水の流れや緑の森を眺めながら湧水地へ向かいます。



ちょっと登りもありますが、ほぼ観光客気分~♪



美しい水に映る深い緑~。



奥入瀬みたい~。



トリアシショウマ? ヤマブキショウマ?



クルマムグラの実でしょうか。



ユキザサに実がなっている!、と思ったのですがどうでしょう?
これがユキザサの実かどうかはわかりませんが、ユキザサって真っ赤な実を付けるのですね。



photo by トレッキングさん
どこかの登山雑誌さ~ん! 使います~?w



そうこうしているうちに



湧水地に着きました。



「Laylaさんはパーや。」とやまとそばさんに言われ。w

んじゃ、次行きましょか~。(*^o^*)



湯ノ花良いとこ、一度はおいで~♪

2015-06-24 18:53:52 | 福島県エリア

2015年6月14日(日)~15日(月)の一泊、福島県南会津町の湯ノ花温泉に宿泊しました。 14日(土)は尾瀬沼を歩き、15日(日)は田代山に登りました。 桧枝岐村まで行かずとも、早朝から山に登ろうと思えば舘岩のあたりでも自宅から直接現地に着くのはかなり難しく感じます。 何か他の行事と絡めて一泊できればこんなにうれしいことはありません。
 もちろん、行事がなくてもこの時期の南会津は一泊できれば行きたい放題です。w

 今年は田代山を猿倉登山口から登りたかったので、宿泊地候補第一位はもちろん湯ノ花温泉。 ただ、一人で泊めてくれるのかどうか。 けれど最近気付きました。 山登りや釣りなどが盛んな山間部の宿は案外一人でも泊めてもらえるものだな、と。 ただ、いきなり電話で問い合わせをする勇気はなく、なるべくネットで宿の写真や料金を公開しているお宿を探して。。。

      

 たどり着いたのが「紅葉館」さん。 一番興味があったのが宿専用の露天風呂。 そしておかみさんのブログ「めぐみ日記」を拝見すると、お宿のこと、地域のこと、農作業のことなどが書かれており、大変好感をもちました。
 15日のお天気を見ていて、ようやく13日(土)の午前中に晴れマーク、登山指数Aがついたので、「いやっほ~いっ!」と宿に予約のお電話すると、「うち、お風呂ないんですよ。地震の時からお湯が出なくなって。」と。 けれど私の頭の中には紅葉館さんに泊まることしかなかったので、「一人でも迷惑でなければ泊めてください。」と言うと、「本当に宿泊者一人ですよ。ww」と。

 そんな話も聞いていたので、尾瀬沼でやまとそばさんから「車中泊する」と聞いた時には是非巻き添えに!、と思ったのです。w 「お客が来ないようなひどい宿なのかもしれない。 一人じゃ不安。」っていうのもあったかも。w

 ところが宿の夕食の時間になるとどうでしょう。 テーブルいっぱいに並べられたお料理。 どれも地域の季節の物ばかり。 本当においしい!

      

 これにイワナの塩焼きやそばがきの田楽、そばがきのお汁などが出てくると、美味しい、珍しいの玉手箱や~!\(^O^)/

 イワナは2時間炭でじっくり焼いたそうで、頭からかぶりついても骨ごと食べられて、柔らかくてお~いしぃ~! そばがきの田楽は揚げたそばがきにエゴマのたれがかかっていて、これもほんとおいしいっ!
 お汁にもそばがきが入っていて、緑の葉ものはアイコ(イラクサ)、シドキ、ワラビだそうです。 想像つかないでしょ? これもおいしかったよ~!!

      

 そして野草のてんぷら。 内容は季節によって変わりますよ~。 その時に採れるものだけ! 〆のおそばはもちろん、おかみさんが打った会津の裁ちそば! おそばがまた細くてしなやかで。 たっぷり盛っていただきました!

 朝食がまた豪華でねぇ。 お風呂は無いけど、なにしろここは湯ノ花温泉ですからモーマンタイ! 宿泊料がこれでなんと 7,560円(税込)! お風呂は2日間利用券300円を購入しますので、合計 7,860円ですのよ、奥さん!
 
「ほんとに良い宿でしたよ~。」と言うと、おかみさん「そうですかぁ~。湯の花温泉はみんなこんなですよ!」と。 恐るべし湯ノ花温泉!

      

 で、その湯ノ花温泉の入浴所ですが。 湯ノ花地区には4つの共同浴場があります。 入浴券を買うと4つのお風呂どこでも入り放題です。 
 R121を岩舘郵便局前で350号線に入り、舘岩小学校を越えてさらにまっすぐ行くと右手に「星酒店」という お店があります。 その向かいに湯ノ花地区の案内看板がありますので、まずはそこで4つの入浴所のチェックをしましょう!
(紅葉館さんのサイト「アクセス」でも見られますよ。)

 というか、星酒店すぐ隣が上の左写真、「天神の湯」です。 右写真は少し歩いた川沿いにある「石湯」です。 この大岩が本当に入浴所の建物にめり込んでいるというか、岩のある所にわざわざ建てたのか。。。なぞ。w 
 以前ふぃふぁさんの所で見たと思うのですが、この石湯は木賊温泉にあると思っていたのに、ここにあってビックリ! ここに来るまでの小道とか橋などがまた風情があって良いのです。

 で、上の二つは混浴です。 地元の方が入ってゆくのを見ましたよ~。 

      

 上左写真が「湯端の湯」です。 ここが一番源泉に近く、温度が一番高いのだそうです。 建物後方の山腹には神社が祀られています。 こちらの温泉は男性、女性、地区の人用、の三つに分かれています。 中は覗きませんでしたが、たぶんシャワーはないのです。

 で、右の入浴所が「弘法の湯」で星酒店の目の前にあります。 入浴券は星酒店で買えることは確かですが、閉まっていたらどうするのだろ? どこかお宿にでも問い合わせてみてください。
 この弘法の湯が観光客には一番使いやすいでしょう。

      

 広々とした休憩所のようなスペースにはコインロッカーもあり、お風呂にはシャワーもついています。 外にはトイレもあります。
 お湯の温度もここが一番低い、と言っていました。 私は熱湯が好きですが、ちょうど良かった。

      

 さて。 お風呂上がりに左上の説明板を読むと。。。そうそう。 なぜそもそも「弘法の湯」なのか。 なぜ田代山の山頂には弘法太子さまが祀られているのか。 そんなことが書いてありました。

 温泉や鉱山などは偉人が発見した、動物が傷を癒していた、などの逸話が数多く着いて回るようです。 それには実際仏教には温泉に入ることによって身体を治す、ということが取り入れられていたり、修行で山に入るだけでなく、鉱山などの発見により、人々に富をもたらすことが良い行いであった、と言う事もあったようです。 そんなわけで、高僧が温泉や山に現れることは実際あったようなのですが。。。

 湯ノ花温泉には空海(弘法大師)の「入定留身の秘影」言い伝えが残っているそうです。 良く判りませんが(^o^; 、「入定」とは死してなお魂が生き続ける状態になることだそうで、空海は入定後肉体すら生き続けている、と言われているのですね。
 その修業を田代山で行ったらしい、ということでしょうか。 そんないわれがもとで1912年7月30日にまだ登山道もない田代山に高野山からの二人の高僧と湯ノ花温泉の神主が、弘法大師の座像一体を運びあげ、現在の避難小屋に大師堂を作って祀った。 もう一体を弘法の湯に納め、人々から厚く信仰された、ということらしいです。

 その際にこの2体の弘法大師さまの座像を運んだかごが今でも残され、この弘法の湯の天上に保管されている、と書かれているのですが。。。「えぇっ!」と仰ぎ見れば、あれでしょうか。(右写真)

 ところがこの弘法の湯にあった大師の座像は数年前に盗難されてしまったのだそうです。 なんてことでしょう。 


 さて、田代山登山の後、入浴中に鳴っていた雷もおさまり、陽も射してきたので、時間も少しあるし散歩をして帰ろう、と紅葉館の裏手にある川を見に行くと、そこは「大滝・小滝」という美しい滝でした。


 橋を渡ってゆくと「大嵐山登山口」と。 「おおあれ山」と読むそうですが、5月24日には山開きをしたそうで、湯ノ花温泉のおかみさんたちがイラクサ入りのすいとんを登山者にふるまった、と紅葉館おかみさんブログに書いてありました。 楽しそうだなぁ。


そして、わたしが撮りたかったのはもちろん田んぼ。









 田代山の猿倉登山口に向かう際、気になっていた田んぼの建物は「バッタリ小屋」でした! 前沢集落では見ていましたが、ここにもあるとは。
 水を送るとい?が壊れており、使われてはいないようです。 昔からここにあるのか、観光のため再現したのかもわかりませんが、道路上の田んぼの水を、道路下の田んぼに流す際にバッタリ小屋を通して粉を引く、などの作業に使われたのだろうな、と思います。 水の流れを無駄にせず、良くできていると思います。

 山登りのほかにも美味しい物をいただき、温泉や田んぼなども拝見して、楽しい旅となりました。 うん。 本当に楽しかった。 また行こう。


湯ノ花温泉泊からの~、田代山#2

2015-06-22 23:59:26 | 山登り in 福島県エリア

2015年6月15日(月)
photo by やまとそばさん

田代山山頂直下、「先に行っていいですよ。」と言われ登ると既に大きな雲はかかっていたものの、やっぱりそこは田代山の山頂湿原!
気持ちいいわけだっ!!ヾ(≧∇≦)ノ"



やまとそばさんも登ってきたよ。



日光連山は既にうすく霞んでしまいました。 女峰山にはどんどん雲が増えている。



会津駒方面は、上空には大きな雲がかかっていたものの、この時間にはまだ姿を見せていました。



時間がたつとどんどん薄れ、最後には見えなくなりましたけどね。



それにしてもこの二本木道周辺、チングルマは既に終盤、イワカガミもあまり見られず。
チングルマには遅かったのでしょうが、イワカガミはこれから?

一年前はどうだったろう?、と振り返ると、あら。 同じく6月15日だった。w
やっぱりチングルマはたくさん咲いていたのだな。
ということは、今年はイワカガミも終っていたのかな?



チングルマ、少しはまとまって咲いている所もありましたけどね。



にしても、昨年はこれほどのワタスゲは出ていなかった。
昨年の戦場ヶ原も会津駒もワタスゲは当たり年だったけれど、
今年の田代山もなかなかだよ。



青空だったらなぁ。。。



ベニサラサドウダン。






チングルマの黄色、イワカガミのピンク、タテヤマリンドウの青、葉の緑、これがいっぺんに見られるところが良いよね。



この先の森の中に弘法大師堂がありますよ。

その先へ行けば帝釈山方面。 オサバグサがたくさん見られます。
が、天候も危うくなってきたので、弘法太子堂から少し下った辺りで撮影し、
すぐに下山することに決定。



オサバグサ






タケシマラン



森の中でじっとして撮影しているとたくさんの虫が飛んできて、
頭の上がまるで虫柱のようになる。w

やまとそさんの頭上も虫柱だったので、ハッカのスプレーをシュッシュッとすると、
あっという間に虫がいなくなりました!
もちろん自分の身体と帽子にもシュッシュッ。

虫がいなくなりスッキリッ! オサバグサを撮っている間にスプレーすればよかった。
なんか集中できなかった、という言い訳。w

今年は会津駒もすでにブヨが出ているそうですよ。
早く出て、早く終わるかな?


さて、下山です。
下山中も少し日が射し、登山道、小田代などでお花の撮影ができました。



コバイケイソウのつぼみ。



ヒメシャクナゲ & チングルマ



ヒメシャクナゲ & タテヤマリンドウ



タテヤマリンドウ



ツバメオモト






ギンリョウソウ



マイヅルソウ


 で、この後下山終盤に雨が降り出し、車まであと10分という所で本降りになり、車に乗ってホッと一息していると小さな白い塊がフロントガラスをたたき、雷鳴も聞こえ始めました。
 なんという絶妙なタイミング。 私一人だったらまだ山頂だったろうな、とブルッとしました。 避難小屋でやり過ごすこともできたでしょうが、いつやむともわからない雨や雷は一人では不安だったろうな、と思います。

 「そんなことにも対処できるようにならねば」と思いますが、やまとそばさんいわく、まずはそのような状況にはまらぬよう朝の天気はしっかり確認し、危うい雲が出たら早めの対処を心がける、とのこと。 そりゃ、そうですね。 難しいけど。。。まずはスマホにするか。

 しばらくすると小やみになった雨の中、湯ノ花温泉に向かって車で下山。 林道は斜面をフサフサに覆うほどのヤグルマソウやピンクのかわいらしいタニウツギなどを楽しめました。

 そしてふろ~!(^O^) 湯ノ花温泉は200円の入浴券を買うと、4つある共同浴場に入り放題です。 4つのうち2つは混浴です。 さぁ~、ロシアンルーレット! どこに入りましょうか~。w
 湯ノ花温泉に宿泊すれば、2日で300円というお得な入浴券もありますよ~。 といことで、あと一回湯ノ花温泉情報入るかも。w


 一応コースと時間を。 やまとそばさんのコピペです。 いつもどうもすみません。
 そしてこの日一日、本当にありがとうございました。m(_ _)m

【コース】
猿倉登山口7:30---8:50小田代---9:15田代山湿原入口---9:50弘法太子堂10:03---田代山湿原出口10:43---10:58小田代11:07---11:53猿倉登山口
行動時間:4時間23分