out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

春の高尾山 ~日影から~

2018-04-20 23:23:41 | 山登り in 東京

2018年4月16日(月)
タカオスミレ

 そろそろ高尾山にタカオスミレが見られるのではないか、と思い行ってきました。 今年はどこもお花が咲くのが早く、タカオスミレの花期とされる4月上旬~5月上旬にはぴったり合っているのだが、レポを見るとどうも最盛期を逸してしまった雰囲気。。。(*_*;
 それでも「スミレの山」と言われる高尾山ですからどこかで見られるだろう、ほかの種類も見られるだろう、ほかにもきっと色々なお花が咲き始めているだろう!、と信じて行ってきました。w

 近日に行った方のレポを見ると、見てみたいニリンソウ、イチリンソウ、ヤマルリソウ、イカリソウ、なども咲いているようなので、是非探し出したいところ。 さて、どうなりますか。


京王線高尾山口駅前の有料駐車場に駐車。
この日は電車、バスを使わずに日影まで歩いてみます。 
全長16キロくらいの行程になりますが、花を探しながら歩き切れるかな?
とりあえずなるべく早く、と 7:15 頃の出発。


ところがすぐに駐車場でひっかかる。
御衣黄かな?


20号線を高尾駅方面に10分ほど戻ると南浅川に出会います。
ここで左に曲がり川沿いを進むと、小仏バス停に向かうバス通り(旧甲州街道)と並行して進む遊歩道となり、
この辺りが裏高尾と呼ばれるエリアです。

アスファルト敷きの生活道を少し行くと川沿いの遊歩道に入れるのですが、
道を挟んだ向こうには住宅地、川沿いは手つかずの自然が残っているという、
とても不思議で豊かな空間となります。


裏高尾にはいくつかの梅林があり、2~3月の花期には多くの人でにぎわうようです。
また、この頃に日影沢あたりでハナネコノメが見られるので、
梅花見客、登山家、写真家で大賑わいな様子を感じます。
行ったことがないので実態はわかりませんが、よく大混雑と書いてあるので、
その頃は避け、今回来てみました。


この後方で高尾山トンネルに入る圏央道。
大混雑時が終わった後も、裏高尾には高尾山を代表するタカオスミレや、
ニリンソウの群落、その他沢沿い、湿った場所を好む植物など、
興味深い点がたくさんあります。


遊歩道から旧甲州街道に出て、日影バス停まで歩きます。
日影までに見られたお花を少し。


シャガ


セリバヒエンソウ


ゴヨウアケビ


ラショウモンカズラとミヤマカタバミ(花は見られなかった)


イチリンソウ


クサノオウ、ヒメオドリコソウなど


日影沢入口です。
この先にはキャンプ場もあり、小仏城山までずっと、
場所によっては舗装もされている林道歩きとなります。
山歩きとしては面白みがないかもしれませんが、
林道わきには興味深い植物がたくさん見られました。
また、手軽に城山まで上がるには良い工程です。


日影沢付近に設置されているデッキ。
沢を見物したら、山に登りましょう。
ここから城山山頂迄に見られた植物など。


ホウチャクソウ


ニリンソウ、イチリンソウ、群落
ちょっと遅かったですね。











ヤマルリソウ





タカオスミレ
だと思うのですが。。。(^-^;

葉が茶色でタカオスミレだと思われるものはたくさん見られました。
標高の低い所では既に花が見られず、この日はもう見られないものと思っていました。
が、標高が上がるにつれ花ガラが見られ、とうとう咲いているお花を見ることができました!
タカオスミレは花が咲くと緑色の葉が出てくるそうなので、この日見たスミレは葉が茶色っぽい、
というだけでタカオスミレと言っています。 間違えているかもしれません。


最初に高尾山で発見されたことからタカオスミレと名付けられていますが、
全国に分布するヒカゲスミレノ変種。


ムカシトンボ
歩いていると何やらうずくまって見ている男性二人。
その時は通り過ぎましたが、その後花を撮っていると先に声を交わした女性二人に再び会い、
「珍しいトンボだそうですから、戻って見たほうがいいですよ!」と言われる。
もちろん戻りました。w


ムカシトンボの抜け殻
ヒマラヤ、日本、中国にしかいない、「生きた化石」と呼ばれる珍しいトンボだそうです。
いやぁ~、いいものを見せていただきました。


城山山頂に近づいてきました。
高尾山に向かう尾根の向こうに大山。


さらに進むと左奥に高尾山。
写真右の方に城山山頂があるので、グルっと回ってゆきます。


ヒトリシズカ


城山山頂 (12:45)
この日は初めてお茶屋さんが開いていたのと、若干寒い日だったので、
名物なめこ汁をいただきました。(¥250)

それにしても。。。
高尾山口駅前駐車場からCT 3:15 くらいのところ、5:30 もかかってしまいました。w
ま~、いつものことながら仕方ないです。 お花があるんだもん。


遠景はこの通り。
「晴れ」の予報でしたが、雲が多く富士山はもちろん雲の中。
でも手前の大室山などは良く見えています。

高尾山に向かいましょう。


イカリソウ





カンアオイ


高尾山山頂到着。 丹沢の山々を望む。
城山~高尾山にかけての尾根の桜は既に散っておりました。
見たかったなぁ~。
けれどイカリソウ、チゴユリ、などがたくさん見られました。


そして、写真ではパッとしませんが、新緑がきれいでした。
山頂では既に 15:00 ごろでしたが、
四阿のテーブルでゆっくりコーヒーを飲み、おやつをいただき下山します。


この日も6号路。 新緑の季節を見てみたかったから。


シュンラン


チゴユリ


ツクバキンモンソウ
筑波山で最初に見つかったそうです。


6号路の水辺ではニリンソウと何かシダ系のグルグル。


私を抜いて行った外国人の女の子がトレイルにしゃがみこんで私に手招きをしている。
見ると川の向こうにタヌキが。

前回は長く感じた6号路も2回目はあっという間でした。


ケーブルカーの駅構内では親切な駅員さんにセッコクの木を見せてもらい
この日はすべて終了。(16:43)


駐車場までの道すがら、
真っ赤なシャクナゲと枝垂れの何だろう?

この後無事に駐車場まで帰り付き、いつも通り「京王高尾山温泉 極楽湯」でお風呂と夕食。
15.80㎞歩き、充実した楽しい一日でした~!!


お知らせです。
GW中、6号路は混雑緩和の為登り一方通行、トレラン自粛、です。


また花の写真が多くなってしまったので、フォトチャンネルを作りました。
よろしければご覧ください。



大塚山まで偵察

2018-03-29 23:28:33 | 山登り in 東京

2018年3月19日(月)
奥多摩のハナネコノメ

 お休みの月曜日。 そろそろお花も咲き始めたのでどこかに行きたいが、天気は曇り予報。 午後から雨も? ということでそれ程遠くには行きたくない。
 高尾山の麓では梅&ハナネコノメが美しいらしいが、もう終盤みたいだし、 すごく混みあっている中に入ってゆく勇気はなく。。。

 そんな中、奥多摩でもあちこちハナネコノメが、静かに見られるらしい、と。 ハナネコノメは例年日光でひっそり見ていたので、東京で見られるならお手軽でうれしい。 そんな場所をいくつか押さえておきたい。 
 そして今後に向けてのイワウチワ偵察、ということで大塚山に登る「鉄五郎新道」を初散策してみる。 鉄五郎新道は地図には乗っていないトレイルなので下調べが必要だが、ルートは既にたくさん出てくる。 現地に行くと道標も立っていた。 が、斜面をトラバースするトレイルがとても細かったり、一部崩壊しているような場所もあったので、注意が必要です。

 大塚山まで登れば、その先トレイルは御岳山に、大岳山に、更には下山に奥多摩駅を選ぶこともできますが、とりあえずこの日は曇りで、朝ものんびり出てきたため、鉄五郎新道とイワウチワ群生地を確認、ハナネコノメを探す、ことを目標にゆっくり行きます!


車はJR青梅線・鳩ノ巣駅の無料駐車場へ。 トイレが工事中で使えませんでしたが、駅のトイレを使ってよいのかな?
この後ひとつ先の古里駅の方まで歩くのですが、途中、寸庭橋のたもとにトイレがありました。
また、駐車場も鳩ノ巣駅Pしかないと思ったのですが、寸庭橋のたもとに有料の駐車場がありました。


こんな感じ~。


途中、民家のお花など眺めながら進みます。


これはヒサカキの花のつぼみ?


フキノトウ、採って食べたいねぇ~。


ウグイスカグラ? たぶんミヤマじゃないよね?


スミレがもっと見られるかと思ったら、まだあまり見られませんでした。


アセビはあちこち満開。 というか、終盤。

そんな景色を見ながら鉄五郎新道は無事発見。
入口さえわかれば道標もあるので迷うことはないと思いますが、地図を持って確認は必要。
急登も続くので、足元にも注意です。


で、大塚山山頂到着。(920.2m) 大きな鉄塔のあるお山です。


向こうが御岳山。 そのうち奥多摩駅まで縦走してみたいなぁ。

お昼ご飯は既に食べたので、お茶&おやつ休憩をして下ります。


向こうのお山はどこだろう?


ずんずん下るとお寺の脇に出ました。
獣害対策の柵があるので開閉して通り抜けます。 上部には電気が通った線もあるのでドキドキ。


古里駅近くにきれいな梅の花と立派な古民家。
「丹三郎」というお蕎麦屋さんだそうです。 入ってみたいなぁ。
背後の尾根の方を歩いてきた感じ。


かわいいね。


白梅も咲いていた。


フサザクラは出てきたて。


青梅街道沿いのスミレ。
この後鳩ノ巣駅の駐車場にもどりしゅ~りょ~。 雨は降らず、良かった。


念願の東京のハナネコノメ。











コチャルメルソウも。


イワウチワ。 もう咲いているらしいけど、もう行けないかなぁ~。



奥高尾縦走 ~陣馬山から高尾山へ~ #2

2017-12-30 23:22:29 | 山登り in 東京

2017年12月26日(火)
景信山山頂より望む相模湖と富士山

 景信山山頂直下まで来ました。 空気は冷たいものの予報ほど風はなく、日向では暖かく汗をかくほどです。 時間は11時ごろで小腹がすき、景信山への登りのために力をつけようとお茶&どら焼き休憩。 その後順調に登り。。。


景信山山頂到着!(11:18)
山頂標識や三角点のある進行方向右側(西側)、この辺は見晴らしが良くないので。。。


まず目に入るのが進行方向左側(東側)の東京都心方面の風景!


遠くの方はすっきり写っていませんが、肉眼では結構良く見渡せました。
とは言うものの、私にはスカイツリーは見えませんでしたが、近くの人たちはスカイツリーが見えると言っていました。
写真を拡大すると確かに写っています。 写真右側の方は横浜のビルも見え、奥には房総半島らしきも見えます。
相模湾、東京湾ともに見えるようです。


写真左上の方、平たく茶色い場所は横田基地のようです。


広い山頂にはお茶屋さんが数件あり、ベンチもたくさんあります。
お茶屋さんの向こう側に行くと富士山が見えました。 広々と見渡せる場所は見つけられなかったのですが。。。
おやつを食べお腹も空いていないので、トイレだけ借りて小仏峠~小仏城山を目指します。


山頂にはこの道標。 11:30ごろなので、普通に行ければ高尾山山頂に 13:30着。
途中城山で30分休憩しても高尾山山頂 14:00 ならいいなぁ。
実際、陣馬山山頂を離れた時刻から景信山山頂到着まで約2時間。
180分はかかっていないので、いい具合かな、と思う。(陣馬山からだと主に下りなのだけど)


景信山山頂から手前の山並み、右の鉄塔が立っているのが小仏城山。 左奥が高尾山。
写真右端奥の山は丹沢の大山。


景信山山頂を離れる間際、お茶屋さんのテラスから相模湖越しの富士山が見えました。
このコースを歩いていれば見ておきたい風景。
というか、もっと相模湖はあちこちで見られるかと思ったのですが、ここだけ。。。
私が巻いたコース上で見えたのかも?
とりあえず、ここもお茶屋さんのテラスなので、営業している日には入り込めないでしょう。


ぐんと下って小仏峠へ。 途中中央高速と圏央道が見える。
この下が小仏トンネルなのだな、と思う所。


そして小仏峠到着。 前回小仏バス停から登ってきたときには写真右側の方から来ました。
この日は写真中央当たりに見えるトレイルから。
そして写真後方へ進んでゆきます。


約20分登り小仏城山到着。(12:36)
奥の都心風景が先ほどより良く見えるようになった気がします。


富士山の雲はとれず、というか増えてしまった。 しかもこの時間、逆光で富士山は黒くなってしまう。
なので。。。


都会方面を望遠で撮ってみました。
これがどのへんなのかよくわからないのですが、横浜中心部より南側の方かと。。。
奥には高い煙突が立つ工業地帯。 おそらく房総半島。


上の位置より少し左にカメラを振ると横浜中心街。
ランドマークタワー以外は良くわからないけど。


さらに左には東京タワー。 この辺がちょうど東方向。


さらに左にスカイツリー。


さらに左、北東方向に西武ドーム。 右手前に横田基地。
ドーム後方には所沢、浦和、大宮、などのビル群なんだろうなぁ。

城山でお昼ご飯を食べ、13:15 ごろ高尾山に向け出発。
富士山は日陰のようになってしまったのであまり撮らず、草や木も眺めるだけ。
今まで通ったことのない巻き道などを通りながらもみじ平に到着。


そして高尾山山頂テラスからの富士山。


山頂到着は 14:25 くらい。
お茶を飲んだり、火曜日だったので初めてビジターセンターをのぞいたり。


下山間際、高尾山山頂からは海が広がるので目を凝らすと江の島。
もう望遠レンズは出さなかったので良く写っていませんが、中央ちょっと右。


16:00 までに下山できれば良いだろう、と思い今回は6号路へ。
山頂から一気に谷底に下り、沢沿いを歩くコース。
というか、出だしは沢の中を歩いています。w


水辺を歩くので、暖かくなると良くも悪くも色々小動物などが見られそう。
植物も面白そう。


そしてこのコースには薬王院さんの水行道場、琵琶滝があります。


一般の人も指導を受け、水行ができるみたいですよ。


下って行った先はケーブルカー、清滝駅脇の道。 この道、一般道でした。 この先に病院があります。
道の右側には稲荷山コースの登山口があります。 登山はここで終了。 無事 16:00前に下山できました。
良かった~!
 
この後は京王線高尾山口駅前駐車場まで向かいますが、色々お店がありお風呂前に腹ごしらえ。。。

      
で、「髙栄屋」さんのそば粉皮お焼き・野沢菜、と「千代乃家」さんの酒まんじゅう&ホットコーヒーセット、をいただく。
今年最後、満足のゆく山行となりました~!\(^o^)/




奥高尾縦走 ~陣馬山から高尾山へ~ #1

2017-12-28 23:52:05 | 山登り in 東京

2017年12月26日(火)
陣馬山山頂より富士山を望む

 陣馬山から高尾山への縦走、行ってきました。 距離はあるものの標高の高い山ではないし、いつでも行ける、と高をくくっていましたが、いざコースタイムを調べ、車を置いて縦走するには。。。と考えるとなかなか時間的に難しいことが発覚。
 単純にCTを足すだけで7~8時間かかる計算。 プラス高尾山口に車を置いて京王線でJR高尾駅に向かい、バスに乗って陣馬高原下まで乗り付け(約30分)、そこからの登山開始。 陽の短い冬、しかも冬至に近いこの時期では無理がある?、と思いつつも最悪ケーブルカー終発 17:15 に乗れればセーフ? 歩き始めてすごく遅いようなら小仏城山辺りで折り返し、小仏峠から下ってバス・電車で戻っても良いし。
 白い雪の山に登りたい気持ちもありましたが、どうやら高い山は大荒れになりそうなこの週末。 白い馬と富士山を見に行くのもいいじゃないか。 というか、陣馬山も子供のころに行っているんだよねぇ。。。何か思い出すことはあるかな、などと思いつつ行ってみました。

      

 高尾山口駅前Pについたのが 6:15。(薬王院祈祷殿駐車場は入口に「御祈祷の車以外入場禁止」のような案内板があり駐車しなかった。お正月シーズンが終わるまでなら良いけど) 電車に乗って JR高尾駅北口より陣馬高原下行 6:51 に乗る。 陣馬高原下バス停には7:27 到着。
 上写真が陣馬高原下バス停。 トイレあります。 陣馬亭はさすがにまだ開店前。 残念。

      
降りてから気づきましたが、にしちゅんバスでした! 座席シートもかわいい。w


民家の庭先などを眺めながら、しばらくは和田峠に向け陣馬街道を歩きます。


30分程で「陣馬山新ハイキングコース」入口。 上の案内図内、赤いラインのトレイルを行きます。
ちなみに茶色のラインをそのまま進み、赤い二重丸の所まで行くと、そこが和田峠。


結構急登です。 幸い風はあるませんが、空気が冷たい。
それでも汗をかいてしまうくらい。


ひとしきり登ると緩やかに。 けれど奥に見える稜線まで行くのだなぁ、結構遠いなぁ、という感じ。


どうやら上辺が見えてきたかなという頃、再び急登。


そして山頂来た~!(855m) 登ってきた方向を振り返る。 素晴らしい見晴らし! (8:57)


進んでゆく方向はさらに素晴らしい! 白い馬に富士山だぁ~!!


もう一度登ってきた方向を振り返る。 よくよく見れば奥には薄いながらも日光連山。


上の写真より少し左、北~西の方、馬のお尻の右下には先日登った大岳山。
前足の左辺りには鷹ノ巣山や、雲取山に登った帰りに寄った高丸山辺り。 雲取山は手前の連行峰で見えず。 
その連行峰左に三頭山らしい。


連行峰さらに左(西)の方、奥の高い所が大菩薩嶺。
そこから左へ牛奥ノ雁ヶ腹摺山、大蔵高丸、滝子山など秀麗富嶽十二景の山々がずらり。


そして西南方向の富士山へ。


とてもきれいだったのですが、お店の敷地には入れないし、
開店していないので何か買って入るというわけにもいかず。
良い具合で撮れるところを見つけられず。 けど、素晴らしい眺めでした!


この先にもっと見晴らしの良い所があるかもしれない。
富士山下の方の白い雲も取れるかもしれない、と先に進みました。
何より距離が長いので、ちょっと気が急いていました。(9:14)


木々の間から時折富士山を見るのですが、見晴らしの良い所はなく。


明王峠到着。(9:48)
陣馬山山頂から明王峠に至るまでに相模湖側に下りるトレイルが幾筋もあります。
行ってみたいけど迷ってしまいそうなほど。
でも、藤野駅や相模湖駅に下りて帰ってくるというのも面白そう。


明王峠からの富士山。


陣馬山から景信山までは 5.6km もあるので、あまりゆっくりはしていられません。


が、初めてなので途中の堂所山には寄ってみる。(731m) 展望は良くなかった。(^^;)


その後景信山までは巻き道があれば巻きまくり。


あそこのピークかな? つづく。 


奥多摩三山 まずは大岳山 #2

2017-12-23 23:19:33 | 山登り in 東京

2017年12月18日(月)
大岳山山頂 1,266.5m

 大岳山山頂まで来ました。 風はそれほど強くはありませんでしたが空気がとても冷たく、フリースを着て、さらにダウンを着る。 それでもほほに当たる空気がとても冷たいのでネックウォーマーを着て頬まで上げていました。


北側の空は割と澄んでおり、山も良く見えました。
右端、薮に被っているのが鷹ノ巣山。 その左奥が雲取山。
雲取山をずっと左に行くと飛龍山。 その左奥が北奥仙丈岳、国師ヶ岳。


上の写真より少し左。
右端が御前山。 その左奥にちょこっと顔を出しているのが甲斐駒ヶ岳だそうだ。
その左一番高い所が大菩薩嶺。 手前に三頭山。 三頭山山頂の右後ろ辺りが牛奥ノ雁ヶ腹摺山らしい。
三頭山左の方に雁ヶ腹摺山。 左奥薄く見える辺りが三ツ峠山。

南側の方、富士山から丹沢の山々にかけては雲がかかっていました。
朝、車で青梅街道を走っているときには良く見えていたのになぁ。
時間は少し早かったのですが、お昼ご飯を食べながら富士山待ち。 すると。。。


ちょっとだけ見えました。
すっきりと晴れれば富士山丸見えの良い場所です。 
また来てみようかな。


丹沢の山々もピークスは雲の中。
では、戻ります。


時間も気力も充分にあったので、帰りは向こうに見える鍋割山、奥ノ院を経て御岳山に戻ります。


ここを上の方に上がってゆきます。


木立で見晴らせるわけではないですが、北側の山々を望みながら歩けて気持ち良い。


木々の合間に雲取山。 石尾根は右の方の尾根かな?


鍋割山到着。 1,084m。


大岳山を振り返る。


行く手には奥の院。 とんがっているなぁ~。


奥の院山頂直下に立派な松の木。


そして奥の院峰。 1,077m。
あれ? 赤いお社じゃない。


紅いお社は一段下にありました。 前回来た時はここが奥の院だと思っていた。
ここから先は前回と同じように天狗の腰掛杉の方から下山。


前回と同じ場所からの眺望は、前回よりは良さそう。w
中央上の方に見える白い円形は西武ドームですね。 よくよく見れば両脇に多摩湖、狭山湖も見える。


天狗の腰掛杉までは案外長い。


ようやく到着。 で、本線合流。


立派なツルリンドウの実。


最後はやっぱり長尾平に寄ってみる。
右のとんがりが奥の院。 中央少し左の一番奥に見えるピークが大岳山。


日の出山と都心の風景を眺めながらお茶&おやつ休憩。
帰路はケーブルカーを使わずに駐車場まで歩いて下った。


 富士山の眺望は残念でしたが、まずは大岳山まで行ってこられて良かった。 そのうち違うルート、違う季節にも訪れたい気持ちになりました。 そしてもちろん奥多摩三山他二座にもいずれ登ってみようと思います。



奥多摩三山 まずは大岳山 #1

2017-12-21 14:16:41 | 山登り in 東京

2017年12月18日(月)
奥多摩三山 大岳山山頂より、ほか二座 御前山、三頭山を望む

 御岳山に登って以来、一番奥の(一番奥だと思っていた)大岳山にはそのうちに登りたいと思っていましたが、まだまだ先に続いているのね。w 
 健脚な人は一日で奥多摩三山を縦走する人もいるようですが、もちろん私は刻んで、いずれあと二座登れればと思います。 
 が、ここからの景色。 なんだか感慨深いものがありました。 手前に大きく見える御前山、三頭山そしてこの大岳山は先日雲取山に登った時にも当然良く見えていました。 その雲取山はこの写真右端の方に見えています。 手前の御前山右奥には北奥千丈。 大弛峠から金峰山に登った時、登り損ねた。w 御前山左にはちょこっと甲斐駒ケ岳が顔を出している。 木曽駒ケ岳からの朝日は甲斐駒ケ岳から昇ったなぁ。 その左が大菩薩嶺。 ここに登った時には奥多摩の山はチンプンカンプン。 かろうじて雲取山はわかった。 その左の方、三頭山よりさらに左側に雁腹摺山。 行ってみたい辺りだ。 こんな景色を眺めながら、ここまで来てみて良かったなぁ、と思っていたのでした。


 年末で仕事も忙しく、青空を眺めながら仕事をしていたり、なんとまた喉を腫らして38度以上の高熱を出したりしていました。(^^; 
 3日も寝込み、ついにクラスも一日休み、病み上がりの仕事がさらに忙しくなる。。。まったく山にでも逃げたいくらいだ!、と逃げた来たわけです。 病み上がりなのでこの日は素直にケーブルカーに乗る。 朝はゆっくり出てきて、一時間かけて登る所を6分で連れて行ってくれるのだからありがたい。
 ちなみにこの日は平日月曜日。 恩師集落の小学生が通学の為下りてきた。


初めて降り立つ御岳山駅・御岳平。 とても景色がいい。
ここから奥を見た瞬間「あ!」と思ったのだが、まずは手前の方から。


右に大きいのが日の出山。 左奥に東京都心のビル群。 肉眼では一目でわかったけど。


寄せるとスカイツリーがくっきり。


筑波山方面の山々。


そして奥の方に見えたのは日光連山だ。 写真で見ると薄くなってしまったけど、実際はとてもよく見えた。
左の方雲の中には日光白根、中央当たりから右に太郎山、男体山、帝釈山、女峰山。


恩師集落をこの辺から眺めるのも初めてだ。 右のとんがりが奥の院。 調子が良ければあそこにも回ってこよう。


恩師集落を抜け、やはり御岳神社を素通りはできない。 一応上まで上がって安全祈願。
神社を長尾平の方へ下ると。。。


ありました。 氷の花。
カメバヒキオコシの氷らしいです。


まずはこれが見られて良かった。 頂上まで行けるかわからないし、と思っていた。


ロックガーデンも滝も見ずに大岳山方面へ。
この辺夏はうっそうとしていますが、葉っぱがないとさすがにすっきり。


綾広の滝上も通過し、ずっと進んできたところ。
この橋を越えると登りの斜度が出てくる。


展望もなく日陰の斜面を登るので、小さなものに目が行く。


雪の残りもあちこちに。


左方向へ行くような気持でいたので、うっかりここでルートミスをしそうになる。
ここで左に行ったら大変、大変。(^^;


目指す大岳山がようやく見えてきた。


岩場の急登も多くなってきました。
葉っぱの下に雪の凍り付いた面もあるので注意。


ちょっと離れた場所から、斜面にギョッとするような建物が見えました。
近づくと木造の大岳山荘が見えましたが、この奥に鉄筋造りのホテルのような建物もあるのです。
立派な施設だったようですが、廃業・廃屋です。
トイレは別棟であり、使えます。


大岳山荘向かい側にこの鳥居。 奥には大岳神社。


安全祈願をして、山頂に向かいます。
ここにもやっぱりお犬様。


山頂直下も登りにくい岩場や段差の大きい根っこ斜面があります。


一枚脱いで「よいさっ!」と登ってゆくと。。。来たか?


来たーーーっ! 山頂と~ちゃ~くっ!\(^o^)/


風はそれほどないものの、空気はとても冷たい。
すぐに一枚羽織ってあちこち撮りました。
ここまでに会ったのは3名くらい。 とても静かです。
そして、ここからは真正面に富士山の大展望なのですが。。。つづく。


2017 雲取山 #4

2017-11-26 21:36:44 | 山登り in 東京

2017年11月20日(月)
高丸山山頂直下から石尾根縦走路、七ツ石山を振り返る



石尾根縦走路を七ツ石山、さらに少し先まで歩いてみたく、高丸山を目指して歩き始めました。
往路は P1,074を巻き道で。 この巻き道辺りが千本ツツジだったのでしょうか。
とてもたくさんのツツジの木があり、巻き道はトンネルのようになっていました。
咲いたらきれいだろうなぁ。
そして上写真は既に高丸山手前。 左に見えるのが高丸山、右奥に見えるのが日蔭名栗山でしょう。


石尾根は山と山の間は穏やかなのですが、山頂直下がどこもとても急登。


登っては「ひぃぃ~。」と振り返る。
巻いてきた P1,074 まで伸びるトレイル。 その右の方に七ツ石山。
正面奥には大菩薩嶺。 雪が降っていそうな雲が寒々しい。


ひと頑張りで頂上へ。 高丸山の山頂名板は倒れていました~。


photo by トレッキングさん
せっかくですからすり寄って座ってみます。


山頂は木々に囲まれあまり見晴らしは良くないのですが、
日蔭名栗山へ向かうトレイルの向こうにようやく奥多摩湖が見えました。
奥多摩湖、全然見えないんですね~。


そして北側の木々の合間からは白い山ものぞいている。 どこの山だろう。


高丸山から先へは行かず、もとの七ツ石山方向に戻ります。


帰り道、時間も体力もあるので P1,074 を越えて行ってみましょう。


登った石尾根からは左奥に大岳山、御前岳が見えます。 その右奥低い山々の中に高尾山や陣馬山があるそうです。


photo by トレッキングさん


P1,047 に到着。 高丸山と日蔭名栗山を振り返る。 間に見えるのは川乗山?


またしばらく平行移動。 こういう風に気を抜けるところがあるのがいいのかも。
ガッツリ登りたい人には退屈かもしれません。


七ツ石山と七ツ石小屋の分岐は小屋の方へ。
グングン下ってゆきます。


随分下ったところで水場。


山荘には水道が無かったので久しぶりに手を洗い、お水も少しいただく。
柔らかい甘い感じのするお水でした。


そして七ツ石小屋到着。 入口の「おしるこ」に誘われ小屋の中へ。
何か注文すれば室内でお昼ご飯を食べてOKとのことでしたので、ちょうどよい。


ところが「おしるこ」はパックに入ったインスタントのもの。 しかも残りひとつ。
トレッキングさんにはこれまたインスタントの甘酒で我慢してもらい、おしるこは私のもの。w
けど勝手にお湯を沸かして自由にやってください、という感じで、気楽で良かった。w


お庭は農家の庭先みたいで、しかも眺めがよく気持ちよい!
トイレも借りられます。

さぁ、ここからは本当に小袖駐車場を目指し「帰路」となります。 なんだか寂しいね。


グングン下って往きに通過した分起点へ。
ここまでの下りを考えると、前日はここを巻いて本当に正解だった、と納得。


あとは快調に下る。
朝は曇っていましたが、後半は薄日も射してきて風もなく、穏やかで良い一日でした。


ここが七ツ石小屋に向かうもうひとつの分岐?
これがマムシ岩? トレッキングさんがそうだと言うのだけど。w


紅葉が見えてくるとトレイルも最終章。


長い道のりでしたが、一泊で楽しんで歩くことができました。


こういう紅葉も良いけど、


きっとカラマツの金色の黄葉の頃もいいだろうなぁ。
また来てしまうかな。

      

 記念の年に、思い出深い山行となりました。 トレッキングさん、ご一緒いただきありがとうございました。
 東京の山も良い所がいっぱいで、ますます忙しくなるなぁ~、と思う2017年年末です。


2017 雲取山 #3

2017-11-25 14:19:16 | 山登り in 東京

2017年11月20日(月)
七ツ石山から石尾根、雲取山を望む

 雲取山荘に到着し、暖かな布団でぐっすり眠り5時起床。 みんな8時ごろには寝たと思いますが、翌朝もなかなか起きないほどの爆睡ぶり。w
 日の出は6時20分ごろですので、5時半からの朝食をいただいても充分に見ることができます。 朝食の写真は撮り忘れ。 ご飯、みそ汁、海苔、生卵、焼鮭、小皿に山菜、だったかな。 それに自由に取れる小梅とふりかけ。 お湯とお水は無料でいただけました。 ただしお湯は「保温ポットを持っている人だけ!」という厳重注意が。w 


6:09 
この日は曇り予報でしたから日の出はそれほど期待していませんでしたが、水平線が明るく染まっている。


私の肉眼(メガネ)では見えなかったのですが、トレッキングさんが「白く光っている部分の横に、高い塔に赤と緑のランプが点滅している。」と。


撮った写真を拡大してみれば、なんとスカイツリー。 この方向か~!
しかも白く光っていたのは東京湾。 その向こうは房総半島。
また、現地ではわかりませんでしたが、こうしてみると手前の山の上、
二つ光っているのは多摩湖、狭山湖、間に西武ドームではないのか?
そのちょっと向こう辺りにうちがあるんだよ。w


6:32 雲の上からお日様が出てきました。
本日もよろしくお願いいたします。


屋根の上、ベンチなどは真っ白。 空気がとても冷たくて。
気温 -9.3度、と言っていたかな。


昨日見た木々の間からは、両神山の後ろに真っ白な浅間山が見えた!


陽がすっかり昇ると、街の感じもスカイツリーも良くわかるようになりました。


photo by トレッキングさん
7:30 さて、出発しましょうか!


この日は雲取山山頂には向かわず、巻き道を進みます。
少しの登りとほぼ平行移動ですが、朝で身体が重く、足も辛い。
身体が暖まってくると、快調に歩けました。


巻き道からでも東南の方向の山が良く見えます。
昨日何度も撮ったような気がしていた丹沢の山々。 この雲が被った写真しかなかった。(^^;
中央から右辺り、雲に隠れた中に丹沢山、蛭ヶ岳、檜洞丸、が見えるはず。 左に少し離れた低いのが大山。
丹沢の山々の前にどしっとしているのが三頭山だそうだ。
その手前、太いトレイルが登っている山が七ツ石山。
本日はそこを目指します。


まずは小雲取山手前で石尾根縦走路に合流。
昨日見誤っていた小雲取山はこの辺のはず。。。


こんなところに名板がありました! が、さらに高い所に向かって踏み跡がある。
これはちゃんと山頂があるかな。。。と。


photo by トレッキングさん
ありました~!!


前日に巻いたピークはなるべく登りながら下ってゆく。(ぇw
石尾根縦走路と七ツ石山。 その向こうに続く山々。
「晴れていればなぁ~。」とは思うものの、良い景色!


この先で「ブナ坂」の分岐。
もちろん七ツ石山に向け登りました。 が、短距離ではあるけどすごい急登!
「昨日登らなくてよかったなぁ~」としみじみ。


photo by トレッキングさん
そして来た~、七ツ石山! 指さす方向は。


登ってきた(昨日にw)雲取山だー!


七ツ石山の巨石七ツ石はどれかな? これは小さいけれど一応撮っておこう。。。


ですが、下山時にありました。w
これは本当に巨石群です! この岩にも将門伝説がありますよ。


七ツ石山をくだり、奥多摩駅方面への石尾根縦走路と、小袖Pに帰るための七ツ石小屋方面への分岐となります。
当初、石尾根を奥多摩駅まで下ってみたかったのですが、
とても時間がかかりそう、駐車場のこと、などを考え断念しました。


ですが、少しだけでも石尾根縦走気分を味わいたく、高丸山まで行ってみることにします。


こんなスキー場のようなトレイルもあり、巻き道を使えばあまりアップダウンもなく、
ハイキングのようでとても楽しいです。
ここは道標がありませんが、写真右方向に行く巻き道と、やや左方向へ登っていく道に分かれています。
高丸山に登るには左へ行かなくてはなりません。


 先ほどの分岐から高丸山に向けてのトレイルにはあまり道標がありませんでした。 主線なのか、巻き道なのか、どちらに向かっているのか、きちんと把握しながら歩く必要があります。
 前日から歩いてきた道には「道迷い多発!注意!」などの看板をよく見かけました。 巻き道や分岐の多い雲取山周辺です。 巻き道には必ずしも「巻き道」と書かれているわけではありません。 往復20キロを越えるこのあたりのルートを日帰りで行かれる方もたくさんいるので、急いだり、焦ったりということもあるでしょう。
 ひとつ間違えると全く違う谷底に降りてしまう場合もありますので、充分注意が必要です。 というのも、私帰り道にひとり車で拾ったものですから。。。 つづく。


2017 雲取山 #2

2017-11-24 10:56:33 | 山登り in 東京

2017年11月19日(土)
雲取山山頂名板 2017.1m

ブナ坂まで登ってきました。
緩やかにではありますが、既に標高差 1,000mほど登っています。
距離も 8.5km ほど歩いているので、結構疲れてきています。


なので、巻けるピークはことごとく巻いて。。。w


けれど行く手に避難小屋が見えてきました。 真ん中のピークです。
私は勘違いしており、そこが小雲取山のピークで右の大きく見えるピークが雲取山山頂だと思っていました。


photo by トレッキングさん
ヘリポートを通過し、


奥多摩小屋到着。 11:52
ここでトイレを借り、おやつ休憩。
今思うとこの辺でしっかりお昼休憩をしておけば良かったかもしれません。


なぜなら、この後の登り(数か所)は結構急登できつかった!


 黙々と登っては振り返る。 富士山が雲の中に入ってしまったことは本当に残念です。 この辺から富士山が見えたら最高だったろうなぁ。 けれど手前の山々が良く見えて良かった。 雲の中の富士山手前正面ちょっと左、いつも富士山と共に見えていたこの山は雁ヶ腹摺山だそう。 その奥うっすらと低く見えているのが三つ峠山。 この方向かぁ~。 そして手前の山々にもどり、雁ヶ腹摺山と並び甲府盆地東を囲む牛奥ノ雁ヶ腹摺山などの山々。 その並び一番右の、一番高いピークが大菩薩嶺だそうです。


photo by トレッキングさん


登るとまた少し平坦なトレイルが続き「もう少しかな。」と思ってしまう。
避難小屋近くに見えるでしょ?


南アルプスの山々も隠れてしまいましたが、
進む先には手前に三ツ山、飛龍山。 奥には北奥仙丈ケ岳、国師ヶ岳、木賊山、甲武信ヶ岳、三宝山など良く見える。
これを縦走するなんて、はるか遠くだなぁ、と見入ってしまう。


「さて、本当にもうすぐかな。」とヘロヘロになりながら平坦な道を進む。
勘違いしている「小雲取山の」避難小屋ももうすぐだ。
風も吹いてきて、とにかく空気が冷たいので帽子のバラクラバも使っていた。
山頂に向けてあそこで休もう、と思っている。


が、避難小屋手前、最後の登りの本当にきついこと。(ToT)
でも随分高い所まで登ってきた。 奥多摩北部の山々の向こうには街も見えてきた。


見えて居る山々は天目山、蕎麦粒山、川乗山あたりなので、奥に見えるのは埼玉の街なのかな。


最後の急坂を登り切りようやく避難小屋到着! やった~! ( 13:10 )
中に座っている人は一人しかおらず、私たちも室内でお昼ご飯を頂きました。
ゴロッと横になり、気持ち良かった~。

お昼ご飯を食べ終わり、さて山頂まであと少しだね!、と思っているとトレッキングさんが、
「山頂まで3分?」と。 「え? 3分?」
私たち間違えていました。 避難小屋は雲取山山頂(近く)にあるのでした。(^^;
いやぁ~、詰めが甘いという。。。しかもこの後、あの東京都の山頂名板どこ?、とウロウロする。w

避難小屋の前にあった山頂名板は山梨県の山頂名板だそうですね。
ちなみに私たちは雲取山荘に泊まったので、埼玉県の山頂名板もあったらしいのですが、記憶にございません。


そして、無事東京の最高峰、東京都の雲取山山頂に到着。 ( 14:00 )
遠景は雲で隠れとても寒く、疲れもきていたので景色は眺めるだけ。 あまり撮らず。


山頂到着の記念撮影を楽しむ。w


photo by トレッキングさん


充分楽しみました!
さぁ、さぁ、こたつのある暖かい山荘に行きましょう!!


雲取山荘は山頂から30分程下ったところにあります。 立派な施設です。
いずれは山頂向こうの三峰神社からも登ってみたいものです。


山頂手前の広場からは群馬、信越の山々が見えるのですが。。。
写真左奥には、天気が良ければ北アルプスも望めるようです。


木々の間からは両神山が見えました。 今日はこのくらいにしておきましょう。


夕食は6時から。 ハンバーグが定番だそうです。

 部屋には午後3時ごろに到着したので夕食まではゆっくりできました。 6畳の部屋に同年代くらいのご夫婦と相部屋でした。 4人でこたつに入りゴロゴロしたり、山の話に花が咲き、とても楽しいひと時を過ごせました。
 夕食時に山荘ご主人より注意事項等が伝えられます。 「布団はこたつの周りに敷き、こたつを利用して暖まるよう工夫してください。」とのお話も。 こたつは豆炭式で、翌日まで充分に暖かでした。 「部屋によってこたつ4辺に横付けするように布団を敷く、放射状に敷く、など今までに見ましたが、面白いですね。 自分たちで工夫してください。」ということ。 私たちは横付け式で、掛け布団を2枚借りました。 充分に暖かく、ぐっすりと眠ることができました。 けど、一部屋に5人以上の場合もあるのかな? そうするとこたつ利用はなかなか難しいかもしれません。
 翌朝朝食は5時半です。  つづく。



2017 雲取山 #1

2017-11-23 12:50:30 | 山登り in 東京

2017年11月19日(土)
鴨沢ルートより望む富士山

 「今年のお山は今年のうちに登っておきたい!」 とは言うものの、早い人は今年に備え昨年中に登っているのです。 なので忙しくなってきた年末に「もう今年中に登ることもないかなぁ。」と半分あきらめムードでしたが、とうとう登れそうな日がやって来ました!
 既に紅葉も終わりだろうし雪も降るかもという中、「無理はなさそうだし、そろそろ人も減ってるかな?」などと思いつつ宿泊予定の「雲取山荘」サイトを見ると「11月中の土曜日はすべて満室でこれ以上の予約は受け付けません。」と。 行こうと思っていたのは日~月曜日だったので、それはOK。 けど私のように年末まで持ち越してしまった人「結構いたんだなぁ~」と改めて思う。

 標高年であり初めての雲取山、東京都最高峰の山ということもあり東京在住の私は是非東京側から登りたく、鴨沢ルートを選択。 鴨沢上の小袖駐車場を確保するには土曜日宿泊の登山者も考えるとかなり至難の業。 超早朝に到着しなければならないのでひとりで行こうと思っていましたが、一応以前より登りたいと言っていたトレッキングさんに声をかけると「駐車場で前泊する」とのことだったので、ご一緒願いました。 でもよくよく考えてみたら鴨沢も小袖も山梨県。(;''∀'') トレッキングさん、ごめんね~!w
 「5時到着かなぁ~」と思っていたところトレッキングさんから「5時半でいいのでは」という言葉に「そうだ、そうだ」と思い着いてみると駐車場はすでに満車。 けどカーブひとつ下のすぐ近くの広い路側帯に停めることができました。 真っ暗な中、心霊スポット小河内ダムを越え、小袖Pまでの林道を走るのも不安がありましたが、最大難関を突破。


photo by トレッキングさん
というわけで「行くどぉ~!!」
今年中に来れたので、この看板も見られて良かった~!!\(^o^)/


何やかんやしていて、出発は 7:00。
すっかり陽が昇った斜面にはまだ紅葉が美しぃ~!


標高850m付近。








photo by トレッキングさん
ユルユルと登り始める坂道には廃屋や畑の囲いがあり、以前はこの辺にも人が住んでいたことを感じさせます。


 1時間半ほど登ると「茶煮場(ちゃにっぱ)」  雲取山山頂まで距離にして 1/4、時間にして 1/5地点だそうです。 私たち大丈夫なのか?(^^;

 「茶煮場」という地名は写真中央奥の説明板に書いてあるのですが、鴨沢ルートにはこのような説明板がいくつもあります。 すべては「平将門」の伝説、朝廷軍に追われ迷走する将門の逸話について書かれています。 私は歴史には全く疎いので、今回帰ってきてから調べた結果、平将門、平清盛、源平の争い、源義経の逃走など、全てがごっちゃになっていることが判明いたしました。(''Д'') 色々勉強になるルートでもあります。 


さらに1時間ほど登ると、富士山が見えてきました!
天気予報では快晴、強風ということでしたが風はなく、そのせいか富士山には少し雲がかかっています。


富士山もあっという間に真っ白になったようです。 とても美しい~!
風はありませんが、空気はとても冷たい。
登って汗をかくと心地よいですが、依然ユルユルとした上り坂です。


10:00ごろ。 七ツ石山への分岐に来ました。
この時はお天気も良いし、七ツ石山に登ってみたい気持ちもありましたが、
時間がかかっているようなので、体力温存も考え巻き道へ。
巻き道とは書いてありませんが、左へ行くと七ツ石山を巻いてブナ坂へ向かうルートです。


距離は長くなるでしょうが、こちらは七ツ石尾根を緩やかに超えてゆくルートでとても歩きやすいです。


photo by トレッキングさん
おそらく七ツ石小屋近くの水場から落ちてくる沢。 氷がいっぱい落ちています。


尾根を登ってゆくと、登り切った向こう側は風が強そうです。
ゴーッという音がしているので、おやつ休憩をして上着を着ました。


七ツ石山を回り込むと七ツ石山を越えてきた道、その他いろいろ合流点。 ここからがブナ坂。
雲取山周辺のルートは巻き道や色々な方向への登山道が入り組んでいるので、慣れていない人は充分な確認が必要です。


「ブナ坂」ってこの辺からの見通しの良い坂がすべてブナ坂だと思っているのですが、あってるのかな?
防火帯という文字も見ましたが、この辺から木々のない広い尾根道が続きます。


カラマツも多く、割と見晴らせない部分もあるのですが、この景色!
南アルプスの高い山々も良く見える!


あった! ダンシングツリー!ヽ(^o^)丿
そう言えば、音はすごかったのですが風はそれ程強くない。


雲取山と峰続きの山々も近くなってきました。


残念ながら富士山は既に雲の中。
この辺に来ると富士山も随分すそ野の方まで見えるようなのに。
周りの雲も多くなってきたので、山頂からの絶景は無しかな。。。 つづく