out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

13年!

2018-04-28 23:03:06 | 日記

2017年9月4日(日)
右手前から白馬岳、下方には大雪渓、その先に杓子岳、白馬鑓ヶ岳、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳。
鹿島槍ヶ岳の右奥には槍ヶ岳。 白馬鑓ヶ岳の右奥には立山。


 昨日でブログ開設13年が過ぎました。 だからと言ってブログでお伝えするほどのことは特になく過ごしております。 が、そんな平凡が一番幸せなのだと思ったりするこの頃です。w

 平凡とは言え、休みと言えばカメラを抱えて山に行ける幸せ。 家庭も仕事も遊びに出られるようやりくりでき、それに合わせ身体を動かすこともでき。。。

 昨年「12年!」のエントリーを書いたときには唐松岳で体調を悪くしたことを書きましたが、どうやらそれは高山病だったらしく。。。けどそれも薬を服用することで、先シーズンは白馬の尾根を2回も歩くことができました。 「もう、白馬やそれに匹敵する標高の山には登れないのかな。」と思って悲しい気持ちになっていたことも、今は昔のお話。 写真は大雪渓から白馬岳に登り、栂池に下りた際見られた風景。 この稜線を歩き、この風景を見られ、たくさんのお花を見て、感動を味わうことができたその2回の山行は、大変心に残るものとなりましたので、今回の写真としました。

 ですが、年齢による体力の衰えや、今後自分や家族に起こる様々なことを考えると、平凡な日々はまた段々と変わってくるのだろう、などと考える歳にもなりました。

 先のことはわかりませんが、山ばかりでなく今できることに感謝し、将来後悔の無いように、日々、いやそんなに細かく考えられないのでw、時折はよく考え、この先も過ごしてゆきたいな、と思います。

 仲良くしてくださる皆様、これからもまたよろしくお願いいたします。



今年も長女と食事をしてきました~! 産んでくれた母ともね。w


食後は水族館デート。 楽しかった~!!\(^o^)/



残雪至仏山 ~久しぶりに登った~

2018-04-27 00:10:57 | 山登り in 群馬県エリア

2018年4月22日(日)
至仏山山頂から尾瀬ヶ原を見下ろす

残雪至仏山に登るのが久しぶり、という意味でもありますが、最近低い山ばかり登っていたので、高低差 800mを越えるような山登りは久しぶり。 しかもアイゼン履いて。 「大丈夫かなぁ~。」という不安がありながらも登りたい気持ちと、今季これからの山登りを考えるとこの辺で鍛えておきたい所。 実際本当にヘロヘロになり、体力の衰えと体重の増加を思い知らされた。 どげんかせんと~!(ToT)


さて。 晴れた日曜日の期間限定残雪至仏山。
今年も混むだろうなぁ~、と思いきや人出はとても少ない。


photo by トレッキングさん
違う山に登ろうと思っていましたが、トレッキングさんから
「至仏山がもう登れますよ~!」とお知らせいただけた。
雪解けが早いそうですから、GWを待たずに登れるのはきっと良かった。


暖かい今年、片品村も既に桜が満開だった。
それでも山はまだ芽吹きもしていないんだなぁ~、と青い空を眺めつつ登る。


登るにつれだんだんと燧ケ岳、尾瀬ヶ原が見渡せて来るのが楽しい。


至仏山山頂ってとても近く見えるのに、ぐるっと回り込むように登るせいか、
いつまで登っても近づかない感じ。


昨年夏の終わりにトレッキングさんと尾瀬ヶ原から至仏山に登り、この道を下山しているのですが、
やっぱり雰囲気が全然違う。 だって大きな木が折れ曲がって雪に埋もれているんだものねぇ。


オヤマ沢田代を過ぎ、ようやく小至仏山麓にやって来ました。
いやぁ~、登りはつらいし、日差しは暑いし。 ヘロヘロ寸前~。


谷川岳、苗場山方面の山々が見えてきたので、ここで長めの休憩を入れ、撮影。


少し登り振り返ると、奥白根、錫ヶ岳、皇海山など。


進む方向には尾瀬ヶ原の向こうに燧ケ岳、会津駒ケ岳が見えてきた。


頑張って、小至仏トラバース!


振り返って、それ程急登に見えないこのラストスパートの苦しいこと、苦しいこと。(^^;)
良い景色を眺めてなんとか気持ちを奮い立たせる。


そして山頂! 着いた~!! 完全ヘロヘロ~!
しばらく座り込んで落ち着いたら。。。


記念撮影。w


photo by トレッキングさん
そして風景撮影。
この日は高速を走っているときも随分と蒸気が上がっているなぁ、と感じていましたが、
その割には良い景色が見られました。


越後三山方面


巻機山、谷川岳方面


越後三山、平ガ岳方面


小至仏山、武尊山、赤城山方面


奥白根、日光連山方面


photo by トレッキングさん
どこを撮っても楽しい!


山頂でゆっくり撮影、昼ご飯休憩をとったら山ノ鼻に向かって下ります。
こちらの方に下る人が他に誰もいません。 大丈夫かなぁ。。。


どこから滑ろうか(ヒップソリ)、と思い歩いていると、雪の無い斜面に出てしまいました。
仕方なく歩いて下りますが、この景色を眺めながら、この階段を下れるのも今の季節だけです。


しばらく下るとまた雪斜面に出ました。
今度こそソリで楽々下降できそうです!


吸い込まれるように落ちてゆく~!


滑りがいのあるロングスライドです!


時に軌道修正でトラバース。


尾瀬ヶ原近くなるとかなり雪解けを感じました。
雪の下には確実に水がザーザーと流れています。


山ノ鼻でトイレ休憩をして、あとは鳩待峠まで再び登ります。
2回目なので少しは慣れたかと思ったら、やっぱりこの登りはとてもきつい。
でも最終バスには間に合って良かった~。


その後汗を流しに「花咲の湯」へ向かいました。
鯉のぼりが夕日にきれい。


そしてお風呂に入ろうと下の階に行くと中庭のお花がきれい。
ちょっと見るとこの春見損ねたイワウチワが。
けどこれ、可愛いから撮っただけじゃなくて。。。


すっごくお花が大きかったのです!
日本海側には大きな花をつけるイワウチワがある、と聞いたことがありますが、ここで見るとは!


 お風呂に入ってゆっくり休み、帰路に着きました。 この日もトレッキングさん、一日ありがとうございました。 とても楽しい一日でした!!


春の高尾山 ~日影から~

2018-04-20 23:23:41 | 山登り in 東京

2018年4月16日(月)
タカオスミレ

 そろそろ高尾山にタカオスミレが見られるのではないか、と思い行ってきました。 今年はどこもお花が咲くのが早く、タカオスミレの花期とされる4月上旬~5月上旬にはぴったり合っているのだが、レポを見るとどうも最盛期を逸してしまった雰囲気。。。(*_*;
 それでも「スミレの山」と言われる高尾山ですからどこかで見られるだろう、ほかの種類も見られるだろう、ほかにもきっと色々なお花が咲き始めているだろう!、と信じて行ってきました。w

 近日に行った方のレポを見ると、見てみたいニリンソウ、イチリンソウ、ヤマルリソウ、イカリソウ、なども咲いているようなので、是非探し出したいところ。 さて、どうなりますか。


京王線高尾山口駅前の有料駐車場に駐車。
この日は電車、バスを使わずに日影まで歩いてみます。 
全長16キロくらいの行程になりますが、花を探しながら歩き切れるかな?
とりあえずなるべく早く、と 7:15 頃の出発。


ところがすぐに駐車場でひっかかる。
御衣黄かな?


20号線を高尾駅方面に10分ほど戻ると南浅川に出会います。
ここで左に曲がり川沿いを進むと、小仏バス停に向かうバス通り(旧甲州街道)と並行して進む遊歩道となり、
この辺りが裏高尾と呼ばれるエリアです。

アスファルト敷きの生活道を少し行くと川沿いの遊歩道に入れるのですが、
道を挟んだ向こうには住宅地、川沿いは手つかずの自然が残っているという、
とても不思議で豊かな空間となります。


裏高尾にはいくつかの梅林があり、2~3月の花期には多くの人でにぎわうようです。
また、この頃に日影沢あたりでハナネコノメが見られるので、
梅花見客、登山家、写真家で大賑わいな様子を感じます。
行ったことがないので実態はわかりませんが、よく大混雑と書いてあるので、
その頃は避け、今回来てみました。


この後方で高尾山トンネルに入る圏央道。
大混雑時が終わった後も、裏高尾には高尾山を代表するタカオスミレや、
ニリンソウの群落、その他沢沿い、湿った場所を好む植物など、
興味深い点がたくさんあります。


遊歩道から旧甲州街道に出て、日影バス停まで歩きます。
日影までに見られたお花を少し。


シャガ


セリバヒエンソウ


ゴヨウアケビ


ラショウモンカズラとミヤマカタバミ(花は見られなかった)


イチリンソウ


クサノオウ、ヒメオドリコソウなど


日影沢入口です。
この先にはキャンプ場もあり、小仏城山までずっと、
場所によっては舗装もされている林道歩きとなります。
山歩きとしては面白みがないかもしれませんが、
林道わきには興味深い植物がたくさん見られました。
また、手軽に城山まで上がるには良い工程です。


日影沢付近に設置されているデッキ。
沢を見物したら、山に登りましょう。
ここから城山山頂迄に見られた植物など。


ホウチャクソウ


ニリンソウ、イチリンソウ、群落
ちょっと遅かったですね。











ヤマルリソウ





タカオスミレ
だと思うのですが。。。(^-^;

葉が茶色でタカオスミレだと思われるものはたくさん見られました。
標高の低い所では既に花が見られず、この日はもう見られないものと思っていました。
が、標高が上がるにつれ花ガラが見られ、とうとう咲いているお花を見ることができました!
タカオスミレは花が咲くと緑色の葉が出てくるそうなので、この日見たスミレは葉が茶色っぽい、
というだけでタカオスミレと言っています。 間違えているかもしれません。


最初に高尾山で発見されたことからタカオスミレと名付けられていますが、
全国に分布するヒカゲスミレノ変種。


ムカシトンボ
歩いていると何やらうずくまって見ている男性二人。
その時は通り過ぎましたが、その後花を撮っていると先に声を交わした女性二人に再び会い、
「珍しいトンボだそうですから、戻って見たほうがいいですよ!」と言われる。
もちろん戻りました。w


ムカシトンボの抜け殻
ヒマラヤ、日本、中国にしかいない、「生きた化石」と呼ばれる珍しいトンボだそうです。
いやぁ~、いいものを見せていただきました。


城山山頂に近づいてきました。
高尾山に向かう尾根の向こうに大山。


さらに進むと左奥に高尾山。
写真右の方に城山山頂があるので、グルっと回ってゆきます。


ヒトリシズカ


城山山頂 (12:45)
この日は初めてお茶屋さんが開いていたのと、若干寒い日だったので、
名物なめこ汁をいただきました。(¥250)

それにしても。。。
高尾山口駅前駐車場からCT 3:15 くらいのところ、5:30 もかかってしまいました。w
ま~、いつものことながら仕方ないです。 お花があるんだもん。


遠景はこの通り。
「晴れ」の予報でしたが、雲が多く富士山はもちろん雲の中。
でも手前の大室山などは良く見えています。

高尾山に向かいましょう。


イカリソウ





カンアオイ


高尾山山頂到着。 丹沢の山々を望む。
城山~高尾山にかけての尾根の桜は既に散っておりました。
見たかったなぁ~。
けれどイカリソウ、チゴユリ、などがたくさん見られました。


そして、写真ではパッとしませんが、新緑がきれいでした。
山頂では既に 15:00 ごろでしたが、
四阿のテーブルでゆっくりコーヒーを飲み、おやつをいただき下山します。


この日も6号路。 新緑の季節を見てみたかったから。


シュンラン


チゴユリ


ツクバキンモンソウ
筑波山で最初に見つかったそうです。


6号路の水辺ではニリンソウと何かシダ系のグルグル。


私を抜いて行った外国人の女の子がトレイルにしゃがみこんで私に手招きをしている。
見ると川の向こうにタヌキが。

前回は長く感じた6号路も2回目はあっという間でした。


ケーブルカーの駅構内では親切な駅員さんにセッコクの木を見せてもらい
この日はすべて終了。(16:43)


駐車場までの道すがら、
真っ赤なシャクナゲと枝垂れの何だろう?

この後無事に駐車場まで帰り付き、いつも通り「京王高尾山温泉 極楽湯」でお風呂と夕食。
15.80㎞歩き、充実した楽しい一日でした~!!


お知らせです。
GW中、6号路は混雑緩和の為登り一方通行、トレラン自粛、です。


また花の写真が多くなってしまったので、フォトチャンネルを作りました。
よろしければご覧ください。



甲斐の花をもとめて

2018-04-13 13:42:55 | 山登り in 山梨県エリア

2018年4月9日(月)
カイコバイモ

 先日新潟に行きコシノコバイモを見ることができた。 それで今年は満足するはずだったのだが。。。時間もでき、時期的にも良いころかも、と思うと行ってみたくなってしまった。 


細い林道を上がり登山口に着くと、ここから富士山が見えるはず。
天気予報も「晴れ」「快晴」が並んでいたので、期待していたのだけど、
富士山は笠を目深にかぶっていた。


けれど登山口のマメザクラ?は満開。 新緑に良く映えている。


カタクリはまだ眠そうだ。


斜面にはバイケイソウの緑。


山頂に着くと、マメザクラがいくらか咲いており、
でも、富士山はやっぱり見えない。





そんな山の中でカイコバイモに会うことができました。


なんだか細長いのだけど。(^^;)
コシよりも花が小さく、形も違うので、
「この山ならカイコバイモだよね?」くらいな感じです。
まだこれから咲くのか、もう終盤だったのか、よくわかりません。


コシに比べてあまり情報がないので、それらしき花に巡り合えただけでOKです。


ポワッと丸く開いたところを見たかったけど、まぁ仕方ない。


これはこれでいいでしょう。
また来年も行くかなぁ?
こうなるとやっぱりミノも見たいなぁ。w



ところ変わって。 せっかく甲斐まで来たので、ヒカゲツツジとイワウチワが見られるらしい
上野原の坪山へ。
登山口までの山風景がとてもきれい。


集落は花盛り。


びりゅう館近くの桜はまだまだ見ごたえたっぷりだった。


けれど、先の山から結構時間がかかり、またトラブル発生で予定より一時間ロスタイムがあったため
もう山頂はおろか、ヒカゲツツジ群生地までも辿り着かないだろうなという時刻。


それでもびりゅう館から登山口まで川沿いをぶらぶら歩く。
お花を撮りながら。


それだけでも随分楽しめました。


少しは山に入り、「ヒカゲツツジ一本、イワウチワ一株でもないかな。」と思い登ったのですが、
全く見られませんでした。(^^;)
でも、あちこちにミツバツツジが。


予定していた4時半まで登ったら下山。


再びお花を見ながらびりゅう館に戻ります。





















 山に登る人がびりゅう館に駐車しても大丈夫、というレポを見たので、私も買い物をして停めさせてもらいましたが、駐車場はそれほど広くないこと、登山口に向かう川沿いに有料P(500円/日)があることから、有料P に停めたほうが良いだろうと思いました。
 上野原ICからは結構山に入るのですが、うちからはそれ程遠い山ではありません。 こちらこそ来年は是非再訪したいと思いました。

【 追 記 】
びりゅう館ブログによると、第二駐車場があるので登山の人はそちらに停めて良いようです。
→ びりゅう館
→ びりゅう館ブログ


免許更新

2018-04-12 07:52:24 | 日記

2018年4月10日(火)
昭和記念公園
日本を代表する「国営昭和記念公園」では5月27日まで Flower Festival 絶賛開催中!

 別に宣伝をするわけではないですが、ググると「日本を代表する」という言葉が出てきたもので。w 国営の公園というと、あとはネモフィラで有名な「国営ひたち海浜公園」もあり、以前は昭和記念公園のサイトでもリンクしていたと思うのだけど、今はないのね。 なぜ?

 まぁ、そんなことはどうでも良いですが、それぞれ国営というだけあって規模も違うし、お花の植え方ひとつにしても良く考えられているなぁ、という感じです。 最近行ってないので偉そうに言えませんが。 現在昭和記念公園ではチューリップが、ひたち海浜公園ではネモフィラが見ごろみたいですよ。

 で、私は昭和記念公園には行きましたが、柵の向こう側、有料ゾーンには行ってません。 この度免許更新があったのですが、「優良」ドライバーの私は指定警察署で更新ができたもので、立川署に行ってきました。 近いのですが電車では何かと不便なので車で行ってしまいましたが、同じ駐車料金を払うなら昭和記念公園に停めて、気持ちの良い所を歩いて警察署に行きましょう、ということにしました。


もと米軍駐留基地だった広大な敷地に作られた昭和記念公園には
有料の公園ゾーン以外にも緑あふれる無料の散策ゾーンがあります。


桜もまだ咲いていた。


ここは建物の屋上ですよ。
「花みどり文化センター」と言って、
皆さんが通常行く公園より立川駅寄りにある施設、その屋上にある「浮遊の庭」なのですが、
景観をよくするだけでなく、屋上の緑化で温暖化を防ぐ研究なども行われている?、感じです。


こちらもその屋上の一角。
富士山や奥多摩の山々が良く見えるかと思いきや、
木が高くて見えなかった。


屋上庭園の端っこに来ました。
向こうに見える国旗の立つ建物が立川署です。

 「東京は北多摩でもすっかり春になったなぁ」とみずみずしい、色とりどりの緑の中を気持ちよく歩いて行けました。 久しぶりに来たらやっぱり良い所だなぁ、と見直した。 

 免許更新はおかげさまで30分の講習だけで、府中試験場より断然人も少なく、あっという間に新しい免許をいただけました。 「優良」だとやっぱりいいね。 怪しい「優良」であったと思うけど、これからは本当の「優良」になれるよう努力します!、と心から思った。 春のこの美しいうららかな日に、安全運転の誓いを立てました、という所です。 皆様もどうぞ安全運転で!


さらに花を求めて 弥彦山など

2018-04-07 23:58:07 | 山登り in 他エリア

2018年3月28日(水)
巡り合えたコシノコバイモ

 3/27~28 で訪ねた新潟県日本海沿岸の山々。 27日は角田山でオオミスミソウなどを堪能し、翌28日。 予定していた登山口からは登れず、違う場所を散策してみる。 希少な花のレポは所在地がはっきり書かれていない場合が多いので(私も書きませんが)、見たい花が見られるのかどうかはまったくの行き当たりばったり。 


けれど、小さな株のオオミスミソウやカタクリ、ネコノメ類、マンサクなどを見ながら登ると、
ナガハシスミレ?


この日もお天気は良く、カタクリがたくさん咲く中を気持ちよく歩く。


あちこちにヤマザクラが咲き、


シュンランも見られた。


キクバオウレンは林床一面に。


可愛いカタクリだな、とトレイルに膝とひじをついてはいつくばって撮る。 と。。。
写真右下。 この時私は気づいていなかった。
撮り終わりカメラモニターを見るために目を落とすと、


うわぁぁぁぁ! こ、ここに居たの!!?
うわ、うわ、うぇぇえぇ。。。!? と一人で声にならない歓喜の声をあげていた。w


見回すと、あちらにも、こちらにも。








まるで期待していなかった場所で、スタートしてからそれ程の時間もかからず、
あっけなく出会ってしまったもので、うれしい中にも拍子抜けしたような、
キツネにつままれたような気持でいました。


でも、せっかくですから、ほかにもまだ見たいお花もあるし、
もう少し先に進みます。


キバナノアマナ


ミチノクエンゴサク
これを撮っていると、地元のエキスパートに声を掛けられ、色々お話しする。
「この辺の山には4,800回は登っている」というその方たちは、この辺までにしてそろそろ下山するとおっしゃる。
さらには、この先に行くくらいなら、弥彦山を海岸線から登りなさい、とアドバイスをくれた。

が、既に10時くらいだったのでその気力はなく、申し訳ないが距離が短そうな神社側から登ろうと向かいました。


弥彦神社到着。 神社すぐ近くの駐車場は参拝者用なので、登山者は少し離れた大きな駐車場に停めます。


神社側からの登山道ではあまり花は見られない、と聞いていましたが、
なんだかもう観光気分です。 神社と山頂の御神廟、山頂からの景色を拝めればそれで満足、
東京に帰ろうと思っていました。
が、拝殿にお参りしてロープウェイ方向の登山口に向かうと。。。


こんな感じ。 「通行を一切禁止します」と書かれてあるので、これはロープウェイに乗るしかありません。(*^^*)

どうも登山道で事故があったようです。 通行止め解除の予定も立たず、例年行う山開きもしないのだそうです。


「開業60周年」! 乗りますよ~! 〇十年前にも乗ったんだ!


山頂駅前! 


海は昨日に続き大いに霞んでいて、やっぱり佐渡は見えません。
下に見える駐車場は機械で雪かきをしていましたが、4/1から弥彦スカイラインも、
上の写真に見えるクライミングカーも開業したそうです。 → 弥彦山ロープウェイ


山頂駅前に「弥彦山 634m」と書かれていますが、山頂はこの上です。
何と雪道。 よけられそうでよけられない場所もあり。


はい、無事転ばずに来ました~! 私の背後にある御神廟にお参りします。


やっぱりここが山頂ですよね。 634mですから、スカイツリーと同じでした。
12時を過ぎたので、風が当たらない御神廟わきの石段に座ってお昼ご飯。


山頂から柏崎方面。 川のように見えるのは大河津分水路。
氾濫しやすい信濃川の水を分けて流すために、分水路を作ったのだそうです。


新潟方面。 丸い建物が乗っているのが多宝山。
その奥が角田山なのかな。


下山します。 食堂上の展望台から山頂方面。


一時間半かけて登る所を5分で運んでもらったので、
もう一か所行ってみましょうか。


国上山、国上寺。→ くがみやま、こくじょうじ。 日本語は難し。(^^;)
国上寺は上杉謙信、良寛さん所縁の、越後最古の名刹と言われています。
国上山は標高313mながら、豊富な植生だと聞いています。

本堂にお参りし、登山口から登り始めると、ユキワリソウやカタクリが少し。
少し登ると見晴らしの良い所で弥彦山が見える。 写真を撮っていると。。。


再びエキスパート登場!w
「どこを見てどこに下りるの?」と聞かれ「花を撮るなら案内する。」とガイドを買って出てくれました。
2時半過ぎからの歩き始め。 目を凝らして花を探す時間もそうないので、ありがたや~。


まずは山頂。


そして景色の良い所に出ました! 手前から弥彦山、多宝山、角田山。
エキスパートは、「あそこの尾根から上がってこういくとあれがあり、向こうの尾根から上がってゆくとそれがあり。」
と熱心に教えてくれました。
また、お花を教えてくれる合間に自分の携帯の写真を「ほら、これも、これも!」と見せてくれたり、
「ここにはコシアブラ。 ほらここにも! もう楽しみで、楽しみで、てんぷら粉をもう買って用意してあるんだ!」
とニコニコ。 そして。。。


ありました~! ここにも居ました~!
エキスパートが次から次へと教えてくれます。


コシノカンアオイ








エンレイソウ
写真はほんの一部ですが、おかげで大満足の散策でした。
丁寧にお礼を言い、エキスパートとお別れしたのが午後5時過ぎ。


もう少し早く帰る予定でしたが、良い経験ができました。
もう少し近ければすぐにでも行くのになぁ、という気持ち。
でもまたきっとお邪魔します。


この方向に粟ヶ岳、守門岳、越後三山なども見たいしね。


 帰りがけには国見山懐の「ふれあいパーク てまりの湯」で夕食をいただき、お風呂に浸かって帰りました。 ここ、午後5時を過ぎると500円の入浴料金が300円になるので、私向き!w
 本当にまた行きたいな。 今度はシーサイドラインを走って海側から弥彦山にも登りたい! 寺泊でお魚も食べたいし、できたらフェリーで佐渡島にも渡りたい。w 行きたい所は尽きないなぁ~!