out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

庚申山に咲く小さな花を求め ~山頂に至り~

2018-06-11 16:24:46 | 山登り in 栃木県エリア

2018年6月4日(月)
お山巡り 「庚申の岩戸」


コウシンソウ自生地を後にし、お山巡りに進みます。
一人がやっと通れるような細い崖のトラバースやハシゴを上ったり下ったり。
足場は悪いですが、補助の鎖もあるので転んだり踏み外したりしないよう慎重に行きます。


お花を見上げ、


馬の背。


馬の背の先は左の突端に行ってしまいそうですが、ルートは右下橋へ。 


けれど一応突端方向に行って振り返る。 山頂方向の山上部。
木々で見にくいですが、ほぼ切り立った岩。


そんな岩の合間を縫うように進みますが、岩壁にはコウシンコザクラなど。


めがね岩。 と言いますが、実際には穴は三つ。





馬の背もめがね岩もそうですが、浸食されやすい岩なのだろうと思います。
このような岩屋のようにえぐれている部分がたくさんあり、それぞれに名前があったり祠が祀られていたりします。


江戸時代の昔からあるのですからそうそう崩れたりはしないのでしょうが、
ちょっと心配で足早になったりします。





この部分はくぐる自信がなく、左を巻いてゆきました。w





花の着いている壁面も固い岩というよりはモロッと崩れそうな土と岩の中間のような素材で、
その上を細かいコケや植物が覆っており、その中にコウシンソウやコウシンコザクラが生育しています。
たくさん咲いてはいますが、とてもデリケートな環境にいるのでそっと見させてもらいます。





お山巡りを終え、山頂&庚申山荘への分岐到着が 12:15頃。
予定では 11:30頃着きたかったのですが、30分以上押しています。 お昼ご飯も食べていません。
撮りたかったお花は撮ったし、疲れているし、山頂はやめようかな、という気もしたのですが。。。
CTでは山頂はここから35分。 ここでお昼ご飯を食べ少し休憩するとやっぱり山頂に向かいたくなりました。


分岐を 12:40ごろ出発。 もうお花の写真は「あまり」撮らないように。w


30分程急な斜面を登ると、急に平らなコメツガの森になりました。





「山頂付近、もう急登はなさそうだけど。。。ずっとこのままならいいなぁ。」と思いつつ歩いていると、


到着しました~! 感無量!! (13:21)


記念撮影をして、山頂より先の見晴らしの良い所に行ってみる。


鋸山へ続く尾根を経て皇海山。


皇海山のすぐ右側奥は笠ヶ岳、至仏山だそうです。


写真左奥にうっすらと奥白根。 中央より少し右に太郎山、右端に男体山。 男体山左後方が女峰山かな。
男体山手前には社山や黒檜山が見えるようなんだけど、そうなのかな?

座り込むことはなく、ざっと写真を撮り立ち休憩をしたら下山します。
下りは特に慎重に。


分岐まで戻りました。 (14:17)
庚申山荘方面に向かいます。 こちらもまだまだ慎重に。


このようなトレイルもありますから。


大岩の下はウツギなどの花が美しい。


そしてどうにか庚申山荘裏のクリンソウお花畑に。


ここで 15:00少し前。 トイレをお借りして、少し休憩し、残りの長い道のりを歩きます。


旧猿田彦神社跡。(15:09)
CTではあと2時間強。 自転車が功を奏せば5時前に上がれるかな。


一の鳥居に到着したのが 16:04。 脚が棒のようになっていました。


 ここから先、さらに1:10 歩くのであれば辛いなぁ、と思いつつ自転車へ。 ゴロゴロ石、途中登り返しも少しはあるはず。 どの程度座って帰れるだろうか、と自転車にまたがり走り始めると、ゴロゴロ石の道では振動がひどいものの案外乗って走って行けた! 爽快!\(^o^)/
 途中落石の多い部分は押して歩きましたが、登り返しと思っていた部分も自転車をこぎ続けることができ、下りはなんとか大きい石をよけながら軽快に走り続けることができ、結果25分程度で駐車場に到着。 いやぁ~、ちょっと往路の苦労が実った。w

 その後かじか荘で新品のお風呂に入らせていただきました。 午後8時まで入浴OKですので、「美肌の湯」にゆっくり浸かり帰宅しました。

 行くことをためらっていた足尾の地域。 行ってみればとても良い所でした。 庚申山は私にとっては大変なお山で、とても皇海山まで行ってみようとは思えませんが、庚申山だけでもたくさんのシロヤシオ、その他のお花たち、そして思っていた以上にたくさん見ることのできたコウシンソウ、コウシンコザクラに感激ひとしおでした。
 庚申川、水ノ面川にそって深い場所まで山を登ってゆくと現れる険しい岩峰とそこに咲く可憐な花々。 そして山はまだまだ先まで続いていて。 昔の人も修行の厳しさと、ひと時の安らぎを感じたことでしょう。
 また行く機会があるといいな、と思います。 庚申山に登れるかどうかはわかりませんが、袈裟丸山、備前立山、足尾の町、草木湖、前日光、など、きっとまた訪ねたいといます。



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2 コメント

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Unknown (yuko)
2018-06-13 09:11:39
見応えのあるレポでした。ありがとうございまーす😊 この時期たくさんの方が庚申山に入ってるんですね。きっと登り甲斐のある、そして貴重なお花の宝庫だからなんですね。
前日光や古峰神社は何回か、袈裟丸山は行ったことないけど行きたいし、足尾の町もいいですよー、是非一緒に行きたいので、声をかけてくれると嬉しいです。足尾の町歩きも大好きです。
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yukoさん (Layla)
2018-06-13 22:31:27
私が登ったのは月曜日だったせいか、時々人に会う程度で、
本当に静かなお山、そして花撮影も思う存分にできました。
が、下山時に何名か登ってくる人がいて、
おそらく庚申山荘に泊まり皇海山に行くのだろうな、
という感じでした。

今年は袈裟丸山のアカヤシオが素晴らしかったそうで、
そんな時こそ行くべきでしたが、袈裟丸山にも行ってみたいですね。
古峰神社、前日光も行きたいのですが、
いろいろ行きたい所があり困りますね。w
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