out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

鍋焼きうどんも食べたいし #2

2018-01-27 23:22:10 | 山登り in 神奈川県

2018年1月20日(土)
塔ノ岳山頂から霧氷の谷を見下ろす

 12:30過ぎ、塔ノ岳山頂到着。 山頂は白い雲で覆われたり、サァ~と引いたり。 それだけ風も吹いていて寒さもありましたが、しばらくは登ってきた暖かさと、霧氷の景色撮りたさに、上着も着ずに歩き回っていました。











塔ノ岳の仏さまたちの後ろに山は見えません。 残念ですが、仕方ないですね。
晴れ予報だっただけに、登山者は多く、この寒空にお昼ご飯を食べている人たちもたくさんいました。


記念撮影を撮り合って。


尊仏山荘。 景色を撮ったらコーヒーをいただこう。
どこかのレポで読んだのですが、前回会ったネコさん二匹。 家ネコと野良ネコ。
両方とも亡くなったとか。 人気者がいなくなってしまいました。 寂しいね。


丹沢山へ向かう方向のトレイルから。


右のトレイルはこの先激下り。 そこへ降りてゆく気力は無かったのでこの辺まで。


奥に丹沢山へ向かう稜線、その斜面にも霧氷の木々が見えます。

上着も着ましたが、すっかり冷えたので尊仏山荘へ入りました。
一人なのですぐに座れましたが、グループの人たちは席待ちをしている人たちもいたみたい。
ストーブの暖かい部屋で熱いコーヒーを飲んで一休み。 13:30頃になったので下山します。


金冷シ。 崩壊した階段が。。。


下り始めるとすぐに花立山荘。
この日は美味しそうな物の誘惑に負けない。w


左手に三ノ塔、大山などを見ながらひたすら下る。 


堀山の家。


時にはこんな道も。


再び、三ノ塔、奥に二ノ塔、手前が鳥尾山だろうか。
あちらからも登ってみたいな。 けど、激しく上り下りな感じ。


途中駒止茶屋が閉まっており、見晴茶屋でトイレ休憩。
牛乳プリンはまだまだかなぁ、と思いこのテラスに座りお茶&お菓子休憩。
この間多くの人がここで休憩をしていった。


見晴茶屋から30分後の16:00ごろ。 観音茶屋。
もう閉まっているかも、と思っていたのですが開いていました。 ありがたい~!
前回我慢してしまった牛乳プリン。 今回はいただきました~!
噂通り、ちょっと塩味のする牛乳寒天のような、フルーツも入っているプリン。
美味しくって 150円はほんとに感謝でいっぱいです~!! 


観音茶屋から下ること20分。 いつの間にか里の植林地になり、あっという間にアスファルトの道に出る。
ここにいたのか、クリステル。


あとは民家のある舗装道路を大倉バス停まで10分弱。 途中お庭にはロウバイがきれいに咲き甘い香りを放っていました。


 塔ノ岳からの下山に 約3時間。 下りがどうもへっぴり腰で、ギクシャクした歩き方になり、歩きが遅いと思うのですが、コースタイムを見るとピッタリな感じ。 下りで体重を支える筋力やひざの調子に難があるのだろうな、とは思いますが、この位ならいいだろうと思っておく。

 今回、この陽の短い時期に、日帰りで鍋割山から塔ノ岳を回って下りてこられたことはちょっと自信につながりました。 美味しい鍋焼きうどんをいただき、塔ノ岳では霧氷が見られ、二匹のネコさんに心で手を合わせることができ、満足のゆく山行となりました。


鍋焼きうどんも食べたいし #1

2018-01-26 15:53:39 | 山登り in 神奈川県

2018年1月20日(土)
塔ノ岳山頂直下の霧氷林

 先日一泊で青根から蛭ヶ岳に登りました。 その際もともと考えていたルートは大倉~後沢乗越~鍋割山~塔ノ岳~丹沢山で一泊。 2日目に丹沢山~蛭ヶ岳~丹沢山~大倉尾根~大倉、というもの。 けど、これでは2日目が厳しそうだし、やはり景色を考えたら蛭ヶ岳に泊まりたかったため前回のルート。
 しかし、鍋割山の鍋焼きうどんは心残り。w 別の機会に行けばいい、と思っていたので今回行ってきました。

 天気予報では丹沢も天気が良さそうだったし。 最初は鍋割山に登り大倉尾根を下ろうか、と思っていましたが、塔ノ岳を目の前に大倉へ降りるのは。。。時間を見て、なるべく塔ノ岳までアタックしようという心づもりで、行ってみました。 果たして気力、体力が持つのかどうか。 鍋焼きうどんだけでなく、塔ノ岳まで日帰りでまわれるか、へのチャレンジ!


理想的には月曜日平日に行きたかったのですが、天気を見て20日(土)に。
駐車場確保のために大倉着6時半を目指しましたが、余裕で着きました。 駐車場も2割ほどの入りで。
しかし、予報に反して雲が多い。。。これから晴れるの?
ちなみに写真奥に見える秦野戸川公園駐車場は登山者用には推奨されていません。


7時前に大倉を出て二俣を目指します。 住宅街や畑の多い一般道を抜ける所が難所ですが、標識はあります。
30分程で林道ゲート先。 道路がきれいになった?


一時間ほど歩いて遠くの山が見え始める。 青空になってきたかな。
しかし、ここまでユルユルだけどずっと登り。 こんなに登るのだっけ?、と思いつつ歩く。


8時過ぎに二俣に到着。 ここまで数名に抜かされる。 みんななんであんなに速いの?
私もそれ程撮るものもないので、けっこうしっかり歩いているつもりなのだけど。
やっぱりこういう速度なんだなぁ、と実感。


「ボッカポイントはまだだっけ?」と思っていると本沢。
そうか、ここもあった。


で、ようやくボッカポイント。 抜いて行った数名の方たちもここで休憩しています。
ま、それ程遅くはないらしいと思うことにする。
で、この日は三脚も持っていないし、小さ目のボトルひとつだけ鍋割山荘に運んでみる。


四十八瀬川を越え、沢の中でどっちだっけ?、と迷い。
標識を見つけてホッとすること2回。 覚えが悪いなぁ。


後沢乗越への最後の急登。 ここは覚えている。


後沢乗越到着。 大倉から5.9km。 歩行時間はCTより20分程速いじゃないか!
やった~! あとは尾根を気持ちよく。。。と思っていたら。


ここからも結構急登だったのね。。。そうだったっけ。w
前回は鍋割山山頂に近づくにつれ、振り返ると相模湾が見えてきてよい気分だったのだけど、
やっぱり晴れてこないねぇ。。。 「どこから海が見えたっけ?」と思うくらい真っ白。
アセビのつぼみなど眺めながら、咲いたらきれいだろうな。。。などと思って辛抱の登りの末。


到着しました、鍋割山。 10:19。
土曜日ですが時間も早いので、鍋焼きうどんも混んでなく、すぐにいただけました~!(*^▽^*)
おいしぃ~、おいしぃ~!! 曇っていたせいかそれ程風もなく。
「今回はこれが食べられればいいのよ。 そして塔ノ岳に登頂できればなお良し!」の気持ちで。


山頂では45分程休憩して塔ノ岳に向かう。 時間は11時ごろ。
それ程写真を撮らなくても、鍋焼きうどん食べて45分くらい経っちゃうんだな、と思う。


少し行くと玄倉川を囲む馬蹄形の向こう側の山々が見えてきた。
雲に隠れた辺りが蛭ヶ岳かな。 やっぱりちょっと見たかったな。
山の上の方は白く見える。 雪? 霧氷?


しばらくなだらかに歩くけれど、奥に見えるのが塔ノ岳でも大倉尾根でもない。
あそこを越えた先に小丸尾根の分岐。


こんなに登って。。。


ようやく大倉尾根が見える。 右の方に花立山荘。
大倉尾根への分岐にも随分上るんだなぁ。


大倉尾根分岐も近づき、塔ノ岳山頂を見ると。
「白い! 霧氷!?」


時間も充分。(12:04) 塔ノ岳へ向かいます!


先へ進むと霧氷林だった。 つづく。


蛭ヶ岳 #3

2018-01-14 10:22:01 | 山登り in 神奈川県

2018年1月7日(日)
朝陽に染まる富士山

 蛭ヶ岳2日目。 朝食は6時なので5時起きにする。 周りの人もほとんど5時起きだったようだ。 ザックの荷物を少し整えてから朝食前にも少し撮影をしようかと思っていたのですが、何しろ着ているダウンや三脚などをしまわないとどうにも荷物のまとめようがない。 そんなことを考えながら身支度をしていると 5:30くらいになってしまった。 「ちょっと外に出て撮るかな。。。」と思っていると、5:40頃に朝食の呼び出しがかかった。 日の出時刻が6時40分過ぎなので、ありがたい。


6:28


6:44


6:48
雲の隙間からのご来光。
陽がでたら場所を変えて。。。


朝陽を受ける富士山など。


富士山の右手。 赤石山脈の白い峰々。
左の方から、聖岳、赤石岳、悪沢岳、小河内岳、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、


更に右方向(蛭ヶ岳より西北)に八ヶ岳。 写真中央から左上に向かって影蛭ヶ岳?


赤石山脈と八ヶ岳の間には鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳など。


八ヶ岳から右の方(蛭ヶ岳から北西~北方面)に見える山々は秩父甲斐多摩国立公園の山並み。


富士山より南側には富士山に近いほうから、愛鷹山、金時山、大涌谷あたり。


更に南には真鶴半島、伊豆半島、大島など。

この辺でいったん山荘に戻り荷物をまとめました。
着ていたダウン類を袋に詰め込み、三脚もしまってザックにひとまとめにしました。
が。 こんなに天気が良いのでザックを少し預かってもらい、サブバックに飲み物と貴重品を入れ、
ほんの少しだけ鬼ヶ岩の方まで行ってみることにしました。


行くはずだったのですが、再び山頂で撮影してしまいます。(^^;)


八ヶ岳の右側に金峰山、国師岳、大菩薩嶺、あたり。


聖岳、赤石岳、悪沢岳、小河内岳、アップ。
手前は御正体山。


農鳥岳、間ノ岳、北岳、千丈岳。
千丈岳手前に鳳凰三山、右に甲斐駒ヶ岳。


間ノ岳、北岳アップ。 手前に三つ峠山。


富士山アップ。 麓に山中湖、 北富士演習場。


奥多摩の山々。
左の方にふたつ三角の似た山が並んでいますが、左が雲取山、右が芋ノ木ドッケ。
その二つの山の手前が三頭山。 右端に御前山。


上の写真をさらに右に(東側)振ると、中央よりやや左に山頂がちょこんと出っ張った山が大岳山かな。
右後方には白い山々。 榛名山、赤城山あたり?


日光連山。 日光連山より左に見えるのが赤城山なのか、日光白根山なのか。


奥に筑波山、手前に宮ケ瀬湖。


東京都心方面。 スカイツリー


横浜方面。


丹沢山へ続く稜線の向こうに江の島。


ようやく鬼が岩に向かいます。
が、この笹原の尾根を下ったら帰りは登りだし。。。


富士山、檜洞丸、蛭ヶ岳、を収めて撤収。(^^;)

山荘を9時半ごろ出発して下山。
下山もアップダウンありますし、特に姫次への登り返しが心配なので。


山頂直下の階段を下るときには、たまに目の錯覚みたいになり踏み外しそうになったりします。
慎重に下り、だんだんと登り返し。 姫次直下ではもうゆっくり、ゆっくり。

姫次到着が11時ごろでしたが、ここでお昼ご飯を食べ、再び出発。
いよいよ大展望ともお別れ。
東海道自然歩道を行き、往路よりひと尾根下の釜立尾根から下ります。


釜立尾根への分岐近くから、近くに見えた宮ケ瀬湖。


そして蛭ヶ岳から丹沢山への山並みをもう一度振り返る。


釜立尾根ももう少し斜面が緩やかかと思いましたが、そうでもありませんでした。
筋肉痛でなお更厳しい下りでしたが、黙々と歩き、林道に出たときにはホッとしました。
八丁坂コースへの分岐についたのが14時ごろ。

 帰りには「天然温泉・いやしの湯」でゆったりと温まり帰宅しました。 ちょうど帰宅渋滞にはまるかと思われましたが、ナビは一般道を示したのでその通りに帰宅したら2時間かからず家に着きました。 やっぱり近いんだなぁ。
 新年初の山行、なまった身体に色々大変なこともありましたが、充実した2日間でした。

蛭ヶ岳 #2

2018-01-10 23:47:28 | 山登り in 神奈川県

2018年1月6日(土)
蛭ヶ岳山頂 1,672.7m
丹沢最高峰は神奈川県最高峰でもあります

 思った以上の急登にヘロヘロになりながらも山頂に到着できました。 14時前なので休憩した後は広い山頂を散策しつつ撮影です。
 「快晴」マークも出ていたお天気でしたが、午後曇ってくるという予報も当たりました。 逆光気味の日差しもあり、見にくい画像もありますが、周りの様子を。


ちょうど南方向に相模湾。  右端煙を上げているのは大涌谷。
写真左、海に突き出ているのが真鶴半島。 その奥に初島でしょうか。
奥に見えているのが伊豆半島ですね。


西の方に富士山。 富士山手前には山中湖、北富士演習場も見えます。
富士山の手前高いのが檜洞丸(ひのきぼらまる)。 あちらにも縦走してみたいなぁ。
右にどっしりとしているのが大室山です。 大室山の後方には南アルプスが雲の中。


大室山より北側方面は秩父甲斐多摩国立公園の山並み。
一番奥の高い所辺りが金峰山、大菩薩嶺あたり。 その後方からやや左の雲の中に八ヶ岳や北アルプス。


さて、小屋に入りましょうか、と思ったのですが。。。


小屋の向こう側には関東平野一望の眺め。


小屋の前から南側には丹沢山から塔ノ岳への縦走路。 
今回あの笹尾根を丹沢山まで歩いてつなげたかったのですが。。。
右奥塔ノ岳の山頂には尊仏山荘が見えます。


北側には再び多摩の山々。
左奥、とんがりの山が二つ並んでいる左側が雲取山。 右側が芋ノ木ドッケ。
雲取山の手前、雲で黒く写っているのが三頭山。 さらに写真より右の方には陣馬山、高尾山など近いのだろうなぁ。


眼下には宮ケ瀬湖。 へぇぇ。 この辺にあるんだ。
さて、ほんとうにそろそろ山荘に行ってチェックインをしましょう。


 蛭ヶ岳山荘です。 食事は夕食・朝食共につけ、7,000円。
 この日はお天気も良く混雑していて布団一枚に2名の割り当て。 2年前尊仏山荘に泊まった時にはとても空いていて、私ひとり一部屋いただいたので、甘く見ていた。。。今まで布団一枚に一人、ということはめったにありませんでしたが、それでも掛布団は人数分ありました。 けれど、今回は掛布団も二人で一組です。 幸いお隣は細身の若い女性で、就寝中もとてもお静かでしたので助かりましたが、私は大丈夫だったかな。(^^;)

 荷物は部屋の外に置き、持ってきたお湯とインスタントコーヒーを出して再びおやつと共に外に出ました。 夕方の日差しになってゆく山々を眺めながらのひと時。 そして16時近くになり気持ちがあわただしくなる。 この日の日没が 16:44。 夕食開始が 17:00 ですから日没をきっちり撮ったらサッと撤収しなければなりません。 気に入った場所に三脚を構え、雲が気になりましたが、


どうにか撮りました。(16:40)


三脚を担いで急いで山荘に戻ります。


てっきりカレーだと思っていたのに、おでんでした。w
周りの人たちと楽しくお話ししながらいただくことができました。

そして再び外に出ます。


横浜方面の夜景。 横浜方面の街の向こうに東京湾、その向こうに房総半島です。


そして星空撮影。





布団に入った時に周りの人に寒い思いをさせてはいけませんから、
19:30 前には終了にしました。


 20:00 消灯で布団に入りました。 「夜は布団に入っても厳しい寒さなので、外にいるのと同じ服装で寝たほうが良いです」と言われ、撮影用に持ってきたダウンパンツは履いたまま、上着はフリースもダウンも着たまま。 布団の周りに私物を置けるようなスペースは無いので、ヘッドランプやハンカチ、ティッシュなどはポケットに入れ、手袋に入れていたカイロもポケットに入れ、暖かく保てたのは良いですが、寝心地は悪い。

 そんな状況でもあれだけ疲労したのでバッタンQだと思っていたのですが、今までに感じたことのないジンジンとするような足の疲労感と初めての寝床の狭さに、どうも目がさえてなかなか寝付けませんでした。 夜は強い風が吹いていました。 どれだけ眠れずにいたのかはわかりませんが、それでも気づけば眠っていました。 翌朝起床は5時予定です。 多少眠れなくても、それ程早い時間ではありません。 撮影と下山だけなら何とかなるでしょう。 が、丹沢山までピストンすることはこの時点ですっかり諦めていました。 つづく。

蛭ヶ岳 #1

2018-01-09 09:50:11 | 山登り in 神奈川県

2018年1月6日(土)
姫次から望む富士山

 新年明けてから連日の良い天気。 昨年は週末の好天に恵まれなかったことを思い出す。 「あ~。毎日のように青空なのに山に行けないなんて~。」と恨めしく空を見上げても、こりゃ仕方がない。
 けれどようやく好機が廻ってきました。 1/6~7 と連日で出かけられそうなので、せっかくですから山小屋泊で登りに出かけたい。 天気も安定していて登れそうな山は。。。以前より登りたかった丹沢、蛭ヶ岳!

 2016年2月に鍋割山~塔ノ岳~丹沢山に登りました。 その時にグルっと回った先の蛭ヶ岳にもいつか行きたい、と思ったのでした。 が、大倉から蛭ヶ岳に向かうには、どうも私の足では一泊では帰ってこられそうにない。 「この冬休み期間中に二泊三日で行ってみようか?」という気持ちにもなったのですが、結局のところ時間はとれず。
 一泊で行くには蛭ヶ岳北側から登るコースがあることは知っていたのですが、最短ルートで行くには駐車場確保が難しそうで二の足を踏んでいました。 が、つてを頼りに調べた結果、良い場所に車を置くことができ、相模原市緑区青根から八丁坂コースを登り蛭ヶ岳山荘に一泊で行ってくることができました。 新年早々感謝です。


 林道を歩きこの分岐を「八丁坂ノ頭」方面へ。 コースタイム通りなら(休憩含まず)ここから往復で7時間40分。 足の速い人ならこのコースで日帰りも可能です。 またこのコースよりさらに距離のある焼山登山口から日帰りで、蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳を経て大倉やヤビツ峠に下山する健脚な方もいます。 が、私にははなからそれは無理ですし、せっかく山頂に山荘があるわけで。 山頂からは富士山を目の前に360度の大展望。 朝景、夕景、星景など撮り放題を目の前にして下山するわけにはいきません。 ここは三脚プラスレンズ2本も背負ってがんばって登ります。
 しかし、この斜面のきついこと、きついこと。。。 おそらく正月なまり、とか最近高い山に登っていなかったので筋力が衰えた、だけではなかったと思います。


分岐から約50分。 植林地を抜け松の多い森を登ってゆくとようやく平らになってきたかな、
と思ったのですが、まだまだでした。
向こうに見えるのはおそらく黍殻山(きびがらやま)。


さらに30分。 まだまだ登ります。 


分岐から1時間半ほどでモノレールを潜るポイント。
荷物の重さをずっしりと感じます。


陽の当たる所に出てきて、ようやく登り切ったような感じ。


見晴らしも良くなりました。 向こうに見えるのは丹沢山に続く尾根かなぁ。


少し行くと都心方向の景色が開けました。 スカイツリーも良く見える。


そしてようやく八丁坂ノ頭分岐到着。(9:51)
私は写真左側のトレイルから来ました。 右からのトレイルは焼山からのルートで「東海自然歩道」にもなっています。


ここから姫次まではCT25分。 姫次につけばきっと素晴らしい富士山が拝めます。
が、既にここから目指す蛭ヶ岳が見えました。
写真左の山頂にちょこんと山荘が見えます。 おそらくあそこが蛭ヶ岳山頂だ!
「割と近い?」と思ったのは大きな間違えでした。w


程なく「東海自然歩道 最高標高地点 1,433m」
けど、私が撮っている場所の方が高いのだけど。。。w
そして、そのすぐ先に。。。


この景色!!


姫次到着です!!(10:20)


素晴らしいロケーション!
当然ここでお茶&おやつ休憩です。
後から来る人達もみなここに入ってくる前に「わぁ~っ!」と歓喜の声を上げるのが聞こえます。


30分程ゆっくりと休憩をして、あの山頂を目指します!
「高いなぁ」と思ったのですが、それだけではありませんでした。


姫次からいったん激下ります。(ToT)


相当下った後、もちろん登りが始まります。
よく整備されている「丹沢の階段」登りです。 これがまたきつい。。。
姫次から蛭ヶ岳山頂まではCT2時間ですが、もう登るのが嫌になり、
時間も12時ごろになったので、日当たりの良い所で座り込みお昼ご飯にしました。

ところがご飯を食べていると谷底の方からガサガサッという何者かが登ってくる音が!


ドキッとしてみると大きなシカでした。 あ~、良かった。。。(;'∀')
丹沢のこの辺りも縦横無尽に網が設置されてあるのですが、やっぱりいますよねぇ。。。


さぁ、立ち上がって行きましょう。
目指す山頂はまだまだ先です。


まだ相当登りますよ~。
足にはかなり疲労が蓄積されています。
ちょっと変な風に力を入れたら一気に両足攣りそうです。
時々伸ばしたりさすったりしながらゆっくり、ゆっくりと進みました。


が、振り返ればこの景色!
秩父甲斐多摩国立公園を一望するかのようです!


山頂までようやく 0.4km。 しかしこのあと2回「0.4km」の道標を見ました。w
この先のトレイルが崩落してグルッと周回コースができたからなんですね。


右手にこの景色を眺めながら「あと少し。 あと少し。」と励ましつつ登ります。
姫次のあと、富士山は一度手前の檜洞丸に隠れるようになります。
が、この辺に来て位置、標高が変わり、再び全体像が見えてきます。


そしてとうとう到着しました~!\(^o^)/
13:33着。 林道の分岐から約6時間。 14時前に到着は上出来です。


山荘には 14:00以降にチェックインした方が良いでしょう。
なので山頂でゆっくりとこの景色を楽しみながら休憩しました。
そして広い山頂をあちこちで撮影しながら過ごしました。
泊りならではの至福のひと時です。  つづく。


丹沢大山 ~豆腐の大山ってここだったのか~

2017-04-04 09:56:41 | 山登り in 神奈川県

2017年4月3日(月)
大山阿夫利神社下社、背後に大山

 春休みも終盤だったこの頃。 どこかに小屋泊まりで山に出かけたいと思っていました。 計画していたのは一泊で蛭ヶ岳。 ところが数日前に雪が降りグリーンシーズンオープンしたてのヤビツ峠先のキャンプ場も休園にしたほど。 これは高い所には行けないなぁ、と思い急きょ大山。 大山もこの時期行くならヤビツ峠から行ってみたかったのですが、ここは安全策で大山ケーブルのほうから。


天気予報はそれほど悪くはなかったのですが、行く山の頂は雲の中。(^^;)


平日とはいえケーブルカーもあるので一般客も来るでしょうから、と朝7時到着。 ほぼ一番乗り。w
こま参道へ続く道沿いには市営の第一、第二駐車場があります。 私が停めたのは下のほうの第一駐車場。
第一駐車場は ¥600/日。 上のほうの第二駐車場は ¥1,000/日。
その他コインPやお店、旅館が開放している駐車場もあります。


早朝から美味しそうなお豆腐が出来上がっています。
自宅近くのスーパーで「大山豆腐」という文字は見かけたことがありましたが、
実はここの大山(おおやま)だとは思っていませんでした。 鳥取の大山(だいせん)だと思っていました。w


道沿いには豆腐料理店やお土産屋さんなどが並び、良い風情です。
緩やかな坂を登ってゆくとバスターミナルと第二駐車場があり、その先に。。。


この「こま参道」が始まります。
大山は江戸時代からこまの名産地でもあるのですね。


こま参道は階段道で、両脇はお食事処とお土産屋さんがびっしりです。
江戸時代には江戸から2~3日で歩いて行けて、箱根の関所を越える必要もなかったことから、
人気の観光スポット霊山だったそうです。


こま参道のお店街を抜けるとケーブルカーの駅です。
これに乗れば阿夫利神社下社まで6分。 運行前ですから歩きますよ。 1時間弱かかりますが。。。w


ちょっと登るとこの神社。 ここから女坂、男坂に分かれます。


私はもちろん女坂。 あの階段は見ただけで登りたくない。w


というか、


女坂はこの時期ミツマタの花盛りだったのです。


見ごろ過ぎの木もありましたが、とてもきれいでした!
この大山周辺ミツマタの群生地がいくつかあるようです。





大山不動尊への階段。 やっぱり通り過ぎるわけにはいきませんので登ります。
お寺の裏手には公衆トイレがありました。
その先に無明橋という橋があるのですが、この橋をおしゃべりしながら通ると悪いことが起きるのだそうです。
一人で良かった~。
女坂には七不思議があり、確かめながら歩くのもおもしろいですね。








女坂を登り切り、男坂との合流点。
帰りに男坂を下りましたが、ずーっと石の階段でした。


阿夫利神社下社です。 私は反時計回りに見晴台のほうから山頂に向かうので、
神社は帰りに寄るほうが効率が良いのですが、ここも登山前に無視するわけにはいきません。
やっぱり参拝してから登ります。


はい、下社です。 後方に見える大山山頂付近は天気悪そうですねぇ。
無事戻れますように、とお祈りしてから見晴台に向かいます。


阿夫利神社下社を越えるとだんだん山深い雰囲気になってきます。
トレイルはよく整備されていますが、雪解け水でぬかるみは多いです。





雪が目立つようになってくると、


見晴台到着でした! が、見晴らしは悪いですね~。
少し休憩したら山頂に向かいます。


見晴台を過ぎるとどんどん雪が増えてきました。
空も時折青空がのぞくようになり、いい感じ!
この辺で軽アイゼンを付けました。


ただ気温は高く、山頂から降りてきた人たちも「一枚脱ぎましょう!」と休憩。


雲も多く春霞もかかり遠景はまったく。 本当は良い景色なんだろうけど。


向かう山頂方向には雲がかかっていない。


さてもう少しかな。


で、来ました~! 山頂、阿夫利神社本社! 11:30 ごろ。
CTより遅かったのですが、写真も撮ったし、雪もあったし、しょうがないね。
奥の院屋根の下のベンチが空いていたので座ってお昼ご飯にしました。


山頂にはたくさんの人がいましたが、やっぱり下社から時計回りで来る人が多いのかな。


山頂ブナの霊木。 海まで見晴らせると良かったのになぁ。


ゆっくり休んだので下ります。


山頂直下の急坂。
小学生は普通の運動靴だし、大人も滑り止めを持っていない人が多く、
非常に危なっかしい感じの人が多かった。


ここは「富士見台」と書かれていました。
江戸時代からの絶景の地。 浮世絵にも描かれたそうです。
見たかったなぁ。 で、奥に見える山は三ノ塔とか鍋割山だとか、なんだろうか。





杉の巨木が見えてくるとそろそろ下社近くです。


階段を下りてこの門から出てきました。


やっぱりこちらからの入山が通常ルート?


で、下社に着くころには随分と青空も広がっていました。


帰りもケーブルカーには乗らず男坂を通って下山しました。
男坂はずっと荒い石段の階段でした。
だいぶ疲れは感じましたが下山時のお楽しみがあったので頑張りました。w


当日モブでも上げた「大山とうふ味めぐりキャンペーン」


元瀧さんの「豆乳プリン 豆乳甘酒付」
ステキなお庭でいただきました。


2件目はえびすや土産店さんの「とうふ四兄弟」

キャンペーンは毎年開催されているようなので、
また登山と合わせてきてみたいな。 本当においしかったしメニューも豊富!。

お土産にもお豆腐を買い、家路に着きました。


帰り際にコンビニの駐車場から見た大山。
下のほうの第二駐車場から歩くと高低差 1,000m を越える山行でした。
登山後のご褒美があって良かった~、なお山でした。

ミツマタなどのお花と雪まで楽しめた今回の山行も楽しかった!
首都圏近くなのに山深い丹沢エリア。 とても魅力的で今後も訪ねてみたい気持ちです。
やっぱり次回は海と富士山を眺めたい~。



the Road to 丹沢 ~塔ノ岳から大倉~

2016-03-07 13:24:02 | 山登り in 神奈川県

2016年2月27日(土)
初丹沢!の思い出

 2/26~27の一泊で行った丹沢山行。 楽しく充実した思いを胸に塔ノ岳を下り、大倉尾根から大倉へ向かいます。 ブログもようやく最終回です。w


まずは塔ノ岳から下り始め。(12:30) ダイレクトに街が望めます。 けど遠いんだろうなぁ。


程なく前方に鍋割山方向、左手には大倉尾根が見えます。


ボッカさんです。 水の段ボールを4つ?担いでいます。 ご苦労様です。


金冷シ分岐です。 いったん下ってちょっと登ります。


左手に三ノ塔、大山を眺めながら。。。


ほら、こんなバカ尾根。w

苦手な下りだし写真を撮ったりしてゆっくりしていたため、一時過ぎに花立山荘到着。
すると「花立山荘名物月見うどん」の文字が。 尊仏山荘でカレーを食べられなかった経緯もあり、
ここで名物を食べねば!、との思いが強くなり入店。w


お店はちょうど混んでいる時間でした。 「15分ほどかかっちゃうのですけど。」と言われましたが、もうOK!w
外で食べても良かったのだけど、うどんを呼ばれた時に気付かないと悪いので店内の席を確保。
鍋割山の鍋焼きうどんが甘じょっぱい醤油味なら、こちらは関西だしの白醤油うどん風。
揚げ玉がもたれそう? いえいえ、ぜんぜん! 美味しかったですよ~!!(^O^)


さ、ほんとにさっさと下山しましょう。
この Stairway to Heaven な感じ。w 登るのはイヤだなぁ~。


安心してください。 こんな道もあります。

ぐんぐん下る途中にはいくつか山荘があり、どちらも開いていて(営業日はご確認ください)
飲み物やおやつなど美味しそうなものもありました。 
各山荘にトイレもあります。 登りも下りもこれら山荘を目安にすると励まされますね。
おもしろいのは標高がさがるほどコーヒーとトイレの値段も下がるような。。。w
山荘の位置や写真は YAMAPに乗せています。 → こちら


標高がだいぶ下がり秦野戸川公園の風の吊り橋も見えてきました。


一本道を歩いて行くとすっかり里山の林の中です。(振り返って撮った写真) 3時間前には山の上にいたのがウソのようです。


さらにほんの少しでこの道です。 あと5分ほどで大倉バス停です。


 大倉に戻りました。(16:15) 秦野戸川公園ではちょうどかわいいピンク色の桜(河津桜?)が見ごろでした。 その奥の山々に再び思いをはせ、「また来るよ~。」という気持ちになっていました。

 この後近くの日帰り入浴施設に寄り、東名高速に乗ったのは午後7時頃?。 混むかな、と思っていましたが混んでいたのは大和トンネル付近のみ。 しかも私は手前で圏央道に入っちゃうしね。 帰路も渋滞なく帰ることができました。 うん。 たまにはいいな。 (゜∀゜) また行こう。

*下山ルート、時間は YAMAP をご参照ください。 → こちら(上のリンクと同じです)



the Road to 丹沢 ~塔ノ岳から丹沢山~

2016-03-06 23:43:26 | 山登り in 神奈川県

2016年2月27日(土)

 うす雲はあったものの予報通り晴れ渡った空と朝焼けも見られ、夜明け&富士山の撮影も思う存分に終え、かわいい赤いサブバックを借りて丹沢山に出発です!
 飼いネコさんと戯れたりしていたので、出発はすっかり遅くなり 8:30 ごろ。 11:00には帰って来たかったのに出だしからダメですね。w


 写真一番左の奥、段違い二段の山が檜洞丸。 以前から書いておきながら今何と読むのかチェックしました。 「ひのきぼらまる」だそうです! この山も興味あるなぁ。 中央やや右、ちょっと隠れ気味の三角山が蛭ヶ岳、その手前の大きいのが不動ノ峰、で肝心の丹沢山は右端に見切れてます。w だってこの先右には山荘があって隠れるのだもの。
 塔ノ岳からはこのように大きな谷をグルッと回り込むように丹沢山に向かうので、歩いているうちにだんだんと富士山の見え方が変わるのが面白いです。


 さて、ようやく塔ノ岳を出発です。 と、足跡発見! しかしここでは「たぶんネコさんだろ。」と思ってしまいます。 真相はわかりませんが。w


 山荘脇から進みいきなり下りです。 約100mは下ります。(^o^;


ずっと下った先にあのようなハシゴが。。。緊張します。


山荘があんなに遠くなってしまいました~。 遠いよ~。 高いよ~。(ToT)


でも富士山の眺めは最高です!
そう言えば、富士山右下の白い場所は山中湖ですよ。


目指す山は右手前です。 が、奥だったらどうしよう?、とちょっと不安になったりもして。w
写真の赤いザックが尊仏山荘さんが貸してくださったものです。


なんとなく登ったり下ったりを繰り返します。
次のピークは山頂かしら?、と2回くらい期待を裏切られた気がします。w
右が丹沢山だといいましたが、正確には見える山の奥に山頂があります。


谷の底に見えるのが箒杉沢でしょう。


稜線にも木道や階段が良く整備されています。


奥にベンチのある広場が見えますが、そこが竜ヶ馬場。
朝食を食べている人達がいました。


さらに少し登ります。


平坦になりましたが、まだ上がありました。 あの上が山頂ならいいなぁ。。。


山頂でした~!! 丹沢山 1,567.1m! と~ちゃ~くっ!!\(^O^)/
へぇ~。 清川村かぁ。w


山頂は広々していますが、木に囲まれ見晴らしは良くありません。
けど、塔ノ岳方面、宮ヶ瀬方面、蛭ヶ岳方面の中継ポイントですから、休憩するには良い所ですね。


丹沢、こんな具合です。 赤線が登山道、青線はバスルートです。


丹沢山にも山荘がありますよ~。
「みやま山荘」さんです。 通年営業みたいですね。
広場でお茶とおやつで休憩したら急いで帰ります。
3時間で充分往復できる、と言われていたのに、かなり時間オーバーです。(^o^;


せっせと歩き、やっぱり尊仏山荘、遠いよ~、高いよ~。(ToT)
ちょっと足元の泥濘が見えますね。 靴がズブズブ沈むほどではありません。


 ようやく戻った塔ノ岳はたくさんの人でにぎわっていました。 土曜日のお昼ですからね。(11:49)

 私は山荘でコーヒーをいただきながらザックの荷物を移し替えました。
 実は前の晩のカレーをお昼に食べられるかな、と思っていたのですが、ロビーのメニューには飲み物しかなかったので、コーヒーだけ。 丹沢山でおやつを食べたのであまりお腹もすいていなかったので、大倉尾根の途中で休憩しながらお昼にしようと思いました。 う~ん。 やっぱり今度はカレー食べたい。w

 山荘の皆さんにお礼を告げ、名残惜しい気持ちを胸に、長い大倉尾根を目指して山荘を出ました。 まだ、つづく。


*丹沢山へのコースと時間は YAMAP をご参照ください。 → こちら


the Road to 丹沢 ~塔ノ岳山頂の夜明け~

2016-03-06 00:35:25 | 山登り in 神奈川県

2016年2月27日(土)
塔ノ岳山頂から(5:39)

 翌朝。 しっかり眠って4時頃には目が覚めましたが外は真っ暗だろうし、前日家を出る時には5時ごろでも辺りはまだ真っ暗だったので、なんとなく布団の中でゴソゴソとしていました。 5時ちょっと前から動き始める人の気配を感じ私もヘッデンなど出して支度を始めました。 実際には廊下に非常灯が点いており入口のガラスから灯りが入るので、それ程暗くはありません。 そして5時には全館電気が点きました。w
 「おはようございま~す。」と廊下に出ると窓からは東の空が紅くなっている様子が見られました。 「おぉ! 早く外に行こう!」

 気温は-5度くらい。 風がないのでそれ程寒くありません。 西の方はまだ真っ暗で富士山は見えませんでした。 なので東の上の写真を撮り、振り返ると。。。


5:54
おぉ。
まだ青く沈んだ景色の中に真っ白な富士山が浮かぶ姿は荘厳でした。


6:04
東の空は黒い雲が垂れこめており、太陽がどんな風に出てくるやら。。。


6:12
すると雲の間から少し太陽が顔をのぞかせました。 太陽が出れば。。。


6:16
富士山も色づいてきました。


6:18


6:21
雲の上からのご来光。


6:27
おはようございます。


6:31
山々にも徐々に陽が当ってきます。


6:35
良く見れば遠くの白い山々も望めます。
中央辺りの山は北岳、間ノ岳、農鶏岳辺りのようです。


6:43


6:51
塔ノ岳の山頂にある立派な像。 中央に「狗留尊佛如来」と書かれています。
丹沢も修験道の山だったそうです。 
塔ノ岳山頂にはかつて「尊仏岩」と呼ばれる岩があり信仰されていたのですが、
関東大震災の余震で大金谷に転落してしまったのだそうです。

そろそろ山荘に戻り朝食を、と思いましたら登山者が来ました。
なんと3時からヘッデンを着けて登ってきたのだそうです!


写真を頼まれたので、私もお願いしました。



 7時頃山荘に戻ると、私の荷物は既に一階のロビーのイスに運ばれており、掃除が始まっていました。 すみません!m(_ _)m
 荷物を入口の棚に入れて外で食事をした方がよいか、と聞くと、荷物はそこにおいておいて良いし、ここはいつでも食事ができる場所だからいいよ、と言っていただけました。 ありがたい~。
 私が滞在中は3人の管理の方がいらして、みなさん穏やかで優しい方でした。 床を箒で掃き、板の間は雑巾がけをして、外が良く見えるように水滴が付いた窓を全部拭いていらっしゃいました。


 このネコさんは前日のノラネコとは違います。 山荘の飼い猫です。 17歳で大変手厚くかわいがられています。 同じネコでも大変な境遇の違いです。w

 この後荷物をまとめ、丹沢山に行こうか、さっさと大倉尾根を下りて温泉にでも行こうか、と考えていました。 一応山荘の方に「丹沢山は3時間で帰って来られますか?」と伺うと「3時間なら充分だよ。 大きな荷物は置いて、サブバックで行くといいよ。」と言ってくれました。 が、私今回はサブバックを持っていなかったので「持っていないので。。。」と言うと「山荘にあるよ。 はい。これ。」とかわいい赤いザックを貸してくださいました。 さすが、仏だぁ~!(ToT)

 というわけで、この後は丹沢山を訪ねてから大倉尾根で下山します。 つづく。