2016年12月19日(月)
槍ヶ鞘よりトーミの頭、浅間山を望む
10月、カラマツの黄葉が見事な時期にここを訪れました。 冬の下見のつもりでもあったのです。 是非訪れてみたかった冬の浅間山外輪山。 秋に歩いた時には火口壁すれすれを歩くトレイルに「冬ここに雪が積もったら歩けるの!?」と心配だったのですが。。。こういうのは行って、体験しなければわからないもので。 危なそうならトーミの頭で引き返してもいいし。 そんな気持ちで出かけてきました。 なにより18日に色々な方のレポを拝見し、白くなった外輪山と浅間山を見て「よし、よしっ! ムヒヒ。(^O^)」って。w
けれど天気予報では18~19日ごろから暖かくなると。 18日のレポを拝見する限り山は白いし、19日の明け方は気温が下がっているようだから「だいじょぶ、だいじょぶ。」と思ったのですけど。
晴れ予報だった空は現地に着くまで結構曇りがちで、遠くから見え始めた浅間山も黒い部分の面積が多い。 あれ?(^o^;
高速を下り街の中から外輪山と浅間山を眺める。
6時50分ごろ。 もう陽は昇っているはずなのになかなか明るくならない。
チェリーラインを上がって行くとようやく空に紅みが射してきました。
なんとなく雲は多めだけど山は見えている。
空が紅いうちに富士山を。
金峰山、瑞牆山のシルエットもいい。
八ヶ岳も山頂付近は随分白いようです。
美ヶ原、王ヶ頭のアンテナの向こうに御岳山。
8時から登り始められればいいや、と写真を撮っていましたがもう行きましょう。
時間は7時半ごろ。 駐車場について支度をしてトイレに行って、と思ったら。
高峰高原ホテル外のトイレは冬じまいでした。
「ホテルのトイレは使えます」とあったのでホテルに行きましたが玄関が開いていませんでした。
8時になれば開いたのかもしれませんが、そんな保障も無いのでスキー場まで車で行ってトイレをお借りしました。
そんな事をしていたもので、8時半ごろの出発。
雪は登山口からあったので最初からアイゼン装着。
足跡だぁ~! シカさんですか?
登り勾配がきつくなってくるとちょくちょく立ち止まり。
八ヶ岳の右奥の方って木曽駒ヶ岳の方でしょうか?
広いガレ場に出ました。
あれ。 いい天気だ。
登っているとすごく暑くなるほど。
最初に着ていたレインウェアジャケットも、フリースも脱いで結局インナー+長袖アウター一枚。
おかげで黒斑山も黒っぽいなぁ。
まぁ、でもきれいだよねぇ! 満足、満足!
風もなくて快適!
長い階段斜面も雪に埋もれ登りやすいものの、やっぱりここまでひと苦労!
でもこの景色を見ると「やったぁ~っ!」ってなりますね。
いやぁ~! 爽快だぁ~!!
10:30ごろトーミの頭。
向こう側が黒かった浅間山もこちら側は美しいじゃないですか!
外輪山斜面はこんな感じ。
奥の方には谷川の方の山々と上州武尊。
上州武尊の左側に見えるのは至仏山、燧ヶ岳など、尾瀬の方の山々だそうですね。
御嶽山から乗鞍岳が繋がりました。
その先北アルプスの山々もずらっと。
じゃ、長いレンズを出してどれを撮ろうかな、と見てみると。
あ。 奥白根だ!
そうそう。 前回夏も秋も、こちらの方向は雲がかかって見えなかったのですね。
ここでは浅間山の陰ですが、蛇骨岳まで行けば男体山も見えるかなぁ。。。と。
外輪山越しに見る谷川岳方面の山も美しい。
左の扇状が平標山、右が仙ノ倉山。
そして富士山。
御嶽山。
穂高、大キレット。
大キレット、槍ケ岳。
鹿島槍ヶ岳。 左は爺ヶ岳ですか?
撮影前にフリースとレインウェアジャケットを着込みましたが、さすがにトーミの頭は風があり、夢中になって写真をとっていたらかなり身体が冷えてしまいました。 まずい、まずい。 黒斑山に向かって一生懸命歩いて暖まろう。 つづく。
天気も良かったのですね。
美ヶ原から浅間山が見えましたが
王ヶ頭のアンテナ王ヶ頭ホテルまではっきり見えてますね。
この時期の浅間山とっても良いですね!
秋には黄色、そして今度は白と黒斑山を堪能されまし
たね。
それにしても縞々の浅間山を始め、北アルプスなどの
眺望に恵まれ、本当に素晴らしい写真の数々、何時も
のことですが、見入ってしまいます。
今冬は黒斑山からの絶景に与かりたいと思っています。
次のレポも楽しみにしています。
天気予報では風速が強く出ていましたが、
登山指数はAだったし、期待して出かけました。
お天気が良すぎて霧氷などは見られませんでしたが、
足元の雪は充分でしたよ!
王ヶ頭のアンテナ、レンズを覗いて初めてわかりました!
そこが美ヶ原だと思っていなかったので。
もう少し雪が降るといいですね!
眺めていると東西南北、あちこち行ってみたくなります。w
黄葉の頃もお花の時期も大変美しかったので、
また行きたいなぁ~、と思っています!!