out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

高原のレンゲツツジを見たかった

2021-07-01 23:58:42 | 山登り in 長野県
2021年6月21日(月)
根子岳への登山道 菅平牧場のレンゲツツジと展望
 
 6月20日にようやく緊急事態解除となった。 そうは言っても不要不急の外出は慎むべき、安心できる状況には程遠い。 むしろ以前より深刻な状態もありそうだが。 行なえる範囲での対策と自己判断で、久しぶりに他県に移動してきた。 幸い6/21(月)の天気は曇り、時々晴れ間も出そうな予報。 あちこち行きたい所はあったが、レンゲツツジが満開らしい根子岳に向かった。 それ程歩ける気もしなかったので、根子岳のみ登り、花と、運が良ければ北アルプスも望めるかな、と。 牛が草を食む長閑な牧草地を眺めながらゆるゆると登り、高原の風に吹かれてお花や景色を撮影し、お山の天辺でゆっくりお昼ご飯を頂こう、登り終えたら牧場ソフトクリーム。 空いていそうなら日帰り入浴にも寄ってこよう、という計画。
 
登り始めは盛りが過ぎたレンゲツツジが目立ったが、
足元にはベニバナイチヤクソウ。
 
オオナルコユリ?
 
少し上がるとお花の状態が良くなってきた。
 
北アルプスから妙高戸隠連山まで薄いながらも見ることができた。
 
牛が食べないから残った、
とは言え、きれい、きれい。
 
レンゲツツジの季節に登るのは初めてなのだ。
 
登ってきたトレイルを振り返る。
左奥に八ヶ岳。
 
こんなに良い天気になるとは予想もしておらず、
思い切って出かけてきて良かった、と喜びひとしお。
 
牧場の先はひたすら登り。
シラカバの森にも随分たくさんのレンゲツツジが咲くんだな。
 
コケモモ
 
レンゲツツジ
 
スノキ?
 
イワカガミ
 
ハタザオ
 
山頂と~ちゃく!(10:05)
この日は蒸し暑くなるという予報だったが、さすがに山の上は涼しくジャケットを羽織る。
お昼ご飯には早いのでちょっとおやつ休憩をして。。。
 
景色を撮ったり、
 
眺めたり。。。さて、
ここまでの登りも結構疲れた。 でも、
こんなに早く下山してもなぁ、いや、四阿山までヒーヒー言って登ってもなぁ。。。
などと考えたが、
 
やっぱり久しぶりの山風景に背中を押され、向こうまで行くことにした。
 
途中色あでやかなムラサキヤシオ。
 
回り込む大岩の壁にはイワカガミとミツバオウレン。
 
この大岩の上からの景色が良い。
 
ハクサンチドリ
 
濃いピンクのコミヤマカタバミ
 
コミヤマカタバミ
根子岳~四阿岳の鞍部からの登りは本当に急登りで、
思った通りヒーヒー言いながら、バテバテ。
お花を撮りながらゆっくりと。
 
ようやく中四阿からの合流点に到着すると、岩に座り込んで休憩。
その先もいったん下ってからまた登る。
 
とうとう来た、山頂直下。
この階段、随分劣化してきて途中足を乗せると動くところもあり、要注意。
 
四阿山山頂と~ちゃく!
150mほどだが、随分こちらの方が高く見える。
いやいや大変だったが、達成感はあった。
 
祠の奥でお昼ご飯を頂き、下山する。
 
ミヤマキンバイ
 
ツバメオモト
 
 
 
ツマトリソウ
 
ハクサンチドリ
 
マイヅルソウ
 
天然物が咲いている。 びっくりした。
 
キバナノヤマオダマキ
 
クリンソウ
 
下りも随分と長く感じた。
根子岳から四阿山に周るのは初めてだったが、根子岳の登りも長く感じたし、
四阿山の下りもとても長く、今までこれほど長い道のりを登っていたのか、と感心するほど。
 
四阿山登山口のゲートを出て、林道を歩くと牧場に牛が見えた。
子供の牛のようだった。
 
柵の近くで見ていると近寄ってくる牛もいた。 ペロリン。
 
駐車場近くまでもどり根子岳へのトレイルを見上げると上部の方がきれいだった。
これ、トレイルを登っている時には見えず、またこの中にも入っていけないのが少し残念。
まぁ、牧場内なので仕方ない。
 
登山を終え、近くのベニバナイチヤクソウ群生地に寄ってきた。
ここに行くのも楽しみにしていたのだ。
 
 
 
 
 
時間は遅かったが夏至のこの日、明るいうちに訪ねることができて良かった。
 
 久しぶりの早起き、長距離運転も疲れたが、夏に向けてそういうことも、体力も、回復できるようにしてゆきたい。
 
コメント (4)
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