2021年6月28日(月)
雄国沼に咲き競うニッコウキスゲ
前日の駐車場調査で駐車場に車を停められなければ道の駅裏磐梯からバスに乗る計画はあったが、往生際悪く5時前には駐車場に着くよう宿を出た。 天気はとても良くこれではまた大混雑?、と近づくと路駐はまだ見られない。 駐車場に到着すると半数ほどの入り。 おぉ~、停められた。
朝の陽が入り込む気持ちの良い森を歩いてゆく。
しばらくはあまり登りの無い沢沿いのトレイルを進むので、
曇らないうちに、青空のうちに、と気が急く。
あちこちにギンリョウファミリー。
1時間ちょっと、登りが始まり、次に低いトンネルの様な木々を抜けて行くと雄国沼休憩舎に到着した。
立派な作りでトイレもありビックリした。
少し水分補給をして「もう少しだ!」と歩き出す。
途中ようやく開けた所から雄国沼が望めた。
あら。 もう雲が。。。
ツクバネソウ
沼のそばにいることは感じるが、なかなか到着しない。
ようやく到着した~! 青空だ~!
まだ6時台。w 気持ちよい。
実はここには14年前に下の娘と一緒に来ている。 金沢峠から。
その時は8月の曇りの日。 ただ緑の平原で。。。でも荒涼として寂しげなのも良かった。
けど、いつかキスゲが咲いている時にまた来よう、と思っていたのだ。
咲いてる、咲いてる!
コバイケイソウが既に終盤で茶色のものがあるのが残念。
前週辺りが良かったようだ。
が、久しぶりにたくさんのコバイケイソウも見られて感激。
トキソウ
サワラン
コバイケイソウ
ヒオウギアヤメ
?
木道は一方通行。 最後に出口とは違う方向に行き止まりの木道が数メートルあり、
何名かが座って休憩をしていたので、私も一番端に座りおやつ休憩。
もう一周しようかとも思ったが、同じような写真を増やしてしまいそうなのでお終いにした。
座ってゆっくりとキスゲの原、沼、山、久しぶりの青い空を見て満足していた。
時間が早くて変な感じだけど帰るとする。(8:00ごろ)
帰りには雄国山に寄ってみる。 頑張ればピストンで猫魔ヶ岳まで行けたかな?
けれど帰りのドライブも長旅なので辞めておいた。
ガクウラジロヨウラク
?
?
雄国山に登り始め、猫魔ヶ岳を望む。
沼に雲が降りている。
マタタビ?
雄国山山頂と~ちゃく!
北西側は雲で何も見えない。 裏磐梯の湖や喜多方市の方も見えたのかな。
下山する。
森の中、中央辺りに雄国沼休憩舎。
湖畔、手前に半島のように見える部分の向こう岸がキスゲ群生地なので、
やはり随分歩くわけだ。
その後順調に駐車場に戻り、道の駅裏磐梯にてアイスタイム。
この日は山塩&ドングリ。
山塩はさっぱりクリーミー、ドングリは香ばしい。 美味しかった!
そして今回も桧原湖畔の磐梯山展望箇所に行き、まずは安達太良山。
あちらも天気良さそうだなぁ。 天気の良い日にまた行きたいなぁ。
そして磐梯山。 この時期ならバンダイクワガタが見られたのだろうなぁ。
安達太良山も磐梯山も、そのうちにまた来てみよう。
この後ラビスパ裏磐梯に行って駐車場やバス停などを確認。 登山者用には国道から入ってすぐ左に入った奥にトイレ付き駐車場がある。 バス利用者は温泉施設建物のすぐ近くに専用駐車場が設けられていた。 登山者用駐車場にも車が停まっていたので、こちらから雄国沼に向かった人もいたのだろう。
そう言えば、雄国沼下山時に環境省からのアンケートを依頼された。 内容は雄国沼のキスゲ開花時に起きる駐車問題について、のようなもの。 アンケート内容から察するに、雄国沼登山者用に従来の路線バスだけでなく、キスゲ開花時にラビスパからシャトルバスを運行するのではないか、と。 それにかかる料金はいくらぐらいが妥当か、という設問もあった。 あまり高くしてほしくはないが、確実に駐車できる場所を確保してくれて、あまり待たずにバスに乗れるのなら、早朝ドキドキしながら駐車場に向かったり、路上駐車をするよりはずっとましだ。 おそらく環境にもその方が良いだろうから是非実践してほしい。
出かける前は天気、駐車場、久しぶりの長距離運転と色々心配だったが、何もかも上手くいって良かった。 こんなことばかりではないだろうが、やっぱり来て良かったなぁ、と楽しい気持ちで帰宅できた。