out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

この春見られなかった花々を

2020-07-04 15:20:03 | 山登り in 長野県
2020年6月29日(月)
栂池自然園 キヌカサソウ
 
 6月19日より県境を越えての移動が可能になった。 6/20からの週末には出そこない、6/27(土)には母と出かけた。 まずまずの予報だった6/29(月)こそ遠出をしようと思っていたが、関東近辺の予報がなんとなく悪かった。 ならば新潟に近い信濃方面へと向かった。 が予報に反して家を出てから関越道~上信越道八風山トンネルまでは快晴、その後曇天。 まぁ、雨が降らず、風が無く、足元の花が見えればいいのだ、と向かった先は栂池自然園。
 
 
 時間が経つにつれ青空に陽も射す良い天気の中を栂池高原まで車を走らせる。 が、やはり高い山の中腹からは雲の中。 風はないので栂池パノラマウェイは運行中。 現在、長野県&糸魚川市の方はチケット大幅割引だが、私はモンベル割引で。 チケット購入前に確認書?(住所、氏名、体調など)を書き込む。 カッコ良いマスクを頂きラッキー。 ロープウェイは定員70名のところを30名で運行。 乗客が降りると消毒作業。 まだ大変だ。
 
 
 栂池自然園は月曜日という事もあり人もまばら。 この日はどうしても見たくなったサンカヨウ、キヌガサソウ目的。 事前にHP等で開花を確認しての訪問だが、少し遅かったかもという心配はあった。
 が、入園するとそこは花、花、花。 やっぱり来て良かった、と歩く以上に撮影の時間の方が長かったほどだ。 園内を反時計回りに一周した。
 
ベニバナイチゴ
 
ミヤマキンポウゲ
 
リュウキンカ
 
 
 
タケシマラン
 
サンカヨウ
 
 
 
 
 
 
 
エンレイソウ
 
シラネアオイ
 
ツマトリソウ
 
オオバミゾホウズキ
楠川沿い。 12時近くになり「まだここまでしか進んでなかった!」とビックリ。
この先浮島湿原までは行ったことがあるが、その先展望湿原までは行ったことがないので、今回は是非行きたい。
が、そこに至るまでも大量の写真を撮ってしまうことは間違いない。
 
キヌガサソウ
 
ミツバオウレン
 
イワカガミ
 
ムラサキヤシオ
 
オオカメノキ
 
シナノキンバイ
 
ヒメイチゲ
 
ワタスゲ
 
チングルマ
 
ハクサンコザクラ
 
 
 
展望湿原到着。 真新しい展望台はベンチのようになっており最高の居心地。
天気が良い週末は人でいっぱいだろうなぁ。
 
大雪渓が見える。
 
このどこを登ったのだろうか。 信じがたい。
その後も人は来なかったので、景色を眺めながらお昼ご飯を食べた。
この日はせっかく白馬・栂池エリアまで来て山に登ることもなく、後悔するかとも思ったのだが、
すでにたくさんの花を見て、雲が多いながらも素晴らしい景色を眺め、大変満足していた。
 
ヤセ尾根から下る。 
 
ゴゼンタチバナ マイヅルソウは咲き始め
 
ニッコウキスゲも数輪。
 
チングルマ
 
イワイチョウ
 
 
 
ワタスゲ湿原
 
キヌガサソウやサンカヨウは展望湿原に向かい標高が上がるほど新鮮、
まだツボミや葉が出てきた状態の物もあったが、
入口からも近い風穴あたりでも写真の様な新鮮な花が見られた。
風穴辺りはまだ雪が残っていたので、お花もゆっくりらしい。
 
こちらも風穴近く。
 
ミズバショウ湿原のミズバショウは終了。
 
ハクサンチドリ
園の外に出ても、ゴンドラ、ロープウェイ乗り場に行く道沿いには様々な植物が見られる。
 
テングクワガタ
 
ニョイスミレ
 
クモキリソウ
紫色になっている部分があるのは珍しいそう。
シテンクモキリソウ、なのだろうか。
 
ノビネチドリ
 
 そろそろ高い山に登り、体力を試したり、身体を慣れさせたりしなければ、とも思っていたので、自然園でお手軽に花を見るのはどうなのかという気もしていたが、この春、外出できずに見逃していた春の花々をこの日一日で見られたようで大変満足だった。 まだ梅雨時期でもあるし、身体は焦らず徐々に慣らしてゆこう。
 
 写真がかなり多くなり、YAMAPには更に多くの写真をアップ。 興味があれば左ブックマークからどうぞ。
 
コメント (4)
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