人生にロマンスとミステリを

小説を読むのも書くのも大好きな実務翻訳者です。ミステリと恋愛小説が特に好き。仕事のこと、日々のことを綴ります。

尾ぐされ病

2016-05-16 11:50:33 | 日記
一週間前、浜寺公園に行ったとき(またローカルな話題ですみません)、
なにかのお祭りをやっていて、次男が金魚すくいの屋台を見つけました。

1回300円。ビニール袋代100円を払えば2匹持ち帰れる、というやつです。

次男は2匹つかまえ、2匹もらいました(長男は空振り)。
うちには今、尾ひれがひらひらの赤い金魚さんがいるのですが、その水槽、マックス3匹まで
しか居住できないので、長男の分はもらわず、次男の2匹だけお持ち帰り(ごめんよ、長男くん)。

お祭りでゲットした金魚はすぐ死んじゃうとかいう説もあり、病気を持っている
可能性もあるので、小さい水槽に2匹隔離しました。

んで、よくよく見ると尻尾に白い点々があるんですよね。
3年前、お祭りでゲットした金魚さんが4匹とも白点病で死んでしまい、今回も白点病か!?と
思って、昨日から白点病用の治療薬を使って薬浴を始めました。

でも、よくよく見ると、尻尾がなくなっていってる!

ということは、白点病ではなく尾ぐされ病らしい……。
調べると白点病はウオノカイセンチュウが原因で、尾ぐされ病はフレキシバクター・カラムナリス菌
が原因だそうです。菌の名前、絶対に覚えられない。

幸い、白点病と尾ぐされ病は同じ薬でOKなので、このまま薬浴を続けますが、
復活してくれるといいなぁ。でも、対応が遅かったからダメかも……。

子どもたちが名前をつけたので、こうなると愛着が沸いてしまうんです。どうにか元気になりますように!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれ?

2016-05-15 14:46:19 | 日記
kidsと一緒に、本格的なジオラマにレンタル車両を走らせることのできるお店へ行ってきました。
そこへ行くと、だいたい近くでラーメン食べて書店(kids向け専門店)へGOということになるのですが、
書店の下に百均があったので、「ママ、百均行ってくるから、絵本選んでて」と
行って百均に行きました。

なにが買いたかったかといいますと、幼稚園のママさんにアゲハチョウの幼虫をもらいまして(しかも3匹)、
それを育てるためのカゴが入り用だったのです。

幼虫の段階なので、カブトムシ用の透明の入れ物を買いました。
これで観察できるな~と思いつつ、百均あるあるで、「あ、これもいる。あ、あれもいる」
とどんどんカゴに入っていき、レジで「え」となるくらい買い物してました(笑)。

で、書店に戻ると、次男が「これにした」と両手で絵本を抱えているではないですか!
計4冊。うち1冊はぶっといしかけ絵本。ほかは読み聞かせなどで結構読まれる有名な絵本と
次男の好きな電車の絵本、それにかわいいオタマジャクシの絵本。

むー、1人1冊まで、と言っておかなかった私が悪いのでしょう。でも、1冊と言い聞かせても、
ぜったい次男は2冊買いますが(「選べない! どっちも読みたい!」と言うのです)。

まあ、おもしろそうだったので全部買いました。

飽きたら姪っ子にあげたらいいしね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どちらにしようかな

2016-05-12 08:50:46 | 日記
子どもの頃、ありませんでした?

「どちらにしようかな、天の神様の言う通り」


私の地元では、これの続きに「あっぷっぷーのぷっぷっぷー」がついてくるんです。

長男の小学校では、「どちらにしようかな、天の神様の言う通り、柿の種」
なんだそうです。

次男の幼稚園は(長男も行ってたのですが、彼が歌ってるのを聞いたことはなかった)
「どちらにしようかな、天の神様の言う通り、柿の種、くろしのたね」

「くろしのたね」ってなに?と訊いたら、「わかんない」と次男。謎すぎ。
黒死の種? まさか。怖~~っ。


それはさておき、実家に帰ったとき、近所の小学生が懐かしい歌を歌っていました。
「い~ややこやや~、せ~んせ~にゆった~ろ~、あ~かんのに~あかんのに~、
せ~んせ~にゆった~ろ~」

誰かが悪いことをしたとき、先生にチクるぞ、チクられたくなかったらやめとき、というのを
歌ったものです。

ああ、こういうのって脈々と受け継がれていくんだ。
ボーダーレスとかグローバリゼーションとか言いつつ、狭い地域でもそこだけにわかる
ものとして残っていく。


なんて高尚っぽいことを書いていますが、どうやら私の地元は大阪府にありながら
かなり異色(?)のようで、子どもの頃、こういう遊びやったよね?と大阪府の他市出身の
高校の同級生に話を振ったら、「そんなん知らん。さすが田舎者」と小馬鹿に
された記憶が多々……。

くぅぅ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ありがとうございました。

2016-05-10 13:09:00 | 日記
ベリーズカフェさんで無料公開中だった『不機嫌課長の溺愛事情』、
本日をもちまして、試し読み部分のみの公開とさせていただきました。

ぎりぎりまで公開をしたのですが、読書途中の方もいらっしゃったかもしれません。
本当にすみません。

来月発売予定の書籍は、ステキなイラスト+内容もブラッシュアップ&ボリュームアップして
いますので、よろしければお手にとっていただければと思います。


さっきまでCSI見て泣いてたので、今、頭が痛いです。
(サラとグリッソムが別れるなんて~。←マニアックな叫び)

これから仕事して幼稚園の集まりに行かなければ……。

変なブログですみません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロバート・ゴダード『血の裁き』(上)(下)

2016-05-08 11:12:25 | 読書記録(紙書籍のみ)
ロバート・ゴダード著、北田絵里子訳『血の裁き』

高名な外科医ハモンドが主人公。彼は離婚の危機で金銭的に苦しかったとき、
高額の報酬に惹かれて、ある人物の生体肝移植を引き受けるが、やがてその患者が
セルビア民兵組織のリーダーで現在はハーグで戦犯として裁判を受けている
男ガジだと判明する。

ハモンドは休暇でオーストリアに行こうとしていたところ、空港でガジの娘、イングリッドに
運悪く(?)出会ってしまう。彼女は過去の移植と、移植のあとハモンドの妻が殺されたことを
ネタに、ガジの元会計係(ガジの金を管理している男)を探すようハモンドを脅す。

途中で出会ったガジの元愛人といい関係になるのかと思いきや、彼女も死んでしまいます(あ、ネタバレ)。

テーマにしているのが旧ユーゴ時代の人道に対する犯罪だけあって、登場する人物が
ハモンドに語る過去は、胸がえぐられるようなものです。しかも、ガジが残虐な男であるだけに
登場人物が何人も亡くなります。

そして、信じて一緒に行動した人間に裏切られ、いったい誰を信じたらいいのか、もしかしたら
この人も悪い人間なんじゃないのか……という展開で、ハモンドは拘留施設にまで入ります。

ハモンドと一緒にだまされた私(読者)も、ハモンドが悪人というより都合よくだまされたまぬけ、のように
評されるシーンで、私もまぬけだった、と悔しくなります。

ガジがあまりに存在の大きな相手なので、ハモンドにはどうすることもできないんじゃないか、
と思うのですが、最後意外な人物が意外な過去を語って……行動を起こして終わりです。

ええっそこで終わっちゃう!?
いや、まあ終わるのもありでしょう。でも続きが気になりますが、想像にお任せ、なんでしょうか。

ハモンドが移植を成功させたことで、ガジは寿命を長らえ、数々の虐殺を行うわけですが、
最初は医者だから命を助けるのが仕事だ、と割り切ろうとしつつも罪悪感を抱く彼が、
選択の余地のない選択をしていくうちに過去の自分と対面していく、という心理描写も
見事です。


小説には、主人公がだまされていることに読者は気づいているのに、主人公が気づかないことに
やきもきする展開と、主人公と一緒にだまされちゃう展開がありますが、どっちもおもしろいですね。

今、前者で一つ書いているところなのですが、うーん、後者の方がおもしろいのかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする