朝3時起床
窓から雨音が・・・外を確認すると雨・・・よりハードな一日になりそうな予感。
4時過ぎに朝食を摂り
いざサンポートへ
5時に会場駐車場へ
カッパを着てヘッテン点けてさあバイク組み立てだ~って時
けんちゃんの車が横に止まり一緒にセッティング&移動しました~
なんかタイミングが合うんですよね(笑)
さて、土砂降りの中、最終受付を済ませ、いろんな方に挨拶しつつトランジットのセッティングに行きましたが~
土砂降り過ぎて写真はありません(笑)カメラが壊れますって・・・
軽くアップして~着替えて~
そんなこんなしているうちに入水チェックの時間です
あわててウエット着てスイムのアップへ
気持ちは焦ってませんから大丈夫です
台風の影響で若干うねりがありますが試泳した感じは行けます!問題はそれより750mを2周するスイムでおそらく2周目は後のウェーブの人が入れ混じり悲惨さ状況が予想されること・・・まあそれも想定してアップしておきました(人を交わして泳ぐ方法)
開会式は410Gのいっちゃん大きい人が(かっつんさん)選手宣誓!!!ん~素晴らしい宣誓でした
さあ、スタートです!
高トラは浜がないのでフローティングスタートになりますがこれが難易度を上げてくれて楽しいんですよね
自分バトル苦手ですが~嫌いじゃないですからね(笑)
ファァァァァァァーーーーー~ンというホーンとともにスタートです
スタートとともに凄まじいバトルが始まりました
過密な感じの配置だったので、ぶつからないわけないので誰も故意にやっているわけではないけど
蹴られたり、蹴ってしまったり・・・蹴った人ごめんなさい
まあそんな感じで100mも行けば大体落ち着きます
このころ4人のパックが出来ます(30~35位くらいの集団)
スイムは共同戦線張るほうが有利です
ルール上問題ないし、会話出来ないから自然発生的に集団が出来ます
大きな集団ではなく偶然ペースがあう数人の集団が出来るのです
往路は良かったのですが
復路は向かい潮+うねり・・・
波に流され、一つの波で1m以上横に流れて人とぶつかるほどですが必死でコースを維持して前へ前へ
2周目に入るとどのウェーブか分かりませんがやはり混雑していました
コースを確かめるためのヘッドアップと人を確認するためのヘッドアップ、そして、人を避けるためのヘッドアップ
余分な動きが増えてきて腕がもうプルプルなんですけど・・・・
まあそんなことを考えても仕方ないので避けまくって前へ進みます
おかげで時間が早く感じれて
23分55秒 31位でスイムアップ
うねりがあり混雑していなかったら23分は行けているペースですね
というかこのタイムでこの順位・・・レベル高いですやん!
トランジットへ走ります
土砂降りですが海水を洗い流してくれるシャワーのつもりで走りました(笑)
さあ、バイクです。
バイクラックからヘルメットを取りストラップをかけ、グローブは手に持ってバイクを取りスタート
乗車ラインでバイクに飛び乗り少し走ってからシューズのベルクロを止めます
グローブ持ってきたけど・・・この雨じゃ~いらねえ・・って事でトライスーツの背中に押し込んでおきました(笑)
スーパーウエットな路面、というか水たまりだらけの道でL字コーナー8か所、Uターン3か所という超テクニカルなコースを8周回
もっとも気をつけるべき課題は速さより落車です
私は左手の握力が非常に弱いのでコーナー手前でかなり早めにブレーキングして減速、再加速を早めにというスタイルで乗っていました、かなり不利な状況ですがそれは仕方ないこと
そう考えつつ1周目を終わろうとしている矢先・・・
周回の折り返し手前1kmでコーナーを曲がれずパニックブレーキをした人が・・・・反対車線からコースの柵をなぎ倒しバウンド・・・反対側の柵に(つまり私の側の左側のコース外側の柵)に直撃・・・私のコースを20センチ残してふさいでしまいました
幸いに選手はすぐ立ち上がったので安心しましたが、バイクは恐らくもう使えないでしょうね
後続に「落車~落車~」と大声で伝えながら隙間を通過
2周目に入ります
折り返してくる前との位置を確認しつつ
自分の位置を探ります
まあ40kmフラットなコースです
コーナーと折り返しで転倒しないのが第一課題ですし、可能な限り他の人を落車に巻き込みたくないのでコーナーは一人で入る事に専念していました
攻めるのは直線だけ
そうしているうちに5周回を終えますが
大落車が起きたり
目の前の選手が木の葉のように舞うのを見てしまい安全策を取らざるえませんでした
自分の場合左手は強度が健常者の10分の1くらいしかないので落車したら確実にリタイアです、骨が砕けますからね
でも、こういう時考えるのは元々専門なランの事
ランに必要な筋肉を残しつつある程度の順位を確保し、エネルギー補給をしっかりしておくこと
バイク前半は170以上で走っていたのですが
後半は160前後にしていました
バイクの心拍データです
心拍を徐々に落として行きましたがラップタイムは後半の方が良いです
補給はエナジージェルとかを取る人が多いと思いますが私はボトルに入れています
2本のボトルに1本は水を、もう1本は超ハイカロリーなドリンクが入っています
え?知りたい? エナジージェル3本、ヴィダーのエネルギーゼリーを2本のルイボスティー割です(笑)
え~っと800キロカロリーあります(笑)定食並みですね~
こまめに摂るために8回分に分けて飲みランに備えつつ
バイクを終えました
バイクラップ 1時間10分11秒 バイクラップ26位 通過順位18位
バイク降車時、変な力が腿裏に入り右のハムストリングが攣りましたが、曲げ過ぎによるものなのでバイクラックまでは大丈夫ということでとりあえずバイクラックへ走りますが、もうトランジットエリアも水浸し(笑)
バイクラックへバイクをかけ、シューズを履いているとT君が「おお!じょんさん!」ていいつつ抜いていくではないですか~
さすが大学生!トランジットが超速い!
私は攣った右のハムストリングを伸ばして10秒ほど休憩
さて!行くで~!!!!!!
ではなく!
冷静に展開して行きます!
天候の関係で2kmを5周回、Uターンが4回、L字のコーナーが4か所という感じで250mに1回は失速する3000m障害の様なランコース
得意な部分はぬかるんだエリアとL字コーナー、体重があるのでUターンの様な再加速は苦手・・・
3周目までは余力が欲しい
でも2周目からは3分40秒ペースを維持し、折り返しの失速を含め4分以内のペースを刻むこと
そう決めて前を追います
今日の自分は乗っている!そう勝手に決め付けて1周目をのんびり終えます
勝負は2周目から!!
走りながら前との差を確認できたので射程圏内の選手を10人ほど見つけました
8位、良ければ7位・・・
そう想いつつ
さっきトランジットで抜かれたT君を捕捉!交わします
ホフマン君との距離も気になるのですが1分差あります、行けるか?自問自答・・・・
まだ負けれないと思い追います
けんちゃんとの差・・・ばててますが5分・・・5分は無理だろ??
とにかく攻めるしないのですがここで飛ばしたら終わりますので慎重にペースアップ
3周目、左足太腿前面が痙攣・・前は攣っても走れますから無視(笑)
かばっている左ハムストリングが変な感じ、でも体重が乗っている走りが感じれるのできっと大丈夫だと信じて走り続けました
4周目スイッチオン!帽子のツバを雨避けで前にしていたのから
後ろに回し本気で行きました
疲れて来るタイミングですがホフマン捕捉!行けると確信し一気にパスします
5周目に入る前に心も体もオーバーフロー
その証拠に
心拍もピークに!
苦し過ぎて泣きながら走る自分さいこーな瞬間を味わいつつ、後2kmで終われる安心感に浸ります
広大生2人のパスされ順位が2つ下がるも着いていってペースアップになりました、抜かれたのはこの2人だけ
やはり大学生!ロードは強い!トレイルなら相手出来るのに~(笑)
そう考えているうちにラスト500m
O方さんの前でピースしたけどタイミング合わず~
このままゴールへ突っ込んで行きました
ゴール前ではハイタッチをたくさんの人からリクエストされハイタッチしつつフィニッシュ
2時間14分01秒 総合10位 ランラップ39分55秒 ラップ10位
このシーズンを振り返ると、環境の変化もあり
思うようにトレーニング出来ない日々の連続で苦戦を強いられた日々でしたが
結果的にシーズン最終戦の高トラで今出来る最高の走りが出来たことは来シーズンに向けて更にレベルアップ出来ることを教えてくれたレースでした
長々と書いたレースレポートでしたが
沿道からたくさんの「じょんさんがんばれ~」って声聞こえていました
レース前、レース後の激励もありました
メールや、コメント
そして、高トラはもとより今年走った3レースに関わった全ての人の感謝の気持ちを込めて
ありがとうございました!!!
そう伝えたいです
私の今年のトライアスロンシーズンは昨日で終わりを告げますが
また強くなって来年のシーズンインを目指します
それまでトライアスリートじょんは一旦お休みになります
来年への冬季トレーニングと称して大好きな山遊び、ロングランを楽しむためです
トライアスロンは自分や自然との闘いです
同じくトレイルランも自分と自然との闘いです
またひと冬越えて強くなって来ますね
さあ本日よりトレイルランナーじょんにまた戻ります
本当に楽しいシーズンでしたよ
最後になりましたが
高トラ実行委員会の皆さま最高のレースを準備していただき本当にありがとうございました!そして一年間お疲れ様でした
そんな舞台があるからこそ我々も頑張って行けるのです
最後まで読んで頂きありがとうございました
私はもう来年のスタートを切っています