いろいろ文句を付けながらも、朝日新聞から離れられない。時々、「非常にいい」記事に出会えるからだ。今朝の15面に「拉致被害者・翻訳者・作家、蓮池薫さん」のインタビュー記事が掲載された。テーマは「私が見た朝鮮半島と日本」で見出しは「異なる歴史認識、背景の感情を知り、関係ときほぐしたい」。この記事は近年まれなほど読ませる。インタビューワーの質問もいいし、それに対する蓮池さんの答えも的確である。朝鮮半島をめぐる日本と中国、朝鮮民族の思想と文化との絡み合いがよく分かる。特に「分断後」の民族の悲劇は深刻である。
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