ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

東野圭吾『名探偵の呪縛』

2009-04-28 09:01:11 | ときのまにまに
東野圭吾の『名探偵の呪縛』を読み終えた。途中、退屈して中断することもあったが、ともかく何か不思議な魅力に引きずられて読み続けた。何か不思議な世界である。小説の筋というよりも、もっと根本的にこの小説を成り立たせている土台ともいうべき不思議な世界が何なのかということを解明するために読み続けた。「こちらの世界」から「あちらの世界」への移りゆきが「夢を見ている」ようで、劇的でないのが、不思議さの一つの鍵になっている。 . . . 本文を読む