イエス・キリストは弟子たちの質問に答えて、ご自身の臨在とこの事物の体制の終結の複合的なしるしの大預言をされました（マタイ２４：３～１４）。イエスの大預言通り、１９１４年からこの事物の体制の終結の複合的なしるしが成就しています。複合的なしるしが始まって、すでに１００年以上が経過する中で、大半の人々の「愛は冷え」、善良な人々は、次々と生じる諸悪や不公正に激痛を味わっています（マタイ２４：８，１２）。難儀なことが次々と生じるため、神エホバに「いつまで難儀を見せるのですか、暴虐や抗争はいつまで続くのですか」と、叫びたくなるかも知れません。預言者の一人のハバククも、エホバに同様の気持ちを伝えた時、エホバは、この事物の体制の終結は「必ず起きる」、「遅くなることはない」と、保証されました（ハバクク１：３；２：３）。このエホバの保証の言葉は、神の王国の良いたよりの希望に堅く立つ助けになります。ハバクク書に次のように記されています。
「有害な事柄をわたし（ハバクク）に見せ、あなた（エホバ）が難儀をただ見せておられるのはどうしてですか。またなぜ奪い取ることや暴虐がわたし（ハバクク）の前にあり、なぜ言い争いが起こり、なぜ抗争が続いているのですか」（ハバクク１：３）。
「この幻（預言）はなお定めのない時のためのものであり、（事物の体制の）終わりに向かって息をはずませてゆくからである。それは偽ることはない。たとえ遅れようとも（人間の考えでは遅れているように見えても）、それ（神エホバの約束）を待ちつづけよ。それは必ず起きるからである。遅くなることはない」（ハバクク２：３）。
上の聖句のハバククの言葉に、神の王国と神エホバの義をいつも第一に求め、エホバのご意志を守り行なって来た真のクリスチャンたちにとっては、同感に違いありません（マタイ６：３３；７：２１）。神エホバはハバククを通して、神エホバの約束の言葉・この事物の体制の終結後に義の宿る新しい社会・楽園が地上に回復することは「必ず起きるからである。遅くなることはない」、と、保証してくださっています（イザヤ５５：８～１１．ペテロ第二３：１０～１３．啓示２１：４）。それゆえ、神エホバは、神エホバの約束を「待ちつづけよ」と言明されています（ハバクク２：３）。イエス・キリストも「終わりまで耐え忍んだ者が救われる者です」と教えてくださった通りです（マタイ２４：１３）。イエスは大預言の中で、神の王国の良いたよりは世界中で宣べ伝えられ、それからこの事物の体制が終結します、と、教えてくださっている通り、現在２４０の国や地域で、神の王国の良いたよりが宣明されています（マタイ２４：１４）。ですから、イエスが予告された通り、「それから」、つまり、「間もなく」神エホバの言葉は成就します。神の王国の良いたよりに希望を託し、堅く立たれる方々は幸いです。
道の駅 出荷者の場所 西日射す 今日の一句
かかりつけの医院の「鉢植えのバラ」
