あっという間にその年は暮れて、多分サークルの忘年会だったと思います。漸く同郷の人に会えました。
やっぱり呼称を付けたいと思います。書くとき不便なので。爽やかなイメージの人だったので、さーさんと名付けましょうか。
第一印象は確かにちょっと爽やかという感じから遠い出会いでしたが、この後とてもお世話になります。
サークルではクリスマス会もあったのですが、その時話は出来なかったような気がします。
忘年会で隣同士になり、久しぶりの会話です。
出身高校と年代を確認して、高校の同級生に私が出した名前が一致する人に、思い当たる人がいるかどうか聞いてみました。
偶然ですね、お友達だそうです。僕の友達という返事でした。帰宅方向も一緒なので電車でよく乗り合わせたそうです。学校の休みに最近旅行にも行ったとのことでした。
こんなにうまく話が運ぶなんてびっくりでした。何人か人伝に聞いてもらわなければならないかと思っていたのです。
あちらの高校は、クラスが一緒にならなければ顔も名前も知らない同級生がいると聞いていましたから。そうですね、帰宅方向が同じ電車なら仲良くなるものだろうと思います。
私もその夏の1日の事を説明して、友達も私もとても楽しい時間を過ごしたこと、昼食を一緒に過ごしたり、海で泳いだり、ボートに乗ったり、帰りは駅まで送ってもらい、電車の待ち時間にかき氷など食べて談話したことを話しました。
彼等2人は終始親切だったけれど私達の方は終始そっけない態度を取り、電車に乗ってから申し訳なく思った事、など、その後友達が1人の方にとても好意を持ったこと、必ず会いたいと言っていたから、同じ高校出身のさーさんに今度会ったら聞いてみると言ってあったことを話しました。
フルネームと漢字を教えてもらいました。電話番号は流石にすぐには分かりません。それでもきちんとした姓名がわかったのは大収穫でした。
「ありがとうございます。早速今晩友達に知らせます。」
と、私は大感激でお礼を言いました。
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