Jun日記(さと さとみの世界)

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撮影指導

2016-08-29 05:44:00 | 日記

 せっかく入ったサークルなので、写真撮影にせっせと取り組みます。

電話で小学校からの友人と話しをした時、大学で何かサークル入った?うん写真部、へぇー、私も高校で写真部だった、と彼女が言うので、これ幸いとアドバイスを頼みます。

近くの公園に撮影に行くことにしました。一眼レフカメラも父に無理を言って買ってもらいました。もちろん中古品でしたが結構高かったんだと思います。父の気を他所にカメラを手にして私はるんるんでした。

この頃はもう父も会社勤めをはじめてから久しかったので、こんな余裕があったんですね、大学に進学もさせてくれましたから、ありがたい事です。実際に当時父は「ありがたいと思え」と私に言っていました。 

 さて、友人と2人で公園へやって来ました。特にどうこうというアドバイスはなく何枚か写真をとって、友人は私を撮ってあげると言ってカメラを受け取り何枚か取ってくれました。

あとで現像して分りましたが、所謂カメラアングルを教えてくれたようでした。私が様々な四角形で切り取られた写真を見ると、皆が「彼に撮ってもらったの」と言うので、男性的な視点、男性的な感覚なのかもしれません、指導の先生も男性だったようです。

私の撮影する様子を眺めていた友人が言います。指導者の人教えてくれないの?そんな人いません。指導者の先生か指導員がいないなんて変だよというのです。

でも、もう大学生なんだし自分達に任されているんでしょと言うと、それでも顧問の先生がいないなんて変だ、変なサークルじゃないの?というのです。

えー、下宿の先輩に誘われたし、同じ科の人もいるし、校内に部室もあってそこで現像しているから、大丈夫だと思うと私は答えるのでした。

撮影指導、なんでしょうね、生活指導?されたんでしょうか私は。

彼女は古都の女子大学に行っていましたから、都会と言えば都会、大学からの注意点が多かったのかもしれません。私も女子大でしたから、入学式に壇上から注意されて釘を刺されていました。

近くの大学の男性がよく誘いに来るから、何かあって泣くのは女性の方、今までも卒業時によく問題がありました。気を付けてください。

この地域ではあの場所が繁華街です、行かないように等。

入学式後のオリエンテーションで注意がありました。見知らぬ土地や勝手の分からない大学の事、アドバイスにはせっせと耳を傾けて聞いたものです。細心の注意は払っていました。サークルについての注意は何処のサークルの話も出なかったと思うのです。

「大丈夫よ、変なサークルではないわ。

私は答えるのでした。

友人は尚も心配してこうアドバイスしました。

「学校に顧問の先生がいるかどうか聞いた方がいいよ。」と。

私もこのアドバイスには従うと約束しました。古い友人でしたから私の身の上をとても心配してくれたのでしょう。

 下宿に帰って早速先輩にこの事を聞いてみます。調べてみるねと先輩に言われて、私もそれ以上学校へ迄問い合わせることはしませんでした。

後日先輩は顧問の先生がいる事、部活動にはほとんど出て来られない事を調べてきたと言っておられました。名目だけでも顧問の先生がおられるとの事でホッとしました。今から思うと、基本だけでも写真技術を教えていただける指導員の人が欲しかったなと思います。

その後、私が写真の講習会に行ったのはかなり後年、四十代も過ぎてからでした。今更でしたがやはり講習会では為になることを習えました。我流はダメですね。地図なしで知らない土地を歩いているようなものです。

 

 


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