さて、デイトではないしと考えます。
着るものに困っていました。いかにもの格好で出かけて行っては向こうも困るでしょうしと考えます。
この時私はさ―さんに彼女がいることを知っていました。偶然にも同じ同期の同じ科の子でした。入学当初、これも偶然に買い物先で2人が歩いているのを見かけてしまったのです。
買い物を一緒にしていた大学の新しい友達が、さ―さんと連れだっていた彼女の方を見つけ、その友人の友人が彼女とごく親しくて、後日あの時の彼はねと名前を聞いたのがさ―さんでした。その時はそうなんだと思っていただけでした。
さて、着る物は普段着の少し改まった感じが良いかなと思いますが、時は盛夏です。堅苦しい服も来たくないしと、深緑のTシャツに流行りの新しく買ったフレアスカートにします。夏らしい配色で目立たない感じで抑えました。
(これって2度目に会った時かもしれません。昔の事で忘れました。
パウダーブルーのフレンチスリーブでワンポイントの白い花柄、スカートは同じフレアの爽やか目だったかもしれません。
こちらですね、きっと。)
当日、待っていると、電話で聞いていたかもしれませんがさ―さんは車でやって来ました。
最初車に同乗するのには抵抗感がありました。とはいえ車の中と道端で長話もできません。
しかも狭い道だったと思います。乗って乗ってと言われるままに車に乗ってしまいました。
男の人と2人で車に乗るのは初めてです。
この辺り、家にいる父が誰と出かけたか知っていたので、私には安心感が湧いたのでしょうね。
それでも内心、うん、という決断が必要でした。相手を信頼しないと車に同乗はできないですよね。
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