Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

牧歌の郷

2017-10-09 09:23:06 | 日記

 渡航して6日目の7月19日(水)、今日の日程を書いてみます。

 「ノーリッジを8時(実際には6時半)に出発。ホテルにて朝食後、ノーリッジからシシングハースト城を経由してロンドンへ。途中レストランにて昼食。

 シシングハーストキャッスルガーデン、かつてはエリザベス1世ゆかりの一族が所有していた城。

 チェルシーフィジックガーデン、ヨーロッパでも最古の薬草園の一つ。

 ロンドン市内(車窓にて)

ホテルチェックイン、夕食はホテルにて。」

というスケジュールです。

 朝靄まだ覚めやらぬような暗い湿気を帯びたホテルの前の道から、私達はバスに乗り込みました。バスの座席に腰を落ち着けて、私がふとホテルの方を見ると、バスの後方、傍に一人の若い男性が佇んでいました。ラテン系の顔立ちと言うのでしょうか、リッキー・マルチンに似た可愛い感じの顔立ちの男性が、物問いた気に見るともなしにバスの窓を見上げていました。見上げるというよりも見上げたいけれど遠慮して顔を上げられないというような素振りでした。聞いていたイタリアの軍人の1人でしょうか。

 『どうしたのだろう。昨日の晩にツアーの誰かとでも知り合って、別れがたくて出てきたのかしら。』私はそんなことを考えてその男性の様子を眺めていました。

 さぁ、いざ出発です。バスが動き出しました。と、その男性はハッとしたように顔を上げて思い詰めた感じでバスの窓を見上げていました。『案外奥ゆかしい人なのだな、イタリア人の男性も。』そんな事を感じた私は笑顔で窓からバイバイと手を振るのでした。私は初対面です、全然知らない人でした。バスは一路ロンドンへとひた走ります。

 ここで、急に前日の話に戻ります。場所は忘れましたが、車外で皆が歩いていた時、私は現地ガイドさんから直接、又はツーアーの誰か人伝に、何か食べたい物はないですかと聞かれました。そこで考えてふと思いついた。「フイッシュ&チップス」を食べてみたいと答えておきました。イギリスの名物だと何かで読んだ事があったからでした。

 (ここでこのシールの説明。このページに載せられるタイミングの写真が無いのでこちらを載せてみました。これは多分、以前に書いた美味しい丸いケーキの、透明な包装を纏めて止めてあったシールです。メモの7月16日欄にあるので、この日迄に購入したのでしょう。そうすると、Sの文字からシュードリー城の土産物売り場のようです。確か講師の先生からも、このケーキの売り場で「ここは未亡人のお城でね…。」と聞いた覚えがあります。集合時間も午後の3時15分頃でしたから、時間的にもこのお城の予定とぴったり合っています。)


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