東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

2,000年前の花、古代ハス

2017-06-20 | 風景
  足立区の堀之内公園で古代ハスが咲いてきた。
  推定約2,000年前のハスの実から開花した大賀ハスで
  1997年に千葉市の千葉公園より寄贈・分植されたもの。
  街なかにある児童公園だけどこの時期は見物の人がいっぱい訪れる。


  

     まだ咲き始めてすぐだけど思ったよりたくさん咲いていた。




  

     咲いたばかりなので新鮮度抜群。




  

     ほら、こんなにきれい。




  

     隠れていても目立っちゃうね。




  

     荒川から土手一つ越えた公園、どこにでもある児童公園の一角。




          

          このクルクル巻いた葉がいいね。




  

     カットモデル。♪




  

     一年でこの時期だけカメラさんがいっぱい。




  

     やっぱり仏様の花だなぁ、なんとなく神々しい。




  

     2000年も眠っていた種がこんなきれいな花を咲かせるなんて
     まさしく生命の神秘だね。


     ここには全部で約1,000本ほどのハスが生えているみたい。
     これらのハスの花は早朝5時ごろに花を開き、午前中の間、開花を続ける、
     一度開花したハスは、午前中の開花を3日間ほど繰り返したあと花を落としてしまう。

     ハスの花は開くときポンと音がすると言われている、
     誰が言ったか知らないけどいかにもそんなことが起こりそう。
     ぜひその音を聞きたいけど早い時間には行けない、
     でもまだ暗いうちに行ったらあちこちでポン、ポン、ポン!
     そんなこたぁないか、、、。


                                          6月11日 足立区・堀之内公園
          

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オオムラサキの見学会

2017-06-19 | イベント
  荒川自然公園で飼育しているチョウ、
  国蝶のオオムラサキが一般公開されている。
  7月いっぱいの土・日に見られるけど、係りの人は
  「見るなら早い方がいいですよ、オスは早くいなくなっちゃうから」。


  

     そんなに広くないスペースは当然ながらネットで覆われている、
     入ったときは見当たらなかったチョウがだんだんと見えてきた。




  

     わりとそこら辺に止まってくれる、
     ちょっと普通のチョウとは形が違うような気が、尖がっている。




  

     幼虫やサナギもいっぱい見られるよ、、、と言われても
     木の葉と同じ色なので見つけづらい。
     この幼虫はかなり大きくなっている、もうすぐサナギになるのかな。




  

     サナギも見つけづらい、淡い色で周りに溶け込んでいる。




  

     もうすぐ羽化するのかな、成虫の形になってきた。
     見つけやすいように洗濯バサミで目印。




  

     予備知識もないまま行ったのでよく分からない、
     帰って調べたらメスはこげ茶色をしているという、これはメスなの?。




  

     ひらひらと飛んではすぐに止まってくれる、
     ほかのチョウと違ってチョー撮りやすい。^^;




  

     気が向くと向こうから寄ってくる、
     でもいきなり目の前に来られてもねぇ、
     この人はキャーなんて悲鳴を上げていた。


     でもテレビなどで見るあのきれいなオオムラサキの姿は見られない、
     スタッフに聞いてみたら・・・。






  

     「チョウの色は鱗粉の色、日光が当たってそれを上から見ると、ほらきれいでしょう」
     傍らから寿命が尽きたチョウを取り上げ見せてくれた、
     このために準備してあったのかな。
     これなら写真で見るオオムラサキに間違いないね。

     飛んでいるチョウはこんなにきれいではなかった、
     たまたまオスに出合わなかったのかなぁ、
     やっぱり日当たりのせいなのかちょっと残念。


     オオムラサキ 日本のタテハチョウ科で最大級。卵からの寿命は約1年。
     このうちチョウ(成虫)の期間は夏の間の約25日。
     羽を広げると、青紫色の光沢があるオスは約10~13センチ、
     こげ茶色をしたメスは約12~15センチになる。

     NPO法人「オオムラサキを荒川の大空に飛ばす会」が、この公園で育てていて
     来年にも区部で野生復帰に挑戦する。
     そして2020年東京五輪に向け、人とオオムラサキが共生できる自然環境をアピールするという。


                                             6月10日 荒川自然公園
          

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山谷掘を吉原まで

2017-06-18 | 散歩
  江戸では吉原通いは舟でというのが粋と言われていた、
  隅田川を遡り山谷掘に入って吉原大門まで。
  いま山谷掘は埋め立てられ公園となっているが
  架かっていた橋台など残っているので当時を偲んで歩いてみよう。


  

     隅田川からの最初の橋、今戸橋。
     左の隅田川から右の吉原へとここでも遡る。
     道路の前方は待乳山聖天、私の背中は今戸神社、それぞれ5分くらいの距離。




  

     それぞれ残っている橋台がぴったり合っているのでこの幅だったのでしょう、
     結構広いので猪牙舟が余裕ですれ違える。
     今戸神社で会ったあのおネエさんにまた会った、奇遇だね。




  

     実は、正直になところこの時期なのでどこかにアジサイでも、、、
     と思って待乳山聖天とか今戸神社へ行ったけど無かった。
     ここへきてやっとアジサイに出合うことが。
     前方はガイジンさん、珍しいね山谷掘なんか観光してるみたい。




  

     上流へ4番目の橋「正法寺橋」たもとの合力稲荷神社、
     左の大きな石を持ち上げて力を競い合ったか。
     これは三ノ宮卯之助が持ち上げたとされる力石らしい。




          

          子規の句碑 「牡丹載せて 今戸へ帰る小舟かな」。
          子規も吉原へ通ったのだろうか?。




  

     江戸時代には今でも驚くほどリサイクルが進んでいた。
     街じゅうをクズ屋がまわり衣類や紙類などを集めてリサイクル、
     ここ紙洗橋のあたりでは集めた古紙を溶かして再生紙に。
     今でいうトイレットペーパー、浅草紙として江戸中に売られていた。




  

     そして今のリサイクル担当者、細かく言うとゴミ置き場に出された古紙は
     区の所有で持ち去れば窃盗に当たる。
     それはともかくこの人たちは紙の再生に一役買っているわけだ。




  

     そして吉原の入口&出口となる見返り柳、この向こうに吉原大門がある、
     吉原は周囲を掘で囲まれ出入り口はここだけ。
     この柳は何代目になるのかな、かつてここで吉原を振り返りつつ
     帰途についた人たちの胸中やいかに。




  

     見返り柳をちょっと過ぎたあたり、桜鍋の「中江」さん。
     当時日本では肉食はタブー、馬肉を桜鍋、イノシシをぼたん鍋と称して食べていた、
     吉原で張り切るために乗り込む前にまず桜鍋で精力をつけて、、、。
     この建物は「登録有形文化財」に指定されています。




  

     ちょっと進んで三ノ輪の手前にあしたのジョーが。
     そう、ここは山谷の真ん中かつてのドヤ街、労働者の街、
     日々働いた稼ぎを酒に代える人たちの住むスラム街。

     山谷掘も水が流れていたころはここの人たちの無料公衆浴場、
     そのために埋め立てて公園にしたとの噂も。
     かつては「山谷」という地名もあったけど今ではみんな「日本堤」、
     警察署も消防署も交番もみんな日本堤と名を変えた。

     私らの年代には山谷は良くも悪くも郷愁を誘う町、
     ニッポンの高度成長を支えた街でもありました。


                                            6月6日 奥浅草・山谷掘
          

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スミダノハナビ

2017-06-17 | 季節の花
  来月に入ると梅雨が明けるのを待ちかねるように
  各地で花火大会が開催されますね。
  江戸時代の隅田川花火はずっと下流の新大橋あたり、
  今では浅草近くの桜橋とちょい下流の駒形橋から打ち上げられます。


  

     スミダノハナビ、元々は突然変異らしい、
     大手種苗メーカーのサカタによって「墨田の花火」とネーミング。




  

     大空で弾ける。
     竹屋の渡し近くで打ち上げられるので近くの人はこんな風に見えるかも。




  
     
     たまやぁーーー!!.




  

     流れる花火ナイアガラ。




          

          夏の夜空の乱れ打ち。
          隅田川は狭く人家も密集しているので大型の花火は打ち上げられない。




  

     ドドドーーーン

     ♪どんとなった 花火だ  きれいだな

     今年の隅田川花火大会は7月29日(土)、(予備日30日)
     桜橋下流と駒形橋下流の二か所から約2万発。


     そして近年すっかり有名になった足立の花火は
     隅田川より一足早く7月22日(土)、予備日なし。
     荒川河川敷で300mにわたる打ち上げ幅をフルに使っての花火は
     高密度に凝縮された大迫力。

     連射連発のスターマインを何セットも同時に打ち上げ、
     ワイドスターマインや大会名物のナイアガラなど息つく暇もないほど。
     壮大な音楽に合わせて開く美しい光の花が
     怒涛のクライマックスへと導き、濃密な1時間を堪能させます。
     去年は60万人の人出だったとか、お近くの方はぜひどうぞ。♪


                                              6月9日 向島百花園       
          


     

  
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縁結びの今戸神社

2017-06-16 | 散歩
  今戸神社は「婚活神社」としても知られる神社、
  祭神はイザナギノミコトとイザナミノミコト、この夫婦神のせいかな。
  そしてここは今戸焼という焼き物を生産していたことでも有名な場所、
  今戸焼は素焼きで日用雑器、茶道具、火鉢、植木鉢、瓦等を生産した。


  

     招き猫発祥の地と言われるが、これには他の説もある。
     鳥居の前では招き猫がお出迎え。




  

     鳥居をくぐると境内にはたくさんの絵馬、ここの絵馬は円形。
     「角が立たない」「円満に収まる」ようにと角をとってあるのだとか、
     「円」と「縁」をかけ合わせて、他にはない真ん丸な絵馬です。
     (このおネエさんとは後でまた会うことになります)




  

     夢は果てしなく・・・・・・・・!。




          

          新選組・沖田総司の終焉の地ともいわれている。
          これは結核を患っていた沖田総司を診ていた松本良順が
          当時今戸神社を仮の住まいとしていたことからきている。
          沖田総司の没地には、千駄ヶ谷の植木屋平五郎方と今戸八幡宮の二説ある。




  

     浅草名所七福神のうちのひとつ、ちょっと小柄だけど立派な建物です。




  

     拝殿にあるのは、今戸焼きでできた大きなペアの招き猫
     目が大きくて顔立ちもキュート!。
     左手を上げた「金運招福」の招き猫が多いけど、
     ここの招き猫は右手を上げた「人客(良縁)招福」の招き猫。




  

     境内にはいろいろな招き猫がいっぱい、
     社務所には招き猫コレクションもあってここは招き猫ワールドですね。




  

     待乳山聖天と今戸神社の中間に竹屋の渡し。

     「竹屋の渡し跡」の碑、「向島の渡し」とも称されたが
     待乳山聖天のふもとにあったことから「待乳(まつち)の渡し」とも。

     「竹屋」の名は付近にあった茶屋の名に由来するという。
     当時の渡し船は当然のことながら時刻表があって運行していたわけではなく、
     客が集まれば適宜 舟を出していた。

     舟が対岸に行っている時は大声で呼び寄せたものらしい。
     「竹屋」の女主人が 150m先の対岸の舟を呼ぶ「タケヤ~!」の美声が有名だったという。


     竹屋の渡しは次回訪れる山谷掘が隅田川に注ぐ辺り。
     昔の隅田川の花火はずっと下流で行われたけど
     せっかくなのでちょっと早いスミダノハナビを明日あたりにね。

                                         6月5日 奥浅草散歩・今戸神社
          

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