東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

パッションフラワー

2017-06-11 | 季節の花
  日本語で言うと、漢字で書くと「時計草」ですね。
  この頃は「時の記念日」というのをあまり聞きません、
  身の回りにあまりにもたくさんあり過ぎて
  時計というのをあまり意識しなくなったからだろうか。


  

     これも訳の分からない花ですね、不思議な花です。
     時計草=パッションフラワーとも。




  

     英名 passion flower は「キリストの受難の花」の意味で、
     異教徒にはキリストが磔にされた姿に見えるという。




  

     花弁が5、ガクが5、同じ色同じ形なので10枚の花弁に見える。




  

     中央アメリカや南アメリカの熱帯・亜熱帯域が原産地だが、
     つる性なので何にでも巻きついて高く昇っていく。
     都市農でもツルバラの場所を奪って頭の上に咲いている、
     これはもう完全に日時計だね。

                                             6月4日 都市農業公園
          


     石町(こくちょう)の鐘

          

          日本橋・小伝馬町の「時の鐘」。

          江戸城で打ち出す”標準時”の太鼓を聞いて時を打つ、
          江戸城に近いここの鐘がまず最初、
          その鐘の音を聞いた近くの街の「時の鐘」がまた打ち出す。
          時差が出ますわね、細かいことは気にしない。

          花の雲 鐘は上野か浅草か   芭蕉44歳の句だそうです。


          捨て鐘といってまず3つ鳴らす「これから時刻を知らせるよ~」、
          そのあと時刻分だけ鐘を打つ。

          この鐘の音が聞こえる範囲の住民がお金を出し合い
          鐘を衝く人の給金にしたようです。

コメント (2)
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